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2024年12月13日

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自民党本部(photoAC)

◇中小企業投促税制、現行制度の2年間延長決まる
=船舶継続、経営強化税制とあわせ控除上限20%も=
=自民党税調小委がマル政案件処理・来週後半に大綱=

今年度末で適用期限切れを迎える中小企業投資促進税制が来年度以降も2年間、現行制度が延長されることが事実上、決まった。対象資産にも変更はなく、船舶も継続する。自由民主党税制調査会が12日、改廃期を迎える各種租税特別措置の来年度以降の存廃について11月末段階で「政治決着を図る」案件に分類していた「マル政」事項の処理案について審議し、同税制の2年間延長を決めた。控除額の上限については、中小企業経営強化税制の適用も受けるケースで、法人税額の20%を上限とし、控除しきれない金額については1年間の繰り越しも可能とする。同党ら与党は来週後半にも令和7年度税制改正大綱を決定する見通しだ。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇ネガティブ・エミッションのイベント開催
=商船三井/三菱商事/Climeworks社=

◇中国の海事大学2校の学生に奨学金を授与
=郵船、24年間で計1,611人の学生を支援=

◇印・比・露・ルーマニア船員計8名受賞
=商船三井、Presidential Award 2024=

◇洋上風発・海洋開発関係者ら総勢約120名来場
=川汽ら、地質調査船「EK HAYATE」お披露目会=

◇「検査船齢引き下げ」4段階へのアプローチへ
=RightShip、「検査年齢10年」は変更なし=

◇RightShipの検査船齢引き下げ、4段階実施へ
=INTERCARGO、「スケジュール改定、歓迎する」=

◇仏デナンに同国初e-コマース向け新物流センター
=Maersk、欧州15カ国での配送サービス展開=

◇顧客向けデジタルプラットフォームを刷新
=CMA CGM、ブッキング、追跡などが容易に=

◇TradeWaltzを導入し貿易システムを統一
=AGC、貿易業務の標準化と効率向上を推進=

◇フーシ派がMaersk運航船を相次ぎ攻撃
=米軍艦が攻撃防ぐ、船体被害や負傷者なし=

◇那覇停泊の「MSCベリッシマ」14日再開へ

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で11,421㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、アフラ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇荷動き量、5.6%増で過去最多の2.46億TEU
=新造船竣工量も過去最多、船隊整備が加速=
=日本郵船、世界のコンテナ輸送と就航状況=

◇春節前需要で欧州・地中海向け2ケタ上昇
=先週のFBX、北米向け低調で2.9%下落=

◇来年のコンテナ船腹過剰率今年の2倍に
=Braemar 、紅海回避考慮も過剰予想=

◇極東→北米の5~11月積み高でCOSCOが首位
=LinerLyticaレポート、コンテナ輸送シェア16.5%=

◇国際海上輸送取扱量23.4%増の7.3万TEU
=NXグループ11月実績、2ケタ増を継続=

◇ノボロシースクとモンバサ結ぶ新サービス
=FESCO、トランジットタイム約43日で=

◇英国の主要ターミナルでCO2排出削減
=DP Worldが輸入業者対象にトライアル=

◇米―メキシコ間で「空港間保税転送」を活用
=米ヤマト運、越境トラック輸送サービス=

◇第10回物流人間大賞、センコーHDの福田社長

【海事政策・労務】
◇中小企業投促税制、現行制度の2年間延長決まる
=船舶継続、経営強化税制とあわせ控除上限20%も=
=自民税調小委マル政案件処理・来週後半にも大綱=

◇中小企業経営強化税制、一部拡充・2年間延長
=「売上100億円超めざす」等要件に対象に建物追加=
=自民税調小委がマル政処理、特別償却最大25%に=

◇「港湾は経済の心臓部。世界クラスのハブへ」
=モーリシャス、港湾施設保安責任者の研修開始=

◇コスタリカのホリデー輸入を支援へ
=AMP、カルデラ港の運営崩壊受け=

◇MENA地域の9カ国・20名に知識とスキル提供
=IMO、バーレーンで「習熟トレーニングコース」=

◇韓国でセマングム新港のアクセス道路整備
=海洋水産部、27年3月完成予定で工事へ=

◇海事局、18日に第4回JMETS中期的あり方検

【造船・舶用】
◇LNG燃料24,000TEU型船
=MSC、恒大重工に10隻発注=

◇カナデビア、COP29で初出展
=JFEMAセミナーで桑原社長が講演=

◇倉庫内のピッキング自動化、「ΣSynX」活用
=三菱重工グループとキリングループ=

◇産業用ロボのプログラミング支援ソフト
=川重、「neoROSET」の販売開始=

◇伊万里事業所竣工50周年記念祝賀会を開催
=名村造船所、地元自治体・高校など出席=

◇新造船が26年夏に就航、初のLNG動力船
=エクスプローラJ、シリーズ3隻目=

◇防衛省、19日に三菱長崎でR4年度護衛艦命名式

【シッピング・フラッシュ】
◇笹川平和、第2次トランプ政権vs大学

◇笹川平和、ウクライナ危機下の仏原子力産業

◇日本郵船、人事異動(12月19日付)

2024年12月12日

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全日本海員組合 本部会館(海員ビル)

◇「代替燃料手当」新設、問題意識の共有を掲げる
=月例賃金5%以上改善、船内生活環境の充実も=
=海員組合、令和7年度外航春闘方針を固める=

「代替燃料(アンモニア等)を取り扱う会社に対しては、タンカー手当を基準に新たな手当を新設し、実情に応じて要求していく」(外航労働協約改定・答申)。全日本海員組合が令和7年度外航部門労働協約改定交渉(外航春闘)方針を固めた。国際海事機関(IMO)がアンモニア燃料船の安全基準を策定する中、海員組合は代替燃料の取扱いに関する手当新設に向けた問題意識の共有を図る必要性を方針に盛り込んだ。タンカー手当を下回らないことを前提に、対象となる燃料、職位等の具体的な支給範囲や水準等を外航職場委員とともに今後、精査していく。海員組合・中央執行委員会が9日、最終答申案を了承した。海員組合は同案を大衆討議に付した後、来年2月にも開催する外航部委員会で機関決定する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇曽我社長らとグループ討議、D&Iの自分事化等
=郵船、海外人材研修で競争力あるグローバル企業へ=

◇星港で大規模事故対応演習を実施
=川汽グループのKLPLとKMSM=

◇ハンブルク港3TMでトラック入場管理アプリ導入
=HHLA、トラック入場の完全なデジタル管理を実現=

◇11月売上高134億台湾㌦、前年比57%増収
=Wan Hai、1‐11月累計で61%の大幅増収=

◇ポーランドの複合輸送Loconi買収完了
=PSA、グダンスクから東欧接続強化=

◇ソマリア海賊、モンスーン後に増加の兆し
=英アンブリー、過去12カ月の海賊行為分析=

◇2030年末までに開発資金58㌦を出資
=JERA/bp、洋上風発事業を統合・新会社=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で12,464㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域下落
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇1~11月の米国コンテナ輸入量2,583万TEU
=Descartes Systems、すでに昨年年間実績を上回る=

◇11月のSCFI、欧州・地中海向け2ケタ上昇
=中国交通運輸部発表、北米西岸は4.2%減=

◇APEC貿易大臣会合でマチュピチュ宣言発表
=電子船荷証券の利用促進へ決意を固める=

◇華中・華南/タイでCHL2/CTE
=OOCL、Yang Mingが1月から開始=

◇日本主導のコールドチェーン国際規格発行
=国交省、物流事業者の海外展開を強力支援=

◇製品単位でCO2排出量算定、実現可能性を確認
=三井倉庫G・野村総研、燃料消費量データ実証実験=

◇再エネ由来のコンテナ型データセンターに着工
=プロロジス、福岡県小郡市の物流施設敷地に=

【海事政策・労務】
◇代替燃料手当の新設、問題意識の共有を掲げる
=月例賃金5%以上改善、船内生活環境充実も=
=海員組合、令和7年度外航春闘方針を固める=

◇内航2団体に標零加算込13,610円5.33%増要求
=海員組合、大型CF1欄ベア4.52%・標零込5.56%=
=R7年度国内春闘方針、「臨手55割相当額」明示=

◇11月の運河通航隻数999隻に
=AMP発表、平均TTは前月横ばい=

◇アフリカの海運の未来に向け6つの行動で合意
=IMO、2050年アフリカ統合海洋戦略に向け会議=

◇海難事故の死傷者調査能力と報告率向上へ
=IMOがマダガスカルで全国ワークショップ=

◇インドの港湾で、日本の輸入鋼材が滞留
=異議なし証明書発行されず、懸念広がる=

◇韓国の海運産業のトン税制5年延長
=韓国海運協会、2029年末までに改正=

◇稲田港湾局長「川上から川下まで官民連携一貫を」
=第15回海外港湾物流PJ協、GX・DXで意見交換=

◇国交省、13日に第6回分野横断的技術政策WG

【造船・舶用】
◇24年度11月分受注量は6 隻・23.6万GT
=輸組、手持工事量630隻・2,967万GT=

◇「VARANYA BHUM」竣工・引き渡し
=今治造船、11,000個積みコンテナ船=

◇40,000DWT型「FENJA BULKER」竣工
=今治G・しまなみ造船、ばら積み運搬船=

◇40,000DWT型「CENTURION BUYO」竣工
=函館どつく、ばら積み貨物船=

◇洋上風力発電の基礎講座、東京で開催
=NK、長崎海洋アカデミーと共催=

◇Colombo Dockyardの持ち株51%売却
=尾道造船、インドとの造船競争に苦戦か=

◇100回目のLNGバンカリング達成
=CMA CGMが上海洋山港でStS方式=

◇EEZ展開見据え大型自航式ケーブル敷設船建造
=五洋建設、星港PaxOceanと建造契約、28年竣工=

◇大型基礎施工船・大型ケーブル敷設船を建造
=五洋建設、洋上風力作業船設備投資790億円=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、日本入着スポットLNG11月次価格

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果9日分

◇SGHD女子ソフトBの4選手が個人表彰受賞

2024年12月11日

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全日本海員組合本部会館・改修工事竣工セレモニー(テープカット)

◇松浦組合長「100年以上続く海上労働運動の新たな礎」
=一般開放の公共エリアや図書室も、後継者確保に貢献=
=海員組合「新装本部会館」竣工、更なる100年へ船出=

「この本部会館は、これまで100年以上続けてきた海上労働運動の新たな礎として生まれ変わった」(松浦満晴組合長)。海上労働運動の本拠地、全日本海員組合の本部会館(海員ビル)が、約2年にわたる改修工事を経て、竣工した。海員組合が10日、東京・六本木の「新装」本部会館内で改修工事竣工セレモニーを開催し、海事官労使ら約200名が参集し、新装会館の新たな船出を祝した。新装会館の最大の特徴は、子供達をはじめ、一般が利用可能な公共スペースや船員の歴史・海運業を紹介する『展示室』、一般も閲覧可能な『図書・資料室』を設置したこと等。操船シミュレータの実物も備え、「船員職業を夢見る子供たちが増え、船員の後継者確保・育成策の一助となる」ことも目指す。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
海事スタートアップ投資や事業連携発掘イベント
=MOL PLUS、星港でAsia Oceaniaと合同で

◇AMPコンテナ利用での陸上電源利用試験に成功
=ONE/NZPG、ベストプラクティス共有シンポ=

◇前月比減収・前年同月比は大幅増収
=台湾大手2船社の11月売上高=

◇WTO、10月の商品貿易指数は102.7
=4Q貿易成長も「25年は非常に不確実」=

【不定期船】
◇ウクライナ戦争終結後もVLCC取引は下火
=北海原油取引、中国需要に応えられず=
=ポテン、脱炭素化加速で長期的には生産減へ=

◇ケープ、再び下落に転じ12,702㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、パナマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI前週比1%上昇、GRI効果等で
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数3032と前週比0.63%上昇
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇インド港湾労組、17日からのスト回避
=使用者側、労組要求を反映した修正案で=

◇10月の米国小売輸入コンテナ9.3%増
=NRF、2024年は2,560万TEU予測=

◇ウラジオと上海結ぶシャトル便開始
=FESCO、中露サービスを拡充=

◇4年間の暫定協約で合意
=CN鉄道と労組Unifor=

◇真貝会長、2024年問題「今後も国に意見発信」
=物流連、全体最適・モーダルコンビネーション推進=

◇「GLP所沢」竣工、関通の専用施設で稼働

【海事政策・労務】
◇松浦組合長「100年続く海上労働運動の新たな礎」
=一般開放のエリアや図書室も、後継者確保に貢献=
=海員組合「新装本部会館」竣工、更に100年へ船出=

◇日本海事センターに「海事産業委員会」設置
=競争力強化を検討、海事クラスター再集積へ=
=産官学の有識者が調査研究・政策提言=

◇1,136隻と前年同月比▲55.6%
=スエズ運河、10月の通航船隻数=

◇アフリカの原油流出への対応方法を協議
=IMOのITCPで開催、優先行動分野を特定=

◇不正な船舶運航行為ワークショップに参加
=比MARINA、東南アジア沿岸警備隊と議論=

◇シリアへの寄港・渡航・乗組員交代控えて
=インド海運総局、雇用主・船主に強く勧告=

◇利害関係者集め協力体制の重要性確認
=比MARINA、競争力強化等を議論=

◇荷主と内航の連携強化、商慣習改善策を議論
=国交省、17日に安定・効率輸送協3部合同会合=

◇旅客船への登録制導入・R7年4月1日施行
=海上運送法の一部改正施行政令、閣議決定=

◇24年・25年の協力プログラム案に合意
=日越海保機関、第11回年次会合で=

◇海事局PSC処分船11月、14隻と前月比4隻増

◇経産副大臣、南アエネ相と水素協力等で意見交換

【造船・舶用】
◇アヴァンス・ガスから“BW Pampero”引き渡し
=BW LPG Limited、10億㌦12隻シリーズ7隻目=

◇今治造船が「Newsweek」(日本版)で紹介
=SDGsの取り組みを評価=

◇最高評価「プラチナ・ステータス」取得
=川重のロボット部門、RBA認定=

◇橋梁の一括架設を実施
=大島造船、都城志布志道路=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇SGL、Mシフト優良事業者・革新的取組部門賞

◇関東運「トラック・物流Gメン」埼玉県等と荷主啓発

◇プリンセスC、ノンアルロゼがリカーズ収蔵追加

◇ゆりかもめ 7500 系型「ペンケース」を発売

2024年12月10日

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(左)MITSUI OCEAN FUJI (右)にっぽん丸 於:東京国際クルーズターミナル (提供:「MITSUI OCEAN FUJI」就航記念イベント)

◇向井社長「2隻体制・短期日程で現役世代に訴求」
=“MITSUI OCEAN FUJI”、東京港に初入港=
=商船三井クルーズ、就航記念イベント・命名式=

商船三井クルーズが運航する “MISTUI OCEAN FUJI” は7日、東京国際クルーズターミナルに初入港した。同船は12月1日に就航し、デビュークルーズとして横浜~別府~釜山~下関~東京を7日間の航程で実施。今後、横浜発着6日間、名古屋発着5日間、神戸発着5日間、神戸発横浜着7日間のクルーズを実施した後、12月29日より11日間の韓国・瀬戸内海・九州を回るニューイヤークルーズに出航する。向井恒道・代表取締役社長執行役員は「有給取得率が史上初めて6割を超えたこともあり、『にっぽん丸』と併せて現役世代にも利用しやすいクルーズを提供していく」と新規顧客開拓への意欲を見せた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇向井社長「2隻体制・短期日程で現役世代に訴求」
=“MITSUI OCEAN FUJI”、東京港に初入港=
=商船三井クルーズ、就航記念イベント・命名式=

◇メタン熱分解技術活用の発電・推進装置を利用
=フィンランドHycamiteとMOグループ覚書締結=
=海運業におけるCO2排出量削減の取り組み加速=

◇太陽光発電所共同事業で基本合意書を締結
=石油資源開発/飯野海運、出力約30MW規模=

【不定期船】
◇ケープ、8営業日ぶり上昇で12,727㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・全地域下落
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

◇”CHANGZHOU”運航開始、自社船隊を強化
=BYD、LNG燃料7,000台積み第2船=

【コンテナ・港湾物流】
◇CCFI 6週ぶり下落、SCFIは2週連続上昇
=上海航運交易所/中国輸出コンテナ運賃指数=

◇先週のNCFI 1.8%下落、航路により上げ下げ交錯
=NBSE/寧波輸出コンテナ貨物指数(NCFI)=

◇10月の世界コンテナ荷動き、前月比3.8%増
=CTSデータ、2024年1-10月では伸び鈍化=

◇コンテナ荷動き、短期回復も中期は伸び穏やか
=みずほ銀、外航海運等の中期見通しを発表=

◇ILA/USMXに交渉再開を呼びかけ
=NRF等267の業界団体が書簡送付=

◇Premier Allianceの発足延期
=FMC、新たな情報収集の必要性=

◇アジア/欧州・北米・中東で27サービス展開
=Premier Alliance、開始第1船スケジュール発表=

◇アジア/北米西岸2サービス開始、5月に延期
=Yang Ming、その他3サービスで寄港地カバー=

◇2月から華東/PSWのPS6開始
=Wan Hai、ONEとスロット交換で=

◇中国/タイ/越でCVT1とCTS1
=Sinotrans、先月末からサービス開始=

◇日本GLP会議、カスタマー等約 320 名が参加

【海事政策・労務】
◇アンモニア燃料船安全基準、原案どおり承認
=自動運航船国際ルール、遠隔操作要件等最終化=
=IMO・MSC109、IGCコード改正案等を採択=

◇比船員のマグナ・カルタ、実施規則等の見直し完了
=MARINAマラルアン長官「実施への大きな前進」=

◇船員のメンタルヘルスや福利厚生の重要性を強調
=比MARINA長官、海事学校職員の全国会議に出席=

◇「ゆるぎないコミットメントを再確認」
=韓国・現代商船をパナマ代表団が訪問=

◇国際水路機関のシナビ所長がAMP訪問
=IHO加盟に向けたパナマの取り組みを解説=

◇業界全般・海技者のキャリアパス等伝える
=船協、東京海洋大1・2年生対象に講演会=

◇児童ら10㎝間隔の自動車荷役に驚き、海運学ぶ
=船協、教員の依頼受け幸手市の小5生に出前授業=

◇気候変動への適応水準等で共通目標を掲げる
=国交省、12日に協働防護計画作成指針検討委=

【造船・舶用】
◇COO、CFO、MDの幹部人事を発表
=インド試験・検査・認証企業のISSPL=

◇伊万里市へ寄付、深浦市長から感謝状
=名村造船、伊万里竣工50周年記念事業=

◇異業種企業間の共創活動でプレゼン
=日本無線、スマートハウスEXPO出展=

◇阪神内燃機、海ごみゼロ清掃活動参加

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、19日に海外石油天然ガス12月説明会

◇笹川平和、太平洋島嶼地域2025年の展望

◇SGHD、京都府高校女子チーム対象に交流会

2024年12月9日

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第24回海上技術安全研究所講演会

◇人材確保やDX/GX技術の開発動向等を紹介
=国交省・JRTT・内航ミライ研が外部講演=
=海技研・第24回講演会、内航海運テーマに=

海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(海技研)は6日、「第24回 海上技術安全研究所 講演会」をハイブリッド形式で開催した。内航海運の課題解決に向けた技術開発をテーマに、国土交通省の基調講演に加え、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)及び内航ミライ研究会の外部講演2本、海技研からの研究講演2本が行われた。峰本健正所長は「さまざまな研究開発がある中で、研究報告では船員の高齢化や働き方改革といった内航海運が直面している課題の対策となる自動着桟・遠隔操船と、次世代燃料の将来普及を見据えた基礎的研究をあえて選んだ。幅広い分野の課題をカバーし、成果還元の要請に応えられることが期待されている。研究開発を通じ、課題解決に一層精進する」と挨拶した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇2024年の世界貿易額、33兆ドルと過去最高
=UNCTAD、25年は「地政学リスクで不透明」=

◇2025年度の貿易「円高で輸出入とも減」
=日本貿易会、原油価格下落で貿易赤字縮小も=

◇9,115TEU型中古船4隻を購入
=ギリシャGSL、2億7,400万㌦で=

【不定期船】
◇ケープ、7営業日続落で12,690㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

◇長期的にドライバルク貿易に変化
=Drewry、米次期政権の高関税で=

【コンテナ・港湾物流】
◇加競争当局、海運同盟適用除外法見直し論議
=EU・英国のコンソーシアム規則廃止受け=

◇総合指数3,533㌦/FEUと6%上昇
=先週のDrewry運賃指数=

◇害虫の侵入・汚染防止へメーカーらと
=WSC、新たな海上コンテナ設計を議論=

◇台湾とカナダがAEO MRA締結
=貿易の利便性、発展促進へ=

◇トラック運転手労組がストで内部議論
=韓国、安全運賃制の法制化を目指し=

◇物流連会員40社が学生に合同説明会
=「物流いいとこみつけ隊」のトークも=

【海事政策・労務】
◇FMC、米国籍船不当規制で調査開始
=スペイン政府のアルヘシラス寄港禁止で=

◇明珍集会所会長「海事産業に不可欠なワンピース」
=年末懇、廣瀬副会長が来年の1文字に『進』=

◇海運業界のデジタル変革を推進
=MPAとMISCがMoU締結=

◇エジプトで「MARPOL附属書VI」を説明
=IMO、加盟と実施に関したワークショップを開催=

◇「プロフェッショナルへの学びを止めるな」
=AMOSUP、マニラで81名の宣誓式を開催=

◇ソマリア沖で中国船がハイジャック
=アタランタ作戦、「海賊行為」と認定=

◇紅海で多目的船“ISA STAR”が遺棄される
=アスピデスが救助、フーシとの関与不明=

◇ゼロエミ燃料生産やインフラ開発等議題に
=GMF 2025年次サミット、来10月21日から=

◇松川港湾局長「CNP形成計画アップデート」
=都、船社・港湾らと東京港CNP推進協を設置=

◇秋田・新潟・長崎の公募占用計画を認定
=国交・経産省、洋上風発・期間は30年間=

◇物流パートナーシップ優良事業者受賞者決定
=国交大臣表彰1件、物流DX・標準化表彰1件等=

◇ウクライナの交通インフラ復旧を支援
=ITF/ウクライナ共催、ハイレベル会合=

◇港湾インフラの海外展開で意見交換
=国交省、11日にプロジェクト協議会=

◇「国土交通省環境行動計画」改定で議論
=10日にグリーン社会小委第4回合同会議=

◇「見沼通船堀」でパナマ運河の仕組み教える
=船協、三郷市の小5生30名に海運出前授業=

◇駐モーリシャス日本大使、ブーレル大臣を表敬訪問

◇パリ協定第6条が完全運用化、JCM拡大・加速

◇関東運、輸送の安全確保等に関する警告書

【造船・舶用】
◇人材確保やDX/GX技術の開発動向等を紹介
=国交省・JRTT・内航ミライ研が外部講演=
=海技研・第24回講演会、内航海運をテーマ=

◇387万CGT・24隻、前年同月比20%増
=Clarksons、世界新造船受注11月=

◇自動車運搬船・火災時の船員安全脱出指針を公表
=NK、世界初のノーテーション新設、リスク対策=

◇呉市の高校生が造船現場最前線を体験
=神田ドック、インターンシップ受け入れ=

◇仏との高速炉開発に関する実施取決め締結
=三菱重工/日本原子力研究開発機構ら4社=

◇「JAPAN BUILD TOKYO」に出展
=古野電気、LANシリーズなど紹介=

【シッピング・フラッシュ】
◇三井E&S、「企画CM」動画を公開中

◇JOGMEC、原油市場等

◇ヤマトHD、手荷物預かり米スタート企業に出資

◇国交省、10月の宅配便再配達率約10.2%

◇船井総研ロジ、「実運送体制管理簿」資料公開

◇笹川平和、ロシアの「アフリカ部隊」

2024年12月6日

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基幹労連 AP25春季取り組み討論集会

◇2025年度単年で15,000円の賃金改善要求へ
=個別改善年度、格差改善と年間一時金に重点=
=基幹労連、AP25春季取り組み討論集会=

日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)は5日、広島国際会議場において「AP25春季取り組み討論集会」をハイブリッド形式で開催した。津村正男・中央執行委員長は「AP24の賃金改善では過去最高の平均獲得額で、産業別に見てもトップクラスだったが、格差問題は依然としてある。AP25では、引き続き15,000円の賃金改善を求めていくと共に、格差改善と年間一時金に重点的に取り組んでいく」と方針を述べた。賃金改善は大きく進展しているものの物価上昇の社会情勢は変わりなく、税金負担等で実質賃金は横ばいが続いていることから、政策実現活動を通じた生活者の環境向上に向けて、一致団結して取り組んでいくことを呼びかけた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇CO2回収技術開発、米企業Heirloomに出資
=日本初、商船三井・ネガエミの普及拡大へ=

◇フィリピン人船員慰労・永年勤続表彰式
=川汽の船員配乗会社VENTIS/KLMSI=

◇郵船の筒井氏、生物多様性保全をアピール
=経団連とJ-GBF共催のシンポジウム=

◇「飛鳥Ⅱ2024世界一周」グランプリに選定
=JOPA/国交省らクルーズオブザイヤー2024=

◇自律型水素燃料電池システム運転終了
=横浜市港湾局、10年間の実証期間で=

◇RtoS方式で初のメタノールバンカリング
=COSCO子会社がコンテナ船に供給完了=

◇北米西岸初のStoS方式LNGバンカリング
=ロングビーチ港でSeaspan Energyが開始=

◇米国で水素燃料トラックを導入
=現代自動車、クリーン物流運営へ=

【不定期船】
◇ケープ、6営業日続落で13,345㌦
=航路平均用船料、パナは14営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、MGOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇春節前、関税政策で需給ひっ迫警告
=Maersk、欧州市場最新状況レポート=

◇3QはCMA CGMがMaersk抜き1位
=Alphalinerの太平洋航路の船腹シェア=

◇「25年は年明け後32日間が試練の時」
=Xeneta、消費需要変化と運賃上昇予想=

◇北欧州→アジアへリーファー輸送
=COSCO、魚介類特化サービス=

◇中東・印/西アフリカで
=MSCがIASサービス再開=

【海事政策・労務】
◇脱炭素/GX/DXで運河の機能強化、通航隻増へ
=パナマ政府、新ダム等の水源確保が今後の道筋=
=福島前駐パナマ大使、ラテン米協会・講演会=

◇犯罪容疑の船員の公正な取り扱い
=IMO法務委員会の次回会合で採択へ=

◇WG設立や共有関心船舶データベース構築等で合意
=ジブチ行動規範DCoC、第7回ハイレベル会合=

◇拘留船員の公平な扱い確保のガイドライン
=AMP、「船員には特殊な保護必要」コメント=

◇モンスーンシーズンの注意喚起を通告
=MPA、必要な安全対策を呼びかけ=

◇海南島の自由貿易港としての発展を期待
=中国の海南島に初の国際船舶登録局開設=

◇インド、全国規模の港湾スト懸念
=すべての主要港で無期限のストライキ=

◇イアン・フィンリー船長に2023年度国際海事賞
=IMO「I条約の策定と交渉への貢献」を評価=

◇「海事産業競争力強化・CN推進」等3決議採択
=自民党海事立国推進議連、山本参院議員が会長に=

◇宮武局長「アグレッシブかつ実現可能な目標に」
=海事局、第9回内航CN推進検・削減目標を議論=

◇清本鉄工・名村造船等、初のタグボート見学も
=佐賀支、唐津海技短大航海専科生に海事見学会=

◇エネ転換政策とクリーン水素の役割等で議論
=印エネ資源研ら第6回RD国際会議リーダー会合=

◇国交省、10日に第2回物流拠点の今後のあり方検

【造船・舶用】
◇2025年度単年で15,000円の賃金改善要求へ
=個別改善年度、格差改善と年間一時金に重点=
=基幹労連、AP25春季取り組み討論集会=

◇次世代海洋エンジニア2期生が第 4 回交流会
=日舶工、これまでの集大成となる成果報告=

◇フィンランド向けスクラップ切断機を受注
=プライメタルズ、ダストの排出ゼロ=

◇唐津海技短大生が建造ドック見学
=名村造船伊万里、海事産業振興=

◇因島技術センターで配管艤装初級専門研修

【シッピング・フラッシュ】
◇日独経済次官級協議、経済安保・エネ協力等で

◇海事振興連盟、12日にR6年度通常総会

◇SGロジ、熊本県菊池市と立地協定締結

◇JAL手荷物当日配送に「Qlick LinQ」提供

◇日本郵船、人事異動(12月12日付)

2024年12月5日

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G7外相会合 於:イタリア・フィウッジ

◇「紅海通過の商業船舶へのホーシー派攻撃停止を」
=ソマリア安定化は紅海航路の安全保証の関連要因=
=G7外相会合声明、真の安定へAUSSOMを支持=

G7外相はイタリア・フィウッジでG7外相会合を開催し、中東情勢に関連し、「紅海及びアデン湾を通過する商業船舶に対するホーシー派の攻撃は停止されなければならない」等とする声明を発出した。また、ソマリア情勢について「ソマリアの安定化が、アフリカの角地域及び紅海の海上交通路双方の安全を保証する上での関連要因であると認識する」等と声明し、ソマリア政府及びアフリカ連合の双方に対し、新たなアフリカ連合ソマリア支援安定化ミッション(AUSSOM)がソマリア及び地域の両方に引き続き真に安定をもたらすことができるような運用上の枠組みを想定することを奨励した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇長距離海底ケーブル敷設船AiPをNKから取得
=郵船、住友電工らと協力・直流送電網整備へ前進=

◇シンガポールのUnidive Subseaとリース契約
=HullWiper、来年1月から船体洗浄サービス開始=

◇Namusung「e-SERVICE+」に新機能
=運賃検索・見積もり依頼等を実装=

◇プロロジス、住友生命とバーチャルPPA契約

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続落で14,863㌦
=航路平均用船料、パナは13営業日続落=

◇バンカー価格、シンガポールは下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数は3661と前週比1.04%上昇
=アジア発北米向けFBX、12月に入り上昇=

◇573㌦.FEUと過去2週間で4%上昇
=Drewry、アジア域内運賃指数=

◇ZPMC製メガマックス船対応新Gクレーン
=ポートサイド港・SCCT、4基引渡し受ける=

◇ZXB・Z7S・ZGXを来年2月に改編
=ZIM、アジア/米国東岸・ガルフ=

◇IAL、11月末からCL3を開始
=華南/比で新フィーダー=

◇ONE運航船は日本寄港を休止
=年末年始の日本港湾荷役休止で=

◇バルセロナ、地中海港で初のISO14064準拠
=CO2排出量算定でフットプリントを公開=

◇Quick Bookingで可能に、危険品に加え
=ONE Japan、普通品の関連書類提出で=

◇太平洋航路では越・韓・タイがシェア拡大
=LinerLytica、米新政権の追加関税導入で=

【海事政策・労務】
◇「紅海通過の商業船舶へのホーシー派攻撃停止を」
=ソマリア安定化は紅海航路の安全保証の関連要因=
=G7外相会合声明、真の安定へAUSSOMを支持=

◇インド人船員の福利厚生支援の「専門家委員会」
=インド海運総局が設置、CBA適用可能性等議論=

◇MSCクルーズとPTCが現地事務所開設・拡張
=比DMWカクダック長官「比人船員の雇用拡大期待」

◇コンプラ意識向上や船員に関する発言力強化等
=比MARINA、2025年の最優先事項を発表=

◇比ボホールにSIMSが支部を解説
=MARINA、「同地域の船員増を期待」=

◇コロンビア企業や中国の研究所と相次いで会談
=パナマ海事庁DGGM、自国人船員をアピール=

◇水素アンモ等の新エネ原料に投資保護規律適用
=第35回エネルギー憲章会議、改正条約を採択=

◇方向性・港長手続基準・設備/船員要件考え方提示
=港湾局、第2回メタノールバンカリング拠点形成検=

◇海保機関間の交流、海上法執行能力向上へ
=第6回日比海洋協議、MDA・海洋環境も協力=

◇宮武海事局長も両国で水上バスを現地確認
=海事局、10日から旅客船年末年始安全総点検=

◇横浜うみ協ら13日「うみコン」、講演・ブース展示

◇日スウェーデンエネ相、エネ転換等で協力覚書

◇笹川平和、17日に海洋安保シンポ・MDA等で

◇ガザ対処閣僚会合「人道的惨事に深刻な懸念」

【造船・舶用】
◇4年ぶり香港舶用工業セミナーを開催
=日舶工、会員企業17 社が参加=

◇「FRIENDSHIP DIVA」竣工・引き渡し
=新来島サノヤス、パナマックスバルカー=

◇「船と海のワークショップ」開催
=名村造船所、高校生・保護者が参加=

◇市内小学生の造船所見学会を開催
=佐世保重工、5校・272名参加=

◇「自動車運送業」特定技能1号評価試験を開始
=NK、国交省指定受け「出張・CBT」2方式で=

◇モーリタニアに漁業調査船、28.75億円無償資金協

◇バヌアツに漁業調査監視船、7億円の無償資金協

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果2日分

◇東京湾アクアLのETC料金社会実験を来年度変更

◇海さくら、7日に片瀬東浜海岸でビーチクリーン

◇JALPA、6日に物流不動産大型セミナー

◇イーソーコら、物流不動産「CREDO羽村」内覧会

◇運総研セミナー「移動困窮社会にならないために」

◇SGムービング、2024年度品質選手権

◇Hacobu「30分でわかるMOVO Fleetセミナー」

◇笹川平和、米民主党とリベラリズム

2024年12月4日

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◇インドで50,000LDT超引き渡し、価格下落抑制
=中国の景気刺激策で鋼板価格改善に期待=
=GMS、11月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、11月第4週のスクラップ買取価格は、先週に引き続きバングラデシュが首位、2位にインドとなっているが、バングラデシュが獲得した船舶は1隻のみとなっており、今週は入港予定がない。インドではファンダメンタルズの低下に苦しめられつつも、50,000LDT以上の引き渡しがあり、さらなる価格の低下を防いでいる。パキスタンでは鋼板価格が大幅に下落しており、ほぼ無風の状態に陥っている。トルコも鋼板価格、為替とも下落が止まらない状況となっている。インド及びバングラデシュは政治の安定化を目指しており、中国の景気刺激策による鋼板価格の上昇も、競合国のリサイクルヤードにとって好材料となることが期待される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇インドで50,000LDT超引き渡し、価格下落抑制
=中国の景気刺激策で鋼板価格改善に期待=
=GMS、11月第4週のスクラップ買取価格=

◇液化CO2常温昇圧輸送カーゴタンク生産体制確立
=生産設備・能力・コスト等把握、鋼材安定供給めど=
=日本郵船・KNCC・JFE商事、CCS実装へ前進=

◇LNG二元燃料船20隻・30万TEUを発注
=揚子江8隻・江蘇新時代6隻・ハンファ6隻=
=Maersk、2028年から2030年に順次引渡し=

◇3Qの利益率38.4%、2021年上期と同水準に
=主要コンテナ9船社、太平洋航路スポット上昇で=

◇中・東部アフリカ内陸ハブを強化
=Hapag-Lloyd、カンパラに新事務所=

◇米国のLNG生産の増加がアジアの需要満たす予測
=W.マッケンジー、米LNG輸出停止の影響を懸念=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続落で16,363㌦
=航路平均用船料、パナは12営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOは上昇・MGOは下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

◇原油輸入量1,056万klと前年同月比92.8%
=エネ庁・石油統計10月、中東依存度5.8pt増=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI 0.8%上昇、欧州・地中海向け急騰
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数3013と前週比▲2.46%下落
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇前年同期比7.6%増の2億7,648万TEU
=中国全国合計、1~10月コンテナ取扱量=

◇アジア発欧州・地中海向けEES改定
=ONE、来年1月からEU-ETS対応で=

◇12月上旬からアビジャン追加寄港
=PIL、極東/西アフリカ・SWS改編=

◇ほぼ半数が関税と貿易障壁を懸念
=Descartes、世界SCリーダー緊急調査=

◇SGHD、JILSの大学生物流現場見学等に協力

【海事政策・労務】
◇リモート参加やストリーミング配信を承認
=第133回IMO理事会、代理投票は認めず=

◇AMP、IMOドミンゲス事務局長らと会談
=IMO第133回理事会にパナマ代表で出席

◇パレスチナ人民保護を改めて表明
=ITF、運輸労働者保護等を緊急提言=

◇「運河はこれまでもこれからも世界の遺産」
=ACP、パナマ移管25周年記念してイベント=

◇「炭化水素流出の国家緊急時対応計画」へ
=パナマ海事庁、機関間の調整会議を開催=

◇「国交省の労使合意介入、驚き・怒りを禁じ得ない」
=港湾労組、年末年始荷役への協力依頼に抗議声明=

◇第48次海賊対処水上隊「さみだれ」13日に帰国
=帰途でマレーシア海軍と共同訓練、戦術運動等=

◇55次隊21日に帰国・56次隊13日に出国
=防衛省、派遣海賊対処航空隊を交代=

◇国際法研修・立入検査訓練・海難救助訓練
=海保、パラオ海保機関への能力向上支援=

◇全国10基地の10名が6日間の訓練に臨む
=海保、8日からR6年度機動救難士技術研修=

◇条文案の合意に至らず、再開会合を確認
=プラ汚染国際文書第5回政府間交渉委員会=

◇駐日パナマ大使、東京MOUと意見交換

◇外航日本人確育スキーム10期生、陸研本格化

◇めざせ海技者セミナー、12月静岡・2月神戸

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

◇海保、富山湾海底で斜面崩壊の痕跡を確認

◇政府が閣議決定、ICAO特命全権大使に大沼氏

【造船・舶用】
◇高純度炭酸リチウム回収の継続運転に成功
=川重と中国合弁、リサイクルS共同開発=

◇「気候変動アクション環境大臣表彰」受賞
=三菱重工サーマル、大容量ターボ冷凍機=

◇「INTERASIA TRANSCEND」引き渡し
=JMU有明、3,055TEU 型=

◇7年連続で最高評価「ゴールド」獲得
=IHI、「PRIDE指標2024」=

◇佐賀県に1,000万円ふるさと納税
=名村造船・伊万里、竣工50周年で=

◇兵庫県下の高校生の探究学習を支援
=古野電気、技術講演・ワークショップ=

◇くれ海博で「ハイドロびんご」乗船体験を実施
=ツネイシC&Fと中小造工、学びの場提供=

【シッピング・フラッシュ】
◇川重、環境総合展「エコプロ2024」出展

◇SECOJ、YouTube等に海洋資源調査船等公開

2024年12月3日

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自由民主党本部(出所:photo AC)

◇民有護岸の耐震化固資税特例、「拡充・延長」決まる
=党税調、R7年度港湾局税改要望3本がいずれも実現=
=中小企業経営強化税制「マル政」に、幹部会議で調整=

国土交通省が業界要望を受け、令和7年度税制改正で求めている3本の租税特別措置が、いずれも来年度以降、延長・拡充することが事実上、決まった。「民有護岸等の耐震化推進に係る課税特例」については延長・拡充ともに実現する。自由民主党税制調査会が2日、改廃期を迎える各種租税特別措置の来年度以降の存廃を事実上、方向付ける「マルバツ審議」を行う小委員会を開催するのを前に、審議の俎上にのせる原案段階で「民有護岸の耐震化」延長・拡充のほか、「国際戦略港湾等の港湾運営会社が取得した荷捌施設等の特例」「資源エネルギー等の海上輸送ネットワーク拠点となる埠頭で整備する荷捌き施設等特例」の延長要望に、ともに、事実上の制度存続を意味する「△(サンカク)」を記した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇常温昇圧式の40,000m3液化CO2船建造へ検討
=独自技術LCO2-EPカーゴタンク活用、GHG削減へ
=郵船・KNCC・NSY、CCSバリュー網確立に寄与=

◇川汽、比国海事産業への文化的貢献を後押し
=比国海洋博物館Museo Del Galeónに協賛=

◇MITSUI OCEAN FUJI、12月1日に就航
=横浜港でデビュークルーズ、サイト開設も=

◇シナジーマリン、「最優秀船員派遣会社」受賞
=「DALI」事故対応を評価、2024アワードで=

◇シンガポール支店CEにRichard氏
=UK P&I クラブ、アジアは重要市場=

◇バイキング、日本市場向け日本発着クルーズ初就航

【不定期船】
◇2025年は紅海危機継続、2026年に市況悪化予想
=2024年は下期低迷、新造船価格は高止まり=
=BIMCO、タンカー市況概観・展望レポート=

◇印国営GAIL向け初のLNG船長期定期傭船契約
=サムスンと174,000m3メンブレン型新造契約=
=川崎汽船、成長市場アジアで案件獲得の一環=

◇日本郵船、九電G向け定期傭船契約に投入
=二元燃料LNG船「QUEST KIRISHIMA」竣工=

◇ケープ、3営業日続落で17,686㌦
=航路平均用船料、パナは11営業日続落=

【コンテナ・港湾物流】
◇131.7と前月比▲0.5ポイント低下
=RWIら、世界コンテナ取扱量指数10月=

◇1672.8と前週比9.1%上昇
=先週のNCFI、需要回復=

◇CCFI、1474.00と 5週連続上昇
=SCFI、2233.83と上昇に転じる=

◇コロンボ/チッタゴンで新シャトル便
=CMA CGM・X-Press Feedersが開始=

◇2033年に3.5倍の1兆2,629億ドル規模に
=Surveyレポ、コールドチェーン世界物流市場=

◇衛生証明書が電子化、紙証明書不要に
=日本からメキシコ向け水産食品輸出=

◇コンテナ船の効率改善にはつながらず
=欧州運輸環境連盟、新技術への投資も=

【海事政策・労務】
◇民有護岸の耐震化固資税特例「拡充・延長」決まる
=党税調、R7年度港湾局税改要望3本いずれも実現=
=中小企業経営強化税制「マル政」に、幹部会議で調整=

◇犯罪容疑で拘留された船員の扱い「是正を」
=船員の採用と雇用維持、サプライCに影響も=
=ILO・IMO・ITF、第3回合同三者作業部会=

◇船員の不当な拘留問題、3つの措置案
=ASA、世界的な啓発活動等を提言=

◇浮体設備からの船舶用燃料の売上高=
=AMPの10月実績、21%増の 52万㌧=

◇「低炭素通過スロットイニシアチブ」
=ACP、来年4月1日に開始を延期=

◇英国制裁リスト掲載のパナマ籍船6隻
=AMP、大統領令512に基づき船籍取り消し=

◇2040年度削減目標を検討、温暖化計画改定へ
=海事局、5日に第9回内航CN推進検討会=

◇CNP計画をアップデート、産官学ら参集
=都港湾局、6日「東京港CNP推進協」発足=

◇横浜港シミュレーション課題・拠点方向性等を検討
=港湾局あす第2回メタノールバンカリング拠点検=

◇海運・造船協力へ、ReCAAP等も意見交換
=韓国海洋水産部・印MoPSWが次官級協議=

◇第56回「住田海事賞」に松尾氏・根川氏
=「内航海運」と「移民船」を掘り下げる研究書=

◇海洋立国懇、6日と20日勉強会・研究会セミナー

【造船・舶用】
◇欧州事業者の参入、日本近隣で一体市場化狙う
=浮体式開発PJにおける作業船需要予測も=
=船技協、洋上風力セミナーに約150名=

◇安全・環境・PSC、更なる連携強化を確認
=第23回「日韓検査課長会議」、広島で開催=

◇国産自律船プロジェクト「SWAYAT」
=インド船級協会とコチン造船所が協力=

◇1月9日「第19回 IoS-OPオープンキャンパス」
=ShipDC、マンスリーウェビナー勉強会=

◇インド本社統括拠点、新会社設立
=住友重機械、各事業部の支援・強化=

◇ツネイシHD河野健二会長が退任、1月1日付
=常石グループ新体制、3社の社長交代=

◇ポルトガル向け港湾クレーンの貸付契約締結
=三井E&Sが導入、国際協力銀行など協調融資=

◇中学生が企業訪問、仕事現場を体感
=ツネイシカムテックスが広銀のPJ参加=

◇川重、サステナビリティレポート24発行=

【シッピング・フラッシュ】
◇1日付、5年毎見直型2.15%・年率1.25%~3.05%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇SGHDとリネットJ、新たに6自治体と協定

◇ヤマト・川崎市ら環境省気候変動AP大臣表彰受賞

◇国交省、航空輸送統計速報9月分

◇観光庁、宿泊旅行統計調査9・10月

2024年12月2日

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自由民主党本部(出所:photoAC)

◇中小企業投資促進税制、来年度以降の存続が決まる
=ただし業種ごとに査定の可能性、今週から幹部会議=
=党税調小委きょうマルバツ審議、原案「マル政」に=

今年度末(令和7年3月31日)に適用期限切れを迎える中小企業投資促進税制が来年度以降も存続する公算となった。ただし、制度自体は存続するものの、業種ごとに一定の調整・査定を受ける可能性は残る。自由民主党税制調査会がきょう(2日)、改廃期を迎える各種租税特別措置の来年度以降の存廃を事実上、方向付ける「マルバツ審議」を行う小委員会を開催するのを前に、審議の俎上にのせる原案(打ち出し案)を11月29日までに整理し、同税制を原案段階で「マル政」に分類した。「マル政」は「政治決着を図る」と解する事項で、税調が今週以降に開催するインナー会議、正副会長会議等を経て、業界横断的に適用される同税制の諸条件等の最終調整を図る。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇洋上風力発電の開発初期に投入、初調査は9月完了
=50人乗り・夜間作業も対応、1航海で最大28日間=
=KWS、地質調査船「EK HAYATE」見学会=

◇Safety Assurance Unit新設、安全品質を維持向上
=商船三井、安全運航本部の組織改編・谷本専務担当=

◇DX戦略推進・セキュリティ強化へ活発議論
=川汽、グローバルITカンファレンス2024=

◇ESG課題「安全・環境・人材」を包括的に紹介
=日本郵船、サステナビリティレポート2024=

◇Goldwindのグリーンメタノール燃料
=Hapag-Lloyd、年間25㌧の供給契約=

◇HHLAへの出資参画手続き完了
=MSC、ハンブルグ市と合弁事業開始=

◇東京港クルーズ船事業・関連事業で連携
=都・オリエンタルランド、協定を締結=

◇経常272億円で微増収減益、通期予想維持
=ヤンマーHD第2Q、舶用エンジンは堅調=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で20,000㌦割れ
=航路平均用船料、パナは10営業日続落=

◇OPEC+の増産計画、2025年1Q以降に延期予想
=アジア原油輸入量、中国需要軟調で前年下回る=

【コンテナ・港湾物流】
◇北米西岸・欧州向け中心に下落
=先週のDrewry運賃指数2%下落

◇スト懸念、関税引き上げ等見越し需要増加
=FreightoのFBX、北米向けの高止まり続く=

◇アジア/北米西岸・欧州航路の強化へ
=MSC、来年2月開始の新サービス発表=

◇北米最大の充電ステーション開業
=LB港、ZEトラック30台に急速充電=

◇コンテナ型薬局のPhamaBox開発
=CMA CGM、40ft型コンテナを改造=

【海事政策・労務】
◇中小企業投資促進税制、来年度以降の存続が決まる
=ただし業種ごとに査定の可能性、今週から幹部会議=
=党税調小委きょうマルバツ審議、原案「マル政」に=

◇海運含む人材確保育成に国費12.7億円計上
=R6年度補正閣議決定、海事産業強化14.7億円=

◇ガトゥン閘門イーストサウスでメンテナンス
=AMP、12~13日までスロット枠を調整=

◇質量バランス型液化バイオメタンの燃料補給に成功
=GDSC、マスバランス方式で各種規制に準拠=

◇「海洋教育センター」を指定試験機関に指定
=国交省、試験事務開始は令和7年4月から=

◇白井課長「循環資源ネット拠点の位置づけ検討」
=港湾局、サーキュラーエコ港あり方検が発足=

【造船・舶用】
◇新造メタノールコンテナ船”A.P. Moller”
=Maerskがシンガポール港で命名式=

◇メタノール二元燃料低排出の64,000 dwt新造船
=P.ベイスンが日本シップヤード等3社と建造契約=

◇シップリサイクルの需要増予想
=IMO、「さらなる投資」求める=

◇325,000dwt超のVLOCにローターセイル設置
=アネモイ、台湾U-Ming向け2025年完了予定=

◇メタノール燃料2.4万TEU型11隻建造
=Evergreen、16,000TEU型24隻に続き=

◇コンテナ専用船「MAERSK FREMANTLE」
=今治造船丸亀事業本部で竣工・引き渡し=

◇NSC「海外移転を認め得る案件に該当」
=豪州次期汎用フリゲートの日本開発ケース=

◇製紙工場のソーダ回収ボイラーCO2回収
=三菱重工、国内大手と実証試験開始=

◇台湾高速鉄道の車両基地向け関連設備等
=三菱重工受注、交通利便性向上に貢献=

◇東宝スタジオのCO2ゼロエミッション化
=ヤンマー、水素発電システム3機を納入=

◇群馬銀行とグリーンローンの融資契約締結
=川重、マスターフレームワークを活用=

◇住友重機、2025年1月1日付等役員異動

【シッピング・フラッシュ】
◇海保大助教、20日に「内航と事故」講演

◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向の動画

◇国交省、鉄道輸送統計8月分

◇ヤマトHD、クラフトビールECのPFに出資

◇船井総研ロジ、改正物効法の独自解説資料を公開

◇エネSJ、5日に中小企業向け脱炭素セミナー

◇笹川平和、日トルコ外交100周年記念シンポ報告

◇笹川平和、26日に奨学金奨学生の座談会

◇商船三井、12月1日付人事異動

◇川崎汽船、2025年2月1日付人事異動

2024年11月29日

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日本船主協会・「海賊対処活動に対する感謝の集い」明珍幸一会長

◇明珍会長「世界の海で安全航行、支援継続を」
=防衛省・海保・国交ら関係省庁に深謝伝える=
=船協、海賊対処活動感謝の集いに政官民300名=

日本船主協会は27日、都内で「海賊対処活動に対する感謝の集い」を開催した。政官民関係者ら約300名が参集し、商船護衛のために、日夜、ソマリア沖アデン湾で海賊対処行動の任務に従事する防衛省・自衛隊、海上保安庁らに深謝を伝えた。明珍幸一会長は、2009年の対処行動開始から今年で15年を迎える中であらためて謝意を表明。「紅海をはじめとする世界の海で我々一般商船の船舶が安全に航行できるよう、引き続き支援を宜しくお願い申し上げる。今、この時も昼夜を問わず、過酷な環境のもと、現地で任務に従事している皆さんの健勝を祈念する」等と述べ、今後も商船護衛活動を継続していくよう関係者の支援を要請した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇脱炭素取り組みを積極発信、パネル議論等に登壇
=日本郵船・河野副社長ら「COP29」イベントで=

◇3年間・毎年2件以上の奨学金提供めざす
=商船三井が星港SMFと覚書、海事人材育成へ=

◇外為取引に新ソリューション、資金・業務効率化
=日本郵船、CLS決済と照合作業の電子化で=

◇グループ重点地域組織と協力、投資協業活動を加速
=MOL PLUS Indiaデスクオープン、海外3拠点目=

◇ジャカルタでのCTキャパシティ確保へ
=ONE、ジャカルタNPCT1買収=

◇ベスト・ロジスティクス・エクセレンス賞
=アディラ.S、アントワープの授賞式に出席=

◇命名者に華道家元池坊の池坊専好氏を任命
=新クルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」=

◇児童養護施設出身者を対象に募集開始
=プロロジス、第4回「就活応援奨学金」=

【不定期船】
◇最新二元燃料電子制御エンジン、メタン低減
=川汽、7,000台積みLNG燃料自動車船竣工=

◇ケープ、前日の上昇幅超える下落で21,302㌦
=航路平均用船料、パナは9営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFOは全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇「補正含め港湾関連予算・税制の確保を」決議採択
=全24項要望を国交省に手交、議員・財務省に要請=
=港湾協、全国首長ら約1,000名と港づくり全国大会=

◇韓国/アジアの10月コンテナ荷動き微増
=1~10月は353.7万TEUで過去最高=

◇コールドチェーンの可視化を重要視
=Maerskが中南米市場最新状況発表=

◇平均遅延日数5.72日で過去2番目の高水準
=Sea-Intelligence の10月のスケジュール順守率=

◇輸出入合計で前年同期比2.4%増の5,991万㌧
=JIFFA上期日本発着国際複合輸送貨物取扱実績=

◇10月の中古車輸出4%増の14.5万台
=iATA調べ/通年で15万台超え視野に=

◇タンジュンペレパス港で初のメタノール燃料供給
=PTP、”Antonia Maersk”にShip to Ship方式で=

◇中米西岸域内でMayaサービス
=CMA CGM、来年1月から開始=

◇北アジアの主要ハブ港、最大2日遅延も混雑改善
=LinerLytica調査、全世界滞船210万TEU以下に=

◇ShippioのSaaS「Any Cargo」導入
=オーヤマ、貿易業務デジタル化を推進=

【海事政策・労務】
◇明珍会長「世界の海で安全航行、支援継続を」
=防衛省・海保・国交ら関係省庁に深謝伝える=
=船協、海賊対処活動感謝の集いに政官民300名=

◇派遣直後に拿捕2件「高い意識で訓練成果を発揮」
=ミス「海の日」、海賊対処現場指揮官インタビュー=

◇さらに関係者間議論、年内に中間まとめ策定へ
=有料船員職業紹介解禁案、意見相違の顕在化で=
=宮武海事局長、海事人材の確保あり方検討会=

◇船員の給与はいぜん「売り手市場」
=ダニカ、「2024年船員調査」公開=

◇12月下旬までに10港が参加・争議行為拡大か
=豪州MUA、港湾大手Qubeとの交渉難航=

◇米国のNVOがZIMに不服申し立て
=ディテンションでFMCに異議=

◇アンモニア燃料船の安全基準を承認・策定へ
=IMO第109回海上安全委、12月2日から=

◇中・長距離F/RORO船等「まだ余裕あり」
=海事局、Mシフト促進へ積載率調査結果=

◇「船から陸へ、陸から船へ」メッセージ
=関東運、12月に局職員と港運若手と懇談会=

【造船・舶用】
◇輸送艦「ようこう」減揺ビルジキール装備
=内海造船、瀬戸田工場で命名式・進水式=

◇排出管理サービスをFuelEU Maritime準拠仕様に
=BSM、「新規制への非準拠を回避するため」=

◇8,000TEU型船で自律運航・遠隔制御成功
=HD現代、KRとLISCRからAiP認証=

◇Yeosu Ocean向け CTV「Stratcat 27」受注
=S.マリン、韓国洋上風力発電で存在感=

◇超高圧液体水素昇圧ポンプの長期耐久性を実証
=三菱重工、試験で累計1,200時間運転を達成=

◇建設土木現場での溝堀施工「自律化」を実現
=川崎重工、「ショベル自律施工システム」開発=

◇IHIアグリテックに「農林水産技術会議会長賞」
=急勾配対応のリモコン式草刈り機に高評価=

◇鋼橋の架設現場で学生見学会を実施
=大島造船所、鹿児島大から26名参加=

【シッピング・フラッシュ】
◇日モロッコ経済閣僚、本邦企業進出で関係深化へ

2024年11月28日

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セミナーの様子

◇燃料追加コストと罰金等で戦略シナリオを比較
=郵船・茂住氏「排出量管理システムが必須」=
=StormGeo、FuelEU Maritimeセミナー開催=

StormGeoは26日、日本海事協会(NK)と共同で、海運クラブにおいてセミナー「海運の脱炭素化への道:CIIからFuelEU Maritimeまで」を開催した。StormGeoのエスペン・マーティンセン海事担当副社長は、「今回のNKとのパートナーシップにより、環境規制の遵守と航海の最適化により一層貢献することができる」と挨拶した。セミナーでは、2025年1月1日に発効するFuelEU Maritime規則の概要や罰則制度の紹介や、実際の事例をベースにした燃料選択のシナリオ別コスト比較、日本郵船における排出量管理への取り組み等、規則発効を間近に控え、実用的な話題が中心となった。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇燃料追加コストと罰金等で戦略シナリオを比較
=郵船・茂住氏「排出量管理システムが必須」=
=StormGeo、FuelEU Maritimeセミナー開催=

◇脱炭素・デジタル活用・人材育成分野で協力深化
=橋本社長「海事産業全般に貢献できると確信」=
=商船三井、星港MPAと包括的協業覚書を締結=

◇商船三井、核融合窓口協議会「J-Fusion」に参画
=MOL PLUSの京都フュージョニアリング出資機に=
=海運業の立場から中長期時間軸の連携可能性模索=

◇ベルギーのドライバルク船主EBEが参加
=GMF、参加総数68社に「目標推進を期待」=

◇バラスト水処理装置のうち約35%が要件満たさず
=Global TestNet、昨年はBWMS不良で907件摘発=

◇海外進出日系企業の黒字見込み66%
=ジェトロ調査、2年ぶりに増加=

◇年末年始の営業日と輸出入フリータータイム通知
=ONE Japan、年明け業務開始は1月6日から=

◇川崎汽船、比国連続台風被害に義援金200万円

【不定期船】
◇自動車産業のSC支える社会的使命果たす
=営業・戦略/運航/輸送品質、成長戦略を議論=
=川崎汽船、自働車船部門グローバル会議=

◇ケープ、4営業日ぶり上昇で23,049㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇森山会長「海洋国家らしい港湾予算確保」に全力
=「国際競争力強化・CNP形成・DX推進」等6項=
=自民党港湾議連総会・緊急決議、きょう財務省要望=

◇10月の日本→米国荷動き7.1%増の5.8万TEUI
=Descartes Datamyne、9月の米国→日本20.2%増=

◇回答者の63%が4Qの海上運賃上昇を予想
=Tiの”OCEAN FREIGHT TRACKER Q4 2024″=

◇米中景気は依然堅調に世界経済をけん引する見通し
=Maerskアジア太平洋市場状況、24年は米中堅調=

◇シンガポールでの長期的なCT使用キャパ確保へ
=PSAとEMC、コンテナターミナル合弁会社設立=

◇労使交渉は25日からモントリオールで再開
=CN鉄道の労組、圧倒的多数でスト権確立=

◇インドで12月に再び全国規模の港湾スト懸念
=12月7日から全国規模で無期限可能性=

◇1~10月の日韓荷動き、2.9%増の約126万TEU
=KNFCまとめ、T/S貨物は1.8%増の62.5万TEU=

◇スエズ運河通航コンテナ船、54隻と今年の最多
=紅海危機続くなか小型船高水準維持、大型船は激減=

◇台湾主要4港の1~10月コンテナ取扱量1.8%増
=台湾交通部発表、高雄は4%増の763万TEU=

◇港湾における生産性向上と国際競争力強化を解説
=京浜海運貨物取扱同業会、港湾物流DXセミナー開催

【海事政策・労務】
◇「次世代船舶開発」予算、12.4%増の393.4億円に
=産構審GI部会WG、「予見性なき変化」に応じ増額=

◇「中促延長を」、明珍会長が紅海情勢等の説明も
=船協、国民民主党「税調」にR7年度税改要望=

◇岩佐解撤幹事長、サーキュラーエコ実現に貢献
=船協、シップリサイクルフォーラムに参加=

◇COP29サイドイベント「運輸の脱炭素化」
=IMOが開催、航空、海上、陸上の戦略共有=

◇川崎汽船の「アジアにおける被害防止会議」
=VIMC、ハイフォン港がベストパフォーマンス賞

◇新造船登録、358隻・850万gtで新記録
=AMP、パナマ旗国のメリットを改めて強調=

◇KOMSAが生物付着管理計画の実現可能性調査
=運輸省・MARINAとの共同プロジェクト=

◇今年12月からレイシー法第7段階実施へ
=米農務省、コルク製品、竹かご細工、楽器等含む=

◇特定事業者指定基準・CLO選任基準等を明示
=国交ら3省会議、改正物効法規制的措置まとめ=

◇CT安全性向上・労働環境改善への技開等を紹介
=港湾局、スマートターミナル技術フォーラム2024=

◇船員派遣事業、累積許可459者・有効許可319者へ

◇海事局、あす第6回海技人材確保あり方検討会

◇入管庁、鉄道分野初の特定技能外国人が誕生

【造船・舶用】
◇40,000載貨重量トン型ばら積み運搬船
=今治G、あいえす造船で竣工・引き渡し=

◇国際的なイニシアチブ「RMI」に加盟
=住重、責任ある鉱物調達の活動推進=

◇FuelEU Maritimeにエコシステムアプローチ
=BV、12月4日にOrbitMI社とウェビナー=

◇国内最大規模の太陽光バーチャルPPA
=ヤンマーHDら3社が基本合意契約=

◇ごみ焼却発電プラント設計・調達等業務を受注
=Kanadevia Inova、英国発電事業Viridorから=

◇三菱重工、2020系AGTの最終編成分納入
=埼玉新都市交通が計6編成で営業運転=

◇アジア船主から16,000TEU型4隻を受注
=サムスン重工、船価総額1兆985億ウォン=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果25日分

◇日仏経済政務、万博へ経済関係強化・脱炭素化PJ

◇国交省あす持続可能社会実現へ交通政策検討委

◇SGHDワールドサプライ、採用サイト開設

◇笹川平和、第2次トランプ政権の外交・防衛

2024年11月27日

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ハンブルク港(写真提供:HHM/Michael Lindner)

◇定期用船者向けFuelEU Maritime条項を採択
=コンプライアンス・バランス戦略は用船者に決定権=
=BIMCO文書委員会、「EU-ETS以上の影響」=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は、25日に開催した文書委員会において、2025年1月1日に発効するFuelEU Maritime規則について、関係者の契約枠組みの調整を支援するため、「2024年定期用船契約者のためのBIMCO FuelEU Mari-time条項」を策定・採択した。FuelEU Maritimeは、欧州経済領域(EEA)加盟国管轄下の港湾に荷役で寄港する5,000GT超の船舶に適用される燃料規制で、排出権取引(EU-ETS)以上の影響があると指摘。今回、多くのシナリオに適用可能な標準条項を開発したことで、定められたGHG排出量上限値との差分であるコンプライアンス・バランスの取扱いを、用船者が柔軟に決定することができるとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇定期用船者向けFuelEU Maritime条項を採択
=コンプライアンス・バランス戦略は用船者に決定権=
=BIMCO文書委員会、「EU-ETS以上の影響」=

◇「規制対応で即時のデータ連携、質の高さが強み」
=StormGeo、マーティンセン海事担当副社長が会見=

◇MPA長官ら、TBGバンカリングブーム等を視察
=日本郵船、「魁」でアンモニア燃料エンジン等も=

◇ステークホルダーに情報紹介、対話促進へ
=商船三井、Sustainability Fact Book 2024=

◇「DREAM」、石垣島/基隆に今秋就航へ
=PANSTAR、商船やいまと売却契約=

【不定期船】
◇世界初の本格的CCSバリューチェーンPJに従事
=明珍社長「グループ一丸、欧州脱炭素化に貢献」=
=川崎汽船、Northern Lights向け液化CO2船引渡式=

◇ケープ、3営業日続落で21,778㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇特定技能制に倉庫業追加「外国人材活用を後押し」
=R7年予算の満額確保・中小企業投資促進税制延長=
=自民・物流倉庫振興議連総会、11項目の緊急決議=

◇10月アジア発北米向け荷動き、10月の最高記録に
=海事センター、中国発6.9%増・日本発も7%増=

◇8月の北米復航荷動き1.6%減/日本向けは18.6%増
=海事センター、中国発は21.5%の大幅減=

◇9月アジア発欧州向け荷動き0.3%減141.5万TEU
=海事センター、欧州在庫高水準も中国輸出が下支え=

◇9月のアジア域内荷動き4.5%増の398万TEU
=海事センター、9カ月連続のプラスに=

◇9月の日中コンテナ荷動き、往航11%減
=海事センター、4カ月連続のマイナス=

◇SCFI、2160.08と前週比▲4.1%
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数3089と前週比▲2.95%
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇90日間の調停プロセス入りに合意
=港湾労使、カナダ/モントリオール港=

◇1,206,519TEUと前年同月比2.3%増
=国交省、主要6港外貿コンテナ個数9月分=

【海事政策・労務】
◇紅海・アデン湾での船舶攻撃、69件に
=IMO、11月25日までの記録を公表=

◇SOLAS・MARPOL・STCWの実施状況等評価
=パナマ海事局、IMO監査に向けて理事会を開催=

◇35カ国の新興企業から過去最高の200件近い提案
=シンガポールPIER71/スマートポートチャレンジ=

◇北海沖で船舶衝突、50名以上が避難
=英ハーバーエナジー、原因究明へ=

◇明港汽船「船舶安全管理システム開発」
=海事局、NX補助金1件を新規採択=

◇東京港埠頭ら東京国際クルーズターミナルGに
=都、東京国際クルーズふ頭等指定管理者候補者=

◇国交省、あす「環境行動計画」改定議論を開始

【造船・舶用】
◇欧州船主から7,900TEU型4隻を受注
=HJ重工、メタノールレディ仕様=

◇FINDi開発のROV シミュレータ「FF Virtual」
=NK、イノベエンドースメント製品認証・証書発行=

◇ニアゼロエミ型パセコTテーナ8基受注
=三井E&S、米加州LB港ITS向けRTG=

◇ツネイシカムテックス埼玉で交通安全講習会
=学んで防ぐ交通事故!2日間で計30名参加=

◇介護現場向け「ソーシャルロボット」開発
=川崎重工、社会実装へ開発に本格着手=

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量23,116千㌧と前年同月比1.4%減
=国交省、内航船舶輸送統計月報8月分=

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇都港湾局、海の森公園指定管理者候補に西武造園ら

◇笹川平和、米大統領選の論考等一覧

2024年11月26日

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◇クウェート、自主減産から増産体制めざす
=近年は精製品急拡大、原油輸出は停滞=
=ポテン、石油需要の回復が最大の課題=

米ブローカー大手のポテンは22日に発表したレポートで、クウェート石油公社(KPC)のシェイク・ナワフ・アル=サバCEOが、生産能力を2025年には日量320万バレル、2035年には400万バレルまで拡大する意向を示したことを受け、同国の今後の見通しを予測した。同国の原油生産量は1972年にピークを迎えてから伸びは抑えられているが、代わって精製能力が劇的に拡大し、原油と精製品の輸出バランスが大きく変化している。今年は自主減産をやめ増産予定であったが、世界的な石油需要の停滞と価格低迷の結果、減産が続いている。同国は生産能力を拡大させる計画であり、石油需要が回復すればアジア向け航路のVLCC市場を後押しすることになるだろう。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初、陸上から航行船舶にリモートアクセス
=船内ネット網のサイバー脆弱性診断、課題解決へ=
=商船三井テクノ、星港Athenaと新事業を開始=

◇ボルテック・AMCOエンジニア、25年4月合併
=船上・陸上のエンジニアリング事業を強化・発展=
=日本郵船、技術系子会社2社・技術と知識を統合=

◇橋本社長「ESG経営等の高評価、素直にうれしい」
=商船三井・メディア懇親会、万博マスコットも=

◇3QEBIT、600%増益・計170.6億㌦
=Sea-Intel、主要コンテナ船9社=

◇ZIM最大株主Kenon、持株を売却
=最終的に完全撤退の可能性も=

◇3メガバングと金融WGを組成
=トレードワルツ、決済完全電子化へ=

◇顧客のCO2排出量削減を支援
=NXHD/アスエネ、データ連携で=

◇旅客は前年同月比17%増・全車両は13%増
=長距離フェリー協会、輸送実績10月=

◇CN実現へ国際連携強化、水素実装への技術障害等
=産総研・印TERI、12月に第6回RD20国際会議=

【不定期船】
◇クウェート、自主減産から増産体制めざす
=近年は精製品急拡大、原油輸出は停滞=
=ポテン、石油需要の回復が最大の課題=

◇ケープ、2営業日続落で21,778㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフは全種上昇
=タンカー用船料、全船型で上昇=

◇中国/ペルー定期自動車船サービス開始
=COSCO、チャンカイ港で第1船が荷役=

【コンテナ・港湾物流】
◇CCFI、1467.91と4週連続上昇
=SCFI、2160.08と2週連続下落=

◇1533.4と前週比▲8.1%
=先週のNCFI、需要不足等で=

◇欧州域内で「SCX」「IBC」
=ONE、2サービスを開設=

◇韓国現法の開業式、本格的に事業開始
=SeaLead Shipping、自営体制を整え=

◇上海汽車傘下の安吉物流に資本参画
=COSCO・SIPG、株式持分10%に=

◇国際コンテナは12.7%増、国内は5.8%増
=IANA、北米インターモーダル輸送10月=

◇スワップボディコンテナ車両用いた幹線中継輸送
=三井倉庫ロジ・デンソー、混載実用化へ実証実験=

【海事政策・労務】
◇協調協定メンバー間の予約、代替・交換が可能に
=コンテナ船・同方向・同様の輸送制限持つが条件=
=パナマ運河庁、来年1月1日から一時的許可の方針=

◇アフリカ人船員をグリーン化から取り残すな
=Climate Champions、「行動の呼びかけ」公開=

◇「NDCに公正な移行の計画の盛り込みを」
=ITF書記長、COP29でOECD歓迎コメント=

◇リーダーシップや危機管理等の訓練で能力向上図る
=スエズ運河庁、マースク・トレーニングと協力契約=

◇加盟国監査制度で得た共通課題への対処法等
=IMO、太平洋諸島の条約能力向上支援でWS=

◇交通分野の脱炭素化へ「持続可能な開発」
=COP29、IMOら国連3機関がビジョン一致=

◇コロンボ沖でスリランカ海軍と親善訓練
=第48次海賊対処水上隊、日本への帰途で=

◇「航路標識要員の人材育成」等新規2事業採択
=日ASEAN交通相会合、24・25行動計承認=

◇役割や法令、実際の仕事や船内生活等を説明
=九運ら地区船対連絡協、海技短大生らに出前講座=

◇広域的な資源循環促進へ物流ネット網拠点を選定
=港湾局、28日サーキュラーエコポートあり方検発足=

◇日米韓海保機関が連携、『初』の能力向上支援
=ASEAN・太平洋島嶼国職員に捜索救助訓練等=

◇旅客船・CF等、テロ・犯罪の未然防止
=海保、年末年始特別警戒・安全指導=

◇事故やテロの防止対策実施状況等を点検
=国交省、R6年度年末年始輸送安全総点検=

◇輸出63万TEU▲1.5%・輸入72万TEU▲0.3%
=国交月例統計、外貿コンテナ輸送量8月=

◇▲4,612億円と4ヵ月連続の貿易赤字
=貿易統計10月、輸出額は単月で過去最高=

◇国交政務、日本マリーナビーチ協創立50周年式典

【造船・舶用】
◇世界初のメタノール燃料ウルトラマックス
=常石造船が進水、来年春に竣工予定=

◇「浚渫船建造のローカライズ化」の協力を
=SCAラビ長官、IHCの新CEOを迎える=

◇中部地方で初実装の帯水層蓄熱システム
=三菱重工サーマルシステムズが受注=

◇勤怠システムと連携した顔認証プラットフォーム
=常石造船、造船事業各社の国内外9拠点へ展開=

◇芝草・芝生管理機器事業を共栄社に譲渡
=IHI取締役会決定、2025年6月実行=

【シッピング・フラッシュ】
◇第1回日独経済安保会議、連携強化で一致

◇Hacobu/パトライト、製造業向け物効法セミナー

◇都、葛西海浜公園ラムサール条約湿地 PRイベ

◇笹川平和、世界紛争・グローバルサウスへの影響

◇住重、グループ会社の下請法違反で謝罪

◇日本郵船、人事異動(12月1日付)

2024年11月25日

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2024年第3四半期の船員幸福度指数(出所:Mission to Seafarers)

◇船員幸福度指数・総合7.16に上昇、多方面で改善
=経済的安定を重視、紅海危機もチーム士気は向上=
=Mission to Seafarers、2024年3Q調査結果=

海運産業従事者の宣教団体で、英国ロンドンに本部を置くMission to Sea-farers(MtS)が2024年第3四半期の『船員幸福度指数レポート(Seafarers Happi-ness Index)』をまとめた。10点満点で評価される複数の指標は、安定的に推移し、総合評価では前四半期の6.99から7.16に上昇した。全10項目中7項目が7点以上となり、休暇と人間関係に関する満足度は低下したものの賃金や食事等の満足度は改善されている。とくに今期は経済的安定を重視する回答が多かったほか、紅海危機の影響による航海日数の増加により、よりチームの一体感醸成等のプラスの影響が出ているとの回答もあった。また、Starlinkを利用できない地域等で通信に対する不満は未だに残っており、業界の課題となっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇船員幸福度指数・総合7.16に上昇、多方面で改善
=経済的安定を重視、紅海危機でチーム士気は向上=
=Mission to Seafarers、2024年3Q調査結果=

◇世界の物流市場2033年まで年率平均4%成長予測
=IMARCレポート、24年の5.7兆㌦から8.1億㌦へ=

◇ケミカル船市場の好調で売上高20%増
=興亜LINEの3Q業績、大幅な増収増益=

【不定期船】
◇パナは今年初の10,000㌦割れ、昨年8月並み
=航路平均用船料、ケープは再び下落で22,595㌦=

◇バンカー価格、米ガルフのみ下落
=タンカー用船料、パナマックスのみ上昇=

◇最終エネルギー消費は前年度比3.0%減
=エネ庁、2023年度エネルギー需給実績=

【コンテナ・港湾物流】
◇先週のDrewry運賃指数1%下落の3,413㌦/FEU
=Drewry「欧州向け上昇も北米西岸向けは下落」=

◇米国港湾、潜在的リスクも依然安定成長
=Moody’s、コンテナ取扱量2%増加予測 =

◇印・チェンナイCFSで女性従業員専用施設
=A.P. Moller-Maersk、女性の地位向上目指す=

◇マレー半島フィーダーサービスMAL1
=Maersk、先月末から星港に追加寄港=

◇労働大臣の強制仲裁命令に組合側が反発
=カナダ西岸港湾労使紛争、12月に審議=

◇「新たなモーダルシフトに向けた対応方策」を公表
=国交省物流・自動車局物流政策課が取りまとめ=

【海事政策・労務】
◇海員組合「断固反対、業界全体の秩序崩壊招く」
=船主側「採用ルート拡大・人材確保窓口拡大を」=
=交政審船員部会、有料職業紹介解禁案に意見相違=

◇交政審船員部会、船員行政デジタル化等の状況報告
=特定最賃合意を報告、漁業いか釣りは専門部会設置=

◇船協「中促延長」を、来年度末の特償期限も言及
=自民党国交部会、税改へ業界団体ヒアリング=

◇サウジで戦略策定ワークショップを開催
=DCoC/JA署名10カ国・19名が参加=
=IMO、RMSSフレームワークの発展へ=

◇IMOジェンダー賞に カリン・オーセル氏
= MF Shippingを設立、多様性促進に寄与=

◇「船員の不当な拘留を終わらせ、船主は行動を」
=ASA船舶保険・法務委、関係官民に団結呼び掛け=

◇小樽・唐津・館山で船員職業等を説明
=JMETS、海技教育財団主催の内航講演会=

◇ロードマップの作成に向けた論点等で議論
=国交省、あす第7回CNP形成検討会=

◇「みなとオアシス賑わい創出の推進」俎上に
=国交省、29日にR6年度政策レビュー評価=

◇物流拠点機能強化支援事業4次公募の期間延長
=国交省、物流施設の災害対応能力の強化図る=

【造船・舶用】
◇みらい造船・星港RESとCTV等新造船協力覚書
=ストラテジックマリン「洋上風発で3社強み結集」=

◇CMA CGM向け世界最大のLNG燃料
=滬東中華造船建造2,4万TEU型船が進水=

◇現代重工副社長にアンモ燃料船開発でインタビュー
=KR、「Decarbonization Magazine」最新号を発行=

◇江蘇揚子三井造船に4,300TEU型2隻発注
=ギリシャEuroseas、3Q業績は増収減益に=

◇韓国船級とリベリア旗国から基本設計認証取得
=サムスン重工のWing Sail搭載LNG運搬船=

◇国家資格取得を目指す高校・大学等の教育導入支援
=NK、ドローンの社会実装推進へ検定協と合意書=

◇LNG燃料自動車運搬専用船「LAPIS ACE」
=今治Gの多度津造船で竣工・引き渡し=

◇64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船
=今治Gの南日本造船で竣工・引き渡し=

◇防衛輸送用「機動舟艇」にWJ推進装置供給
=三菱重工、スウェーデンMJP社と覚書調印=

◇ホットエッジインダクターの最終検収証
=プライメタルズテクノロジーズが署名=

◇「労働安全衛生の取組」テーマに国交省ら講演
=関東運、R6年度中小造船・舶用経営技術講習会=

◇小5生146人、JMU磯子工場を見学
=関東運、海運・造船・船員の仕事等紹介=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産政務、香港に日本産食品輸入規制の早期撤廃を

◇川崎汽船、人事異動

2024年11月22日

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Seatrade Maritime Crew Connect Global

◇「時代遅れの訓練は排除、実務に即したものに重点を」
=STCW条約「訓練と船上のギャップを埋める必要あり」=
=世界最大規模の船員配乗会議「Crew Connect Global」=

「再教育やアップグレードコースに対する船員の意見を聞けば、訓練と船上の現実のギャップを埋める必要性が本当にわかる」(比国海事産業庁/MARINA・ソニア・マラルアン長官)。世界最大規模の船員配乗会議である「Seatrade Maritime Crew Connect Global」が12日から14日の日程でフィリピン/マニラで開催され、数百人規模の関係官民が参集した。会議では、船員の訓練・資格証明・当直基準(STCW)条約関連の現在の過度な訓練が船員のプレッシャーになっているとの認識が示されたほか、船員採用の面でも影響を及ぼしているとの認識を共有した。STCW条約関連の訓練を簡素化し、実際の船員業務に必要なスキルのみに重点を置くべきだという意見に対し、幅広い同意が示された。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇LPG二元燃料VLGCにローターセイル2基搭載
=飯野海運「脱炭素化を強化」、Norsepower社製=

◇洋上・船上で新鮮野菜、船員の健康増進に寄与
=シナジー、最先端AI栽培装置「Agwa」採用=

◇持続可能な未来へ、CO2吸収・気候対策に寄与
=川崎汽船、沼田市に所有する森林で保全活動=

◇クルーズ振興のイベント・見本市に参加
=商船三井クルーズ「OCEAN FUJI」就航を前に=

◇海事産業・船員福祉支援へ、MOLらスポンサー
=MtS、来5月に伊豆でアドベンチャーレース=

◇需要増と船隊増強が奏功し売上高27.7億㌦に
=ZIM3Q、積み高は11.8%増・3ケタ増収で黒字回復=

◇サースティンベストESG評価でA等級を獲得
=HMM、社会部門の高い評価で1段階アップ=

◇国交省から国際航空貨物運送免許を取得
=Shippio、航空貨物の直接フォワーディング=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり上昇で23,307㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、VLCCとパナマックス下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇京浜等5港の港運30事業者、国の事前審査対象に
=経済安保法・重要設備「TOS」導入時、来秋開始へ=
=CT情報セキュリティ対策委、関連省令案を固める=

◇3Qは「短期需要低迷で安定した水準に」
=Ti欧州道路貨物運賃見通し「着実に上昇」=

◇コンテナ船業界3Q、総純利益が856%増
=Blue Alpha Capital、「目覚ましい業績の好転」=

◇フェリクストウからロンドンGWへ
=Maersk、Geminiでの英国ハブ港変更=

◇中国の昆明とタイ南西部のラノーンを結ぶ
=インターモーダルコンテナ列車が運行開始=

 

 

【海事政策・労務】
◇「時代遅れの訓練排除、実務即したものに重点を」
=STCW条約「訓練と船上のギャップ埋める必要」=
=世界最大規模会議「Crew Connect Global」=

◇ノルウェー雇用比船員、今後3~5年で倍増も
=ノルウェー・フィリピンLNGサミット開催=

◇初の船舶用メタノール燃料規格ISO6853:2024
=国際標準化機構(ISO)が新たな仕様を発表=

◇ノルウェー海域で外国船舶への報告規制強化
=ノルウェー国防省、来年1月から実施=

◇中米地域の最も重要な港湾イベント
=AMP、47回中米地峡港湾会議を主催=

◇セキュリティ任務に就く港湾労働者向けWS
=IMOがマダガスカルで開催、27名を参集=

◇生態系乱す「生物付着」管理フォーラム開催
=IMO、韓国釜山で26カ国・250名と情報共有=

◇26日開催、ICT施工・BIM/CIM活用・人材育成等
=国交省、港湾i-Construction・インフラDX推進委=

◇来年度から海洋科学課程の物理を削除
=海保、海保学校学生採用試験科目を変更=

◇海保、来年度から学生採用で身長・体重制限を廃止

【造船・舶用】
◇新造7,700TEU型LNG燃料2隻、命名式
=HMM、Naviosから長期用船・FIM投入=

◇「Transit Operate」に製品・ソリューション認証
=Roxtec、NKから初のIE認証・さらなる拡張へ=

◇水中溶接のトレーニングと認定プログラムを完了
=インドIRS、水中湿式溶接の専門知識の会得に期待=

◇三保造船所工作部の栗田さんが受賞
=優良クレーン等運転業務従事者表彰=

◇プライメタルズテクノロジーズが受注
=米鉄鋼メーカー向け「EAF Ultimate」=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向11月

◇運総研、交通サイバーセキュリティⅫ

◇笹川平和、トランプ2.0 米国外交政策への影響

2024年11月21日

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◇オランダは河川輸送、ドイツは鉄道輸送が中心
=欧州全体地図からアプローチするQCD最適物流=
=商船三井ロジ、内陸部への輸送モードを比較=

商船三井ロジスティクスは20日、「【欧州物流事情】ヨーロッパ全体地図からアプローチするQCD最適物流」と題してウェビナーを開催した。木村琢磨ミラノ支店長が解説を行い、「欧州はロッテルダム港、ハンブルク港をはじめとする主要港が多くある。これらの港から後背地の内陸部へは、トラック・鉄道に加えて国際河川輸送が行われていることが欧州の特徴だ。オランダではライン川を利用した河川輸送の割合が高く、ドイツからは中央・東欧への鉄道輸送割合が高い。英国や地中海の玄関口であるイタリアでは道路輸送が主だが、地方港を活用して輸送距離の短縮を図っている」と各地域で輸送モードの優位性が異なることを説明した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇渡邉CSuO、海運脱炭素化に取組む意義等を説明
=商船三井、COP29に参加・行動呼びかけに賛同=

◇水素/バイオ旅客船「HANARIA」見学会
=商船三井テクノ、バリシッププレ催事で=

◇新たにばら積み船“Anadolu S”が標的に
=フーシ派「イスラエル関連船はすべて標的」=

◇APAC地域が牽引「浮体式太陽光発電展望 2024」
=ウッド・マッケンジー、今後10年内に77GWdc=

◇大型フェリーの日本沿岸座礁事故を想定
=商船三井、重大海難事故緊急対応訓練=

◇2025年までに脱炭素化の取組改善を
=Ship It Zero、大手小売業者5社に=

◇大幅な増収増益、CPグループ化で
=NXHD、第3Q海外事業業績=

◇数量増で増収に、輸出は二桁増収
=日本通運、海運事業第3Q業績=

◇「サン・プリンセス」アドベンチャー部門受賞
=グッドハウスK主催、「家族向け体験」を評価=

◇MSCクルーズ、モレリ氏が日韓東南アジア代表に

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で23,291㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOは全地域下落
=タンカー用船料、スエズマックスを除き上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇オランダは河川輸送、ドイツは鉄道輸送が中心
=欧州全体地図からアプローチするQCD最適物流=
=商船三井ロジ、内陸部への輸送モードを比較=

◇前週比1.3%上昇、年末年始さらに上昇
=FBX、春節向け需要の早まりで=

◇スエズ経由で中国/黒海サービスを開始
=FESCO、月1便・1,660TEU型を投入=

◇中東域内のサービス拡充・接続強化
=PIL、UAE/イラク「IQF」開始=

◇6万本の新造コンテナを発注
=Evergreen、不足リスクに対処=

◇前年同期比7.8%増・291万TEU
=韓中、1~10月コンテナ輸送量=

◇コンテナ取扱量が月間過去最高に
=マニラ南港MICT10月、27.5万TEU=

◇1~9月累計、コンテナ取扱量8.1%増
=中国寧波舟山港、35年6,000万TEU目標に=

◇カナダモントリオール港、正常化には数週間
=バンクーバー港、大量滞留で高額D&Dを懸念=

◇住吉区まちづくりPJの1棟目、マルカミ専用
=「GLP大阪Ⅲ」着工、2026年1月末竣工へ=

◇特定企業専用施設、ヤマト運輸が入居へ
=プロロジスパーク豊中が起工、26年3月竣工=

【海事政策・労務】
◇「壁」を乗り越えるための5つの推奨事項を提言
=GMF、グリーン海運回廊・年次進捗報告書第3版=

◇政治的緊張、海上貿易の直面課題を取り上げ
=ICS香港グローバル貿易サミット、300名参集

◇ICS「人道的配慮と即時の解放を求め続ける」
=“Galaxy Leader”拿捕から1年、乗組員還らず

◇フロレス局長「チーム全体の共同努力の結果」
=パナマDGPIMA 、ISO 9001:2015認証を維持=

◇中川課長「実証成果活かし安全・円滑な導入を」
=国交省、水素燃料荷役機械の導入促進検を発足=

◇東洋建設、JMETSに寄付・法人賛助会員に
=田島理事長が中村社長に感謝状を贈呈=

◇海運事業者ら51社参加・50ブース設置
=中部運、12月14日に「めざせ海技者セミナー」=

◇内航/旅客/漁業、船員特定最低賃金等を審議
=交政審あす177回船員部会、デジタル化報告も=

【造船・舶用】
◇自動運航等普及へユースケース調査結果報告
=船技協、ダイナミックマップ研究会フェーズ2=

◇次世代統合漁労システム「スマートブリッジ」
=古野電気海外子会社開発、日本漁船に初搭載=

◇川重、民間航空エンジン整備事業に参入
=2031年度までに年間50台以上目指す=

◇二相式ダイレクトチップ冷却の実証検証開始
=三菱重工ら3社、東京都GX支援事業に採択=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、製造工業生産能力指数9月

◇エネ庁、燃料油激変緩和効果18日分

◇経産省・公取、26日に「競争政策セミナー」

◇RXJapan、「第4回脱炭素経営 EXPO【関西】」等

◇国総研12月講演「阪神・能登地震から見えた課題」

◇笹川平和、「中国の核軍拡と日米の対応」等

2024年11月20日

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US net-energy related emissions, Bt CO2e /Wood Mackenzie

◇トランプ次期政権、エネ政策はネットゼロ目標から遠ざかる
=LNG政策、非FTA国への輸出停止解除で開発PJを促進=
=ウッドマッケンジー「次期政権は政治と市場の反対に直面」=

エネルギー転換のための分析サービスを提供する英国ウッドマッケンジーは18日、最新レポートを発表した。米国ではドナルド・トランプ氏が次期大統領に決定し、共和党に政権交代することを受け「エネルギー政策はネットゼロ目標から遠ざかることになる。が、トランプ次期大統領の完全なアジェンダは政治的、市場的な反対に直面することになる」等と指摘した。また、トランプ次期大統領の米国LNG政策について「バイデン政権下で実施した自由貿易協定(FTA)非締結国への輸出許可の一時停止(米エネルギー省:DOEが今年1月26日、LNGのFTA非締結国向け輸出許可の発給を一時的に停止すると発表)を解除し、米国のLNG輸出プロジェクトの開発を促進する」と予想している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇トランプ政権、エネ政策はネットゼロから遠ざかる
=LNG政策、非FTA国への輸出停止解除で開発促進=
=ウッド「次期政権は政治と市場の反対に直面」=

◇液化水素SCの最適な船舶・運航・安全性等調査
=全国初事例、商船三井・関西電力が共同検討覚書=

◇LGBTQ+等のマイノリティへの取組を評価
=商船三井、PRIDE指標2024でブロンズ認定=

◇「さんふらわあ きりしま」が電源喪失で座礁想定
=商船三井、海難対応訓練で模擬記者会見=

◇大分港で主機トラブル、内航船衝突で死者発生想定
=NSユナイテッド海運、緊急対応演習で模擬会見=

◇Evergreen、50.5%とトップに
=主要9船社の3Q営業利益率が2倍=

◇両社トップらと面談、協力関係を強化へ
=駐日パナマ新大使、商船三井・川崎汽船を表敬=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり下落で26,220㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCを除き上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、2251.90と▲3.4%と再下落
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇来年のSCFI、▲26~▲36%下落を予測
=KMI、供給過剰が続くが高水準を維持=

◇総合指数3183と前週比▲2.24%
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇MSC、12月に期間限定で値上げ
=極東/地中海・黒海向け運賃で=

◇中国/北欧州・CGX、寄港地改編
=Hapag-Lloyd、来年1月から=

◇中東・地中海/北欧州「JDX」改編
=Hapag-Lloyd、トルコ・モロッコ追加寄港=

◇数十年ぶりに直航コンテナ船が入港
=チッタゴン港、パキスタン/バングラ=

◇自社システム改修費の補助制度の新設等
=阪神国際港湾、CONPAS導入補助要綱更新=

◇企業とのデータ連携RPAを活用・簡便化
=ITSO/トレードワルツ、貿易業務効率化へ=

◇リスクを自動検知、サプライヤー情報可視化
=Spectee、グローバルに影響製品を自動把握=

◇郵便労組、鉄道・港湾に続きストライキ
=カナダ、4年間で22%の賃上げ等を要求

◇露・スエズ回避ルートのコスト・品質等検証
=国交省、中央回廊実証輸送事業者5件を選定=

◇苫小牧港セミナーin東京、過去最大420名来場

【海事政策・労務】
◇紅海・黒海等の軍事行動/高危険指定、2ヵ月延長
=国際船員労使、来年1月19日まで・以降再協議=

◇中国で初のゼロエミワークショップを開催
=GMF、「早期に行動する必要性を強調」=

◇ワン・バヌアツ海洋政策(OVMP)の策定支援
=IMO、海運部門の発展の包括的な枠組み確立へ=

◇第5回ARFフェリー安全ワークショップ
=MARINA通じてフィリピンが共同議長に=

◇比を襲った“スーパー台風ペピート”
=PCG 、18日昼時点で「すべてが通常通り」=

◇計875回-3,995隻、一回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績10月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で137隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況10月=

◇確認商船286隻、民間等への情報提供8回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況10月=

◇水上隊271隻・航空隊460隻を確認
=防衛省、中東情報収集10月「特段異常なし」=

◇クイズに600名参加、子供ら「甲板流し」体験
=船協、名古屋港「日本丸」公開イベにPRブース=

◇バスラ製油所改良計画第6期に600.4億円
=日本政府、イラクに円借款・生産性向上へ=

◇R5年度補正・6年度予算で補助、上質観光造成等
=海事局、クルーズ等訪日旅客の受入事業の公募開始=

◇海洋エコシステムの強靱性等で意見交換
=第12回ASEAN海洋フォーラム拡大会合=

◇海事問題・海洋環境保護で省庁間対話強化
=日ペルー首脳会談、エネ移行等で覚書も=

◇ネットゼロ共通目標を追求、水素・アンモ等で
=日ペルーエネ当局、エネ移行協力覚書を締結=

◇貿易投資自由化・脱炭素化へのエネ移行等
=APEC閣僚会議、経産相「共通ゴールへ」=

◇157件と7%減、脱税額約4億円と86%増
=財務省、R5事務年度関税等脱税事犯調査結果=

◇申告漏輸入者、前年度比9.9%増、追徴税額37%増
=財務省、R5事務年度関税等申告輸入事後調査結果=

◇G20リオ、中東情勢「自制と国際法遵守を」

◇日加首脳、LNG生産協力で連携を確認

◇石破総理、APEC首脳に「多様で現実的エネ移行」

◇石破総理、マレー首相に海保・エネ移行協力推進を

◇海事局PSC処分船10月、10隻と前月比4隻増

◇駐日パナマ新大使、日新汽船と会談

◇駐日パナマ新大使、天皇陛下に信任状を捧呈

◇加海軍、「北」瀬取りで日本周辺海域を警戒監視

【造船・舶用】
◇舟山市鑫亜船舶、大型コンテナ船初の換装完了
=”Maersk Halifax”メタノール燃料二元燃料機関へ=

◇ポーランドORLEN向け“StratCat 27”引き渡し
=ストラテジックマリンの最先端「乗組員輸送船」=

◇タグボート“Isla Barro Colorado”進水式
=ACP発注10隻シリーズの1隻目=

◇国交省が「船舶産業動向・海洋環境政策」等講演
=日舶工、大阪で社会人教育「舶用工業セミナー」=

◇ダイハツD・阪神内燃機ら業務内容紹介
=日舶工、大阪公立大で「舶用工業説明会」=

◇PEM型水素発生装置の水電解スタック
=カナデビア、山梨県に量産工場建設=

◇カシワテック・富士貿易ら仕事内容等講演
=日舶工、東海大海洋学部で「舶用工業説明会」=

◇ヤンマーエネ社、TEDOM社の買収完了
=1日付でチェコ商業登記簿にオーナー記載=

◇小型船向け姿勢センサー標準搭載、販売開始
=古野電気、全周型カラースキャニングソナー=

◇世界に一つだけの深海生物図鑑を完成へ
=古野電気、講座おさかなウィンタースクール=

◇駐日パナマ新大使、NKと日パ海事協力等で会談

◇28日に自衛艦命名式、内海瀬戸田で

2024年11月19日

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交通政策審議会海事分科会船員部会第2回全国内航鋼船運航業最低賃金専門部会

◇公労使、職部員一律9,000円/月の引上げで合意
=交政審・内航鋼船最低賃金部会、年度内実施へ=
=職員33年ぶり・部員32年ぶりの大幅引上げに=

内航船に乗り組む船員の最低賃金を、職部員各職一律9,000円、引き上げることで海事公労使が合意した。国土交通省海事局が18日、交通政策審議会海事分科会船員部会第2回全国内航鋼船運航業最低賃金専門部会を開催し、令和6年度内航鋼船運航業の最低賃金改正に合意した。これにより内航船員の最低賃金額は、職員A(勤務期間が一定期間以上)が267,950円/月(現行258,950円/同)、部員A(海上経歴3年以上)は209,350円/同(同200,350円/同)となる。交政審は公労使合意を踏まえ、22日にも第177回船員部会を開催し、同水準を答申する見通し。同省はその後、手続きに着手し、年明け2月中にも決定公示を行う見込みで、公示30日後となる今年度中にも実施に移す公算。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「かぐや」100回目のLNG燃料供給を達成
=中部地区でShip to Ship方式の実績を積上げ=
=郵船・川汽ら、「社会の環境負荷低減に貢献」=

◇共同で船舶技術管理と海事人材育成事業
=ONEとSeaspan、共同でONESEA設立=

◇HHLA買収、全承認を取得
=MSC、7日以内に手続き完了へ=

◇400TEU型“しまんと”命名式
=井本商運、小池造船海運で進水=

◇2032年までにCAGRは3.71%成長
=米調査会社、世界の海上貨物輸送市場=

【不定期船】
◇米国産原油輸入増で欧州トンマイル需要は増加
=戦略石油備蓄の補充、タンカー市場は不透明=
=ポテン、第2次トランプ政権の影響評価第2弾=

◇ケープ、2営業日大幅続伸で26,777㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日ぶり軟化=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇2週間で45%上昇、「2週間続く」予想
=Drerwy、アジア域内コンテナ運賃指数=

◇SCFIは▲3.4%と再び下落に
=先週のCCFI、3.7%上昇と3週連続=

◇1668.5と前週比▲4.7%下落
=先週のNCFI、輸送需要減退で=

◇中国の黄力に寄港、寧波港抜港
=Hede、北米西岸航路HEX2で=

◇1~10月のパナマ全港コンテナ取扱量15.8%増
=AMP統計データ、大西洋側が過半数以上占める=

◇ITSロジ「西岸は混雑、12月まで続く」
=米港湾・鉄道ランプFreight Index11月版=

◇456,314TEUと前年同期比5.2%増
=韓中フェリー、コンテナ輸送量1~10月=

◇Evergreen高雄CT7落成式、全面オープン
=台湾・陳交通部長「前例なき優位性」=

◇約2.5万m2の大型物流センター設立
=CJ大韓通運、米ジョージア州に=

◇「南米の一帯一路の新拠点構築」とも
=COSCO、ペルー・チャンカイ港が開業=

【海事政策・労務】
◇公労使、職部員一律9,000円/月の引上げで合意
=交政審・内航鋼船最低賃金部会、年度内実施へ=
=職員33年ぶり・部員32年ぶりの大幅引上げに=

◇パナマ・コロンバス大学と神戸大学が協定
=AMP「最新の技術的需要への適応を期待」=

◇パナマ運河10月の通航隻数全975隻
=ACP発表、1日平均通航隻数は31.5隻=

◇拿捕された漁船「パナマ船籍でも管轄外」
=AMP、スペイン警察拿捕受け声明を発表=

◇84%が運輸労働者の保護するための法整備を支持
=ITF、15カ国対象の最新の世論調査の結果を公表=

◇海事キャリアの福利厚生考える「トレーナー研修」
=ITFが7カ国・10の海事大学の教員対象に実施=

◇バラスト水管理条約、未批准国等に情報提供
=IMOがシンガポールで地域ワークショップ開催=

◇PSC委、IMO監査スキームをリスク指標から除外
=東京MOU、一部旗国の条約不適切運用に懸念=

◇実装へ安全で円滑な導入・普及策の検討開始
=港湾局、あす水素燃料荷役機械導入検を発足=

◇制度的措置フォロー、経済安保法指定基準等
=港湾局、21日に第5回CT情報保安対策検討委=

◇17か国21名、講義・合同模擬訓練等実施
=海保、JICA研修「救難・環境防災コース」=

◇大型ドローンの業務導入可否を検討
=海保、29日に茨城で離着率等の飛行実証=

【造船・舶用】
◇「4世紀の船が蘇る」インドの伝統造船技術を再現
=インド船級、再現船の安全性・設計基準を保証=

◇LPVタンク・LH2燃料ガス供給システム
=BV、LATTICE Technologyに基本承認=

◇三井E&Sが1億2千万馬力を達成
=三井-MAN B&Wエンジンの累計生産=

◇PRIDE指標で最高評価「ゴールド」
=川重G3社、7年連続で受賞=

◇「科学体験フェスティバル2024」に初出展
=今治造船、約900名がペーパークラフト制作=

◇レーザとイオン注入両装置事業を統合
=住重とSMIT、半導体事業を強化=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、日本企業のLNG取扱量調査結果

◇SGHD名糖運輸、冷蔵冷凍EVトラック初導入

◇イノアック、新城市と災害時物資調達協定

◇都港湾局、大島空港の航空機整備事業者を公募

◇あすから大阪でスマートエネウィーク「関西」

2024年11月18日

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アライアンス発足式(出所:BIMCO)

◇HKC条約発効に向け世界的な実施促進へ
=シップリサイクリング・アライアンス発足=
=BIMCO、船主とリサイクル業界の調整図る=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は13日、船舶の安全かつ環境的に健全なリサイクルを促進するため、「シップリサイクリング・アライアンス」を発足させた。シップリサイクル業界と海運業界の調整を行い、2025年6月に発効するシップリサイクルに関する香港条約(HKC)の世界的な実施の促進を図る。今後10年間で15,000隻以上の船舶がリサイクルされると推定されており、インド、バングラデシュ、パキスタン等の主要リサイクル国の適合ヤードの確保等が求められている。が、現時点でHKCに準拠した自主的なリサイクルを選択する船主は少数であることから、業界の声を調整することが極めて重要となっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇HKC条約発効に向け世界的な実施促進へ
=シップリサイクリング・アライアンス発足=
=BIMCO、船主とリサイクル業界の調整図る=

◇NYの不動産ベンチャーキャピタルに出資
=ダイビル・MOL PLUS、共同参画で=

◇比マニラで永年勤続表彰式と家族会を開催
=商船三井、船員と家族3,200名超が参加=

◇LGBTQ+の働きやすさ「シルバー」受賞
=日本郵船「PRIDE指標2024」昨年に続き=

◇LGBTQ+の取組評価「シルバー」受賞
=SGHD、「PRIDE指標」4年連続で=

◇減収減益も通期では好業績を予測
=Hapag-Lloyd、1~9月業績確定値=

◇商船三井さんふらわあ、神戸の中3生3名受入
=体験活動「令和6年度トライやる・ウィーク」=

◇シンガポール事務所代表にゲイリー・ヨー氏
=Procureship、アジア太平洋での顧客基盤の拡大へ=

◇海空フォワーディング基幹業務システム導入
=NXHD1/1付組織改正、業務プロセス標準化=

◇社内カンパニー制導入、ビジネスU再編
=日通1/1付組織改正、地域ブロック制廃止=

◇商船三井、越台風被災者支援でマッチング寄付

【不定期船】
◇一丸となり成長と企業価値向上へ取組を継続
=川崎汽船ドライバルク部門グローバル会議=

◇ケープ、再び反発して24,347㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇3,440㌦/FEUと前週比ほぼ横ばい
=先週のDrewry運賃指数、安定維持=

◇荷主反発、積荷保険会社の補償適用除外で
=CMA CGM、紅海ルート再開の撤回に=

◇パキスタン→中東ガルフ「PGX」
=ONE、12月上旬からサービス開始=

◇海上輸出貨物、全航路で減少
=KCS、韓国輸出入輸送費用10月=

◇半導体等の輸入通関手続時間を短縮
=KCS、入港前輸入申告制度を改善=

◇リアルタイム本船動静情報の提供開始
=住友倉庫、衛星とAIで入港予定日等=

◇越北部に約3.8万m2規模の物流センター
=韓国Jeil Construction、冷蔵・冷凍=

◇戦略港湾推進に貢献、官学らDXで講演
=海運貨物取扱業、26日「港湾DXセミナー」=

【海事政策・労務】
◇無保険非安全船舶リスク対応で決議と指針
=IOPCF総会、紅海流出油「一切責任負わず」=

◇OPループスクラバー洗浄水領海内排出を禁止
=デンマーク来7月施行、クローズ式29年7月から=

◇バスケス長官、1月には1日36隻の通航を予定
=LoTSA等導入で「正確な通行需要予測が可能に」=

◇「乗組員交代サービス」需要増
=スエズ運河庁が11月から開始=

◇ツバルの国際海上交通円滑化条約加盟支援
=IMO、太平洋共同体とセミナー開催=

◇スリナムで海難事故調査と報告に関するWS
=IMOが実施、14カ国から33名の関係者集まる=

◇公労使、各職一律9,000円/月の引上げで合意
=交政審海上旅客最低賃金部会、年度内実施へ=

◇「運河の安全・安定的運営は日本に不可欠」
=松永駐パナマ新大使、海事分野に注力へ=

◇MCT研修等2025年実施PGに合意、協力推進
=海保、ネシア海保と覚書に基づく初の年次会合=

◇クイズ・VRで海事産業学ぶ、喜望峰の会と協力
=船協、海洋文化都市くれ海博2024にPRブース=

◇幹線輸送網の集約化、2件に補助金交付決定
=国交省、R6年度モーダルシフト推進三次事業=

◇国交省あす交政検小委、持続可能な社会実現へ

【造船・舶用】
◇浮体式風力発電で共同研究、技術・経験を融合
=JMUと英国 AMRC Cymru、覚書締結=

◇GATE RUDDER® SYSTEM 装備の漁船、世界初
=かもめプロペラの新型舵、実船14%省エネ=

◇LNG燃料タンク先進的「封じ込めシステム」
=BVがGTTに基本承認、20万㎥LNG船設計=

◇総容量180,000㎥、2027年第3四半期納入
=GTT、招商重工からLNG船タンク設計受注=

◇トヨフジ海運RORO船2番船、命名・進水
=三菱造船、LNG燃料・25年6月引き渡し=

◇印SAILボカロの仕上げ圧延機を近代化
=三菱重工Gのプライメタルズ、短工期で=

◇PRIDE指標の最高位「ゴールド」受賞
=住友重機械、2年連続2回目=

◇革新的接着式メカニカルファスナーを初認証
=BV、Cold Pad「C-Claw S-300」型式承認証書=

◇BV、船上CO2回収技術レポのアップデート版

◇BV、船舶風力補助推進技術レポート

◇カナデビア、動画「デっカい風力発電」公開中

◇国際海事展Sea Asia 2025、来年3月に星港で

【シッピング・フラッシュ】
◇BV、浮体式洋上風力発電設備等の船級ルール改定

◇BV、MEPC82の審議内容動画等を公開

◇海洋立国懇、12月6日に所得税で研究セミナー

◇日本海洋政策学会、12月21日に第16回年次大会

◇ヤマト運、16日から「宅急便大還元祭」

◇ペット用品総合社、MOVO Berthを14拠点導入

◇笹川平和、2024年度奨学金第3回説明会

2024年11月15日

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NK環境セミナー

◇日本政府「技術・経済的手法すべての実施めざす」
=IMO/GHG削減へ基本姿勢、ただし「課金」妥協案も=
=NK環境セミナー、邦船3社ら風力推進の取組紹介=

日本海事協会(NK)は14日、「風力推進船」をテーマに環境セミナーを開催した。この中で国土交通省海事局は、IMOが来春の改正条約承認をめざすGHG排出削減・中期対策(技術・経済的手法)への日本の方針を提起。課金・還付制度も含め、「ゼロエミ船導入が促進される対策の導入を目指す。このため規制値設定、代替適合手法(技術的手法)、ゼロエミ船への還付(原資は未達時拠出金・課金の両方)、途上国支援(経済的手法)すべての実施を目指す」との基本姿勢をあらためて示した。ただ、MEPC82では課金導入自体に反対する国もあったことを踏まえ「難しい場合にはゼロエミ船の導入促進が可能な、ゼロエミ船への還付原資を、未達時拠出金のみ(課金案を取り下げ)とする」選択肢も示した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇日本政府「技術・経済的手法すべての実施めざす」
=IMO/GHG削減へ基本姿勢、ただし「課金」妥協案も=
=NK環境セミナー、邦船3社ら風力推進の取組紹介=

◇還元鉄輸送技術に関する特許を出願
=郵船とMTI、安全・品質管理支援=

◇ネイチャーポジティブ宣言を発表
=郵船、30by30アライアンスへ参画=

◇「あいち生物多様性企業」の認証取得
=郵船、環境保全活動が評価=

◇3Q業績三桁の増収増益、22年3Qに次ぎ
=Evergreen、新造コンテナ6万本発注=

◇利益が三桁の大幅増益に
=HMM・3Q業績、体質改善も=

◇ZEMBA、1月からの入札で電子燃料
=Amazon、・IKEA等が船社に導入呼びかけ=

◇ブローカー、2つのレイキャン条項を記載
=紛争となりITICが10万ドルの請求を弁済=

【不定期船】
◇ケープ、8営業日ぶり下落で22,771㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、米ガルフは全種上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇紅海・スエズ経由復帰を撤回
=CMA CGM、印/米国東岸・INDAMEX=

◇SeaLead、中東/東アフリカ
=中国へ延航、ANIDEAを開始=

◇NPX船、世界全航路で増加
=新造船腹の半数占める=

◇前年同月比25.7%増7.8万TEU
=NXグループ、国際海上輸送10月=

◇フリーマントルからクイナナへ
=西豪州、主要コンテナ港移管を計画=

◇合意できず労使交渉は決裂
=ILA/USMX、自動化問題で=

◇カナダ東西主要港は再開も
=労組側は政府命令に難色=

◇9.5万m2の大規模複合物流施設
=現代グロービス、釜山新港に整備=

◇ICDからDSTサービスを開始
=GDL、印北部ファリダーバード=

◇Yang Ming、UP鉄道が環境優良賞
=持続可能性の取り組みを評価=

◇水素/アンモ/CCUS事業が集中、国内で他になし
=苫小牧港セミナー、過去最大・船社ら400名参集=

◇韓国 釜山新港に新倉庫を建設
=三井倉庫、26年8月竣工予定=

◇三井不動産、街びらきイベント開催
=テナント企業参加、倉庫見学も=

【海事政策・労務】
◇比船員の教育・労働条件を国際基準に
=EU/比で技術支援プロジェクト開始=

◇第3回GHG SMART実習研修に18名が参加
=IMO/KOMSA、LDC・SIDS海事脱炭素化支援=

◇「自動化」「近代化」めぐり交渉決裂
=ILA、「自動化は港湾作業員の仕事奪う」=

◇フィリピンを「クルーズの中心地」へ
=フラスコ観光大臣、クルーズ船寄港拡大検討=

◇18日に交通政策審海事分科会船員部会
=全国内航鋼船運航業の最低賃金改正=

【造船・舶用】
◇船舶間アンモニア燃料補給の安全ガイドライン
=韓国船級、5者で早期開発MoUを締結=

◇1Ah 全固体リチウムイオン電池を開発
=カナデビア、厚さ3.0mm・従来比1/4=

◇ばら積み船「ISE BAY」引き渡し
=今治造船、40,000DWT型=

◇工場見学会に約3,100名来場
=佐世保重工、「飛鳥Ⅱ」見学も=

海岸清掃ボランティア活動に参加
=今治造船、SDGs活動の一環=

◇北野社長「厳しい事業環境も利益還元を」
=JFEグループ記者交流会、JMUは好調=

【シッピング・フラッシュ】
◇Hacobu、20日に荷主向け改正物効法セミナー

◇商船三井、人事異動(11月15日付)

2024年11月14日

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日造協・小久保会長

◇小久保会長「人手不足と価格転嫁の課題浮き彫り」
=フィットテスト事業・VR体験教育は好評=
=日造協・定例会見、会員数は7年ぶりに増加=

日本造船協力事業者団体連合会の小久保和文会長は13日、定例記者会見を開いた。今年6月に会長に就任し、初の記者会見となった小久保会長は「今年は例年以上に人手不足と価格転嫁が課題として浮き彫りになっている。残業規制の施行による実質的な労働力減少に加え、鋼材・資機材価格の高騰、賃上げに伴う人件費の上昇が経営を圧迫し、事業基盤がぜい弱な造船協力事業者にとって深刻な状況だ。そのため、新たな外国人材の育成就労法や政府が進める価格転嫁円滑化の取り組みに期待している」と述べた。また、義務化された防塵・防毒マスクの年1回のフィットテストや労働災害VR体験教育も好評で、法令対応等へのサービスを拡充することで会員増を図っており、会員数も7年ぶりに増加した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇全セグメント好調で売上高9.8%増266.2億円
=栗林商船の2Q決算、海運好調で増収増益=

◇カナダ両岸港のロックアウトで注意喚起
=Hapag-Lloyd、「最新情報の確認を」=

◇27年末の開業目標に仁川新港でCT準備
=韓進、仁川港初の完全自動化ターミナル=

◇曽我社長・河野副社長らと会談、協力強化へ
=駐日パナマ大使、日本郵船を表敬訪問=

◇FMC・Bentzelコミッショナーが辞任
=トランプ次期政権が後任者を指名へ=

◇フランス全土で鉄道輸送に混乱の可能性
=仏鉄道労組が11月と12月にスト計画=

◇駐日パナマ大使、三井倉庫・三菱倉庫が表敬

【不定期船】
◇ケープ、7営業日続伸で22,835㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇北米向けスポット運賃、年末年始まで上昇圧力
=先週のFBX、前週比7.5%上昇の総合指数3564=

◇10月のアジア発米国向け荷動き11.9%増
=Descartes Datamyne、日本発も2ケタ増=

◇10月のCCFI 20.3%下落、SCFIも13.6%下落
=中国の交通運輸部発表、欧州CPI低下原因で=

◇1~10月の総貨物取扱量3.2%減・7.4億㌧
=ロシア全港、輸出は2.8%減も輸入は9.0%増=

◇10月鉄道コンテナ輸送量が過去最高を記録
=ブラジルBrado「海外市場の成長がけん引」=

◇「GLP ALFALINK 茨木」タウンミーティング

【海事政策・労務】
◇「港湾管理者・運営会社等と一丸となって推進」
=中野国交相、国際コンテナ戦略港湾政策に注力=

◇脱炭素、IMOや地域規制の「追加性の原則」がカギ
=GMF、MMMCZCSと「B&C市場の追加性」研究=

◇香港条約の批准や施行に必要な知識を共有
=IMO、比MARINAとワークショップ開催=

◇海上投棄を禁止する「ロンドン議定書」実施促進へ
=IMOと韓国がSMART-C LC/LPプロジェクト=

◇MARINAの海事担当官ピア弁護士
=IMOのアジア太平洋海事開発責任者へ=

◇籍船・運河、海上輸送の関係強化を
=駐日パナマ大使・宮武海事局長が会談=

◇海洋環境保全と持続可能な開発へ連携強化
=第8回PEMSEA東アジア海洋会議を開催=

◇日港協「年末年始の港湾荷役は行えず」
=労使協議整わず、ユーザー側に通知=

◇評価認証団体に日本海事代理士会を選定
=国交省、旅客船の安全情報提供充実制度=

◇公募開始、上屋改修・屋根付通路等を補助
=国交省、国際クルーズ旅客受入機能高度化へ=

◇ジブチ沿岸警備隊の能力向上を支援
=海保MCT、船舶移乗・停船追跡訓練=

◇7カ国9名のJICA研修員、別府港で港湾測量実習
=海保、12月6日まで海図作製技術コースの一環で=

◇船舶事故隻数117隻と前年同期間比32隻減
=海保、秋季安全推進期間の海難発生状況=

◇「水素・アンモニア等の新分野で協力を」
=日豪外務政務、エネ安保・脱炭素化で連携=

◇港湾労組、24秋闘争中央行動・国交省らに申入れ

◇海上旅客運送の最賃、15日に第2回専門部会

◇政府、ナウルに警備艇供与で4.4億円無償資金協

◇政府、ソマリアの円借款債務147.6億円を放棄

【造船・舶用】
◇小久保会長「人手不足と価格転嫁の課題浮き彫り」
=フィットテスト事業・VR体験教育は好評=
=日造協・定例会見、会員数は7年ぶりに増加=

◇中間純利益2.5倍、収益体質が改善
=佐世保重工、通期予想を上方修正=

◇船舶売上高553億円、新造向け好調
=中国塗料・第2Q、純利益88.7%増=

◇くれ海博2024で自動運航船研究を紹介
=海技研、海洋教育フォーラムで講演=

◇函館どつく、新開発バルカーをプレゼン
=北海道「ものづくり大賞」受賞企業発表会

◇瀬戸内海の潮流発電で新事業開発へ
=常石商事、パートナー企業を選定=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果11日分

◇ヤマトHDら訪日観光客向けAI案内サービス実験

◇都ら12月にARTBAY ILLUMINATION 2024

◇笹川平和、トランプ主義に取り込まれる大学生

◇Hacobu、12月6日「MOVO Fleet」セミナー

◇Sea Jaran事務局、「うみコン」控えアンケート

2024年11月13日

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◇原油・LNG、先進国で2026年にピークアウト
=鉄鉱石・石炭は減少も、穀物輸送需要が増加=
=日本郵船調査G「Outlook」、船腹需給を展望=

日本郵船調査グループは12日、「2024 Outlook for the Dry-Bulk and Crude-Oil Shipping Markets」を取りまとめた。予測では、2033年に海上荷動きがドライバルクで5,144百万㌧(年平均伸び率0.2%増)、原油で1,893百万㌧(同0.1%増)、LNGで511百万㌧(同2.2%増)と微増を見込んでいる。ドライバルクは鉄鉱石及び石炭で減少するものの、穀物とマイナーバルクの増加により、全体の荷動きは微増となる。原油・LNGは2025年~2026年をピークに減少傾向となり、原油は2030年以降マイナス成長となる見通し。船腹需給はドライバルカーが微増にとどまる一方、とくにLNGタンカーは大きく伸長する。受注残における代替燃料船の割合も3割程度に増加している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界15か国・40グループ以上が社会貢献活動
=商船三井「BLUE ACTION for ALL Campaign」=

◇前年同期比100%超の増収・黒字転換
=Yang Ming・Wan Haiの3Q業績=

◇GSL、3Q業績・減収減益に
=2,200~11,040TEU型68隻を保有=

◇cargo-partnerのグループ連結化で増収も
=NXHD3Q業績、利用費コスト上昇で減益=

◇豪州・Silk Logisticsの買収を提案
=DP World、2025年上期完了めざし=

【不定期船】
◇原油・LNG、先進国で2026年にピークアウト
=鉄鉱石・石炭は減少も、穀物輸送需要が増加=
=日本郵船調査G「Outlook」、船腹需給を展望=

◇ケープ、6営業日続伸で20,000㌦超え
=航路平均用船料、パナは7営業日ぶりに上昇=

◇バンカー価格、MGOはシンガポールのみ上昇
=タンカー用船料、VLCCを除き下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、2331.58と1.2%上昇・3週連続
=先週の中国輸出コンテナ運賃市場=

◇3256と前週比▲0.09%でほぼ横ばい
=韓国輸出コンテナ運賃指数=

◇前年比8.1%増、4カ月連続240万TEU超
=Descartes、10月の米国コンテナ輸入量=

◇完全電化4番バースにMSCが初入港
=DP World、ロンドンゲートウェイ港で=

◇モロッコ/ブラジルでMEDSA開始
=SeaLead、中南米市場に参入=

◇2037年に現行比1.7倍の1,133億㌦
=米SDKI、日本の3PL市場規模=

◇フェリーシフト拡大、商社間共同輸送へ
=関光汽船、関東圏アパレル輸入で=

【海事政策・労務】
◇海運の低・脱炭素化を推進、海事産業の競争力強化へ
=中野国交新大臣・就任会見、外・内航は重要分野=

◇明珍会長「環境適合船へのインセンティブ付与を」
=駐日パナマ新大使コーエン氏、船協を表敬訪問=

◇「むらさめ」艦上で、土屋船協副会長ら出席
=外務・防衛省、海賊対処行動15周年記念行事=

◇低硫黄制限に関するNo.SR-2020-06 の実施通告
=比・MARINA、1月1日からLSFOに切り替え=

◇ロンドン議定書批准と実施の利点を議論
=IMO、コロンビアで全国セミナーを開催=

◇海事キャリアで女性が直面する4つの課題
=GMFとTURTLEが最新レポートを公開=

◇アマドール地域でヨット“Condor I”火災
=すぐに鎮火、AMPのDGMMが原因調査中=

◇新FMEにジェラルディン・フォアガード氏
=比MARINA、フォール氏の後任として迎える=

◇船協、出前授業・施設見学会の様子等を伝える
=全国小学校社会科研究協議会研究大会でブース=

◇「高水準の安全性を確保した港湾の発展」報告
=第24回北東アジア港湾局長会議、知見を共有=

◇伊勢内航課長「商慣習の実態・改善方策へ意見を」
=海事局、荷主らとR6年度第2回安定・効率輸送協=

◇自動化/機械化/デジタル化を支援、DX強力推進
=国交省、物流施設DX推進実証事業3次公募開始=

◇中川産業港湾課長「議論成果をガイドラインに」
=港湾局、第1回港湾水素等受入環境整備検討会=

◇「点検診断ガイドライン」改定の方向性を議論
=港湾局あす第3回港湾施設の持続可能な維持検=

◇フェリー/旅客船航路情報フォーマット等整備支援
=国交省、MaaS実装への基盤整備事業を追加公募=

◇水素・再生可能・CCUS等エネ分野で協力
=経産政務、ルーマニアエネ相と会談・共同声明=

【造船・舶用】
◇5隻のタンカーに26mの「eSAIL」20基
=bound4blue、Maersk Tankersと新規契約=

◇24年度10月受注量は16 隻・68.7万GT
=輸組、手持工事量637隻・3,001万GT=

◇舶用受注894億円、エンジンが貢献
=三井E&S・第2Q、増収増益へ転換=

◇新造・修繕船とも大幅増収増益
=名村造船、中間配当増配=

◇グリーン鋼材製品に第三者認証サービス
=NK、購入者の安心調達をサポート=

◇来1月に印の海運会社・造船所を訪問
=日舶工、情報収集と製品PR=

◇代替燃料船の議論と取組状況を紹介
=船技協、12月17日に船舶基準セミナー=

【シッピング・フラッシュ】
◇日本GLP、あす都内でConference 2024

◇国交省、鉄道・運輸機構理事等を公募

◇JOGMEC、日本入着スポットLNG月次価格10月

◇ミス日本協、「海の日」10月の活動状況

2024年11月12日

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米国原油生産量の推移(出所:米国エネルギー情報局)

◇対イラン制裁が厳格化、VLCC需要増に期待
=国内原油生産を後押しも先行きは市場次第=
=ポテン、トランプ氏再選で米政策の影響を予測=

米ブローカー大手のポテンは8日に発表したレポートで、米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利し、2025年1月20日に大統領に就任することとなり、上院でも共和党が勝利、下院もリードしている状況において、今後の米国の政策が石油・タンカー市場にどのような影響を与えるのかを予測した。トランプ氏の1期目の実績や選挙戦での発言を踏まえると、国内生産は増産を目指すと思われるが、市場バランスが大きなカギとなる。一方で、イスラエル支持を明確にしていることから対イラン制裁は厳しくなることが予想され、ダークフリートを利用したイラン産原油を輸送する中国への圧力も高まると考えられる。その結果、正規のVLCC需要が高まることが期待される。

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【企業・経営】
◇次世代スタートアップ「エネコート」に出資決定
=MOL PLUS、ペロブスカイト太陽電池社会実装=

◇海上保安署と合同で大型旅客船の救助活動等
=川崎近海、苫小牧Fターミナルで接舷訓練=

◇前月比▲7%・前年比77.7%増加
=Evergreen、10月の売上高=

◇前月比▲12%減・前年比68%増加
=Yang Ming、10月の売上高=

◇CII・FuelEU Maritime等、日本郵船ら登壇
=ストームジオ、26日に都内で脱炭素化セミナー=

◇GLP運営の私募物流ファンドに出資参画
=三井住友信託、物流2024等の社会課題解決へ=

◇「紅海での商船への攻撃停止」可能性も
=フーシ派、レバノン軍事サイトへの投稿=

◇「飛鳥Ⅲ」アート公募展の授賞作品を発表
=郵船クルーズ、絵画と写真2,300点応募=

◇唯一無二の寄港地観光ツアーを発表
=商船三井オーシャンクルーズ、国交省と連携=

◇商船三井、決算説明動画をHP掲載

【不定期船】
◇対イラン制裁が厳格化、VLCC需要増に期待
=国内原油生産を後押しも先行きは市場次第=
=ポテン、トランプ氏再選で米政策の影響を予測=

◇ケープ、5営業日続伸で19,210㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、2331.58と1.2%上昇・3週連続
=先週のCCFI、1.5%上昇・2週連続=

◇総合指数は前週比▲1.1%下落と1750.6
=先週のNCFI、一部航路で需要減退も=

◇カナダ西岸港湾労使紛争の調停作業が不調に
=連邦調査局が調停作業を終了、会合は未定=

◇モントリオール港、使用者団体がロックアウト
=一部稼働停止、労組側「雇用側が交渉拒否」=

◇EU ETS・FuelEU規制強化受け25年から
=ONE、新環境対応サーチャージ導入へ=

◇ターミナル整備強化に1.8億ユーロ初融資
=IFC・MIGA、タンガーメド港湾局と協定=

◇過去最速、300万TEUを記録
=仁川港、8年連続の300万台維持=

◇米国小売輸入コンテナ9月前年比12.8%増
=NRF、スト再開・新政権の関税に警戒感=

◇「欧州一部港湾で遅延、混雑」と注意
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇「GLP早島Ⅳ」着工「物流2024問題」対策拠点へ

 

 

【海事政策・労務】
◇海運モーダルシフト拡充への調査等「国は支援を」
=CLOの役割等、明確化へガイドライン作成も指示=
=国交省ら合同会議、改正物効法の規制的措置を成案=

◇スエズ史上最大の通過物、24時間かけ通過
=全長450m・幅90mの曳航浮きドック=

◇OECD非加盟国初のSBSRピアレビュー
=比・MARINA、常石造船セブ等に視察同行=

◇「友情とネットワークで課題を機会に変えて」
=WMU卒業式、ドミンゲス事務所長がコメント=

◇LNG燃料船の乗組員訓練方法、比・越ら9名招き
=海事局、IMOと共同でアジア船員教育者向けWS=

◇アジア船員教員計9名招聘、ガス燃料船講習等
=JMETS、IMO技術協力PGで学科・実習訓練=

◇強い内航へ変革『NX補助金』3次募集を開始
=海事局、造船等と連携・技開・実証事業を支援=

◇経常収支上期、15兆8248億円黒字と過去最大
=財務省、貿サ収支▲4兆3,895億円と赤字幅拡大=

◇経産相、ペトロナスCEOと幅広いエネ協力を確認

◇日中省エネ環境F、カナデビア等新規協力案件

◇国交省、船員法等法令違反の船舶所有者を公表

【造船・舶用】
◇史上最大規模・128隻建造プログラムの4隻命名式
=カタールエナジー、韓国・巨済市で2回に分け開催=

◇「シェーパー・クラス」オプション2隻発注へ
=W.ウィルヘルムセン、11,700CEU8隻体制に=

◇ドイツSAL HL向け“Frida”進水式
=中国・蕪湖造船所、オルカクラス2隻目=

◇英メインプライズ向け6隻+オプション6隻
=S.マリン、「Supa Swath」船の建造契約締結=

◇HD韓国造船海洋にLNGBV4隻を発注
=MSC/EPS、現代尾浦建造・28年10月引渡=

◇川崎重工、海技研関係者ら2名を選任
=舶用エンジン検査不正で技術アドバイザー=

◇廃食油でバイオ燃料を製造、新規参入
=赤阪鐵工所、船舶など多業種へ供給=

◇5年ぶり香港で舶用工業セミナー
=日舶工、会員17 社が参加=

◇受注257億円、新造5隻・修繕船
=内海造船・第2Q、反動減で減収減益=

◇受注高41.4%増の75億円
=阪神内燃機・第2Q、増収減益=

◇ばら積み船「AFRICAN HAMMERKOP」引き渡し
=今治造船Gの岩城造船、64,000DWT型=

◇グリーンアンモニアの製造試験に成功
=IHI、Power-to-X技術の開発目指す=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、21日に海外石油天然ガス動向説明

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇SGムービング、家電回収で賃貸住宅管理協と協定

2024年11月11日

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第5回海技人材の確保のあり方に関する検討会

◇官学労使+専門家でチーム、訴求強化へ「全体戦略」
=新3級拡充案・有料船員職業紹介事業の解禁案等も=
=海事局、第5回海技人材確保検で対応策の方向性案=

国土交通省海事局は8日、「第5回海技人材の確保のあり方に関する検討会」を開催し、これまでの委員意見等を踏まえ、「対応策の方向性案」を提示した。この中で同局は、官労使に加え、教育・リクルーティング・コミュニケーション等の専門家を交えた「戦略チーム」を、平成19年10月に設置した中央組織「海事産業の次世代人材育成推進会議」の下部WTに位置づけ、船員の養成・就業拡大に向けた訴求強化のための「全体戦略」を検討・策定する案を提起。また、同局は「養成ルート」強化策として、新3級の拡充案を示したほか、「確保ルート」拡充策として、有料船員職業紹介事業の解禁案等を提起した。同局は12月中旬に予定する第7回会合で中間とりまとめを策定する方針だ。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇EVタグを建造、大容量バッテリー搭載
=ダイトー、ダイゾーで建造・27年5月竣工=

◇物流業は売上6.7%増、営業益横ばい
=三井倉庫、新規物流拠点が収益貢献=

◇“Sounion”からの石油移送作業が開始
=約15万㌧を3‐4カ月をかけ他船に移送=

◇革新的エネ技術でCN挑戦、ロードマップ示す
=NEDO/AIST、COP29で共同イベント=

◇伊藤忠がカワサキモータースの株式保有
=川崎重工が譲渡、3社が資本提携=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続伸で17,930㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフのみ上昇
=タンカー用船料、パナマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇2024年の新造コンテナ船受注隻数は52%増
=受注・引き渡し隻数や用船料金が急上昇=
=VesselsValueレポート「記録破りの年に」=

◇1520.9万TEUと前年同月比2.3%増
=CTS、世界コンテナ荷動き9月=

◇総合指数3,444㌦/FEUと前週比7%上昇
=Drewry運賃指数、2週連続で上昇=

◇トランプ大統領再選「短期コンテナ運賃急騰」
=Xeneta分析、「米輸入荷主ら前倒し」予測=

◇欧州域内「IBESCO」を分割
=ONE、今月から2サービス体制=

◇新造コンテナ販売、ドライ421.8%増
=CIMC・1~9月、リーファー16.6%増=

◇パラナグア港・TCP、インフラ拡張投資へ
=ブラジル港湾局・CMPort、基本合意書=

◇海上・航空とも米向け需要は堅調
=Maersk、北米市場の最新状況=

◇国交省ら重量超過等違反車両『大規模合同取締』

【海事政策・労務】
◇官学労使+専門家チームで訴求強化「全体戦略」
=新3級拡充案・有料船員職業紹介事業の解禁案等も=
=海事局、第5回海技人材確保検で対応策の方向性案=

◇ドミンゲス事務局長、中期措置の交渉状況等共有
=IMO、きょう開幕COP29に参画、サイドイベも=

◇最新のリスク評価と軽減、産官学ら構築方法探る
=IMO・プリマス大、サイバー保安とレジリエンス=

◇14大学・100名以上の学生が気候変動学ぶ
=AMP、「海事、港湾、物流フォーラム」開催=

◇野生生物密輸の対応等を解説、無料公開
=IMO、WWFらとeラーニングコース=

◇「法の支配のガーディアンとしての海保機関」
=東南ア・日等海保当局「マニラ・ダイアローグ」=

◇公労使ら1万円引上で合意、年度内にも実施
=交政審・漁業最賃専門部会、船員部会答申へ=

◇みなと総研ら、海辺の環境改善・CN等に貢献へ
=「第2回全国海の再生・ブルーインフラ賞」募集=

◇苫小牧・横浜・博多・大阪でロールプレイング
=サイバーポート、今月から年明に対面式体験WS=

◇「国際海上コンテナ背後輸送の効率化方策」等
=国総研、海事・港湾関係3本の研究資料刊行=

◇横浜港大さん橋国際客船T、13日「護身術講習会」

【造船・舶用】
◇早期異常検知から原因推定・対処法までを自動で
=三井E&S、診断・モニタリングシステム等を紹介=
=IoS-OPウェビナー「第18回オープンキャンパス」=

◇韓国政府に自国造船支援の透明性確保を要求
=OECD第139回造船委、公正な競争条件確保へ=

◇KMTC、8,700TEU型2隻を発注
=HD現代三湖、27年3月までに引渡し=

◇2Qは増収増益、売上高は過去最高
=川崎重工、船舶海洋の売上1,153億円=

◇国産アンモニア燃料エンジン試験運転完了
=J-ENG、初号機は25年9月に完成予定=

◇次世代燃料の技術・開発状況を紹介
=三井 E&S、おかやまテクノロジー展で=

◇NK、2024技術セミナー講演動画を特設HPに掲載

【シッピング・フラッシュ】
◇海保、青い海第25回図画コンの受賞者決定

◇観光庁、主要旅行業者の取扱状況9月分

◇Hacobu、20日に改正物効法最新情報セミナー

◇J-ENG、組織変更・人事異動(12月1日付)

2024年11月8日

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洋上風力人材育成センター「NOA TRAINING」(写真提供:日本財団)

◇長崎・伊王島に「洋上風力人材育成センター」開所
=年間1,000人規模、世界初・実海域での移乗訓練へ=
=日本財団、11日よりGWO認証安全訓練を提供=

日本財団は7日、「日本財団オーシャンイノベーションプロジェクト」の一環として、長崎海洋産業クラスター形成推進協議会が運営する「日本財団洋上風力人材育成センター(NOA TRAINING)」を長崎県・伊王島に開所した。同センターは、洋上風力発電設備の設置工事・運転・メンテナンスを実施する技能者を、年間1,000人規模で育成する国内最大の施設となる。同センターでは、Global Wind Organization(GWO)の認証プログラムを、11日より日英の2言語対応で提供開始する。今回開所したのは「安全訓練棟」で、2026年3月には「技能訓練棟」を開所、2027年3月には、世界初となる実海域での移乗訓練が可能な「洋上訓練施設」の完成を予定する等、順次施設機能の拡充を図っていく。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇長崎・伊王島に「洋上風力人材育成センター」開所
=年間1,000人規模、世界初・実海域での移乗訓練へ=
=日本財団、11日よりGWO認証安全訓練を提供=

◇DXフェス「DXが支える経営戦略」を発信
=日本郵船、鹿島専務と志濟社外取締役が対談=

◇筒井執行役員、人権デューディリジェンス等紹介
=日本郵船、CRT日本委「ビジネスと人権国際会議」=

◇カリコム行政官らに海運の社会的使命等を紹介
=川汽、外務省交流PGに協力・企業視察を受入れ=

◇韓国初の大型船で自律運航試験を実施
=HD現代重工ら、8,000TEU型船で=

◇バッテリー搭載コンテナ船2隻竣工
=寧波遠洋、742TEU型・ゼロエミ実現=

◇運航予定の北極域研究船「みらいⅡ」
=商船三井、YouTubeコンテンツが公開=

◇川崎汽船、村上英三前社長「お別れの会」
=業界関係者ら多数参列、功績と人柄を偲ぶ=

◇「MITSUI OCEAN FUJI」船内提供サービス

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続伸で17,086㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇FBX、3315と前週比0.5%上昇
=米新大統領の高関税導入前に輸入前倒も=

◇1~10月、商業都合の待機船は最低水準
=ドック入り延期、最大限サービス投入で=

◇脱炭素・4PL事業で契約4年間延長
=Maersk・Syngenta Crop Protection=

◇南アジア/米国東岸「INDAMEX」
=CMA CGM、紅海・スエズ運河通航再開=

◇運賃・需給等をリアルタイムで提供
=Drewry、アジア域内オンラインサービス=

◇欧州荷主、調達先の多元化・近距離化を検討
=Maersk、顧客58%がSC混乱でコスト負担=

◇都港湾局ら東京港ポータルサイトを10日に刷新

◇「MFLP船橋」地域交流イベに5,000名来場

 

 

【海事政策・労務】
◇ダークフリート疑い4隻の登録取り消しへ
=AMP、制裁リスト掲載船舶への措置強化=

◇AMP「手続きに問題なかった」と声明
=ヒスボラ工作員疑義人物の船員手帳所持で=

◇ドミンゲス事務局長「安全・脱炭素化」
=IMO、世界海事デーパラレルイベント=

◇学生向け海上輸送政策立案トレーニング
=IMO、WMU・IMLIとマルタで共同実施=

◇開発途上国のネットゼロ海運への取り組みを支援
=IMO、UNEP・ノルウェーらとイノベフォーラム=

◇施設配置や輸送体制等を検討、留意点等を策定へ
=港湾局、11日に水素等港湾受入環境整備検を発足=

◇保安委・水際危機管理T、情報共有で能力向上
=R6年度東京港水際危機管理テロ対策合同訓練=

◇クイズに約400名参加、海運ミニ袋等の進呈も
=船協、北九開港記念イベントに海事PRブース=

◇「海上保安における競合と協力」
=海保大初の試み、23日に学術シンポ=

【造船・舶用】
◇メタノール燃料2.4万TEU型の建造計画
=11隻-27億5,000万㌦、28~29年引渡で=
=Evergreen、日中韓の6造船所に提案書=

◇LNG燃料9,200~16,800TEU型24隻
=揚子江船業・蘇新時代造船に各12隻=
=Hapag-Lloyd、40億㌦投資・大型発注=

◇CORSIA 適格燃料、世界3番目・欧州以外で初
=ICAO、NK申請のサステナ認証スキームを承認=

◇舶用水耕栽培装置搭載、初の「ELW(HP)」
=東慶海運のバルカーにNK船級証書=

◇機械・インフラは営業損失12億円
=カナデビア、通期は増収減益=

◇第23回 常石技能オリンピック開催
=約100名参加、溶接・塗装など競う=

◇企画展示コーナーをリニューアルオープン
=三菱みなとみらい技術館、開館30周年=

◇次世代ヤンマーデザインを発表
=新たなマリンライフを提案=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果5日分

◇Hacobu、12日と14日にオンラインセミナー

◇笹川平和、Ocean Newsletter 第582号

2024年11月7日

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◇ONE利益が大きく貢献、各社とも大幅な増収増益
=下期は堅調推移予測、株主還元はいずれも拡大=
=邦船大手3社、2024年度第2四半期決算=

邦船大手3社の2024年度第2四半期決算が6日、出揃った。いずれも大幅な増収増益を達成したが、Ocean Network Express(ONE)の税引き後利益は2,778百万㌦と前年同期比297%となったことで、3社の持分法投資利益が跳ね上がったことが大きな要因となっている。紅海情勢の影響による船舶需給のひっ迫が運賃水準の高止まりをもたらしており、当初予想を大きく超える着地となったが、下期には新造コンテナ船の大量竣工も控えていることから伸びは鈍化するものと見ている。2Q単体ではドライバルク事業が伸び悩む傾向が各社で見られたが、全体的には堅調に推移。各社とも配当予想の上方修正や自己株式の追加取得等、積極的な株主還元の拡大に努めている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇ONE利益が大きく貢献、各社とも大幅な増収増益
=下期は堅調推移予測、株主還元はいずれも拡大=
=邦船大手3社、2024年度第2四半期決算=

◇売上高1.3兆円・経常利益2,892億円で増収増益
=ドライは円高要因で減益もONE利益が貢献=
=日本郵船・2Q決算、300億円の追加自己株式取得=

◇2025年10月以降、一部クルーズで割引併用可
=日本郵船、飛鳥クルーズ優待割引券の条件変更=

◇31%増の6億3,258万ドルと過去最高益
=ICTSI・1~9月業績、VCTの稼働開始等で=

◇前年同期比6.2%増と3兆4,067億円
=DHL3Q売上高、フォワーディング二桁増収=

◇国内・国際物流とも増収増益
=ケイヒン、東扇島C稼働が寄与=

◇子供達と海洋プラスティックゴミ調査イベント
=商船三井、NPOと協力・名古屋藤前干潟で回収等=

◇川崎汽船、企業理念・ビジョン「信頼」伝える
=中計進捗・24年度2Q決算説明動画をHP掲載=

◇「ALFALINK」拠点に地域の防災体制強化
=日本GLP・相模原市、災害時包括連携協定=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で16,310㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO下落・MGO上昇
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇平均で1549.4と前月比▲12.2%
=10月のNCFI、欧米向け下落続き=

◇300万TEUの引渡量と過去最高を予想
=BIMCO、2024年の新造コンテナ船=

◇前年同期比5.2%増・1億9090万㌧
=欧州域内港湾、1Qのコンテナ貨物取扱量=

◇15日間のコメント期間、20日まで
=FMC、「Premier Alliance」に=

◇上海・寧波・高雄各港が混雑
=台風21号の影響で継続的に=

◇4日からロックアウト、スト通告に対抗
=カナダ西岸港湾使用者団体BCMEA=

◇バーレーン港湾から内陸都市へ
=ONE、コンテナ陸上輸送サービス=

◇印向け貨物対象にB/L Inst記載
=Namsung Shipping、注意喚起=

◇全19棟HAZMAT 倉庫で普通品と一体保管
=プロロジス「パーク古河7」の開発を決定=

【海事政策・労務】
◇自動運航船の環境整備・海技士資格取得ルート多様化
=官民物流標準化懇が成案、「陸海空輸送モード総動員」=
=国交省「新モーダルシフト対応方策」月内に打ち出す=

◇政府と緊密に情報共有・連携、社会的責任果たす
=明珍船協会長「海賊対処行動」等継続で歓迎談話=

◇第49次海賊対処隊、カタール海軍と親善訓練
=護衛艦「むらさめ」、ドーハ沖で近接運動等=

◇大統領令施行からわずか4日で最初の1隻
=AMP、制裁リストの船舶の登録取り消し=

◇パナマ籍船の電子登録システムに規制
=AMP、システム製造者の認可要件を発表=

◇燃料油計測でバイオ燃料を含む最新基準採用へ
=星港、来年1月から担当官に講座受講義務付け=

◇23-24日の通航スロット数を変更
=ACP、ミラフローレス点検で=

◇ジャストインタイムとGHG排出削減へ
=IMO、4カ国でパイロットプログラム始動=

◇24億㌦と前年同期比19億㌦減
=スエズ運河、1~8月通航料収入=

◇前年同期比7.1%増の3万1,162隻
=ボスポラス海峡、通航船隻数1~9月=

◇松田教授、中長期の通航制限は各国エネ調達に影響も
=日本GIFセミナー「パナマ運河の未来・気候変動」=

◇クイズ交え海運を紹介、「99.6%」に驚きの声も
=船協、船長協らと港区立小5生対象に出前授業=

◇日パ海事協力で議論、船籍登録・物流港湾等
=コーエン次期駐日パナマ大使、在神戸領事と=

◇代替・補完ルート有効性を検証、日系企業対象に
=国交省、国際物流の多元・強靱化実証事業を公募=

◇公労使ら今後の対応策・進め方等を議論
=海事局、あす第5回海技人材確保あり方検=

◇洋上風発港湾工事課題・国際海コン背後輸送等
=国交省、12月5・6日にR6年度国土技術研究会=

◇ペーパーレス貿易加速化・現実的エネ移行等
=APECビジネス諮問委日本、石破総理らに提言=

◇日サウジ首脳、中東安定へ緊密連携で一致

◇交政審、あす第2回漁業最低賃金専門部会

【造船・舶用】
◇DNV、前年同期比9%増の162隻
=1~10月のメタノール燃料船発注=

◇最終船”ONE RESPONSIBILITY”引き渡し
=上海外高橋造船、7,200TEU型10隻=

◇LNG燃料9,000TEU型4隻
=PIL、滬東中華造船に発注=

◇4隻目の「StratCat 27」型建造を新たに契約
=ストラテジックマリン、OEG向けCTV=

◇中間期として過去最高益を更新
=IHI、受注高58.3%増=

◇今治市の未来創生へ寄附金20億円贈呈
=海事都市交流委員会、市長から感謝状=

◇売上高1,428億円、中間利益79億円
=JМU、通期も増益見込む=

◇CO2排出削減の実現加速へ覚書締結
=川崎重工と豪LETA、低排出技術で協力=

◇防衛省向け輸送艦「にほんばれ」進水
=内海造船・瀬戸田、最適船体形状=

◇都内にソーシャルイノベーション共創拠点
=川崎重工、社会実装を目指す場=

【シッピング・フラッシュ】
◇海洋立国懇、28日「空飛ぶ船」勉強会

◇運総研、「交通サイバーセキュリティⅫ」等

◇笹川平和、日中地域創り関係者交流フォーラム

◇笹川平和、2025年度フェロー第2回募集説明会

2024年11月6日

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国土交通省海事局・宮武宜史局長

◇「日本提案『feebate』実現に全力」変わりなし
=IMO/MEPC、GHGゼロへ海運業界と密に連絡=
=宮武海事局長、海技人材確保策・年内に方向性=

「日本はやるべきこと、日本提案を実現するために全力を出すということに変わりはない」。国土交通省海事局の宮武宜史局長は5日、記者会見に臨み、国際海運2050GHGゼロに向けて審議した国際海事機関(IMO)第82回海洋環境保護委員会(MEPC82)結果について「想定した以上に難しい会議になった」との見方を示した。ただ一方、「次回(2025年4月のMEPC83)ではsettle(確定)しないとならない。残された少ない会合をどう生かし、日・欧が提案しているフィーベート(feebate:課金・還付)の仕組みに到達するのか、それができない場合にどう対応するのか、真剣に考えていかなければならない。外航海運業界と密に連絡をとりながら対応を決めていきたい」との考えを示した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇経常利益は前年同期比126.8%増の1,873億円
=ドライ・自動車船は堅調、エネルギー資源も安定=
=川崎汽船・2Q決算、中間・期末配当を上方修正=

◇900億円上限で追加自己株式取得の実施を決定
=川崎汽船、12日まで立会外買付・大株主6社応諾=

◇日比商船学生交流、日本の海事産業を学ぶ
=郵船、比NTMA学生ら短期日本留学PG=

◇東南アで「ロジ・インフラ」共同開発・投資
=商船三井、不動産デベロッパーらと事業展開=

◇車いすラグビーの倉橋さん、紫綬褒章を受章
=商船三井社員、パリ・パラ五輪で金メダル=

◇台風20号被害の比国に支援金500万円
=郵船、現地パートナー財団に寄付=

◇中間配当20円、期末と合わせ年間40円
=共栄タンカー、売船で特別利益を計上=

◇物流・港湾・関連事業グループ組織変更
=川汽、4チーム体制から3チーム体制に=

◇米投資StonepeakがATSGを買収
=31億㌦で2025年上期に完了へ=

【不定期船】
◇VLCC需要は増加、小型船需要は低下へ
=豪州が投資支援、サウジアラムコとも協力協定=
=ポテン、ベトナムの原油精製能力増強計画で=

◇ケープ、再び上昇に転じ15,332㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

◇バンカー価格、各地で小幅変動も概ね横ばい
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

◇バルト3国へLPGを初の海上輸送
=PIS、欧州市場へネットワーク拡大=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIは2303.44と2週連続上昇
=先週の中国輸出コンテナ運賃指数=

◇1769.5と前週比7.3%アップ
=先週のNCFI、需給改善で全航路上昇=

◇反騰し3259と前週比2.23%上昇に
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇新造LNG燃料23,660TEU型命名式
=Hapag-Lloyd、”Hamburg Express”=

◇Maerskが2カ月連続で最高、主要船社中
=9月のスケジュール順守率、前月比で悪化=

◇前年同期比3.5%増の571.8万TEU
=比国合計、1~9月コンテナ取扱量=

◇2026年春を目途に2棟の危険品倉庫を増設
=商船三井、神戸PI保有地に物流センター=

◇Maersk、ハイフォンに越初の保税倉庫
=国内配送・通関・フルフィルメント拠点に=

◇輸入コンテナ早期引き取りを顧客に周知
=ONEジャパン、ヤード混雑の防止で=

◇640万TEUと前年同期比18.4%増
=パナマ港湾コンテナ輸送量1~8月=

【海事政策・労務】
◇「日本提案『feebate』実現に全力」変わりなし
=IMO/MEPC、GHGゼロへ海運業界と密に連絡=
=宮武海事局長、海技人材確保策・年内に方向性=

◇海賊対処行動1年間継続、来年11月19日まで
=政府が閣議決定、防衛相「国際社会平和に貢献」=

◇海運セクター・グリーン・イニシアチブの強化
=MPA、減免措置や申請に必要な書類など通知=

◇シンガポール籍船のSSASテスト手順
=MPA、MSC/Circ.1155の採択受け通知=

◇管理効率・有効性・品質の向上を図る
=AMP、海事訓練局の自動化プロジェクト

◇IMOドミンゲス事務局長、紅海5カ国を訪問
=「国際海運に携わる人々への支援メッセージ」=

◇「イスラエル関係船はすべて攻撃対象」
=フーシ派、イスラエル海上封鎖継続を発表=

◇運河渡河部に着工、14カ月内にバルボア港へ
=パナマ、メトロ3号線事業トンネル工事で=

◇海事産業のDX・GXへ海事人材の確保・育成
=海事センター、2月5日に海事立国フォーラム=

◇災害リスク軽減へ「ひまわり」利用・技開協力
=気象庁・豪気象局、11日に気象衛星分野で覚書=

◇来年1月以後開始の各課税年度租税等対象に
=日ギリシャ租税条約、12月5日に発効へ=

◇日マレー外相、海上保安の具体的協力で連携

◇豪州、本邦周辺海域で北「瀬取り」警戒監視

◇G7外相、北朝鮮弾道ミサイルに声明

◇竹若大使、第11回北極サークル総会に出席

◇国交/経産/農水、改正物効法規制措置で合同会議

【造船・舶用】
◇高混焼率で安定運転を実現、GHG削減技術確立
=J-ENG、国産アンモ燃料エンジン試験運転完了=

◇プラント・インフラを中心に売上増
=三菱重工・中間、2ケタ増収増益=

◇「内航海運の課題解決に向けた技術開発」
=海技研講演会、12 月 6 日に施設公開も=

◇乗船研修に29社・合計56名が参加
=日舶工、神戸大の「海神丸」利用=

◇最新の“MULTRATUG 36”命名式
=Multraship、牽引力89.5㌧の最新タグ=

◇今治造船、「サイクリングしまなみ」に参加

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇SGムービング・リネットJ、3自治体と協定

◇横浜港大さん橋マルシェ2024、9・10日に

◇笹川平和、PALM10後の太平洋島嶼地域情勢

◇川崎汽船、人事異動

2024年11月5日

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全日本海員組合・第85回定期全国大会閉幕 松浦組合長の音頭で「ガンバロー三唱」

◇松浦組合長「後継者確保、業界全体の最重要課題」
=コロナ禍経ても「船員を守る使命」に変わりなし=
=海員組合第85回大会閉幕、80年度活動方針採択=

「世界中の経済・生活がコロナ禍を経験して大きく様変わりをしているが、船員の生命・生活と航海の安全、組合員とその家族の生活を守るという使命に変わりはない」。
 全日本海員組合の第85回定期全国大会は1日、船員の確保・育成に果たす海技教育機構の役割の大きさ、船員の生命・健康維持に果たす洋上救急事業の重要性等を強調した修正案5本と「カボタージュ規制堅持を求める」決議を反映した第80年度活動方針を採択し、閉幕した。松浦満晴組合長は「後継者の確保・育成は差し迫った業界全体の最重要課題だ。何よりもまず、国がこの産業の重要性をしっかりと認識し、一義的には国の責任で将来を担う後継者の確保・育成に責任をもって取り組んでいかなければならない」と強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇全体的に下落、年内も価格下落傾向と予測
=鋼板価格が急落、インドのみ前向き要素も=
=GMS、10月第4週のスクラップ買取価格=

◇売上高9.5%増、外航・内航海運好調
=飯野海運、2025年度第2四半期決算=

◇2Q決算、売上高75億円超と大幅改善
=共栄タンカー、VLCC1隻を売却=

◇LONGiとメタノール燃料長期供給契約を締結
=A.P.Moller-Maersk、2026年から受け入れ開始=

◇「100㌦プレゼント!」キャンペーン
=プリンセス・クルーズ、JCBカードと共同=

◇邦船大手3社、ONEから計約14億㌦の配当金

◇商船三井ロジス、20日に欧州物流事情ウェビナー

【不定期船】
◇ケープ、再び下落で15,365㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

◇第6回上海国際LNG海運フォーラム開催
=商船三井の橋本社長が登壇、COSCOと共催=

◇9月は1,157万klと前年同月比93.0%
=石油統計、10か月連続で前年比下回る=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数3,218㌦/FEUと前週比+4%
=先週のDrewry運賃指数、15週ぶり上昇=

◇9月は前年同期比7.7%増、北部・深圳が2ケタ増
=中国交通運輸部、全国港湾コンテナ取扱量=

◇売上高157.6億㌦、EBITDAは47.9億㌦
=マースク、3Q業績大幅増益で通期予想を上方修正=

◇売上高735億元、営業利益331億元
=COSCO、2024年3Q業績は大幅な増益増収=

◇台湾~ベトナム航路で新サービスTVS開始
=台湾CNC、3隻投入でウィークリー=

◇1~9月累積コンテナ輸送量、前年同期比15%増
=FESCO、ウラジオ~中国・年内に定期航路開設=

◇過去2番目の779,388TEU、前年同月比18%増
=NY/NJ港、9月総コンテナ取扱量・累積も14%増=

◇「Digital Carbon Calculator」を無料提供
=MacGregor、「Cargo Boost」と連携=

◇BCMEAに4日8時から72hストを通告
=カナダ西岸労組ILWU、最終案提示を拒否=

◇ボルチモア~シカゴ間で2段積みコンテナ列車
=米CSX鉄道、年間約16万本・雇用13,000人創出=

◇荷動き指数は外貿コンテナ・航空貨物とも低下
=NX総研、短観発表・10~12月期は改善見込み=

◇「冷蔵輸送市場 2024~2032年」レポート販売開始
=グローバルインフォメーション、年6%の成長予測=

◇友好協力関係樹立30周年を記念
=ダナン港を川崎市港湾局代表団が訪問=

◇国交省、「トラック・物流Gメン」に改組・拡充

◇日本GLP、あす相模原市と災害時包括連携協定

【海事政策・労務】
◇松浦組合長「後継者確保、業界全体の最重要課題」
=コロナ禍経ても「船員を守る使命」に変わりなし=
=海員組合第85回大会閉幕、80年度活動方針採択=

◇松浦組合長再選4年目、現行体制を維持
=組合大会最終日、常任役員の選挙結果=

◇第80年度総予算・設備計画を賛成多数で承認
=国内分科会、カボタージュ規制堅持等で質疑=
=海員組合大会・最終日午前、各分科会議報告=

◇ミラフローレス閘門の西レーンのメンテナンス
=ACP、11月23-24日に通航スロット数削減へ=

◇キューバのバラスト水管理条約参加準備支援
=IMOの支援で海事局がワークショップ開催=

◇水先関係、佐々木氏・竹中氏・鶴谷氏が旭小に
=R6年秋の叙勲受章者、国交省関係計261名=

◇水先4名・造船4名・港湾建設8名が黄綬に
=国交省、R6年秋の褒章受章者87名・11団体=

◇アジア・アフリカ研修生に鑑識技術講義と演習
=海保、マレーシア海上法執行庁に能力向上支援=

◇外航日本人船員確育スキーム10期生、陸上研修

◇めざせ海技者セミナー今治に43事業者・111名

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

◇斉藤大臣、濱口梧陵国際賞受賞者に表彰盾

◇全港湾沖縄、日米合同演習に抗議集会

◇日ウズベク貿易相、JCN含め再生可能エネで協力

◇関東運、輸送の安全確保等で警告書を発出

【造船・舶用】
◇GITコーティング、新たな型式承認第1号に
=ロイド船級協会「強化防汚型式承認」を創設=

◇船舶含むエネ売上高1,308億円と微増
=住友重機械、1~9月期受注高852億円=

◇C帯気象レーダーの無線局免許取得
=日本無線、富山県滑川市で観測開始=

◇トヨフジ海運向けRORO船2番船
=三菱・下関、15日に命名・進水式=

◇IHI、グローバル向けCMを世界配信
=“脱炭素ソリューション”テーマに=

◇配送ロボットをソフトバンク施設で展示
=川重の「FORRO」、労働力不足に対応=

【シッピング・フラッシュ】
◇1日付、5年毎見直型2.05%・年率1.15%~2.95%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇JMETS 練習船「日本丸」が名古屋港入港

◇経産省、鉱工業指数9月等

◇国交省、鉄道輸送統計7月分

◇Hacobu、12日「物流統括管理者の役割」セミナー

◇観光庁、宿泊旅行統計調査8・9月

◇笹川平和、カマラ・ハリス・3つの悩み

◇三井 E&S、人事異動(11月1日付)

2024年11月1日

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全日本海員組合・第85回定期全国大会・外航分科会議

◇松浦組合長「外航日本人船員の確保へ共通認識」
=外航分科会、船内居住環境の改善等で活発議論=
=組合大会二日目、活動方針「国際・外航」承認=

「外航の状況、様々な課題について数多くの意見交換が行われた。船員の確保・育成に関しては、船内居住環境の改善を含めた労働環境改善等について活発に意見交換し、共通認識を図ることもできた。今後も十分に意見交換し、それを反映しながら、今後の執行活動を行っていく」(松浦満晴組合長:外航分科会議・閉会挨拶)。全日本海員組合の第85回定期全国大会は二日目(10月31日)、外航・国内・水産―各部門別分科会議で討議。外航部門では、「船内居住環境の改善」を求めた活動方針案への修正提案を中心に議論したほか、外航日本人船員の確保・育成に向け、体験乗船の有効性を指摘した意見、ITFのFOC政策「マラケシュ・ポリシー」の内容を確認する声等が挙がった。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇税引後利益2,778百万㌦、北米往航の消席率100%
=運賃急騰も下期は新造船大量竣工で需給軟化予想=
=ONE・2Q決算、前年同期比966%の増益達成=

◇経常利益2,490億円、前年同期比61.2%増に
=需要は堅調推移、年明けには一時軟調と予測=
=商船三井・2Q決算、配当予想も上方修正=

◇経常101億円で増収減益、通期は下方修正
=NSU海運、2024年度第2四半期決算=

◇「グローバル経営」と「ネットワーク」の強化へ
=日本郵船、郵船ロジのGHQをYLGMに集約=

◇新たな顧客確認(KYC)プラットフォームを開始
=バルティック取引所、米ムーディーズと提携=

◇洋上風力発電低コスト化/浮体式洋上風力実証事業
=ケイライン・ウインド、JMUからフェーズ2委託=

◇マルコス大統領出席し開業式典を開催
=Maerskが比に10万m2の大型倉庫開設=

◇脱炭素戦略の進捗状況「Progress Report 2024」
=日本郵船が具体的な取り組みと数値を解説=

◇売上高1.8%増も純利益は59%の大幅減
=明海グループ2Q決算、外航海運横ばい=

◇「物流会社としての取り組み」解説
=SGH、「ESGブック2024」を公開=

◇新たに3ファンドがSector Leaderに選出
=日本GLP、GRESBリアルエステイト評価で=

◇商船三井、11月1日付役員人事

◇商船三井、11月1日付人事異動

◇名村造船、11月1日付人事異動

【不定期船】
◇ケープ、再び下落で15,311㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、パナマックス除き下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇韓国/アジア8カ国・地域は荷動き最多
=1~9月コンテナは11%増の319.44万TEU=

◇アジア域内運賃コンテナ指数、2週間で15%上昇
=Drewry 発表、「6週連続下落後、初めて上昇」=

◇中国、米国経済成長維持で需要に対応
=Maerskのアジア太平洋市場状況=

◇ピークシーズン前倒しで今後輸入急減の可能性
=Sea-Intelligence、「米国小売在庫、過去最大水準」=

【海事政策・労務】
◇松浦組合長「外航日本人船員の確保へ共通認識」
=外航分科会、船内居住環境の改善等で活発議論=
=組合大会二日目、活動方針「国際・外航」承認=

◇FOC船員・受益船主国主義に「変更なし」
=ITF大会/J-CREW/外航確育スキーム等で質疑=
=海員組合大会2日目、外航分科会議・午前=

◇「海洋脱炭素化の課題に直面するパナマ」講演
=AMP副長官、「段階的なロードマップ必要」=

◇星港・チャンギ沖重油流出事故
=MPA、30日に予防措置を終了=

◇フェリー・RORO船ターミナルの待ち時間削減
=国交省、敦賀・大阪港で管理システム効果を検証=

◇整備管理・自動/電子化・燃料・CNPで協力
=日蘭港湾局が覚書更新、関心分野で情報交換=

◇内航海運業の商慣習の改善方策等を議論
=海事局、12日に荷主らと安定・効率輸送協=

◇来年3月に課題や政策の方向性の報告書
=国交省「物流拠点のあり方検討会」=

◇斉藤国交相、阪神国際港湾設立10周年で祝辞

◇第3回日中輸出管理対話、関心事項で議論

◇関東運、遊覧船「ふじみ」事故で安全確保命令

【造船・舶用】
◇日本財団の日本初洋上水素ステーション向け
=三井E&S、高圧大流量往復動圧縮機1台受注=

◇船舶間メタノール燃料補給の同時運用
=KR・MOF・BPA等が韓国で初めて成功=

◇多燃料バッテリーハイブリットPCPT4隻
=UECC、中国招商船南京金陵造船所に発注=

◇2025年度の助成金交付研究テーマを募集
=造船学術研究推進機構、12月31日まで受付=

◇受注10隻-52.6万G/T、竣工22隻-78.7G/T
=国交省、R6年9月分・造船統計速報=

◇64,000載貨重量トン型ばら積み運搬船
=今治Gの新笠戸ドックで建造・竣工=

◇IHIとIHI原動機の再発防止策を策定
=「不適切行為に関する報告書」を公表=

◇初のグリーンローンによる資金調達
=川崎重工がSBI新生銀と融資契約=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果10月28日分

◇運総研、12月「交通サイバー保安XII」セミナー

2024年10月31日

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全日本海員組合・第85回定期全国大会が開幕 挨拶する松浦組合長

◇松浦組合長、安全・雇用守り船員の地位向上図る
=船員の確保育成「一義的に国の責任、逆行許さず」=
=海員組合・第85回定期全国大会、晴海で開幕=

「次世代を担う子供たちが船や船員に魅力を感じ、一人でも多くの若者が職業として船員を志してくれるよう、産業別労働組合として、でき得る限りの務めを果たしていく。我々、全日本海員組合は船員の産業別労働組合として、船員の安全、雇用と生活を守り、船員の地位向上を図って行かなければならない」。全日本海員組合の第85回定期全国大会が30日、東京・晴海で3日間の日程で開幕した。松浦満晴組合長は開会挨拶で、「最も重要な課題」の1つに「船員の後継者確保・育成」を挙げ、「船員の確保・育成は一義的には国の責任で行われるものだ。国の政策は船員の確保・育成を推進するものでなければならず、間違っても逆行する政策を、予算措置も含めて行ってはならない」等と強く訴えた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「スパムフィルター」で証明書受け取れず
=ITIC、ブローカーの38万㌦の損害を報告=

◇モーリシャスで油流失対応トレーニング
=日本政府の技プロの一環、32人に証明書=

◇パリ協定の目標達成に78兆米㌦の累積投資必要
=ウッドマッケンジー、最新レポートを発表=

◇韓国・釜山でノルウェー船級協会から基本承認取得
=オーシャンウイングス「重要なマイルストーン」=

◇日本赤十字社とWWFジャパンに75万円
=飯野海運、株主優待制度+同額を寄付=

◇SGシステム、コーポレートサイトを一新

【不定期船】
◇ケープ、11営業日ぶり上昇で15,417㌦
=航路平均用船料、パナは14営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、全種・全地域で大幅下落
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇来年の旧正月早まり欧州向け荷動き、運賃回復も
=Freightos「先週のFBX、北米東岸、欧州向け下落」=

◇1~9月コンテナ取扱量7.7%増・2.5億TEU
=中国の交通運輸部発表、「安定した水準で推移」=

◇露向け2.2万台、UAEも1.7万台
=iATA、8月の中古車輸出11.7万台=

◇バイデン大統領、米国港湾に30億㌦投資
=クリーンポートプログラムで雇用と環境支援=

◇釜山港、史上最短で2,000万TEU達成
=BPA、「約6万6,000TEU/日を処理」=

◇プラスチックペレットのコンテナ輸送
=MPAがMEPC81の推奨事項を通知=

◇モロッコのナドール港でターミナル25年運営権
=CMA CGMとMarsa Maroc、2.8億ドル投入=

◇来年2月から東地中海/南米東岸2サービス
=ZIMとGeminiが協調し新ローテーション=

◇主要ターミナルで31日から無期限スト
=モントリオール港の港湾労組が通告=

◇安全意識と作業品質の向上を目指して
=佐川GRフォークリフトコンテ開催=

【海事政策・労務】
◇松浦組合長、安全・雇用守り船員の地位向上図る
=船員の確保育成「一義的に国の責任、逆行許さず」=
=海員組合・第85回定期全国大会、晴海で開幕=

◇JMETSに「危機的状況」等の意見相次ぐ
=洋上風発「特区」カボタージュ緩和に警戒感=
=海員組合大会・初日午後「活動の基調」承認=

◇第79年度活動/会計報告を絶対多数で承認
=海員組合・第85回大会初日午後の審議=

◇EUのICS2でフォワーダー向けガイダンスノート
=FIATA/CLECAT、ICS2の第3段階規制の情報=

◇定期船輸送契約、競争法からの一括免除
=シンガポール競争当局が5年延長を勧告=

◇輸送量倍増目標への取組状況フォローアップ
=国交省きょう官民懇第6回Mシフト推進分科会=

◇交政審港湾分11月5日、川崎等の港湾計画改訂

◇外相、レバノン外相と中東問題への協力で一致

【造船・舶用】
◇サムスン重工の自律運航支援システム
=日本海事協会が基本設計承認を発行=

◇キルギスで初のごみ焼却発電プラントを受注
=カナデビア、15年12月の納期を目指す=

◇世界最大の時刻同期国際会議ITSFに出展
=古野電機、技術セッションで講演も=

◇「西条市研修の船」開催、約420名が参加
=今治造船がブース出展、船の知識を学習=

◇2024グッドデザイン賞を受賞
=ツネイシカムテックスの人工砂=

◇陽子線FLASH照射による細胞保護効果
=住重と大阪大が世界で初めて観測成功=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNGレポート

◇Hacobu、11月6日に配車DXでセミナー

◇笹川平和・CSIS共催シンポ「アジア拡大抑止」

◇川崎重工業、組織改正(11月1日付)

◇川崎重工業、業務執行体制の改正(11月1日付)

◇川崎重工業、人事異動(11月1日付)

2024年10月30日

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ASA・MACN合同オンラインセミナー

◇メノンCOO「適切なコンプライアンスの持続的機能を」
=園田事務局長、海事業界を透明性と説明責任のリーダーに=
=アジア船協・腐敗防止MACNセミナー、最新情報を共有=

「適切に設計されたコンプライアンスプログラムがあるか、それが実際に持続的に機能しているか。これらコンプライアンスプログラムに対処するためのリソースは十分にあるか。特に、適切な報告システムがあるかが重要だ」。
 アジア船主協会(ASA)は28日、海事産業腐敗防止ネットワーク(MACN)とオンライン合同セミナーを開催した。この中ではMACNのヴィヴェック・メノンCOOが「海運業界における汚職との戦い―私たちは勝っているのか、負けているのか」と題して講演。海運業界を取り巻く規制や、腐敗への対応で重要な点、MACNの概略や主な取り組み等について解説した。アジア地域の船主や、国際機関、保険会社、法律事務所等約130名が参加した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇GTT3万m3級メンブレン方式LNG運搬船
=NK、基本設計承認「積み付け制限撤廃」へ=

◇2025-2028年の新造船、ABSら講師に招き
=オーシャンウイングス、11月15日ウェビナー=

◇1株当たり純利益、前年同期比1㌦増
=プロロジス、2024年第3Q決算結果=

◇インマルサット、ディーワーリー祝い通信費割引

◇商船三井G、役員・従業員196名が海岸清掃

【不定期船】
◇バンカー価格、VLSFOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

◇英政府、座礁したロシア関係船舶の入港を許可
=ベイルート爆発事故の7倍の硝酸アンモニウム積載=

【コンテナ・港湾物流】
◇前年比17.3%増の195万8,503TEU
=海事センター、北米往航荷動き9月=

◇前年同月比▲3.3%と46万2,117TEU
=海事センター、北米復航荷動き7月=

◇前年比14.5%増、163.4万TEUと単月過去最高
=海事センター、アジア発欧州向け荷動き8月=

◇前年同月比2.7%増・414.6万TEU
=海事センター、アジア域内荷動き8月=

◇往航▲7.6%・復航▲2.5%、往航は金額4.5%増
=海事センター、日中コンテナ荷動8月=

◇SCFI、2185.33と前週比5.9%上昇
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数3177と前週比▲1%
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇1,044万5,647TEUと前年同期比2.8%増
=台湾主要4港、1~9月コンテナ取扱量=

◇ACI番号の取得を義務化、11月1日から
=リビア税関、船積み48時間前までに=

◇CLO「日本では物流の持続的成長が目的」
=矢野経済研究所、欧米との差異等を調査=

◇床面積約8万5,000㎡、26年7月末竣工
=神奈川県厚木市で「GLP東名厚木」着工へ=

【海事政策・労務】
◇メノンCOO「適切なコンプライアンス持続的機能を」
=園田氏、海事業界を透明性と説明責任のリーダーに=
=アジア船協・腐敗防止MACNセミ、最新情報を共有=

◇P&Iも船舶戦争保険の基礎部分の補償引受けを
=羽原教授、「国家再保険制度の構築」も提唱=
=海洋立国懇・研究会セミナー、船舶戦争保険=

◇海事振興連盟所属議員47人落選・13人不出馬
=第50回衆院選前比60人減、衆参計307人に=

◇パナマ運河の収益、49億8,600万バーツ
=前年比18万バーツ増も通航隻数は21%減=

◇1億9,340万バルボア、うち92%が運営費
=AMPロケベール長官、来年度の予算案支持=

◇日本の取組等を説明、事案への知見を共有
=アジア海賊対策地域協力協定、東京で研修=

◇第4回長官会合を来年9月11・12日ローマで
=第3回世界海保機関実務者会合、脱炭素等議題に=

◇海事局ら、ダイトーCのタグ省エネ実証等3件
=内航船革新的効率化・非化石エネ転換事業採択=

◇予備率3%を確保、節電要請は実施せず
=エネ庁小委、2024年度冬季の電力需給対策=

◇日サウジ外相、中東情勢対応で緊密連携で一致

◇海保、R6年「灯台記念日」長官表彰受賞者

◇CCS事業法の試掘規定、11月18日に施行

◇海事広報協、「海の日」30回目で新キャッチ募集

【造船・舶用】
◇13,600TEU型6隻を滬東中華造船に発注
=COSCO、極東/メキシコなどに投入へ=

◇メタノール燃料16,000TEU型8隻
=Wan Hai、韓国の2造船所に発注=

◇プエルト・バカモンテ造船所の改修でSDI
=AMPが来13日まで募集、地元の雇用期待=

◇IHI汎用ボイラの全株式をタクマに譲渡
=外部環境の変化に対応して持続的に成長=

◇「サノヤスパナマックス」最新バージョン
=新来島サノヤス造船水島で命名・引渡式=

◇「くれ海博2024」でハイドロびんごを運航
=ツネイシクラフトと日本中小型造船工業会=

◇秋の福利厚生イベント「今治テラス」開催
=従業員と家族、地域住民ら約700人来場=

◇防衛副大臣、内海瀬戸田でR4年度製造船舶進水式

【シッピング・フラッシュ】
◇スマートエネルギーウィーク関西、11月20日から

◇国交省、航空輸送統計8月分

◇都ら、11月27日に東京港夜景観賞ツアー

◇SGHD人材派遣会社、公式YouTube開設

 

 

2024年10月29日

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サウジアラビアのアラビア湾経由仕向地別原油輸出量(出所Vortexa)

◇12月に減産中止、供給増で価格下落圧力
=極東への輸送減もスエズ利用で競争優位に=
=ポテン、サウジ原油生産の地政学的影響=

米ブローカー大手のポテンは25日に発表したレポートで、OPEC最大の石油輸出国であるサウジアラビアについての地政学的影響を分析した。同国の9月の原油生産量は、日量904万バレルで米国、ロシアに次ぐ第3位だった。非OPECの台頭で減産体制を取っていたが、12月からは減産中止を予定しており、供給増となる見込みだ。一方で石油需要の伸びは鈍化しているために価格下落圧力がかかるものと考えられる。また、アラビア湾から極東への海上輸送は情勢悪化により減少しているが、スエズ運河に安全にアクセスできる同国は他の中東諸国よりも競争力がある。生産余力も十分にあることから、今後の石油市場の動向は、サウジアラビアの支配力が高まると予想される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇多様性の受容と一体感の醸成へ「KLU2024」
=川汽、経営方針浸透等で18か国・24名参集=

◇「官民協力と国を跨いだ相互理解が重要」確認
=日本郵船、比MARINA政策責任者らと懇談=

◇8,000m3のLNG燃料供給、STS方式で
=PILのKOTA EAGLEが上海洋山港で=

◇川崎汽船、2024統合報告書・日本語版を発行

【不定期船】
◇12月に減産中止、供給増で価格下落圧力
=極東への輸送減もスエズ利用で競争優位に=
=ポテン、サウジ原油生産の地政学的影響=

◇ケープ、9営業日続落で15,395㌦
=航路平均用船料、パナは12営業日続落=

◇バンカー価格、星港は上昇・米ガルフ下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、2185.33と9週ぶり反騰
=先週のCCFIは前週比▲2.8%も=

◇1649.7と前週比7.7%上昇、上幅拡大
=先週のNCFI、太宗の航路で上昇=

◇前年同期比4.8%増・2,910万TEU
=COSCO Ports、コンテナ取扱量3Q=

◇1~9月コンテナ輸送量4倍の5.3万TEU超
=FESCO、スエズ経由の中・印/サンクト=

◇荷動量2024年5.3%増、25年は3.3%増に
=KOBCコンテナ展望、船腹量24年9.7%増=

◇紅海危機を背景に域内航路で存在感
=X-Press Feeders、船隊を急拡大=

◇横浜市の「ハンブルク宣言」署名に立ち合い
=YKIP、World Ports Conference 2024にも参加=

◇世界初、折畳式「5本1セット40’HC」
=米CCS、保管スペースを80%削減も=

◇港湾局、来年10月にバージョンアップ
=サイバーポート、第7次NACCSに対応=

◇船社の払戻し・自主的放棄は328万㌦に
=FMC、諸チャージへの不服申立急増で規則も=

◇227万TEUと前年同期比0.7%増
=東京港コンテナ取扱個数R6年上期=

◇三菱倉庫・藤倉会長、「過去・現在・未来」講演
=物流連・第25回懇談会、会員企業ら72名参加=

◇パレット/モーダルシフト分科会の検討踏まえ
=国交省、11月5日に第4回官民物流標準化懇=

【海事政策・労務】
◇JMETS「独法として立ち行くことが厳しい状況」
=東京海洋大「処遇改善『かっこいい』船員像を」=
=海事局、第4回海事人材確保検・養成6機関ヒア=

◇カメルーンで海上輸送中の損害賠償WS開催
=IMO、賠償責任制度の批准・実施・執行支援=

◇国際協力と革新的なソリューションの重要性
=IMO、カーボベルデで「海上安全保障会議」=

◇ネシア大使招き「海事産業の機会と課題」フォーラム
=AMPの船員総局カスティージョ局長がプレゼン=

◇「新たな労働協約の条件、合意目指す」
=11月からILAとUSMXの交渉再開

◇経産政務、カタ大使とLNG供給で信頼関係確認

【造船・舶用】
◇5,800個積みコンテナ船引き渡し
=今治造船広島工場で建造・竣工=

◇インドネシア地熱発電所の改修工事受注
=三菱重工、最新鋭の蒸気タービン納入=

◇パラオの脱炭素化プロジェクトを組成
=川重ら3社が課題解決へ覚書締結=

◇クライオポンプの性能試験方法の発行
=住重ら3社が「産業賞」を合同受賞=

【シッピング・フラッシュ】
◇G20貿投相会合、公平な競争条件・補助金等で

◇商船三井さんふらわあ、25年カレンダー発売開始へ

◇都港湾局、11月7日に調布飛行場整備検討委

◇運総研、11月7日「ドローン配送の利用意向効果」

2024年10月28日

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スクラップヤード

◇市場閑散、2025年1Q以降も継続と予測
=インドは堅調も買い控え、パキスタンは沈黙=
=GMS、10月第3週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、10月第3週のスクラップ買取価格は2週間に亘って価格低迷と需要減退により動きが停滞しており、首位がインド、2位がパキスタン、3位がバングラデシュで変わっていない。2024年のピークからは100米㌦/LDT以上下落しており、ほぼすべての船舶・市場において500米㌦/LDT未満で取り引きされている。地元鋼板価格は横ばいで、中国製鋼材も下落を続けている。インドとパキスタンはさらなる市況下落を恐れて買い控えをしている。バングラデシュは暫定政権が明確な方向性を示せていないため、地元ヤードからのリサイクル鋼材の転売を妨げている。貨物市況が好調であるため、年内はもちろん2025年第1四半期以降もリサイクル市場は閑散とすると予測している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇市場閑散、2025年1Q以降も継続と予測
=インドは堅調も買い控え、パキスタンは沈黙=
=GMS、10月第3週のスクラップ買取価格=

◇三井物産向け新造LNG船4隻目
=商船三井、韓国ハンファで命名式=

◇三桁増益、通期業績予想を上方修正
=Hapag-Lloyd、3Q業績速報=

◇11月1日に香港でIPOを開始へ
=T.S.Lines、1.3~1.45億ドル調達=

◇アハティプールにVan Weelde参加へ
=FEM規則準拠、管理船舶200隻に到達=

【不定期船】
◇ケープ、7営業日続落で15,416㌦
=航路平均用船料、パナは11営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数3,095㌦/FEUと前週比▲4%
=先週のDrewry運賃指数、14週連続下落=

◇前値同月比8%増・214,558TEU
=サウスカロライナ港コンテナ取扱量9月=

◇コロナ禍前水準に増、紅海危機で港湾圧力に
=Sea-Intel、コンテナ船Vessel Bunching=

◇アジア/カリブ海・JCSから撤退
=Hapag-Lloyd、Geminiでカバー=

◇越/比シャトルの「RVP」を開始
=RCL、イロイロ港・VCT接続2本目=

◇船主・運航者、米政府と和解・賠償で
=ボルチモア港橋崩落事故、1億198万㌦=

◇FEMA、助成金260万㌦を交付
=LB港、港湾セキュリティ向上へ=

◇バース長500m、最大6万dwtの船舶が収容可能
=比アボイティス、ダバオにセメントバース建設へ=

◇港湾労組、27日から24時間スト
=カナダ・モントリオール港=

◇欧州全体地図からアプローチするQCD最適物流
=商船三井ロジス、11月20日に無料ウェビナー

◇沖縄発東南アジア向けダイレクト混載便
=琉球通運、11月から実証輸送を開始=

◇1,050,628TEUと前年同月比3.0%減
=国交省、主要6港外貿コンテナ個数8月分=

◇役割・供給方法が多様化、政策のあり方を検討
=国交省、30日に第1回物流拠点の今後のあり方検=

◇苫小牧港、11月13日に東京でセミナー開催

【海事政策・労務】
◇海員組合・松浦組合長、機関会議の執行委員に再選
=池谷国際局長はアジア太平洋船員委議長に再選=
=ITF第46回世界大会閉幕、役員体制は現行継続=

◇海員組合、知床関連「監査体制強化へ人員増強を」
=交政審第176回船員部会、漁船最賃拡大を答申=

◇ロシア産原油価格上限を60㌦/バレルに引下げ
=上限価格連合、海事石油産業への最新勧告=

◇パナマ運河、Flood Control開始
=航行の維持、緊急戦略の計画も=

◇伊海軍練習船で「デュアルフューエル」試験実施
=IHOシンガポール研究所、26年の移行に向け=

◇グリーン燃料の使用・供給インフラ整備へ
=上海港とハンブルク港でグリーン海運回廊=

◇「第1回メルコ・タレント2024アワード」3位
=パナマ運河庁、人材の獲得と維持を評価される=

◇明珍会長「活動への継続的な力添えを」
=新旧駐パナマ大使、船主協会を訪問=

◇2050CNへの技術革新等で意見交換
=第18回日EU運輸ハイレベル協議=

◇風車大型化等に対応した港湾施設の規模等を検討
=港湾局、あすR6年度第1回洋上風発導入促進検=

◇「今後の早期復旧・復興段階も役割果たす」
=岩屋外相、パレスチナ首相との会談で決意=

◇海保・教育機関間の交流促進を確認
=第17回日中高級事務レベル海洋協議=

◇SECOJ、11月15日から申請受付を開始
=2024年度船員計画雇用促進支援助成金=

◇内航海運の商慣習と改善事例の実態調査を開始
=EY Japan、国交省採択受け取引環境改善へ=

◇「逼迫なし」も業界の垣根超え融通等一体対応を
=エネ庁、今冬のLNG安定供給確保へ官民会議=

◇日EUクリーンエネ産業政策対話、支援政策を紹介

【造船・舶用】
◇新造2,782TEU型、シリーズ4隻最終船
=現代尾浦、Heung A Lineに引き渡し=

◇欧州浮体式洋上風力発電プロジェクトの進捗
=船技協が11月29日にオンラインセミナー=

◇独の大規模電気製鋼所向け変電所建設
=プライメタルズテクノロジーズが受注=

◇地域の豊かな自然環境を次世代につなぐ
=ツネイシセブ財団が植樹活動を実施=

【シッピング・フラッシュ】
◇「住友重機械技法」No.214、搬送物流設備を特集

◇川崎重工がSAMPE Japanの「製品・技術賞」受賞

◇東京臨海HD、「科学広場2024」クリーン発電実験

◇都港湾局、11月24日に島しょ物産展

◇JDRONE、仙台BOSAI-TECH実証PGに採択

◇笹川平和、トランプ政権2.0の外交・安全保障政策

◇笹川/立命館ら、アジアエンターテイメント勉強会

◇日本郵船、人事異動(11月1日付)

◇川崎近海汽船、人事異動(12月1日付)

2024年10月25日

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ウクライナの海上ドライバルク輸出量(出所:BIMCO)

◇「世界のドライバルク輸出の1%が危機に」
=9月以降、商船5隻がミサイル攻撃受ける=
=BIMCO、ウクライナ穀物輸出の安全性に懸念=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は23日、9月以降に5隻の商船がウクライナの港湾及び同国海域でロシアのミサイル攻撃を受けたことに言及し、「安全性が改善されなければ、世界のドライバルク輸出の1%が脅かされることになる」と強い懸念を示した。ウクライナは世界の海上穀物輸出の7%を占め、世界第4位のトウモロコシ輸出国であり、小麦の輸出量も多い。ウクライナ産穀物への依存度は低下しているものの、代替は難しいと指摘。とくにパナマックスとハンディサイズはウクライナの貨物の3分の2を輸送しているため、最も大きな影響を受けるセグメントとなる。戦争リスク保険料は上昇しているが、輸出量への影響は現時点では限定的という。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇新衛星ネットワークサービスをトライアル導入
=川崎汽船、インマルサット“NexusWave ”=

◇バナジウムレドックスフロー電池の導入促進へ協業
=MOL PLUSら星港VFlowと覚書、脱炭素化=

◇新会長にアリストンのジョンA.ザイラス氏を選出
=INTERCARGO、25年から代表メンバー交代へ=

◇四半期で初、前年同期・前期比上回る
=Kuehne+Nagel3Q業績、増収増益=

◇世界のGX実現・移行金融等で相互連携
=GGX Finance Summit、産/官/金で推進=

◇輸送実績、9月は旅客14%増・全車両8%増
=長距離F協、24年上期は旅客7%・全車両5%増=

◇来秋デビュー「スター・プリンセス」サービス拡充

【不定期船】
◇「世界のドライバルク輸出の1%が危機に」
=9月以降、商船5隻がミサイル攻撃受ける=
=BIMCO、ウクライナ穀物輸出の安全性に懸念=

◇ケープ、7営業日続落で15,932㌦
=航路平均用船料、パナは10営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇13,580TEU型6隻を30年間、総額16億㌦
=香港OOCL、加Seaspanと新造用船契約=

◇前期比7.56%増の約260万TEUに
=韓中航路、1~9月コンテナ輸送量=

◇前年同期比2.2%増・1,043万TEU
=ロッテルダム、コンテナ取扱量1~9月=

◇11月からタンザニア/印/越
=PIL、Korosho Expressを開始=

◇COSPorts、タイで港湾事業に新規参入
=Hutchisonからレムチャバン運営権一部買収

◇ZPMC製新クレーン4基を引き渡し
=NY/NJ港・PLB、ターミナル近代化改修=

◇バングラデシュのトラックスト再燃も
=労組、一時中断も「約束不履行」で再開=

◇バルボアターミナルで燃料供給作業中に事故
=AMPが汚染調査、該当船舶に「不適合」なし=

◇自動運転トラック技術、輸送オペ構築へ公道実証
=パナソニック/T2/三井倉庫ロジ、年明け1月から=

◇フォークリフト講習と実技、6社・32名参加
=日本GLP、PCSと連携・流山で安全セミナー=

◇アライプロバンス、「葛西A棟」竣工式

【海事政策・労務】
◇「混乱の時代におけるリスクと回復力」テーマ
=海上貿易が直面する課題、予測不可能な情勢下で=
=ICS・香港政府、11月8日に世界海運貿易サミット=

◇「船上で使用するサイバー セキュリティWB」
=ICS、Witherbys・BIMCOと作成・販売中=

◇ICS「小型船の密航者・遭難者への船上対応」
=2025-26 年版を発行、セキュリティリスク解説=

◇「生物付着・バイオセキュリティ・船体洗浄」
=ICS、船体への生物付着等の法的要件を説明=

◇メタノール燃料システム等導入を支援
=海事局、海事脱炭素化へ二次公募開始=

◇船員養成機関の状況や抱える課題をヒアリング
=海事局、28日に第4回海技人材確保あり方検=

◇国交省が「2024年を物流革新元年に」等講演
=九運ら11月20日に2024問題・物流セミナー=

【造船・舶用】
◇1,875TEU型新造船、シリーズ第2船
=現代尾浦、「HMM MASTER」引き渡し=

◇小型クルーズ船2隻+オプション4隻の建造を発注
=伊フィンカンティエリ、スイスのバイキング社から=

◇MET過給機の製造・販売ライセンスを供与
=三菱重工マリンマシナリ、中国舶用大手に=

◇40,000載貨重量㌧型ばら積み運搬船引き渡し
=今治Gしまなみ造船、「BELLE CHANCE」竣工=

◇三井E&Sが「MESの診断・モニタ」等講演
=ShipDC、11月8日に第18回IoS-OP勉強会=

◇「NavNet TZtouchXL」をフルラインで
=古野電気「横浜ボートフェア2024」に出展=

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量26,404千㌧と前年比1.3%増
=国交省、内航船舶輸送統計7月分=

◇三菱重工MEETVol26、海事産業脱炭素化への道

◇JOGMEC、ハリケーンのメキシコ湾岸輸出影響

2024年10月24日

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日本シップブローカーズ協会 65周年謝恩パーティー

◇長嶋理事長「切磋琢磨して情報発信続ける」
=中東紛争や通貨変動等、環境は25年前に類似=
=日本シップブローカーズ協会、設立65周年謝恩会=

日本シップブローカーズ協会は22日、海運クラブ(東京・平河町)において設立65周年の謝恩パーティーを開催した。協会員45社をはじめ、船社等の関係者ら約270名が参加した。長嶋弘幸理事長は「1959年の設立から65周年という節目を迎えたが、我々を取り巻く環境は、中東紛争や大幅な通貨変動等、実は40周年の時と似た状況にある。とくに、情報通信技術の飛躍的進歩により情報過多ともいえる時代に立ち向かっていくために、切磋琢磨していくことが必要だ。海運に国境はないが、日本のシップブローカーとして、日本の皆様の方を向いていろいろな情報発信を続けていきたい」と強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇長嶋理事長「切磋琢磨して情報発信続ける」
=中東紛争や通貨変動等、環境は25年前に類似=
=日本シップブローカーズ協会、設立65周年謝恩会=

◇バイオ/ e-メタノールの需要創出と市場拡大へ
=2025年度中の国内供給体制構築で協業開始=
=出光興産・三菱ガス化学、脱炭素社会に貢献=

◇CMA CGM船隊にバイオメタン燃料供給へ
=仏SUEZとMoU、2030年までに年間10万㌧=
=1億ユーロで生産施設開発、欧州海運脱炭素化=

◇郵船ら出資の星港SCS、LogiGramを紹介
=ShipDC、第17回IoS-OPオープン勉強会=

◇2023年の海上保険料、前年比5.9%増の389億米㌦
=IUMI、貿易量増と貨物価値・船価上昇が押し上げ=

◇IBJアワードのファイナリストに選出
=アディラS、バルク物流優秀部門で=

◇HMM永久債6,600億ウォンを株式転換
=KDB・KOBC、持ち株比率が拡大へ=

◇日本生命を単独投資家とするファンド運用を受託
=GLP顧問会社、初の国内投資家向けアカウント=

◇MITSUI OCEAN FUJI、三國シェフが料理監修

【不定期船】
◇星港初、新造FSRU長期定用契約をSLNGと締結
=商船三井・保有と船管、ハンファ建造・27年竣工へ=

◇ケープ、6営業日続落で16,654㌦
=航路平均用船料、パナは9営業日続落=

◇バンカー価格、全体的に横ばい推移
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数は3413と前週比▲5.9%
=先週のFBX、欧米向けともに下落=

◇コンテナ船の船腹需要が12%増
=Clarksons、紅海危機の喜望峰経由で=

◇カナダ労働大臣の調停人任命を拒否
=モントリオール港の港湾労使ら=

◇1~9月累計、1,338.9万本と8.8%増
=IANA、北米インターモーダル輸送量=

◇AmperesandとSST技術の共同試験
=PSA、電動トレーラー向け充電施設で=

◇星港・東ジョホールでタンカー火災
=MPAが報告、消火済み・航行に影響なし=

◇南米東岸・中米西岸で混雑が拡大
=Maersk、中南米市場最新状況=

◇コンテナ荷動き、2024年は3.5%成長に
=UNCTAD、2024年版海上輸送報告書=

◇9月は7.3%増の18.5万TEU
=大阪港、外貿コンテナ取扱量=

◇4拠点で保管サービス、倉庫一部を専用に
=三井倉庫、ネシア現法がハラール認証取得=

◇OPトップの20ft鉄道用貨物コンテナ開発
=大成ユーレック/日本通運/JR貨物が連携=

◇年内に会員等にアンケート調査実施へ
=物流連・第1回障がい者活躍推進WT=

【海事政策・労務】
◇海事・港湾セクターのエネルギー転換促進へMoU
=MPAとIRENA、専門知識交換や能力開発等で=

◇「女性運輸労働者の組織的な排除なくす」
=ITF女性運輸労働者委員会、25周年祝う=

◇「MLC 2006」最新情報の理解深める
=AMP、船舶海上保安局のチームに訓練=

◇シンガポールの原油流出、囲い込み成功
=MPA、岩盤・インフラ清掃は数日で完了=

◇高山知司京大名誉教授ら2名・1団体が受賞
=港湾局、2024年濱口梧陵国際賞の受賞者決定=

◇交政審あす第176回船員部会、漁業最賃拡大等

【造船・舶用】
◇国内最大、洋上風力人材を年間1,000人育成へ
=日本財団・11月7日に長崎でセンター開所式=

◇通期連結業績予想、当期純利益を上方修正
=カナデビア、訴訟解決に伴い特別利益計上=

◇高圧水素圧縮機等、製造・利用までSC構築製品
=三井E&S「Hydrogen Tech Expo欧州」に出展=

◇今治造船、子ども仕事体験イベントに出展

【シッピング・フラッシュ】
◇MTI、サーバに不正アクセス・保安強化へ

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果21日分

◇国交省、R5年度版鉄軌道輸送の安全情報

◇都港湾局ら11月「第23回ドリーム夜さ来い祭り」

◇笹川平和、グローバル「ノース・サウス」

2024年10月23日

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カリフォルニア州の産地別海上原油輸入量(出所Vortexa)

◇原油輸入量は減少へ、アラスカ・カナダが支え
=精製品需要は維持、アジアからの輸入増見込み=
=ポテン、カリフォルニア州の製油所閉鎖で=

米国第4位の製油会社であるフィリップス66は16日、カリフォルニア州のロサンゼルス製油所を2025年末までに操業停止する計画を発表した。同社は、精製ネットワーク内外の供給源と、サンフランシスコ湾岸地域に最近建設したロデオ再生可能エネルギー複合施設(RREC)からの再生可能ディーゼル燃料及び持続可能な航空燃料(SAF)で代替するとしているが、同製油所はカリフォルニア州のガソリンの8%を生産しており、米国西岸の原油及び精製品の両方に影響を与える可能性があることから、米ブローカー大手のポテンは18日に発表したレポートで、その影響分析を行った。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇3Q業績速報、大幅な増収増益
=Maersk、通期予想も上方修正=

◇Wilson Sonsの株式56.47%を取得
=MSC、ブラジルのタグ・ターミナル会社=

◇「来年に向けて引き続き安定を維持」
=Fitch、米・カナダ港の格付け見通し=

◇再生可能エネルギーの均等化発電原価、大幅減へ
=ウッドマッケンジー、2024年以降のLCOE予想=

◇LNGやクリーンエネルギーの需要増に対応
=Procureship、BW LNGと契約「購買最適化」=

◇フーシ派、アラビア海でMaersk船に攻撃と
=UKMTOら、本船攻撃「確認していない」=

◇ICEF2024声明、海上輸送「削減困難分野の1つ」

◇東京国際ターミナル、クルーズ船2隻が初入港へ

【不定期船】
◇原油輸入量は減少へ、アラスカ・カナダが支え
=精製品需要は維持、アジアからの輸入増見込み=
=ポテン、カリフォルニア州の製油所閉鎖で=

◇ケープ、5営業日続落で18,174㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFOは全地域下落
=タンカー用船料、パナマックス除き上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇45,912TEUと▲24.4%、半年ぶりマイナス
=Datamyne、日本→米国荷動き9月=

◇SCFIは2062.15と下げ止まり
=先週の中国輸出コンテナ運賃指数=

◇総合指数3209と前週比▲3.55%下落
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇6万m2規模の冷凍・冷蔵倉庫開発へ
=MEDLOG、キングアブドラ港で=

◇コミ共和国発ウラジオへ列車運行
=FESCO、月間150TEUを輸送=

◇前年同期比13%増の4,689本
=中欧班列、1~9月累計運行本数=

◇28日から断続的に全国ストへ
=スペインのトラック運転手=

◇JILS、月末に「ロジスティクス全国大会2024」

【海事政策・労務】
◇国際制裁リストの船舶、法的に「取り消し」
=パナマ海事庁、発行済書類もすべて無効に=

◇「平等」「労働者の権利」「持続可能性」
=ITF世界大会、港湾労組も平和を呼びかけ=

◇IMOイベント出席やIOPC・ITFとの会談等
=AMP、ロケベール長官の英国訪問を報告=

◇パナマDGRPN「業務最適化で国際競争力強化」
=BVの2回目検査で品質管理システム規格維持=

◇船員・船舶保護、「Gリーダー」即時解放を
=G7国防相会合、中東情勢等で共同声明=

◇計875回-3,995隻、一回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績9月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で149隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況9月=

◇確認商船255隻、民間等への情報提供10回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況9月=

◇水上隊500隻・航空隊229隻を確認
=防衛省、中東情報収集9月「特段異常なし」=

◇紅海・アデン湾・ホルムズ海峡の脅威に
=マーシャル、船舶保安アドバイザリー更新=

◇「基金で重要な役割を担うことを期待」
=IOPCFシバートセン事務局長、船協を表敬=

◇「中型いか釣り・以西底びき」最低賃金制度対象に
=交政審小委で官公労使が合意、25日に答申へ=

◇日トルコ閣僚、エネ協力の潜在性を確認
=JBIC・Cエナジー、脱炭素GXへMOU=

◇日イラン外相、中東平和へ重層的対話継続で一致

◇海保、灯台記念日にあわせ年末まで全国で各種イベ

◇海保、30日に大型ドローンで沿岸飛行実証

◇ワルテル・コーエン次期駐日パナマ大使が着任

【造船・舶用】
◇世界最大LNG燃料1.6万TEU型・第1船
=大連造船、MSC MARIACRISTINA引き渡し=

◇すでに過去最高更新、昨年上回る250万TEU
=LinerLytica、新造コンテナ船引き渡し=

◇海事クラスタ若手技術者のアイデア発表・成果報告
=日舶工、11月に次世代海洋技術者会第4回交流会=

◇V2500エンジン等が「未来技術遺産」に登録
=川重、IHI、MHIAELが国際共同開発=

◇最高環境格付を20年連続で取得
=ヤンマーHD、政投銀の環境格付けで=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、LNG輸計等活況を呈するスリナム

◇交政審あす小委、持続的社会実現へ交通政策見直し

◇estie、11月12日「進む物流統廃合」セミナー

2024年10月22日

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ITF第46回世界大会(於・マラケシュ/モロッコ)

◇FOC船員「受益船主国主義」適用維持を機関決定
=船員・港湾合同会議「マラケシュ・ポリシー」採択=
=ITF第46回世界大会、船員「固縛」非労働条項も=

国際運輸労連(ITF)は、便宜置籍(FOC)船に乗り組む船員に適用する労働協約の優先交渉権を、当該FOC船の実質的な受益船主国の労働組合に認める「受益船主国主義(ベネフィシャル・オーナー・システム)」を今後も維持する方針を機関決定した。ITFが現地時間18日、モロッコのマラケシュで開催した「第46回世界大会(10月13日~同19日)」で、船員部会・港湾部会等合同会議を開催し、FOC船に対する同主義を明示し、2010年に採択した現行メキシコシティ・ポリシーを基本的に踏襲する「マラケシュ・ポリシー」を採択した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇商船三井・田中副社長「DEI等の議論進展を共有」
=クリステンセンCEO「目標達成の可能性高める」=
=GMF年次サミット東京閉幕、来年はアントワープ=

◇日本初、水素燃料のRTG荷役作業を開始
=大井ふ頭・郵船CT内で来年3月末まで=
=FC化5者協定、東京港の脱炭素化推進へ

◇船員ウェルビーイング向上へ働き甲斐等を考察
=日本郵船・多摩美、産学共同研究PJ第2弾開始=

◇兵機海運の普通株式一部をTOBで取得方針
=富洋海運グループ、11月下旬までの約1か月で=

◇オランダ港湾サービス2社を買収へ
=Konecranes、ロッテ港等で事業強化=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続落で18,875㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ下落=

◇石油製品輸送量、870万→400万バレル/日
=米EIAレポート、「紅海避け」が浮き彫りに=

【コンテナ・港湾物流】
◇2023年1月~24年10月に乱高下
=Statista、世界コンテナ運賃指数=

◇先週のCCFI、1405.22と▲4.5%
=SCFIは2062.15と下げ止まり=

◇総合指数は1531.6と前週比2.5%上昇
=先週のNCFI、需給改善で上昇に転じる=

◇Namsung、SVXで日本/インド貨物
=釜山・ポートクランで積替を引き受け=

◇西インドと中東ガルフ結ぶ新RWG
=RCL/BTLが開始、21日ラウンドで=

◇ウクライナ/エジプト直航開始
=Maersk、新フィーダーサービス=

◇スペイン・バルセロナに物流拠点、機能集約
=ロジスティード欧州法人、保管・出荷で=

◇越ホーチミンとハイフォンで物流施設開発
=三菱地所、135億円を投資・初の海外展開=

◇前年同期比3.3%増の40.3万TEU
=韓中フェリー、1~9月コンテナ輸送量=

◇HSコード・EORIなど要件入力を要請
=COSCO、EU税関ICS2への対応で=

◇保税地区内200万ft2以上、PSCH着工
=星港・トゥアス港内に統合物流拠点=

◇海洋環境保護を誓約、マニフェストに署名
=高知港らアジア7カ国・10港がINAP会議=

◇「なぜ今、何が変わる」を池山弁護士が解説
=船協「電子船荷証券に関する商法改正」説明会=

【海事政策・労務】
◇FOC船員「受益船主国主義」適用維持を機関決定
=船員・港湾合同会議「マラケシュ・ポリシー」採択=
=ITF第46回世界大会、船員「固縛」非労働条項も=

◇港湾処理能力を増強、効率性高めシェア拡大
=インド政府、「沿岸海運法案2024」を承認=

◇ウクライナのOPRC加盟を支援
=IMO、2か月間の調査を開始=

◇海難事故の調査と報告率向上WS
=IMO、西阿7カ国代表者に解説=

◇船協、防衛・国交・海事振興連らの尽力に謝意
=11月27日に「海賊対処活動への感謝の集い」=

◇ASV用いた有害赤潮の早期発見手法等4件選定
=国交省、R6年度海の次世代モビリティ実証事業=

【造船・舶用】
◇滬東中華造船に13,600TEU型6隻発注
=Seaspan、2026年~28年に順次引渡し=

◇持続可能な国際協力に関する協力を
=インド船級とシーテックがMoU=

◇学生80名・企業40社参加、社内環境等も紹介
=日舶工、東京海洋大で18回目舶用工業説明会=

◇川崎重工「中型液化水素運搬船」等を
=世界最大級の独水素技術展示会に出展=

◇非財務情報の2023年度詳細データ開示
=三菱重工、24年版年次報告書を発行=

◇北道新技術・新商品開発賞「大賞」受賞
=函館どつく『HIGH BULK 40SE』=

◇大型貨物船の見学会に約7千人が来場
=名村造船所が伊万里事業所で開催=

◇ツネイシ財団が地域の小中高生13名招待

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向説明動画

◇ラストワンマイル協、大型貨物LCC配送開始へ

◇シェアクラ、Japan Mobility Showに出展

◇国交省あす社資整・交政審分野横断技術政策WG

◇三菱重工業、人事異動(11月1日付)

2024年10月21日

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インマルサット・マリタイム パーマー社長

◇「接続性はコストから価値創造の機会に変化」
=無制限・統合型多次元接続「NexusWave」を開発=
=インマルサット・マリタイム、パーマー社長来日=

グローバル・マリタイム・フォーラム(GMF)年次サミットへの参加等で来日中のインマルサット・マリタイムのベン・パーマー社長は18日、都内で記者懇談会を開催し、9月よりトライアルを開始した新サービス「NexusWave」の導入メリットを強調した。パーマー社長は「接続性は今やコストから価値創造の機会へと変化している。船員生活の質の向上、排出量の削減等に貢献し、企業の競争力とESG評価が高まることで融資や保険の審査にもメリットがある。ミッション・クリティカルな人々に安全で安定的な通信環境を提供することが我々の使命であり、『NexusWave』はビジネスの現場において大いに貢献できるものと考えている」と述べ、競争力強化には接続性の向上が不可欠であると訴えた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「接続性はコストから価値創造の機会に変化」
=無制限・統合型多次元接続「NexusWave」を開発=
=インマルサット・マリタイム、パーマー社長来日=

◇Northern Lights PJ・サラワク沖事業等を紹介
=川汽・金森常務、Japan CCUS Summitで講演=

◇幸せや楽しさ・文化的な豊かさを届ける
=「MITSUI OCEAN FUJI」の船内体験=

◇香港証券取引所、上場を承認
=T.S. Lines、3年越しに実現=

◇米国の電力需要、29年までに4‐15%に急増
=W.マッケンジー、送電システム強化を指摘=

◇グリーン海運の未来: デジタル化と脱炭素化の統合
=LAB021とKR、24日に韓国で特別セミナー開催=

◇ヤマトHD、米先端技術投資会社への出資決定

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で20,000㌦下回る
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、アフラマックスが下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇Drewryコンテナ運賃指数4%下落
=欧州・地中海向け下落が全体を下押し=

◇JKTIが11月から9編成を追加、車両数3倍
=鴻池運輸、印鉄道コンテナ輸送を大幅拡充=

◇90日のクーリングオフ設け、労使交渉提案
=モントリオール港、CUPE Local375/MEA

◇MSCのeBLでSWIFTネットワーク内転送実証
=WaveBL、SWIFT・参加銀行と共同作業G結成へ=

◇Xenetaが新たに運賃市況見通しサービス
=顧客にさらに深い運賃傾向情報を提供=

◇アジア/豪州西部でKoala再開
=MSC、今月末からサービス提供=

◇欧州/東地中海でNEA・NEL
=Yang Mingが来年1月から開始=

◇東南アジア域内でTIX2/MTS
=CNCとCOSCOが協調サービス=

◇伴野郵船常務、紛争・運河情勢交え状況説明
=物流連・国際業務委、ASEAN経済等の講演も=

◇流山市の小学生を対象に物流学習機会を提供
=日本GLP、「ALFALINK 物流大賞」を創設=

◇ZO MOTORS、物流事業電動化へ実証実験

【海事政策・労務】
◇船舶新燃料への公正な移行、意義唱える
=ITF船員部会、「船員を中心に据えて」=

◇海洋ごみ対策、災害リスク管理能力の向上
=IORAとフランス開発庁、MoU延長へ=

◇国立船員大学の代表団が訪問
=AMP船員総局、船員労務を会議=

◇学民の役割分担/教育内容/財政・受益者負担等
=第3回JMETSあり方検、海事局が論点整理=

◇憲法・行政法・民事法等の観点から論点整理
=経産省「GX実現ETS法的研究会」が報告書=

◇輸出5.6兆円0.5%増・輸入6.7兆円0.2%増
=国交月例経済、国際海上貨物価額8月=

◇企業・行政で「行きたくなるコンテンツ」を
=港湾局、港湾緑地を考える意見交換会in福岡=

【造船・舶用】
◇金花造工会長、GHG削減・IMO合意へ積極関与を
=第30回JECK造船首脳会議、米国脱退・4極開催=

◇水素インフラ整備の実現可能性調査
=川崎重工など3社が覚書締結=

◇中国で淮鋼特殊鋼向けEAF Quantum
=プライメタルズテクノロジーズが完工=

◇脱炭素化に向け小形事業と特機事業を分離
=ヤンマーパワーテクノロジーを分社化=

◇中造工、因島技能センターで溶接中級専門研修

◇ツネイシ財団が25年度上半期助成事業募集

【シッピング・フラッシュ】
◇ヤンマー、東京で「みらいのけしき展」

◇運総研11月7日「ドローン配送の利用意向と効果」

◇観光庁、主要業者の旅行取扱状況8月分

◇笹川平和、複合災害への影響にも備えを

◇Hacobu、「MOVO Vista」セミナー」

◇川崎汽船人事異動・8月1日付・10月1日付

2024年10月18日

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バンクーバーからの原油輸出量(出所:Vortexa)

◇TMX稼働でバンクーバーの海上原油輸出量が急増
=米国西岸・極東向けでアフラマックス需要高まる=
=ポテン、米国西岸シェアはサウジ等からの輸入減少=

米ブローカー大手のポテンは11日に発表したレポートで、カナダ・アルバータ州で1951年に設立されたトランス・マウンテン・パイプラインの拡張パイプライン(TMX)が今年5月より稼働し、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビーのウェストリッジ・ターミナルから輸出を開始したことで、原油・タンカー市場に与えた影響を分析した。バンクーバーからの海上原油輸出量は今年4月までは日量平均44,000バレルだったが、そこから急増し、8月には366,000バレルに達している。港湾インフラの制限でアフラマックスが用いられているが、極東向けにはVLCCへの積み替えも併用しつつ直接輸送が行われている。この影響で米国西岸のシェアも、米国及びサウジアラビアからの輸入量が減少している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇7,000台積みLNG燃料PCC「ポセイドン」
=川崎汽船、今治造船丸亀で竣工・命名受渡式=

◇40万㌧型Valemaxにローターセイル搭載を決定
=NSU海運、アネモイ製・2025年9月頃に完工=

◇商船三井・橋本社長が登壇、唯一のスポンサーに
=GMFサミット、IMO事務局長・池田会長が会談も=

◇ばら積み貨物船の船舶検査の船齢引き下げ
=INTERCARGO 、RightShipに再検討要求=

◇ギリシャ船主「新造ガス船に180億㌦投資」
=VesselsValue「ギリシャの投機的S&P投資」=

◇日本、2050年までにアジアのCO2回収ハブに
=ウッドマッケンジー、80%を国外貯蔵と予測=

◇飯野海運「日比谷公園ガーデニングショー」協賛

【不定期船】
◇TMX稼働でバンクーバーの海上原油輸出量が急増
=米国西岸・極東向けでアフラマックス需要高まる=
=ポテン、米国西岸シェアはサウジ等からの輸入減少=

◇ケープ、2営業日続落で21,161㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCとパナマックスは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇2週間で15%下落し500㌦/FEU
=Drewryアジア域内コンテナ指数=

◇復航コンテナ消席率、8月は36.6%に
=Sea-Intel、往復航の荷動き不均衡が悪化=

◇極東/北米西岸「PN3~4」2月から
=ONE、2サービス体制で=

◇地中海→中国・「MD5」開始
=ONE、2月からサービス=

◇海上輸出貨物、北米・EU向け下落
=KCS、韓国輸出入輸送費用9月=

◇8%増・3,910.2万TEUと過去最高に
=上海港の1~9月累計コンテナ取扱量=

◇2年ぶり高水準、東岸から西岸へのシフトで
=LA/LB港、9月の鉄道貨物滞留時間=

◇新造バン4万7,000TEUを購入
=DP World、需要期・混乱時に備え=

◇台湾2船社が協調・MHTが接続
=ICTSI、カガヤンデオロ港・MCT=

◇ヒアリ約80個体を確認、東京港青海ふ頭内で
=都港湾局ら、18都道府県・計133事例目=

◇GLP ALFALINK相模原、グッドデザイン受賞

【海事政策・労務】
◇「港湾労働者にふさわしい品位と尊厳を期待」
=ITF港湾労働者部会、6つの要求に焦点=

◇2018年に結成、初の一堂に会した会議
=ITF倉庫・配送・ロジスティクス部会=

◇国際海運脱炭素化・紅海・アデン湾等で会談
=ドミンゲスIMO事務局長、外務政務を表敬=

◇9,936隻と前年比▲29%、干ばつ影響
=パナマ運河、2024年度通航船隻数=

◇武力攻撃事態時の巡視船、防衛相統制下を想定
=海保・防衛、連携の実効性向上へ共同机上訓練=

◇中東全面戦争への拡大を深刻に懸念・非難」
=日エジプト外相、停戦実現へ引き続き連携=

◇「海運が貿易量99%以上、初めて知った」等の声
=船協、総連らと川崎みなと祭りに海事PRブース=

◇旅客船に乗船、知識を学習・船内生活を体験
=九運鹿児島、水産高生対象に現場体験Iシップ=

◇R6年度上期▲3.1億円と7期連続の貿易赤字
=輸出額53.6兆円と8期連続増、過去最大に=

◇外相、イスラエル・レバノン情勢で「自制を」談話

◇仏海軍、中旬から「北」瀬取りを警戒監視

◇21日に交政審第2回最賃小委、漁業適用拡大で

◇国交省、11月19日に運輸事業安全シンポ

◇海保、12月4日にR6年度警備救難競技全国大会

◇関東運、旅客船に輸送安全確保等の警告書

【造船・舶用】
◇「日本品質は世界№1、更なる努力と技術継承を」
=木下会長が27社・31名を激励、累計559名に=
=日舶工、R6年度舶用マイスター認定証交付式=

◇風力活用の省エネ運航実証実験を開始
=オリックス/ SHI-ME 、ソフトセイル搭載=

◇統合レポート「MHI REPORT 2024」発行
=三菱重工、新事業計画に合わせ誌面刷新=

◇宮崎・日向市にバイオマス発電所が完成
=三菱重工、5万kW級発電設備=

◇UAE・ドバイから大型ターボ冷凍機を受注
=三菱重工サーマル、21年に続く大型契約=

◇小型水素エンジンの運転試験に成功
=川崎重工、水素航空機の実現へ=

◇Samundraの舶用システム「SEEMS」を認証
=NK、イノベーションエンドースメント=

◇都内で日比投資フォーラム開催
=常石造船・河野副社長が登壇=

◇CMA CGM・現代三湖とLCA算出へ
=HD現代マリンソリューションがMoU=

◇桑原社長、開発中を含めた廃棄物処理技術を紹介
=カナデビア、COP29・JEFMAセミナーで講演=

◇ご当地キャラ集合、いまぞう君も参加

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果15日分

◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向の説明資料

◇運総研、「EASTS地域の災害対応と教訓」

◇Tebiki、24日「効果ある危険予知訓練」セミナー

◇笹川平和、シンポ「多文化共生は全国の課題へ」

◇笹川平和、日トルコ外交樹立100周年記念シンポ

2024年10月17日

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(左から)IMOドミンゲス事務局長、GMFクリステンセンCEO、リオ・ティント バラジン CO責任者、商船三井 渡邉CSuO

◇インセンティブの有効性・SC全体の協力等強調
=ドミンゲスIMO事務局長、MOL渡邉CSuOら=
=GMF、「年次サミット2024」開催・日本で初=

グローバル・マリタイム・フォーラム(GMF)は15日~17日にかけて、東京・大手町で「年次サミット2024」を開催している。年次サミットは、2018年より毎年開催しているもので、日本での開催は今回が初めて。これまで年次サミットでは、業界リーダー間の対話を通じて「ポセイドン原則」や「All Aboard Alliance」を発足させてきた経緯がある。強固な海事産業クラスタが存在する日本はGMFの取り組みにとっても重要なハブであり、今次会合ではとくに国際海事機関(IMO)の脱炭素化目標に向けた具体的な取り組み等について意見交換を行っている。会期中の16日には、GMF・IMO・商船三井及びリオ・ティントの代表者らによるパネルディスカッションも行われた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇インセンティブの有効性・SC全体の協力等強調
=ドミンゲスIMO事務局長、MOL渡邉CSuOら=
=GMF、「年次サミット2024」開催・日本で初=

◇液化CO2輸送に関する調査業務を受託
=JOGMECの令和6年度先進的CCS事業=
=商船三井、昨年に引き続き事業性調査=

◇2060年までに3,000隻・1,500基、世界市場進出へ
=海洋原子力発電、2030年100億㌦受注獲得めざす=
=コアパワーCEO、ゼロエミ達成へ新技術・安全向上=

◇Maersk、LNG燃料コンテナ船の発注拡大
=メタノール燃料からLNGに方針転換か=

◇Marlink、蘭・Port-ITを完全買収
=サイバーセキュリティ新部署に=

◇フッティルーテンの「ゼロエミ」クルーズ船
=オーシャンウイングス採用、エネルギー10%減=

◇Seafarers Awards Singapore 2024
=Bigyellowfishがイノベーション賞=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり下落で22,994㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、VLFSO/HSFOは米ガルフで上昇
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇9月の中国輸出コンテナ市場2ケタ下落
=CCFIは前月比14%下落の平均1777.85=

◇7月のDrewry世界コンテナ港取扱量指数、
=前月比▲1.8%低下し110、前年比5.9%上昇=

◇日産の輸入部品積載コンテナの鉄道輸送開始
=日本通運と神奈川臨海鉄道/本牧~宇都宮間=

◇欧州向けは4月の底値に近づく
=Freightos、先週からFBX4.5%下落=

◇LinerLyticaレポ「運賃下落歯止め困難」
=アライアンス再編で余剰船腹削減消極的に=

◇23年コンテナ取扱量3.2%減の2,176万TEU
=国交省、全国港湾の2023年1月~12月実績=

◇サザンプトン港、Solent Rail Terminal
=今年3月に完成、半年で5.5万本処理=

◇再エネ電力を100%使用する営業所稼働
=ヤマト、川崎で官民連携の地産地消実現=

◇マレーシアで物流集中講義を開催
=国交省、ASEAN 物流人材育成支援=

 

 

【海事政策・労務】
◇ITF世界大会メアリー・リュー氏登壇
=内陸航行部会、タグボート船員支援へ=

◇電動巡視艇の設計・開発提案のEOI
=MPA、12月14日まで提案受付=

◇MPA、合同油流出演習を実施
=小型ロボット等最新技術も導入=

◇ルソン東部・カシグランに新港建設計画
=APECO、米国企業や国防省等と協議=

◇STCW条約の船員訓練実施をサポート
=IMO、西バルカン5カ国向けに説明=

◇「国際防災デー」で全国避難訓練
=パナマ海事庁、有事に備え避難訓練=

◇「持続的な経済成長に必要な港湾整備を」
=全国港湾知事協議会、国交省に要望書=

◇船協・明珍会長、脱炭素化へ協働を確認
=ドミンゲスIMO事務局長と都内で会談=

◇海事局、18日に第3回海技教育機構のあり方検

◇海洋立国懇話会、29日に研究会セミナー

【造船・舶用】
◇天然水素資源を探査するコロマ社に出資
=三菱重工、水素バリューチェーン構築=

◇ガスタービン受注、中国協業先が累計150台
=三菱重工、現地パートナーと記念式典開催=

◇「NORD BREMEN」竣工・引き渡し
=今治造船、40,000ⅮWT型ばら積み船=

◇24年度NMEA最優秀商品賞、最多6部門受賞
=古野電気、71年度から54年連続で受賞=

◇11月に広島でSRC 技術セミナー
=海事産業の最新技術を講演=

◇11,000TEU型メタノール対応船
=X-Press Feedersが6隻を発注=

◇Saitec、DemoSATH浮体式風力発電PJ
=BVから最終プロトタイプ認証を取得=

◇低炭素型風力補助旅客船設計「Swap2Zero」
=BV、仏クルーズPONANTにAiPを付与=

◇中国塗料、幕張「コーティングジャパン」出展

【シッピング・フラッシュ】
◇ラストワンマイル協組、WEBサイトに新機能

◇Hacobu、改正物効率法「特定荷主」情報資料

◇笹川平和、アジアの拡大抑止公開シンポ

◇国土交通省、人事異動(10月17日付)

2024年10月16日

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◇自律型船舶初の管理協定「AUTOSHIPMAN」採択
=航海中の運航モード切替可能な柔軟性が特長=
=BIMCO、既存の船舶管理契約ベースに起草=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は9日、自律型船舶に関する初の管理協定となる「AUTOSHIPMAN」を承認した。同協定は、第三者である船舶管理者が遠隔操作船や完全自律型船舶の運航サービスを提供するための標準的な契約基盤を提供するもの。商業サービスを管理し、義務・責任・負債の枠組みを提供するために広く使用されている船舶管理契約「SHIPMAN」をベースに起草しており、航海中であっても船舶が運航モードを切り替えることができる柔軟性が特長となっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇自律型船舶初の管理協定「AUTOSHIPMAN」採択
=航海中の運航モード切替可能な柔軟性が特長=
=BIMCO、既存の船舶管理契約ベースに起草=

◇大型軸発電機搭載、ローターセイルも搭載可能
=国内初、メタノール二元燃料VLCCコンセプト=
=郵船/飯野/出光タ/NSYらコンソーシアムが決定=

◇本社に事故対本部、情報共有体制を確認
=川崎汽船、衝突想定・大規模事故対応演習=

◇「環境・社会」等4つの主要な優先課題設定
=ONE、サステナビリティレポートを発表=

◇協力PJさらに拡大、マネジメントの世界普及へ
=日米エネ当局、CCUS/カーボンリサイクルWG=

◇「CCU/CR、CN実現に重要な役割果たす」確認
=エネ庁/NEDO、第6回カーボンR産学官国際会議=

◇水素・バイオ燃料・CCS技術等議論
=RD20東京シンポ2024、CN実現へ=

◇「使命と役割」ビジョン・トピックス等
=日本GLP、サステナビリティレポート=

◇ヤマトHD、英物流テックスタートアップに出資

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で23,872㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇需要回復遅れ、SCFI ▲3.4%下落
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇前週比▲1.9%、8週連続の下落も
=先週のNCFI、一部航路で需給改善=

◇前週比▲3.59%、日本航路除き下落
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇24年は2.7%増、25年は3%増で回復
=WTO、最新版世界の商品貿易見通し=

◇日本/上海直航「SNG7」11月中旬から
=上海汎亜航運、四日市に追加寄港へ=

◇Maersk、タンザニアから中/越/印へ
=カシューナッツ輸出特化サービス=

◇前年同月比7.82%増・2,809.7万㌧
=サウジ全港、総コンテナ取扱量9月=

◇ガントリークレーン1基の倒壊事故
=台湾・基隆港、空コン4本も破損=

◇船社13社・NVOCC6社を行政処分
=中国交通運輸部、運賃未申告等で=

◇10万㎡規模の官民共同物流センター
=CJ大韓通運/KOBC、米シカゴで着工=

◇干ばつでタパジョ水路輸送が停止状態
=Amport、ブラジルの穀物輸送水路=

◇輸出入インバランスで欧州港湾が混雑
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇2,176万TEUと前年比微減も過去6番目水準
=港湾局、本邦港湾2023年コンテナ取扱貨物量=

【海事政策・労務】
◇「団結と多様性を強化」「運輸労働者が世界を前進」
=ITF世界大会が13日開幕、世界から2,000人集結=
=初のアラブ開催、5年間の包括的ビジョンを構築へ=

◇「89%が運輸労働者を保護する法律を望む」
=ITF、世論調査結果を世界大会に先立ち発表=

◇船籍登録に「事前チェック」導入
=AMP、新規登録・登録変更に適用=

◇通航船舶隻958隻と前月からほぼ横ばい
=ACP・9月運用状況、TTは約10.8時間=

◇通航料金最大20%引、待ち時間短縮も
=スエズ運河庁、ヨット観光促進へ=

◇佐渡島東方・九州南方で情報共有・監視等
=海保・海自あす不審船想定の共同対処訓練=

◇脱炭素/経済成長/経済安保の同時実現へ原則確認
=第2回アジアゼロエミ共同体首脳会合、共同声明=

◇日加外相、LNG生産協力へ引き続き連携で一致

◇日豪首脳、エネ安保・脱炭素化協力強化を確認

◇第19回EAS、ロシア侵攻を非難・中東情勢に懸念

◇第27回ASEAN+3、GX・DX連携強靭化を

◇日越首脳、DX・GX・人材育成協力で一致

◇日ラオス首脳、GX・DX連携意向を表明

◇G7産技イノベ相会合、重要物質SC強靭化へ

【造船・舶用】
◇BVからSoC・リベリア船籍からAiPを取得
=ハンファ、新たなローターセイルシステム=

◇基本設計評価証明書、GHGなし運航
=BV、仏VELAの帆走貨物三胴船に=

◇電気自動車のPCTC海上輸送
=韓国船級、安全レポートを発行=

◇ShipTek International Awards
=インド船級、2部門で受賞=

◇42社53名参加、10年後視野に・乗船体験も
=日舶工、次世代エンジ会二期生・第3回交流会=

◇ばら積み船「CAPE GANNET」竣工・引渡し
=今治造船・西条、181,000DWT型=

◇伊万里市と包括連携協定を締結
=名村造船、災害時の支援等=

◇営業利益2倍弱、大幅増収増益
=古野・中間期、舶用売上19.2%増=

◇「関西フローティングボートショー」出展
=古野電気、GPS 魚群 探知機セミナーも開催=

◇佐世保重工、7 年ぶりに工場見学会

◇ヤンマー、新・応援ソングを制作

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、鉱工業指数8月

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇国交省、技術系社会人経験者を募集

◇国交省、あす環境行動計画改定へ団体ヒア

◇テレポートセンター、ラブライブとコラボ

2024年10月15日

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第23回シンガポール国際燃料補給会議(SIBCON)

◇デジタル燃料補給を義務化、来年4月から
=世界初、シンガポールがe-BDNを導入へ=
=管理プロセス迅速化・ビジネスコスト低減化=

シンガポール海事港湾庁(MPA)は海運業界のデジタル化・脱炭素化促進へ取組を強化する。燃料補給(バンカリング)業者に対し、来年4月から、世界で初めてバンカリング時のプロセスを電子化し、電子バンカーデリバリーノート(e-BDN)の発行を義務化する。デジタルバンカリングプロセスにより、バンカーバイヤーとサプライヤー間の効率的なデータ共有を可能とする。管理プロセスの迅速化、ビジネスコストの削減、説明責任の向上、規制順守の確保、エラーの可能性の低減を図る。不正行為の早期発見をサポートする。MPAが世界最大規模の舶用燃料関連イベントとして、同国で2年に一回開催される「SIBCON 2024(10月8~10日)」の開会式で発表した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇日本企業初、日米間の越境CCS事業化へ
=アラスカCCS事業性調査へ共同調査契約=
=川崎汽船/住友商事/ヒルスコープら調印式

◇重大事故を想定した対応訓練を実施
=飯野海運とIMS、連携体制を確認=

◇2025年には380~420万GTへ拡大
=格付CareEdge、印のシップリサイクル=

◇グリーンイノベ、エネ移行・水素等で議論
=ICEF年次総会、温暖化問題解決への鍵=

【不定期船】
◇ケープ、9営業日続落で22,844㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、パナマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数3,349㌦/FEUと前週比▲4%
=先週のDrewry運賃指数、全般的に下落=

◇「今後10~17%のコンテナ船腹減」を予想
=SeaIntel、スト終了も滞船解消に時間要す=

◇モントリオール港、50%の貨物遅延も
=港湾労組、時間外労働拒否で=

◇イロイロ港・VCTで本格稼働
=ICTSI、モビール荷役クレーン2基=

◇成都からモンゴル経由でモスクワへ
=FESCO、所要28日でコンテナ列車=

◇開発検討委員会、今月内にも設置
=タイ政府、バンコク港の再開発で

◇フロリダ州港湾等が一時休止に
=ハリケーンMilton、運航に懸念も=

◇配送混乱、内陸からマナウスへ輸送遅延
=ブラジルの干ばつ、小型船・はしけ利用を=

◇南ア高裁、ICTSIの運営権取得を差し止め
=ダーバン港・DCT2、APMTの主張を容認=

◇業界初、米ロス向け冷蔵海上混載サービス
=セイノーロジックス、11月スタートへ=

◇国際コンテナ戦略港湾政策の取組状況を説明
=港湾局、財務省関税外為審・関税分科会で=

◇新サービス「なんでも書庫」を提供
=三井倉庫ビジネスパートナーズ=

◇参加全ファンド、格付け『Green Star』
=日本 GLP 、4 ファンドが最高位=

 

 

【海事政策・労務】
◇デジタル燃料補給を義務化、来年4月から
=世界初、シンガポールがe-BDNを導入へ=
=管理プロセス迅速化・ビジネスコスト低減化=

◇海賊発生件数1994 年以来の最低水準に
=ICC-IMBレポート、前年同期比20件減=

◇新興技術や代替燃料取扱い等で情報交換
=MPA、中国山東省とGDSC設立のMoU=

◇フレキシブルタンクのコンテナ輸送
=IUMI、最適手法ガイドを発表=

◇来年3月末日までマニュアル申請継続
=MARINA BEST、導入による混乱回避で=

◇比内航魚運搬船の満載喫水線標示
=MARINA、2年間の猶予期間を通告=

◇海上旅客運送業の最低賃金見直し、結論持ち越し
=交政審専門部会、労使ら引上げへ同一ベクトルも=

◇「物流サービスに需要をあわせる転換を」
=矢野教授、内航総連モーダルシフトセミナー=

◇輪島港に3億500万円、泊地等の災害復旧
=政府、R6年度一般会計予備費を閣議決定=

◇第3回公募で横浜港など4事業決定
=国際クルーズ旅客受入機能高度化=

◇17日に繋離船作業安全問題検討会
=国交省、最新動向など意見交換=

◇石破総理、巡視船艇供与・海洋安保で協力強化
=第27回日ASEAN首脳、中東「自制呼びかけを」=

◇海事局PSC処分船9月、6隻と前月比5隻減

◇日本提案の海底地形名10件、国際会議が承認

◇岩屋外相、中東悪化でイスラエルに強く自制求める

【造船・舶用】
◇スペイン舶用工業セミナーに参加
=日舶工、海外漁船市場開拓へ=

◇「CEATEC 2024」に初出展
=カナデビア、桑原社長が登壇=

◇世界的なAIデータ分析大会で準優勝
=IHIのデータサイエンティスト=

◇VeriSTAR GreenをOrbitMIのPFと統合
=BV、GHG報告を簡素化・罰金リスク軽減=

◇サムスン重工「技術的知識と革新性を証明」
=FCSU設計の基本承認をBVから取得=

◇防衛省、小型級船舶命名式を29日に内海瀬戸田で

【シッピング・フラッシュ】
◇笹川平和、ハマステロから1年

◇商船三井、人事異動(8月1日付、10月15日付)

2024年10月11日

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スクラップヤード

◇パキスタンとトルコが上向き、インドは堅調
=バングラデシュは3位に後退、中東情勢が懸念=
=GMS、10月第1週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、10月第1週のスクラップ買取価格はバングラデシュがさらに順位を下げた一方、長らく低迷を続けていたパキスタンとトルコが上向きの動きを見せる予想外の展開となった。インドは最も堅調だったが、上昇幅は縮小した。シップリサイクル市場では、中東情勢の緊迫に伴う原油価格の上昇を背景に、第4四半期以降はタンカーが主流になるとも予想している。また、インド亜大陸を苦しめている安価な中国鋼材の攻勢は、国慶節のために一時停滞している。今後、中国共産党政権樹立75周年に向けて景気刺激策を発表した中国の連休明けの動向、そして中東の紛争の動向を注視していく必要がある。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇パキスタンとトルコが上向き、インドは堅調
=バングラデシュは3位に後退、中東情勢が懸念=
=GMS、10月第1週のスクラップ買取価格=

◇「ゼロエミ燃料の生産/輸送/消費すべてに取り組む」
=生産・輸送等が課題、2050年ネットゼロ困難視も=
=商船三井・橋本社長、海事立国フォーラムin北海道=

◇スケイラビリティ観点からアンモニアがベストも
=次世代燃料、運航用途等から複数解決策の適用を=
=郵船・横山執行役員、ICEF2024・海上輸送会合=

◇「MITSUI OCEAN FUJI」初就航まで50日
=商船三井クルーズ、合計16都市に初寄港へ=

◇Gearbulk、丸紅が株式28%取得
=完全に日系資本船社に=

◇三桁増収、1~9月も60%増収
=台湾3船社、3Q業績=

◇前年比4割増の40万㌧に
=星港、1~8月バイオ燃料販売=

◇「海洋都市横浜」実現へ産業振興めざし
=「Sea Japan」主催社、横浜市と連携協定=

【不定期船】
◇ケープ、8営業日続落で23,106㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続伸=

◇バンカー価格、MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇極東地域からの輸入19%増・140万TEU
=CTSデータ、豪州関連航路荷動き12.7%増=

◇北欧州/地中海でハブ港との接続強化へ
=ONE、来年1月からAEX・LEX開始=

◇10月下旬からハイフォンに追加寄港
=MSCがアジア/PNW航路Chnookで=

◇「2024年の需給バランス前年よりも高まる」
=BIMCO、コンテナ輸送市場の概要等=

◇バングラ生産者、船社らに補填を要求
=Debenhams倒産の未収代金で=

◇AIを活用、商品販売と物流実績データを連携
=NXHD、精緻な需要予測モデル構築へ実証実験=

◇Levi Strauss & Co.向け物流施設
=Maersk、オハイオ州グローブポートに=

◇VALUE REPORT・サステナビリティデータ
=三井倉庫G・2冊子発行「ありたい未来へ」=

◇物流施設への非常用電源設備導入を後押し
=国交省、「機能強化支援事業」公募を開始=

◇自動物流道路事業スキームで民間に意見公募
=国交省、サウンディング開始・説明会も開催=

◇JILS、29日からロジスティクス全国大会2024

【海事政策・労務】
◇内陸LDCから世界海事大学博士課程へ
=IMO-韓国GHG-SMARTプロジェクト=

◇船舶の爆発・火災事故を受け対応へ
=中国海事局が寧波経由貨物の規制強化=

◇ロシアによるミサイル攻撃で船体損傷
=オデッサ港、4日間で3隻被害に=

◇▲49.1%・通航量収入▲39.8%
=スエズ運河、8月通航船隻数=

◇28日に次世代船舶の技開事業成果報告会
=海事局、自動運航船/ゼロエミ船/内航近代化=

◇日加、蓄電池SC協力へ第1回局長級対話

【造船・舶用】
◇英国で“Alexandra Maersk”命名式
=Maerskの二元燃料メタノール船=

◇3Dモデルベースの船級承認へ共同開発PJ
=BV・三菱造船ら報告書受渡し、ガステックで=

◇蒸気処理装置/大気排出制限/処理システム等
=BV、アンモニア燃料船の暫定規則を改定=

◇40,000万載貨重量トン型ばら積み運搬船
=今治Gあいえす造船で竣工、引き渡し=

◇サステナブルな海上物流の実現に向けて
=今治造船が東大の社会連携講座に参画=

◇前例ないAI海況予測モデルの開発目指す
=古野電気とJAMSTECが共同研究開始=

◇タイの超大型複合火力発電所プロジェクト
=三菱重工が4号機を完工、フル運転開始=

◇ドラゴンスチール向けに長寿命銅ステーブ
=プライメタルズテクノロジーズが受注=

◇BV、鋼船メインルール改定版を発行

【シッピング・フラッシュ】
◇JALPA、12月6日に物流不動産セミナー

◇海洋都市横浜うみ協ら、12月13日に「うみコン」

◇Hacobu、きょう「MOVO Fleet」セミナー

2024年10月10日

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タンカー運賃と原油価格の推移(出所:Vortexa / Poten & Partners)

◇イランのホルムズ海峡封鎖シナリオに警戒
=中東紛争激化で懸念、米中にも大きな影響=
=ポテン、現状の運賃・原油価格影響は緩やか=

米ブローカー大手のポテンは4日に発表したレポートで、中東紛争の影響により原油価格及びタンカー運賃は上昇しているものの、過去のスエズ運河封鎖時等と比べると、はるかに緩やかな影響に留まっていると指摘した。OPECの石油シェアの低下、再生可能エネルギーの台頭や中国の減速等を背景とした世界的な石油需要の低下、タンカー船隊の拡大等で価格は比較的安定している。ただ、イランの石油インフラへの攻撃が激化すれば、報復として最終手段でもあるホルムズ海峡封鎖シナリオも現実味を帯びると懸念を示した。海峡封鎖は他の中東産油国からの輸出も途絶させるため、世界中に大混乱を巻き起こすことになる。可能性は低くとも警戒しておくことを推奨している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇イランのホルムズ海峡封鎖シナリオに警戒
=中東紛争激化で懸念、米中にも大きな影響=
=ポテン、現状の運賃・原油価格影響は緩やか=

◇米資産運用会社アレス、GLP投資部門等を取得
=37億㌦、オルタナティブ投資案件では最大級に=

◇LNGバリューチェーン低炭素化に寄与
=JOGMEC・Woodside、メタン課題で覚書=

◇ガス保安強化・LNG供給・調達多角化へ
=JOGMEC・伊エニ、協力覚書を締結=

◇Kyle Lochridge氏「クラブの存在感高める」
=UKP&I、南北米担当Senior Vice President選任=

◇「全生産国・消費国が協力して効果的な対策を」
=26か国地域、鉄鋼過剰生産能力閣僚会合で声明=

【不定期船】
◇ケープ、1ヵ月半ぶりに25,000㌦下回る
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・シンガポールのみ上昇
=タンカー用船料、パナマックスのみ下落=

◇1,554隻とDWTベースで全商船隊6%に
=LNG燃料船、2028年末までにと試算=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数3798と前週比▲16.8%大幅下落
=先週のFBX、北米・欧州向け二桁下落=

◇前週比▲1.7%、1522.7と7週連続
=先週のNCFI、連休中の輸送力減で=

◇国慶節明け市場開時、下落の見通し
=LinerLytica、中国輸出コンテナ先物運賃=

◇約100万TEUと前年同期比1.8%増
=KNFC、1~8月日韓コンテナ輸送量=

◇8月の米国小売輸入コンテナ19.3%増
=スト短期終息で年末まで高水準続く=

◇9月の米国輸入コンテナ量、前年同月比14%増
=252.9万TEUで過去6年間の月間新記録=

◇25~27年に総額3.4億ドルのコンテナ供給
=PIL、需要高まり受けSingamasと契約=

◇北港に年間処理能力615万TEUの新CY
=ポートクラン港、E-RTG12基備える計画=

◇10日朝から「無期限の残業拒否」通告
=モントリオール港湾労組、改定交渉難航で=

◇東ジャワで多目的ターミナルが本格稼働
=ICTSI、深水バース・大型クレーン備える=

◇国際海運の脱炭素化へ、IAPH総会参加も
=横浜市、ハンブルク宣言に署名=

【海事政策・労務】
◇「デジタル化」「グリーン化」促進へ
=MPA、英ICLと脱炭素化支援でMoU=

◇Klavenessが65番目の公式パートナーに
=GMF、対話促進と革新的アイデアに期待=

◇誰でも参加可能「水中放射騒音」WS
=IMOとWMU、15・16日に開催=

◇海運の脱炭素化に向けたセミナー開催
=IMO、途上国サポートにもフォーカス=

◇クラムリン会長「運輸労働者は経済の生命線で良心」
=ITF、7日「世界ディーセント・ワークデー」に=

◇コロン島の停泊船舶の所有者特定調査
=AMP、他港でも同様措置を実施予定=

◇「輸送動脈」ウェランド運河の有用性等を説明
=加ポートコルボーン市長ら、船協を表敬訪問=

◇23次隊23日出国・22次隊31日に帰国
=防衛省、派遣海賊対処支援隊の要員交代=

◇交政審、あす海上旅客業最低賃金専門部会

【造船・舶用】
◇2024年度9月受注量は7 隻・33.8万GT
=輸組、手持工事量641 隻・3,000 万GTに=

◇業況は改善傾向、課題は人材確保
=日舶工、会員アンケート調査結果=

◇講演会「内航海運の課題解決への技術開発」
=海技研、12月にラボツアーも同時開催=

◇デジタルイノベーション総合展に出展
=古野電気、最新「海の DX」を紹介=

◇「造船・船上・倉庫でのレポーティング」
=ShipDC、第17回 IoS-OPオープンキャンパス=

◇新自動燃焼制御システムPFの国内導入へ実証実験
=カナデビア・Inovaが技術融合、八代市で開始=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、日本入着スポットLNG9月価格

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果7日分

◇ゼンリンDC、スマート物流EXPO名古屋に出展

2024年10月9日

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水中騒音ガイド(出所:BIMCO/ICS)

◇エネルギー効率改善と水中騒音低減に正の相関
=三者構成作業部会の調査協力を呼びかけ=
=BIMCO/ICS、『水中騒音ガイド』作成=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)と国際海運会議所(ICS)は7日、国際海事機関(IMO)の水中騒音ガイドラインの実施を支援することを目的としたガイドを作成した。船舶からの水中騒音に対する注目はここ数年で著しく高まり、海洋生物や環境への悪影響から対策への要求が高まっている。特に商船は、低周波数の水中騒音の主な原因のひとつであり、その騒音がさまざまな海洋生物の重要な生命機能に有害であることが調査によって明らかになっている。これまでの研究で、エネルギー効率の改善と水中騒音の低減には正の相関が確認されていることから、両者は船主に対し、IMOのGHG規制を確実に遵守する際に、同ガイドラインを慎重に考慮することを推奨している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇エネルギー効率改善と水中騒音低減に正の相関
=三者構成作業部会の調査協力を呼びかけ=
=BIMCO/ICS、『水中騒音ガイド』作成=

◇新燃料の試験用エンジン施設が稼働開始
=郵船、試験期間を2年から3ヵ月に短縮=

◇前年同期比249%増、OOIL等好調で
=COSCO グループ3Q予想業績=

◇積高3.6%増、平均運賃67.6%増
=OOIL・3Q業績、売上高74%増=

◇川崎汽船、越北部台風被災者支援に義援金を拠出

【不定期船】
◇ケープ、6営業日続落で26,213㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇前年比6.7%増と1,600万TEU超
=CTS、世界コンテナ荷動8月=

◇前週比▲7.73%、全航路で値下がり
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇海峡地/インド東岸SVX、月末開始
=Namsung、BTL・ONEと協調=

◇印両岸/スリランカ「ICE」開始
=ONE、今月下旬からサービス=

◇CY蔵置のコンテナ崩落事故発生
=ピレウス港で、「紛争の一環」とも=

◇中東激化も「コンテナ市場の影響軽微」
=Lytica、ホルムズ海峡航行は混乱も=

◇横浜港本牧ふ頭4CT、CONPAS試験運用
=関東地整、16~29日にトレーラー平準化等で=

◇3%増の150.4万TEU、6月は▲1.6%
=横浜港、上期外内貿コンテナ取扱量=

◇成田空港コミュニティ参画、安全・品質向上
=三井倉庫、リチウム電池航空輸送認証取得へ=

◇協業先募集を開始、新サービス創出へ
=SGHD、「HIKYAKU LABO 2024」=

◇「トラックカーナビ」に施設情報、初連携
=日本GLP/ナビタイムJ、物流課題を解決へ=

【海事政策・労務】
◇マニラ事務所代表がパナマ港湾管理をアピール
=AMP、日鮮海運の役員・乗組員会議に参加=

◇「港湾は保管庫にあらず」滞留コンテナ対策へ
=PPA、滞留コンテナ荷受人一覧を農務省と共有=

◇「一国二制度」の強みを活かして
=香港海運会議所が正式に設立=

◇トルクメニスタンでMSWセミナー
=IMO、FAL条約加盟をサポート=

◇明珍会長「日本商船隊の安全と隊の安航祈る」
=海賊対処49次隊出国式、船協/国船協/海員組合ら=

◇海賊対処第49次隊、ネシア海軍と親善訓練
=「むらさめ」、関東南方で戦術運運動等=

◇紅海・アデン湾等中東全体の緊張が高まりを懸念
=岩屋外相、ハマスのテロ攻撃経過1年で談話=

◇水素社会推進法、10月23日に施行へ
=関連政令が閣議決定、特定事業者要件も=

◇経産省、脱炭素/経済/エネ安保の達成へ多様道筋を
=G20エネ移行相・クリーンエネ相会合、成果文書=

◇貿サ収支8月、▲4,829億円の赤字
=財務省速報、赤字幅5,742億円縮小=

【造船・舶用】
◇7月以降の建造契約船、適用対象範囲など明示
=IACS統一規則サイバーレジリエンス等を説明=
=2024 NK技術セミナー、聴講者約550名参集

◇3,055TEU 型「INTERASIA TRANSFORM」
=JMU有明、シリーズ 1 番船引き渡し=

◇鳥羽商船向け練習船、命名・進水式
=三菱玉野、2代続けて建造=

◇「技術系女性交流会」、過去最高160名参加
=川重ら3社合同、神戸モノづくり企業=

◇11月、社会人教育講座「舶用工業セミナー」
=日舶工、国交省と有識者を講師に=

◇東京で開催、本船設備管理・安全運航
=ClassNK アカデミー「SI 実務コース」=

◇東部の物流関係者が集まり50周年を祝福
=インド船級、ヴィシャカパトナムで祝賀会=

【シッピング・フラッシュ】
◇都ら後援、今年も12月にお台場レインボー花火

◇笹川平和、Ocean Newsletter第580号

2024年10月8日

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日本・EUら提案の中期対策におけるGFI削減カーブ

◇国際海運GHG削減、中期対策議論は着実に進展も
=オプション併記で条約改正案、経済手法は方向性相反=
=IMO/MEPC82、カナダ・ノルウェーをECA追加へ=

国際海運GHG排出削減に向けた国際議論は着実に前進した。IMOは9月30日~10月4日、第82回海洋環境保護委員会(MEPC82)を開催し、GHG削減に向けた中期対策について議論し、新ルールの合意に向けた各国間交渉を実施。前回のMEPC81までは並列的・網羅的に表記していた各国等提案を、各事項ごとに整理し、条約各案文に落とし込み、各提案の差異をオプション併記した条約改正案の骨格を作成した。ただ、GHG強度の削減手法を導入するベクトルに反対する国はないものの、技術的手法をめぐっては未だ調整事項を多く残していることに加え、課金制度導入等を柱とする経済的手法をめぐっては、制度導入そのものへの反対意見も根強くあることもあらためて露呈した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇ネットゼロへの役割・バリューチェーン低炭素化等
=GIIGNLと「カーボンN」LNG認証の推進へ協力=
=経産省・IEAら官民一体、「LNG産消会議2024」=

◇Wan Hai、バイオ燃料を導入
=炭素削減目標へ大きな一歩=

◇韓国初のメタノールバンカリング
=釜山港、STS・荷役の同時作業に成功=

◇Space Forceにハイブリ衛星通信端末を米海軍納入
=Intellian、RC-M4 Block-1が軍事衛星S認証取得=

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続落で26,897㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SC回復には数週間、自動化等で再ストも
=Xeneta 、ILAスト暫定合意で終了も=

◇欧州委、HHLA・Clasquin買収を認可
=MSCの資本参加「競争上の懸念なし」=

◇EMS・ICS2の申告を義務付け
=OOCL、11月からEU向け貨物に=

◇ジブチ/サラーラ、激しい競争状態に
=中東地域の域内ハブめぐり競合=

◇アカバ港CT使用権2046年まで延長
=APM Terminals、ヨルダン政府と合意=

◇2026年からの陸電供給開始で開発へ
=アントワープ港のEuropa Terminal=

◇AI・ロボ活用スマート農業に出資へ
=NXHD/スタートアップ「AGRIST」=

◇VCファンド「NordicNinja Fund」に出資
=ヤマトHD、環境戦略推進を加速=

◇東京港大井コンテナCTでヒアリ確認
=約120個体、都港湾局が注意喚起=

 

 

【海事政策・労務】
◇国際海運GHG削減、中期対策議論は着実に進展も
=オプション併記で条約改正案、経済手法方向性相反=
=IMO/MEPC82、カナダ・ノルウェーをECA追加=

◇ICS、途上国サポートへ「IMO基金必要」
=MEPC82終了で声明「各国さらに作業を」=

◇MEPC82、4日に閉幕「次回合意を確信」
=IMOドミンゲス事務局長が閉会挨拶=

◇課題評価や共同解決策、資金調達等を協議
=DCoC/JA、加盟国が参集・IMO本部で会議=

◇関係強化と知識交換等で協力強化
=パナマ運河庁とClass NKが会談=

◇学術協力等のパートナーシップを強化へ
=パナマ海事庁、中国JSCグループと会談=

◇「Galaxy Leader」人質17人、家族と連絡可能に
=比外務省、解決に向けホデイダに領事派遣へ=

◇インド海運総局、イラン寄港中止を勧告
=代替港への寄港・スケジュール変更を要請=

【造船・舶用】
◇第4世代FOB“Amarco S1”引き渡し
=ストラテジックマリンがアマルコ向け=

◇環境セミナー「脱炭素時代に向けた風力推進船」
=NK、実運用など最新情報を提供=

◇「HIGH BULK 40SE」、ものづくり大賞を受賞
=函館どつく、北海道新技術・新商品開発賞=

◇現代製鉄向け高炉ガス注入研究を受注
=三菱重工グループの英プライメタルズ=

◇サステナビリティサイトを更新
=IHIグループ、ESG経営に邁進=

◇舶用推進システム技術セミナー
=三井 E&S、今治で開催=

◇中小造工、今治地域造船技術Cで専門研修

【シッピング・フラッシュ】
◇神原汽船、阪神事務所移転

◇ツネイシカムテックス、関西営業所移転

◇JOGMEC、17日に海外石油天然ガス動向説明会

◇Hacobu、11日にMOVO Fleetセミナー

2024年10月7日

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商船三井 グループ企業3社合併を決定

◇海事産業の未来を支える海技・技術集団を結成
=MOLMEC/オーシャンエキスパート/シップテック=
=商船三井、グループ3社・2025年4月1日合併=

商船三井は、海技・技術を担うグループ子会社の「MOL マリン&エンジニアリング(MOLMEC)」、「商船三井オーシャンエキスパート」、「MOL シップテック」3社を2025年4月1日付で合併することを決定した。新会社は、プロフェッショナルな技術集団として、デジタル活用を軸としながら、海事・新造船建造コンサル、海事人材訓練、船員サポートから、運航支援・メンテナンスまでシームレスなサービスを提供し、同社が注力する風力発電関連事業をはじめとする成長事業を支える。将来的にはサービス販売を通じて海事産業におけるカーボンニュートラル社会実現に貢献する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇海事産業の未来を支える海技・技術集団を結成
=MOLMEC/オーシャンエキスパート/シップテック=
=商船三井、グループ3社・2025年4月1日合併=

◇「飛鳥Ⅱ」想定で重大事故対応訓練
=郵船、海保と連携・安全運航を再確認=

◇リエンチュウ港湾開発への投資を強く要望
=ベトナム国家資本管理委がMSCを訪問=

◇Drewry、ブレイクバルク海上輸送指数
=多目的船指数をPJ貨物船と一般貨物船に=

◇GLP財団、米づくりボランティア活動
=約100名参加、田植えから収穫まで=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続落で27,363㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇ILAの北米東岸スト、現地3日夜に暫定合意
=賃金の60%超引き上げ、4日から荷役再開=
=バイデン大統領や米運輸省から安堵のコメント=

◇総合指数3,489㌦/FEUと前週比▲5%
=Drewry運賃指数、11週連続で下落=

◇過去2週間で12%下落、589㌦/FEU
=Drewry、アジア域内コンテナ指数9月末=

◇単独サービスCGXで寧波に追加寄港
=Hapag-Lloyd、極東~西阿~北欧州=

◇中国から日韓へEXP配送サービス
=京東商城、受注後1H内に小包回収=

◇機能を追加・改善、利便性を向上へ
=港湾局・サイバーポート、6日から=

◇リースバック方式で「GLP 平和島」を取得
=日本 GLP グループの私募物流ファンド=

◇外貿コンテナ輸出1.8%増・輸入1.6%増
=NX総研、24年度貨物輸送の見通し改訂版=

◇モンゴル鉄道貨物積替施設の機能強化
=政府、物流要衝に15.6億円の無償資金協=

◇アライプロバンス葛西A棟、23日に竣工式

 

 

【海事政策・労務】
◇船員の権利、新法で現代の基準に底上げへ
=AMPとバティスタ下院議員が電話会合=

◇CEMハブにギリシャ政府やABSなど5社加入
=船舶の低排出・排出ゼロ燃料への移行を支援=

◇スペイン・ラスパルマス港と協定締結
=パナマ海事庁、専門知識や情報交換=

◇北米東岸スト、「連鎖反応が起きている」
=AMP長官、状況の注視と最新情報の提供へ=

◇ムツァムドゥ港で国際基準の現地調査
=IMO、コモロ海事庁・港湾局を支援=

◇新しいeラーニングコースを開始
=IMO、国内フェリーの事故削減へ=

◇ジブチ軍工兵大隊に施設機械操作等を教育
=防衛省、災害対処能力構築・向上で支援=

◇旅客船事業者評価「+ONE マーク制度」創設へ
=海事局、評価・認証団体を11月5日まで公募=

◇公労使議論開始、21日の次回にも答申案へ
=交政審・小委設置、中型いか釣への最賃拡大で=

◇「みなとオアシスそうま港」20日に新規登録
=港湾局・全国165箇所に、地域住民の交流促進=

◇G7首脳会議、中東情勢に緊密連携対応で一致

◇日ヨルダン外相、中東情勢「報復連鎖防ぐ」重要

◇日豪首脳、資源エネ・経済安保にともに取組む

◇海洋立国懇総会決議「海の日の固定・定着を」

【造船・舶用】
◇浮体式洋上風発低コスト化・秋田南部沖研究を開始
=EPCI・O&M計7テーマ、2029年秋の運転開始へ
=NEDO、JMUらコンソメンバーに交付決定通知書=

◇新造5,300TEU型2隻をUnifeederに
=ギ船主Navios G、舟山長宏船舶修造で=

◇サステナビリティ評価活用を開始
=IHIグループ、仏EcoVadis 社選定=

◇3,000㌧型潜水艦「ちょうげい」命名・進水式
=三菱重工神戸造船所、「たいげい」型5番艦=

◇林業機械の遠隔操作、実証実験を開始
=古野電気、地域デジタル基盤事業に採択=

【シッピング・フラッシュ】
◇JSS、第50回海上美術展を30日から

2024年10月4日

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リサイクルヤード

◇インドが首位に返り咲き、バングラデシュは後退
=トルコで事故、HKC適合ヤードの重要性を再認識=
=GMS、9月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、9月第4週のスクラップ買取価格はインドが上昇し、それに押される形でバングラデシュが後退したが、水準自体は相変わらず低迷している。中東情勢が極めて悪い状況に陥っており、紅海航路は今後も危険にさらされ続けることが確実視されているため、シップリサイクル市場への船舶の流入は期待できず価格の高騰を望むべくもないが、インドやバングラデシュでは改善の兆しが見えた。一方、パキスタンは完全に蚊帳の外に置かれており、トルコではバングラデシュで発生したのと同様の事故がヤードで発生し、シップリサイクルにおける安全性確保の重要性が改めて最重要課題であることが浮き彫りにされた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇インドが首位に返り咲き、バングラデシュは後退
=トルコで事故、HKC適合ヤードの重要性を再認識=
=GMS、9月第4週のスクラップ買取価格=

◇次期CEOに現COOのハーコン・レンツ氏
=WSM・25年1月、スカウ氏はシニアADに=

◇洋上風発地盤調査の需要増視野に調査船就航
=KWS、海洋地質会社と合弁「EKGS」設立=

◇DB監査役会が承認、来年中に完了へ
=DB SchenkerのDSVへの売却で=

◇港湾向け専用保険設立、最大5,000万㌦補償
=英TMK・米Marsh、貿易混乱を背景に=

◇1.1億円のシードラウンド資金調達
=ロジピース、海運従事者向けPFで=

◇再生可能エネルギー証書2050年までに76%下落
=ウッドマッケンジー、アジア太平洋の需要増を予想=

◇物流サービスやノウハウで意見交換
=サウジ高官、NXグループを訪問=

◇初代船長らシニアオフィサーのメンバー発表
=商船三井クルーズ「MITSUI-OCEAN-FUJI」=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で28,187㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOはシンガポールのみ下落
=タンカー用船料、パナマックスを除き上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇134.4と前月比2.2ポイント大幅上昇
=世界コンテナ取扱量指数上昇8月=

◇前月比▲26%と大幅な下落に
=9月のNCFI、前年比は大幅上昇=

◇当初1週間で最大77.5万TEU減少
=Sea-Intel、ILAストの影響を試算=

◇「コロナ禍で危険にさらされた労働者」
=米バイデン大統領、ILAを事実上支持=

◇ILAスト中止を要請も大統領は介入せずと
=米議員・主要団体ら、法発動で権限行使を=

◇北米東岸ILAスト、未だ36港停止中
=バルク・液体貨物の影響はわずか=

◇コンテナ40%・総貨物10%が麻痺
=モントリオール港スト、処理能力で=

◇12%増の36.7万TEUと2番目の高記録
=韓国/アジアコンテナ荷動き8月=

◇事業スキーム案で市場サウンディング今月開始
=国交省、第6回自動物流道路検・27年度実験へ=

◇物流施設自動化の実態調査レポート発行
=プロロジス、「2024年問題」対策は難航=

【海事政策・労務】
◇e-ラーニングシステム「ICSアカデミー」
=ICS、出版物に準拠・全船舶タイプに適用=

◇油流出や海洋汚染の報告・監視・情報共有
=REMPEC、IMO技術協力PG通じてWS=

◇イエメン沖で新たに2隻に攻撃
=UKMTO発表、船舶損傷、負傷者なし=

◇クルーズシーズン中35万人の乗客を予想
=AMP、観光客による経済効果を期待=

◇パナマ運河観光を「もっと簡単に」
=ACP、チケットのオンライン販売=

◇コーヒーが森林再生と住人の収入源に
=パナマ海事庁「世界コーヒーの日」祝う=

◇全66項中、来春には61項が「実施済・中」に
=海事局、知床事故対フォロー委・法施行3段階で=

◇新技術活用サプライチェーンを支援・補助
=国交省/資源エネ庁、3次募集開始=

◇宮武局長「輸送量増も排出減、相反課題に挑む」
=海事局、第8回内航CN検討会・2040目標へ=

【造船・舶用】
◇「ハイブリッド」乗客・貨物輸送船
=韓国船級、MARCONを原則承認=

◇7,000台積みLNG燃料自動車運搬船引き渡し
=今治造船、「POSEIDON HIGHWAY」=

◇CDPへ2024年度回答書の送付を完了
=常石グループ、サステナビリティ推進=

◇比マニラの河川改修事業を受注
=IHIインフラ建設・カナデビアらJV=

◇阪神内燃機、作業服リニューアル

【シッピング・フラッシュ】
◇Tebiki「アマゾン・日本郵便の物流戦略最前線」

◇ヤン坊マー坊×現代アートのコラボ展

◇海洋立国懇、29日「船舶戦争保険」セミナー

◇ミス日本「海の日」9月の活動状況

◇笹川平和、2024年度イラン短期研修PG募集

2024年10月3日

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第22回 SMART ENERGY WEEK[秋]2024 於・幕張メッセ

◇CCSの取り組み解説、事業成功の4要件指摘
=ノーザンライツPJやマレーシア・豪州事業等=
=川崎汽船、金森常務が「CCUS WORLD展」で講演=

川崎汽船は2日、4日まで幕張メッセで開催している「第22回 SMART ENERGY WEEK [秋] 2024 ~CCUS WORLD展~」において、「川崎汽船のCCS分野における取り組みについて」と題した企業プレゼンテーションを行った。金森聡・常務執行役員は、同社が参画するCO2回収貯留バリューチェーン事業の「ノーザンライツ・プロジェクト」や、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の「先進的CCS事業」に選定されたマレーシアでのCCS事業等を紹介。CCSを成立させる要素として①炭素税や国からの経済的支援 ②二国間協定(ロンドン条約の例外規定) ③圧入先の確保 ④CO2バリューチェーンの構築(液化回収・輸送・圧入)―の重要性を強調し、日本が後れを取っている現状を指摘した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇CCSの取り組み解説、事業成功の4要件指摘
=ノーザンライツPJやマレーシア・豪州事業等=
=川汽、金森常務が「CCUS WORLD展」で講演=

◇「人・技術」強化を、中計達成をCXで支え
=曽我郵船社長、創業139年記念式典で挨拶=

◇「GHG削減は急務、積極的に取組む」
=商船三井・橋本社長、入社式で挨拶=

◇ハイブリッドRORO船「脱炭素推進賞」受賞
=オーシャンウィングス、海事脱炭素化会議で=

◇水素エンジン搭載旅客船で瀬戸内海クルーズ
=ツネイシクラフトら4社、海の道実証事業=

◇BV、MEPC82「洞察と成果」9日ウェビナー

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で29,229㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、全船種で下落=

◇S-OILと原油の長期輸送契約を締結
=HMM、30万DWT型VLCC1隻投入=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数4564と前週比▲2.9%
=先週のFBX、航空運賃指数は上昇=

◇20万TEU未満、前2週間比で微増も
=Alphaliner、コンテナ待機船9月末=

◇中・韓/ボストチヌイで3ループ
=中国のSTF Shippingがサービス=

◇DOTr、韓国のHJ重工に発注
=比国の新セブ国際コンテナ港建設で=

◇海外含め9.6%増の331.8万TEU
=独EUROKAI、2Qコンテナ取扱量=

◇北米東岸港湾労組ILA、47年ぶりスト
=賃金アップと港湾作業の自動化反対=

◇ILA会長、毎年時給5ドル増額を要求
=コンテナ使用料の組合員への留保を=

◇クラムリン会長「私たちの闘いでもある」
=ITF、ILAのスト闘争への全面支援を表明=

◇ShopifyとAPI連携のEC物流アプリDCX
=日本通運、冷蔵・冷凍サービスを開始=

◇都内初、物流施設併設型のドローン実証施設
=三井不/日鉄興和、MELPに「板橋DF」竣工=

◇都内最大の街づくり型物流施設が竣工
=三井不ら「MFLP・LOGIFRONT板橋」=

◇就職控えた大学生らに「業界の未来・人材像」
=物流連「物流業界セミナー&座談会」初開催=

【海事政策・労務】
◇26日~28日、レギュラー船の予約枠は0に
=スーパー船の予約枠も合計13に縮小=
=ACP、ミラフローレス閘門西のメンテナンスで=

◇「地政学リスク」で貿易の分断を懸念
=GHG排出削減、途上国への影響配慮も=
=ICSインサイト、WTO事務局長インタビュー=

◇違法行為や制裁回避船は船籍登録を抹消
=AMP、米国のパナマ籍船への制裁受け=

◇イスラエル全港・沖12海里「保安レベル3」等
=マーシャル、紅海・アデン湾情勢で保安通知書=

◇日米首脳「中東地域全面戦争への拡大を懸念」
=外相、イランのイスラエル攻撃「情勢悪化」懸念=

◇「世界海の日」世界中でライトアップ
=IMO、公開セミナーや展示会等も開催=

◇9月の海洋月間を締め括る
=AMP、全国規模の海岸清掃=

◇「海上保安能力の強化等に取り組む」
=斉藤国交相、石破内閣発足・再任コメント=

◇旅客船に乗船、海洋科学高生ら講師に出前講座
=九運大分支ら津久見市の小1生対象に海事見学会=

◇交政審、漁業特定最低賃金拡大へあす最賃小委

【造船・舶用】
◇「水素4ストローク高速エンジン」の実証運転成功
=世界最高レベル水素燃料比率と定格出力約500kW=
=ヤンマーパワーテクノロジー、内航船向け=

◇ECLの自動車運搬船にノーテーション付与
=NK、火災安全対策を評価・支援=

◇Webサイトに「洋上風力事業」新規公開
=住友重機械、大型ドック活用をPR=

◇環境省「自然共生サイト」に認定
=三菱重工三原製作所「和田沖の森」=

◇環境省「自然共生サイト」に認定
=IHI、東近江市での自然再生活動=

◇市内「海上自転車競走」に参加
=今治造船、ビーチクリーン活動も=

◇事業戦略と到達すべき世界観を描く
=カナデビア、「TNFD レポート2024」=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果9月30日分

◇シップデータセンター、オンデマンド配信

◇運総研、11月にドローン配送で運政研究会

◇Hacobu、7日にMOVO Berthセミナー

2024年10月2日

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USガルフの仕向地別ガソリン輸出量(出所:Vortexa / Poten & Partners)

◇米ガソリン消費量、EV化進展でピークアウト
=メキシコやナイジェリアの製油所稼働で輸出減も=
=ポテン、MRタンカーのトンマイル需要は堅調=

米ブローカー大手のポテンは9月27日に発表したレポートで、世界的な電気自動車(EV)導入が進む中、世界最大のガソリン消費・輸出入国である米国市場、とくに米国東岸における影響を分析している。米国の製油所は歩留まり率が高いことから生産量が多いが、その輸出量の約半分を占めるメキシコでは大型製油所の稼働を予定しているため、輸出量が大きく減少する可能性がある。また、主に欧州からガソリンを輸入しているナイジェリアでも国内需要を上回る処理能力を持つ大型製油所の新設を予定しており、欧州のガソリンと共に国際市場に流通することで、さらに米国のガソリン輸出が圧迫される可能性もあると指摘した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇船上CO2回収・貯蔵装置の実運用を実施
=NK・AMP・エバーグリーン・711研ら4者で=

◇国内初、原料から一貫製造・エネ移行に挑戦
=ENEOS、合成燃料製造実証プラント完成式典=

◇今年1-8月の海上輸送量1,220万㌧
=VIMC、組合とともに目標達成目指す=

◇コントラクトロジで高希少性・拡張性経営資源獲得
=NXHD、独ヘルスケア物流Simon Hegele全株取得=

【不定期船】
◇米ガソリン消費量、EV化進展でピークアウト
=メキシコやナイジェリアの製油所稼働で輸出減も=
=ポテン、MRタンカーのトンマイル需要は堅調=

◇ケープ、6営業日ぶり下落で30,258㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、全船種で上昇=

◇原油輸入量1,114万klと前年同月比90.5%
=エネ庁・石油統計8月、9カ月連続前年割れ=

【コンテナ・港湾物流】
◇2135.08と▲9.8%、2年ぶりの下げ幅
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数は3740と前週比▲8.27%
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇2,957万TEU と前年比7.7%増
=中国のコンテナ取扱量8月=

◇ILA4万5千人、1日から36港でスト突入
=バージニア・米国東岸港湾等で荷役作業停止=

◇Maersk54.7%と最高値、大手13船社中
=8月のスケジュール順守率0.7Pt改善=

◇「モーダルシフトが働き方改革につながる」報告
=物流連・物流環境対策委、下期活動内容を承認=

◇国交省、あす第6回自動物流道路検討会

【海事政策・労務】
◇解決に「支援・継続対話・国際協力」重要と再確認
=海賊行為再燃・テロ/国際犯罪集団の連携を懸念=
=DCoC/JA、第3回ギニア湾・紅海海洋安保会議=

◇安全で環境に配慮した船舶リサイクル計画
=IMOがパキスタンで開始、バングラを見本に=

◇「解決策と合意点に焦点を当てる」各国に要請
=IMO/MEPC82、ドミンゲス事務局長が開幕挨拶=

◇「AIは諸刃の剣」持続可能性面を懸念
=ICS、「データセンター選びも重要」=

◇「貯水池の懸念と疑問に答えたい」
=ACP、インディオ川住民と交流会=

◇ヨット観光促進へ「モナコヨットショー」出展
=SCA、大使や王女にエジプトの魅力伝える=

◇商船高専所在エリアの地方新聞とタイアップ
=J-CREW、在校生・OB等にインタビュー=

◇海保直轄事の苫小牧船舶基盤整備に1.64億円
=国交省、R6年度防災減災対策費第2回配分=

◇近海郵船らの東京-大阪間等船舶シフト3件
=国交省、R6年度Mシフト二次事業計7件=

◇「ドライとリーファーの割合は」等の質問も
=船協、中野区立小5生48名対象にCT見学会等=

◇海上の安全・セキュリティ確保等へ
=第24回北太平洋海上保安Fサミット=

◇海保、17か国21名招き救難・環境防災等
=JICA課題別研修「救難・環境防災コース」=

◇日本政府、ブルーCへ海藻藻場を世界初報告と
=持続可能な海洋経済構築第6回首脳級会合=

◇10期生の陸上研修が開始、11期生追加募集も
=SECOJ、外航日本人船員確保・育成スキーム=

◇SECOJ、4~5級海技士研修が開講
=九州海技学院・西海町民会館で開講式=

◇中部運、12月14日にめざせ海技者セミナー静岡

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

◇海保庁、10月を秋季安全推進活動期間に

【造船・舶用】
◇「カナデビア株式会社」新たなステージへ
=営業開始、日立造船から81年ぶり商号変更=

◇「不正行為なし」と報告、1台のみ転記ミス
=三井E&S、国交省調査に回答・必要な再申請も=

◇大幅燃費削減、低抵抗・高効率追求の幅広船型
=JMU津、WAN HAI向け3,055TEU型を引渡し=

◇造船所で働く「ワクワク感を高めてほしい」
=JMU、津事業所で来春入社31名の就職内定式=

◇海事産業特有の専門知識に基づく解決策を提供
=東洋船舶、LLM活用「AI番頭」サービス開始=

◇改題サステナビリティレポート発行
=中国塗料、重要課題を特定・目標設定=

◇冬期ワークショップ・インターンシップ募集
=三菱重工、大学生・大学院生向け=

◇子どもの健全育成活動等7件を決定
=ツネイシ財団、24年度下半期助成事業=

◇PC橋梁部材の相互生産委託
=IHIインフラ建設、競合と協業=

◇日舶工、16日に舶用マイスター認定証交付式

◇三菱重工神戸、4日にR3年度計画潜水艦進水式

【シッピング・フラッシュ】
◇1日付、5年毎見直型1.95%・年率1.05%~2.85%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇NTTアーバン・scheme verge、舟運社会実験

◇経産省、鉱工業指数8月分等

◇海事振興連22日に勉強会、物流2024年問題

◇SECOJ、サイト等でNSU内航の「君鉄丸」公開

◇国総研、R7年度交流研究員を募集

◇国交省後援、30日に業界大手らと物流フォーラム

◇SGHD/リネットJ、4自治体と大型家電回収協定

◇Hacobuあす「荷待ち・荷役時間削減」セミナー

◇三井E&S人事異動(10月1日付)

2024年10月1日

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マルコス大統領、船員マグナカルタに署名 (出所:The Presidential Legislative Liaison Office)

◇「船員の犠牲と国への貢献、比国政府の総意」
=船員マグナ・カルタに大統領が署名・成立=
=国内外の比国船員の権利と福祉・能力向上へ=

「船員の犠牲と国への貢献に対する政府の総意の一環だ」(フェルディナンドR.マルコスJr大統領)。
 フィリピンのマルコスJr大統領が9月23日、比国人船員の「マグナ・カルタ(比国人船員のための大憲章・共和国法(RA)第12021号)」に署名し、同法が成立した。同法は、国内外の比国人船員の権利と全般的な福祉を保護し、完全雇用を促進すること等を目的としたもの。マルコス大統領が同日、マラカニアン宮殿で行われた式典で立法者、関係閣僚、海事関係者等の前で署名した。関係省庁間で細則をすりあわせた後、公示手続きを経て、発効する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初、グリーン鋼材適用船に船級符号付記
=NK、NBPドライバルク「BRIGHT QUEEN」=

◇「D&I」の姿勢明確化、中計実現目指す
=郵船、グループの「D&I Promise」を策定=

◇HV 型電気推進船で静粛性向上、高価値体験
=郵船、ESG経営象徴の新レストラン船27年就航=

◇次の20年を見据えて、人と技術が支える海事産業
=MTI、11月に東京と広島でMonohakobi Techno F=

◇譲渡益18億700万円を新造船建造資金に充当
=玉井商船、連結子会社のばら積船の譲渡確定=

◇スイスで初となるジュネーブ事務所開設
=DNV、脱炭素化・デジタル化等に焦点 =

◇印は据え置き、他はバングラを除き引き上げ
=9月版ADO、南亜GDP成長6.3%に据え置き=

◇外資規制緩和受け、内航コンテナ定期航路運営
=CNC、比で初の100%外資船社立ち上げ=

◇商船三井G、マニラでビーチクリーンに参加

◇日立造船、10月1日付の役員異動等

◇旭海運、10月1日付役員体制

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続伸で30,598㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、VLCC・アフラマックスは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇CCFI、1638.42と前週比▲6%
=先週のSCFI2135.08と▲9.8%=

◇総合指数1548.4と前週比▲7.0%
=先週のNCFI 、6週連続で下落=

◇港湾労組、9月30日からスト突入
=モントリオール港、3日午前7時まで=

◇232万TEUと前年同期比9.48%増
=YSLSC、韓中1~8月コンテナ荷動き=

◇Hapag-Lloyd、11月に1,000ドル値上げ
=インド亜大陸・中東発北米東岸・ガルフ向け

◇必要書類提出等で国内輸送上の注意喚起
=ONEジャパン、危険品の陸上輸送時で=

◇仏渡地区にメガマックス対応2バース
=寧波-舟山港、新ターミナル計画=

◇7バース増設、処理能力2,800万TEUへ倍増
=ポートクラン西の拡張着工、CT10~17で=

◇LA港、一部CTが一時閉鎖も
=リチウム電池積載トレーラー横転事故で=

◇ヒアリ「約300個体」確認・計129事例目
=都、東京港中央防波堤外側コンテナふ頭で=

◇総延床面積約13,200㎡、近鉄LSの専用施設に
=日本GLP、熊本県大津町に先進的施設を初建設=

◇地方創生へラストマイル配送を拡大
=ヤマトHD・RHC、資本・業務提携=

【海事政策・労務】
◇「船員の犠牲と国への貢献、比国政府の総意」
=船員マグナカルタに大統領が署名・成立=
=国内外の比国船員の権利と福祉・能力向上へ=

◇「比国人の懸命な働きが世界経済の原動力に」
=「船員のマグナカルタ」、重要性を強調=
=比DMW、船員・業界関係者招きイベント=

◇新第5章「ネットゼロ枠組規則」に草案統合版
=GESAMP-LCA WG設立、各国に資金提供要請=
=IMO・ISWG-GHG 17、MEPC82へ継続協議=

◇「比国人船員全員の勝利、素晴らしい賛辞」
=AMOSUP、船員のマグナカルタ成立を歓迎=

◇「大歓迎、より公平な海運業界の前例に」
=比国関係労組、船員マグナカルタ成立で=

◇「中国・ブラジル等の反対国からも同意を」
=ICS、IMO/GHG削減中間WG終了で声明=

◇パナマと中国・深セン港「姉妹港」に
=AMPと深セン港湾局が協力協定に署名=

◇「パナマ船籍の競争力」「変化への対応」を確認
=AMP、「世界海事デー」記念しシンポジウム=

◇インドで女性船員比率が向上
=Maersk、24年は訓練生の45%に=

◇檜垣造船「ツインデッカー貨物船開発」等認定
=海事局、事業基盤計2社認定・計38G56社に=

◇GHG排出削減・省力化で持続可能な物流体系へ
=国交省、R6年度モーダルシフト推進三次募集=

◇港湾局・第9回港湾16者を決定、計325者に
=みなとSDGsパートナー制度、第10回募集も=

◇交政審、派遣事業1件・職業紹介1件の申請を承認

◇海事局、3日に第8回内航CN推進検討会

【造船・舶用】
◇造船関連3件採択、高速Wi-F中長距離伝送
=船舶塗装高粘度液体・全船3次元モデル生成=
=国交省、R6年度交運技開推進新規研究課題=

◇「不正行為なし」も8社に「転記誤り」等
=国交省、舶用不正行為有無の実態調査結果=

◇是正処置を中心に社内調査の途中経過等明記
=川崎重工、舶用エンジン検査不正で中間報告

◇サムスン重工、液化水素運搬船の商業化に意欲
=ABS、20,000cbm液化水素運搬船の設計承認=

◇川崎重工、「IEC 62443-4-1」認証取得
=ロボットディビジョン製品開発に適用=

◇SXを目指した企業経営を実践
=IHI、「統合報告書2024」発行=

◇造船産業を支える人材と技術の確保・継承
=大島造船所、長崎大学で寄付講座を開講=

◇水産業に変革、魚群探知機が歴史的偉業に認定
=古野電気、IEEEの「IEEE Milestone賞」=

◇利便性追求の改良型船舶用トランシーバー
=アイコム、米国NMEA賞11年連続受賞=

◇ソーラー給電簡易型クラウド河川監視カメラ
=古野電気、「危機管理 産業展2024」に出展=

【シッピング・フラッシュ】
◇国交省、船舶関係技術職員を募集

◇JOGMEC、天然ガスLNG9月レポート

◇国交省、航空輸送統計速報7月分

◇国交省、鉄道輸送統計6月分

◇SGHD、「統合報告書2024」

◇ヤマト運、「簡易伝票発行ツール」きょう開始

◇観光庁、宿泊旅行統計調査8月速報等

◇都ら、ゆりかもめカレンダー2024販売へ

◇国土交通省、人事異動(10月1日付)

◇商船三井、人事異動(10月1日付)

◇共栄タンカー、人事異動(10月1日付)

◇旭海運、人事異動(10月1日付)

 

 

2024年9月30日

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アランのスクラップヤード

◇依然低水準も底打ち感、改善の懸念は中東情勢
=インドはMSCから2隻取得、パキスタンは沈黙=
=GMS、9月第3週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、9月第3週のスクラップ買取価格は前週から引き続き低迷した水準を維持している。中国からの安価な輸入鋼材に圧迫されていたインド及びパキスタンでは、30%の関税が課されたことで鋼板価格が予想外の動きを見せ、ファンダメンタルズが不安定な状況となっている。トン数不足にあえぐインドでは今週、MSCが香港条約(HKC)適合ヤードに2隻のコンテナ船を売却したが、以前の高値水準からは大きく値を下げている。インド亜大陸の主要3市場では受諾しがたいオファーが続いており、リサイクル業者は我慢を強いられているが、価格としては底打ち感も出ている。中東情勢等の懸念材料は残されているが、状況が上向くことに期待がかかっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇依然低水準も底打ち感、改善の懸念は中東情勢
=インドはMSCから2隻取得、パキスタンは沈黙=
=GMS、9月第3週のスクラップ買取価格=

◇船主・船管対象に、安全運航・環境対応を
=商船三井、5日間にわたる安全運航連絡会=

◇全株式の47%を上組へ譲渡、更なる成長へ
=川崎汽船、連結子会社の持株会社を設立=

◇日本企業の進出・協力を、大谷社長と会談
=サウジ運輸副大臣、飯野海運を訪問=

◇在来舶用燃料と次世代燃料の価格差縮小求める
=主要船社CEO、UNCGで規制枠組み構築要請=

◇世界最大級のサイバーセキュリティ会社誕生
=DNVがCyber Owl買収、成長戦略の中心=

◇文化の日に品川・川崎・横浜沖をクルーズ
=郵船、秋の東京湾クルーズ 三港巡り旅を実施=

◇商船三井とダイビル、ベトナム台風災害に義援金

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続伸で29,690㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは米ガルフ・ロッテ横ばい
=タンカー用船料、全船種下落・LRのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇欧州・地中海向けが2ケタ下落
=先週のDrewry運賃指数7%下落=

◇NLRBに不当労働行為でILA告訴
=USMX、労使交渉の再開を要求=

◇中国/オセアニア再編、接続強化へ
=Maersk、Northern Star新設等=

◇船社のD&D新規則実施の延期を却下
=FMC、OCEMA申請に「当事者混乱」と=

◇累計取扱量500万TEUを達成
=ICTSI、メルボルン港・VICT=

◇不定期運航から定期航路運航に移行、10月開始
=井本商運、定曜日週1便の東京~函館航路開設=

◇コンテナ取扱量2.6%増、台中直航貨物27%増
=台湾主要4港の1~8月コンテナ取扱量発表=

◇デンマーク最大の2コンテナターミナルが並立
=TiL、オーフス港と新ターミナル開発契約=

◇主要12港、1.2%減の371万TEU
=近促協、外貿コンテナ取扱量24年1Q=

◇価値創造の基盤強化・企業/社会価値の創造
=三井倉庫、持続可能な社会へ重要課題を見直し=

【海事政策・労務】
◇陸海空全輸送モード総動員、2024問題に対応
=国交省分科会、新モーダルシフトの方向性案=
=10月下旬まとめ、海運業界ら機器導入補助を=

◇「秋田市沖・和歌山県沖東・和歌山県沖西浮体」
=国交/経産省、洋上風発「準備区域」新たに整理=

◇海員組合、計画的に概算要求を・迅速対応を
=交政審175回船員部会、JMETS等で質疑=

◇DBCE、最初の加入手続き20社にのぼる
=INTERCARGO、DryBMS利用呼びかけ=

◇SOLAS条約採択から50年「安全」テーマに
=IMO、2024年の世界海事デー式典を開催=

◇GMF年次サミット、15日東京で初開催
=脱炭素化や船員の福利厚生向上など議論=

◇世界第3位の運河・船籍利用国の日本に謝意
=ムリーノ/パナマ大統領、福島大使の表敬受け=

◇外務政務「エネ移行・脱炭素化協力強化を」
=マレーシア副大臣と会談、AZEC 構想推進=

◇低炭素型作業船のCO2排出量削減効果を検証
=港湾局、10月1日以降告示の直轄工事対象に=

◇国際海運GHG削減へのさらなる対策等
=海事局、きょうからMEPC82・審議事項=

◇日本政府、国連海面上昇高官会合で声明

◇G20外相会合、ウ/ロ紛争・中東情勢等を課題に

◇海保が航行警報も鳥島近海で噴火現象は認められず

【造船・舶用】
◇確認試験を国が当分立合い実施、証書交付再開
=川崎重工、燃料消費率データ改ざんで中間報告=
=国交省、再発防止策を・安全性に不適切行為なし=

◇10月、日本マリンエンジニアリング学会で報告
=海技研、D機関のNH3混焼時のPM世界初計測=

◇LNG燃料RORO貨物船の命名・進水式
=三菱造船が11月15日の見学者募集=

◇IHIの海外連結子会社、解散方針を決議
=車両過給機事業機能の伊子会社への集約で=

【シッピング・フラッシュ】
◇日米経済版2+2、外交/安保/経済の一体議論を強化

◇ジャパンP&I、創立記念日で10月2日休業

◇川崎汽船人事異動(12月1日付)

2024年9月27日

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フーシ派の攻撃警戒区域(出所:BIMCO)

◇フーシ派の攻撃対象拡大で注意、攻撃方法等紹介
=紅海南部・アデン湾の暫定通航アドバイス更新=
=BIMCOら国際海事7団体、AISオフも効果薄=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)及び国際海運会議所(ICS)をはじめとする国際海事7団体は25日、紅海南部及びアデン湾の業界向け暫定通航アドバイスを更新した。アドバイスでは、具体的なフーシ派の攻撃方法、航海・航路計画で考慮すべき事項、船舶の防御体制の強化や通報機関・艦隊による護衛の連絡先等を掲載している。現在の攻撃対象は、イスラエルに1度でも寄港したことのある船舶を有する企業の全船にも拡大しており、船舶自動識別装置(AIS)のオン・オフにかかわらず標的になっているとして注意喚起を行っている。AISをオフにして航行する場合は、2~3時間ごとに軍に位置情報を知らせることで、事故時にも早期対応が可能なよう対応することを推奨している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇フーシ派の攻撃対象拡大で注意、攻撃方法等紹介
=紅海南部・アデン湾の暫定通航アドバイス更新=
=BIMCOら国際海事7団体、AISオフも効果薄=

◇重要課題解決に寄与、長期的成長と競争力高める
=曽我郵船社長、WBCSD総会で脱炭素化訴える=

◇安全運航強化へ船主・船舶管理会社34社参加
=日本郵船、2024年ドライバルク安全実務者会議=

◇商船三井、ビッグデータ活用・メンテ品質向上
=推進性能劣化追跡アプリ『Fouling Analysis』=

◇長期発行体格付けを-Aで据え置く
=JCR、NSU海運を安定的と評価=

◇約1億1,840万㌦で11月~来年1月に引き渡し
=CCEC、5,023TEU型コンテナ船5隻を売却=

◇「最適手法は持続可能な運営の原動力」
=ICS会長、キャピタルリンクから受賞=

◇前年同月比で旅客3%増・全車両2%増
=長距離フェリー協、2024年8月輸送実績=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続伸で27,495㌦
=航路平均用船料、パナは13営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、アフラマックス除き下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数4701と前週比▲6.3%下落
=先週のFBX、スト長期化は各地に影響も=

◇「依然、不確実」4Qコンテナ船市場
=Yang Ming、企業説明会で見通し=

◇中国/中東ガルフ「JFX」開始へ
=NBOSCO、26日からサービス=

◇海上輸出、米東岸・EU向け4カ月連続増
=韓国税関長、8月の輸出入輸送費用=

◇ハマキョウレックスと合弁物流会社
=インド自動車部品SAMILの蘭子会社=

◇1,165,692TEUと前年同月比3.3%増
=国交省、主要6港外貿コンテナ個数7月分=

◇上期「研究セミナー」報告、下期「合説」実施
=物流連、「第1回 人材育成・広報委」で承認=

◇物流R7年度概算要求概要・上期事業活動を説明
=物流連・第35回基本政策委、国交省が政策講演も=

【海事政策・労務】
◇「最善を尽くすことは国の責務」MEPCを前に
=宮武海事局長、本邦業界の意向を合意形成に反映=
=JMETSあり方検、受益者負担論に「応能負担」=

◇「通航料・海事サービス料」等を簡単自動計算
=顧客・一般人も閲覧可能、透明性を重視=
=パナマ運河庁、公式サイト料金ページ刷新=

◇アンモニア燃料船の安全基準案に合意
=IMO・CCC10、IGCコード改正案に合意=

◇今年度内に拠点形成や安全性などの方向性
=国交省、メタノールバンカリング検が初会合=

◇外航船1隻の内転などで内航船の輸送力強化
=国交省ら第4回航空燃料不足対応官民タスクF=

◇2030年GHG排出目標に「真剣な警鐘」
=GMF、今後12カ月が極めて重要と指摘=

◇「環境に配慮した技術」新ニーズに対応へ
=パナマ海事庁、エバーグリーンと協力継続=

◇ビーチ清掃活動で7㌧のごみを回収
=AMP、近隣住民と協力し海洋環境保護=

◇総合的な安全・安心対策の実施状況等を確認
=海事局、10月3日に第2回知床事故フォロー委=

◇国交省ら改正物効法規制的措置施行へパブコメ

◇石橋政務官、海保学校卒業式で祝辞

【造船・舶用】
◇5,920 TEU 個積み、EEDI要件上回る削減率
=今治造船丸亀、コンテナ船を引き渡し=

◇12,800TEU型で高レベル環境性能、積載性能実現
=JMU、呉事業所建造の新船型コンテナ船引き渡し=

◇Vard建造・26年度完工、国内最大級の能力
=東洋建設、自航式ケーブル敷設船の起工式挙行=

◇4,300TEU型2隻、陸受電S等装備
=T.S. Lines、黄埔文冲と建造契約=

◇発注済みPCTC12隻の最初の4隻変更
=Wallenius、1.17万台積みに大型化=

◇HD現代尾浦に1,100TEU型
=CLdN、コンテナ船10隻を発注=

◇アンモニア燃料船の安全性向上へ
=ABS、HHIのAI技術等にAiP=

◇浮体式風車の不規則波中の水槽試験を公開
=海上技術安全研究所の企画に34名が参加=

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量25,094千㌧と前年同月比1.0%減
=国交省、内航船舶輸送統計月報6月分=

◇クリーンエネ官民RT、脱炭素電源確保の重要性で

◇エネ庁、燃料油激変緩和効果24日分

◇o9ソリューションズJ、10月にSCイベント

◇「シルバーノヴァ」10月1日に東京初入港

◇都港湾局、12月「都民クルーズ」参加者募集

◇笹川平和、イスラエルとハマスの停戦交渉の停滞

 

 

2024年9月26日

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横浜港に停泊中の “SEABOURN ODYSSEY”

◇「15年の歩みに感謝、安らぎとくつろぎを提供」
=“SEABOURN ODYSSEY” 引き渡し式=
=商船三井クルーズ、改装経て12月1日就航へ=

商船三井クルーズは25日、横浜港新港ふ頭に初入港したシーボーン・クルーズの客船 “SEABOURN ODYSSEY” を、傘下の新規クルーズブランド「MITSUI OCEAN CRUISES」の第1船となる “MITSUI OCEAN FUJI” に改装するための引き渡しを受けた。同船は2009年に就航し、15年間で180,454人のゲストを迎え、426の港を巡り、赤道39.7周分に相当する859,554海里を航行してきた。これから改装工事を行い、12月1日に “MITSUI OCEAN FUJI” として新たなクルーズを行う。引き渡し式では、シーボーン・クルーズとしての同船への感謝と、新ブランドで生まれ変わって活躍することへの期待が語られた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「15年の歩みに感謝、安らぎとくつろぎを提供」
=“SEABOURN ODYSSEY” 引き渡し式=
=商船三井クルーズ、改装経て12月1日就航へ=

◇衛藤議員「日韓技術交流の重要性高まる」
=海技人材養成や代替燃料の経済的妥当性等=
=KOSMA、「韓国船舶管理セミナー2024」=

◇世界初、カーボンフリーアンモニア燃料船
=アモジー、独自分解技術の実証実験に成功=

◇FSN民営化に伴う国際入札、応札額約55億円
=鴻池運輸、印政府系スクラップ処理会社買収=

◇完成車海上輸送部門非系列売上高割合50%に拡大
=現代グロービスと中国のBYDがMoU締結=

◇日本郵船G、越の台風被災者に500万円の義援金

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で27,378㌦
=航路平均用船料、パナは12営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇188.6万TEUと17.6%増、11カ月連続プラス
=運賃指数は前年比171.8%増の7,731ドル/40ft=
=海事センター、北米往航コンテナ荷動8月=

◇45.7万TEUと9.1%増、2カ月ぶりプラス
=海事センター、北米復航コンテナ荷動6月=

◇往航6.4%増と17カ月連続増・復航▲0.6%
=海事センター、欧州航路コンテナ荷動7月=

◇往航▲2.2%と2か月連続減、復航14.1%増
=海事センター、日中航路往復荷動き7月=

◇412.3万TEUと6.1%増、7か月連続プラス
=海事センター、アジア域内航路荷動き7月=

◇加バンクーバー港の穀物労組がスト
=5穀物エレベーターで荷役停止=

◇D&Dへの課徴は調査の対象に
=FMC、米東岸スト期間中でも=

◇IPA、初の30万TEU超えに
=仁川港の8月コンテナ取扱量=

◇前年同期比3.9%増、35万7,183TEU
=韓中フェリー、1~8月のコンテナ輸送量=

◇外貿コンテナ取扱量実入り0.7%増150.6万TEU
=東京都港湾局、6月の東京港港湾統計速報値=

◇印物流実態調査、10月中に調査項目など募る
=物流連、「第2回海外物流戦略WT会合」を開催=

◇BtoC-EC規模24.8兆円、BtoB-EC465.2兆円
=経産省、R5年度電子商取引市場調査結果=

【海事政策・労務】
◇紅海情勢、乗組員安全へ「収束の見極め課題」
=アライアンス再編「実態上、大きな変化なし」=
=明珍船協会長、来年度税改・中促延長へ連携=

◇データ主導で現実的な目標ベースのアプローチを
=地域規制との同期や脱炭素化技術の早期導入支援を=
=国際海事7団体、「GHG削減規制」に共同提言=

◇ゼロエミッション燃料「高価で入手利便性低い」
=星/ロッテルダムGDSC、国際機関介入を求める=

◇「海上観測・予報・早期警報システム」重要
=IMOとWMO、海上異常気象について議論=

◇AMPロケベール長官、英国訪問中
=IMOとWMOのシンポジウムに出席=

◇海事シングルウィンドウのニーズ評価
=IMO、東カリブ海諸国で3回目の調査=

◇10月1日からクレジットカード決済開始
=AMP、海事部門のサービス品質向上へ=

◇稲田局長「今年度は総仕上げ、運用開始へ」
=港湾局、第5回港湾脱炭素化認証制度創設検=

◇再発防止へ安全運航徹底を、適切整備・教育を
=海事局、水中翼型超高速船事に注意喚起文書=

◇重点的議論・検討、取組状況フォローアップ
=国交省きょう第5回官民モーダルシフト推進分=

◇旅客船トラブル、再発防止へ7項の措置報告
=関東運輸局、輸送の安全確保等で警告書=

◇MCTら4名派遣、立入検査・制圧訓練等
=海保、ベトナム海上警察の能力向上支援=

◇ベストプラクティス共有、高質港湾に政民投資
=日米豪印首脳会合、港湾の未来Pシップ=

◇「暴力連鎖を断ち、紛争拡大防止が喫緊課題」
=G7外相会合、中東情勢・連携対応で一致=

◇人質解放と停戦へあらゆる努力、連携を確認
=日/エジプト/ヨルダン外相会合、中東情勢で=

◇上川外相、紅海・PG航行安全の重要性を強調
=日イラン外相、攻撃の応酬・暴力連鎖の回避を=

◇不正薬物の押収量、500件・1,301㌔と1㌧超
=財務省、R6年上半期関税法違反事件取締状況=

◇船協理事会、中促延長等R7年度税改要望決定

◇IPEE閣僚会合、SC途絶時・有事対応を万全に

◇東アジア経済相会合、ネットゼロ経済実現へ

◇加空軍、北「瀬取り」で12回目の警戒監視

◇日本政府、豪州主催海上阻止訓練に参加

【造船・舶用】
◇10月8日に命名式、30年ぶり4代目新造
=三菱重工玉野、鳥羽商船高専向け練習船=

◇仏AIRCATの50ノット次世代高速人員輸送船
=センタスマリン、ストラテジックマリンに発注=

◇水素エネ利活用の技開・実証事業・製品を紹介
=川崎重工、「国際・水素・燃料電池展」出展=

◇世界に先駆ける国内生産体制構築で競争力強化
=船技協、ゼロエミ船等建造促進事業の公募開始=

◇戦略的協力協定のもと受注額約27億3,000万米㌦
=MSC、中国の恒力重工業にコンテナ船10隻を発注=

◇都市ガス業界初のCO2NNEX」を実装
=三菱重工と大阪ガスが万博で合意=

◇NECフィールディングからSkypodを受注
=IHI物流産業システムがBCP倉庫に寄与=

◇政府、フィジー漁業監視船に7億円無償資金協

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向

◇海さくら、10月5日に「ごみ拾いPIGフェス」

◇運総研、ドローン配送で11月7日セミナー

◇笹川平和、バングラデシュと日本の役割

◇Hacobu、10月3日にオンラインセミナー

2024年9月25日

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クリーントレードにおける船種別シェアの変化(出所:Vortexa)

◇精製品輸送で原油タンカーの活用進む
=汚染リスク残存、一時的な傾向と指摘=
=ポテン、タンク洗浄でコスト優位性は薄く=

米ブローカー大手のポテンは20日に発表したレポートで、原油を輸送していたVLCCの一部がタンク洗浄を行い、精製品輸送に活用されているケースが増加していると発表した。これまでも、新造タンカーが最初の航海で精製品を輸送することは定期的に行われていたが、いまや大型タンカーを活用することでスケールメリットが得られ、バレル当たりの輸送コストを下げることを目的に転換が進んでいる。ただ、洗浄費用等までも含めた用船料は必ずしも従来のプロダクトタンカーより優れているわけでもなく、貨物の汚染リスクを考えれば推奨するものでもなく、市況の変化による一時的な傾向だと指摘した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇スタートアップ・先進的企業とグローバル連携へ
=飯野海運、シンガポールの海事ベンチャーに出資=

◇グループ中計進捗、財務・事業戦略報告
=飯野海運、「統合報告書2024」発行

◇「5年以上の固定課金」「価格設定の簡素化」等
=INTERCARGO、GHG削減戦略に意見提出=

◇LNG燃料船向け再液化システムで提携
=日機装子会社 と仏GTT社、10隻分受注=

◇官民合同初、ビッグデータ基に商用化目指す
=韓国Pan Ocean、自律運航実証船が釜山出港=

◇ブラジルでプレゼンス・コンテナ取扱能力強化
=仏CMA CGM、Santos Brasil株式48%取得=

◇NKと連携、NEDO・GI基金事業で研究開発
=KWSら洋上風発「浮体曳航・係留施工Gライン」=

◇ネシア合弁会社で木質ペレット製造・販売開始
=住友林業G、木質バイオマス燃料安定供給へ=

【不定期船】
◇精製品輸送で原油タンカーの活用進む
=汚染リスク残存、一時的な傾向と指摘=
=ポテン、タンク洗浄でコスト優位性は薄く=

◇ケープ、再び上昇で27,162㌦
=航路平均用船料、パナは11営業日続伸=

◇バンカー価格、MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇5.6%増、直航8.9%増・海外T/S▲1.0%
=Datamyne、日本→米国荷動き8月=

◇総合指数1665.3と前週比▲8.4%
=先週のNCFI、5週連続で下落=

◇SCFI▲5.8%、国慶節前の出荷前倒しなし
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数4,077と前々週比▲5.45%
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇10月1日以降のリーファー貨物ブッキング休止
=ONE、北米東岸港ストに備え対応策を周知=

◇RBSサービスにアップグレード
=RCL、TSLと協調・来月下旬から=

◇脱炭素・グリーン海洋経済へ協力強化
=LB港、深圳港集団ら4者とMOU=

◇来年の春節連休前倒し、4Q荷動は安定
=Evergreen、呉総経理が企業説明会で=

◇寧波/LA航路の「HDX」を開始
=Hede Shipping、太平洋航路で2番目=

◇港湾労組「CUPE Local 375」スト権投票
=モントリオール港、26日にも調停協議=

◇国交省、トラックテールGリフター導入支援

【海事政策・労務】
◇事前届出免除が原則不可に、「コア業種」追加
=外国投資家の主要造船・舶用企業の株式取得で=
=財務省、外為法告示・事前届出該当性リスト=

◇船員住民税減免、宿毛市がR6年度から導入
=7番目の自治体に、市民税均等割りを1/2に=

◇パナマ政府、パナマ運河鉄道との契約延長
=総収入の10%を支払うこと等を条件に=

◇学生と海事業界のネットワークを構築
=AMP、パナマ国際海事大イベントにブース=

◇港湾の自由競争に向け協力強化
=AMP、公正取引庁長官と会談=

◇商船に不可欠な「海事英語」指導能力向上へ
=IMO、ガーナで指導員養成コースを開催=

◇「海上で犯罪に遭ったときの対応は?」
=AMP、地元漁師に「海上安全」指導=

◇「産別結集を促進」、魅力ある港湾労働確立を
=全国港湾・第17回定期大会、宣言等を採択=

◇国交相、区域設定など事業計画の見直しを
=那覇港湾施設代替建設事業で防衛局に意見=

◇7月策定の行動計画フォローアップ、26日
=国交省ら第4回航空燃料供給不足官民TF=

◇ネパール労働相、国交政務に技能者受入を要望

【造船・舶用】
◇社会実装と国際展開へ標準指針、KWSと連携
=NK、洋上風発「浮体曳航・係留施工Gライン」=

◇6万4千㌧載貨重量型ばら積み運搬船引き渡し
=今治造船グループの南日本造船で建造=

◇「ネガティブエミッション技術」の商用実装へ
=住友重機械ら4社が設備の開発・検討に着手=

◇AMOSとProcureshipの調達データ等を統合
=ProcureshipがSpecTecと提携、船隊管理最適化=

◇名村造船所、「大型船見学会」を開催へ

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、LNG市場を取り巻く状況・課題

◇笹川平和、日中国際学者らマカオで交流会

2024年9月24日

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スクラップヤード

◇バングラデシュ、事故でリサイクル規制強化に拍車
=インドはトン数不足、パキスタンは飽和状態=
=GMS、9月第2週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、9月第1週のスクラップ買取価格はインド亜大陸市場で、前週からさらに値を下げた。中東紛争ならびにウクライナ戦争の影響に加え、世界的な金融不安により、シップリサイクル市場は深刻な状況が続いている。バングラデシュは洪水の影響等で停滞しており、インドもトン数不足が顕著であるために多くのヤードが一時的に閉鎖している。一方のパキスタンは、インド同様に安価な中国製鋼材輸入で打撃を受けているものの、安値でも小型船を中心に昨年を上回る隻数を確保しており、比較的飽和状態と対照的な状況にある。トルコは依然として空白のままとなっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バングラデシュ、事故でリサイクル規制強化に拍車
=インドはトン数不足、パキスタンは飽和状態=
=GMS、9月第2週のスクラップ買取価格=

◇合成燃料等400万㌧/年生産、脱炭素化リードへ
=商船三井、米国HIF Globalへの出資参画決定=

◇グループ中計進捗報告「技術・人材力」強みに
=日本郵船、統合報告書「NYKレポート2024」=

◇2024年の長期LNG契約量58mmtpaに
=ウッドマッケンジー、今年の契約傾向分析=

◇物流の社会課題にデザインから解決策を提示
=日本GLP、IDEA2024で環境部門最高位受賞=

◇クリーンエネ中心の経済・社会、産業構造転換へ
=経産省、10月6日から「東京GXウィーク」=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶりに反発上昇で26,980㌦
=航路平均用船料、パナは9営業日続伸=

◇ウルトラマックス1隻の定期用船契約を締結
=ダイアナ・シッピング、Propel Shippingと=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数3,970㌦/FEUと前週比▲5%
=先週のDrewry運賃指数、9週連続下落=

◇ILAスト視野に10月以降に割増料
=大手コンテナ船各社、混乱時の対処=

◇ILAスト「短期閉鎖で港湾運営に打撃」
=Moody’s「財政面は重大影響なし」とも=

◇10月中旬改編、2ループに分割し強化
=RCL、アジア/東阿「REA」で=

◇今月中旬から新サービス開始
=Sinotrans、華南/比国「SPS1」=

◇今月下旬から「JFX」サービス開始
=CULinesら5社、中国/中東ガルフ=

◇天津港・TCTの株式を9%取得
=OOIL、ターミナル資産保有拡大=

◇国交省、自動運転トラック実験車両協力者を採択

◇国交省、第4回物流標準化行動計フォローアップ会

【海事政策・労務】
◇大型船対象、条件付き通航枠の臨時オークション
=第2予約期間に最低入札価格100,000米㌦で=
=パナマ運河庁、通航日繰上は一部で到着時間前倒し=

◇パナマ船員の労働契約、1‐7カ月で436件
=AMP、船員訓練やデータベース活用で雇用促進=

◇LNG/LPGの追加入札を開催
=パナマ運河庁、9スロットで=

◇23~24日・30日~10月1日に業務停止
=ポルトガル水先人労組、48H全国スト=

◇「より環境に優しい代替燃料移行が急務」
=IMO、ケニア海事局らと代替エネWS=

◇EU海上部隊と共同訓練、アデン湾東部で
=第48次海賊対処水上部隊「さみだれ」=

◇護衛艦「むらさめ」10月5日に横須賀出港
=第49次海賊対処水上部隊、アデン湾へ=

◇大賞は明和海運・特別賞は向島ドック
=海事局、R6年度船員安全・労働環境大賞=

◇国交省、改善制度案・追加的試行の実施方針等
=25日に第5回港湾ターミナル脱炭素化認証制検=

◇公労使ら議論開始、継続協議へ
=交政審・漁業最賃専門部会を設置=

◇船員教育・航海訓練環境の向上図る
=JMETS、ネーミングライツ事業開始=

◇6月の外貿コンテナ、輸出▲1.7%・輸入4.3%増
=国土交通月例経済9月号、内航貨物▲5.3%減=

◇27日に第175回船員部会、船員職業紹介許可等

◇NZ、「北・瀬取り」に初の艦艇警戒監視

【造船・舶用】
◇商用液化水素サプライチェーンを推進
=川崎重工とCB&I、戦略的協定書を締結=

◇ネパール人労働者の受入・就労促進を要望
=ネパール労働相ら、中小造工を訪問・意見交換=

◇23Kアンモニア・18KLNG船に原則承認
=KR、排出削減目指しHD現代尾浦と開発=

◇再エネ熱利用システムの運用を実証
=IHI、太陽光発電を無駄なく=

◇屋根付き門型クレーン導入で職場環境向上
=常石鉄工、働き方改革を推進=

◇ゼロエミッション船建造促進事業の公募開始
=国交省/環境省、舶用機器等生産設備を支援=

◇日舶工、社会人教育講座「乗船研修」募集

【シッピング・フラッシュ】
◇第5回GX経営WEEK【秋】、10月2日から

◇国交省、25日に社資整・交政審の合同会議

◇Hacobu、26日に物流統括管理者セミナー

◇笹川平和、「ベトナム外交の展望」等

2024年9月20日

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ウラル原油価格の推移(出所:Investing.com)

◇ダークフリート排斥でタンカー運賃上昇へ
=原油価格下落、ロシア航路の欧米船主回帰に期待=
=ポテン、ウラル原油のプライスキャップ制度がカギ=

米ブローカー大手のポテンは13日に発表したレポートで、ロシアによるウクライナ侵攻以来、石油貿易の流れに混乱が生じたことで運賃市場は上昇しているが、欧米の制裁措置を回避できるタンカーで構成される「ダークフリート」の急増が阻害要因となっていると指摘した。現在、ロシア貿易の70%以上がダークフリートによるものと推定されるが、原油価格の下落に伴い、EUらが設定するウラル原油価格のプライスキャップ制度(上限60㌦/バレル)に基づき、欧米船主による取引が再開する可能性もある。そうなればダークフリートの利点が失われ、タンカーのロシア航路回帰に伴う供給バランス回復により、運賃上昇等も期待される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇グループ技術力を結集、最適ソリューション提供
=建造・技師・主機モニタ・燃料・船員幸福・保守等=
=郵船、新ブランド「ハルナンバーゼロ」で中計強化=

◇80,000㎥型液化水素運搬船、DNVからAiP取得
=商船三井、WOODSIDE・現代Gらと共同開発=

◇2025年からのAIMでの株式公開を発表
=アディラ・シッピング、物流設備に投資拡大=

◇「アジアの需要が将来のトレンドを決定」
=ウッド・マッケンジー、LNG市場の今後を予測=

【不定期船】
◇ダークフリート排斥でタンカー運賃上昇へ
=原油価格下落、ロシア航路の欧米船主回帰に期待=
=ポテン、ウラル原油のプライスキャップ制度がカギ=

◇社会情勢の安定化と環境規制強化で促進に期待
=45隻-250万DWT、前年同期比▲42%減=
=BIMCO、1~8月の船腹リサイクル量=

◇ケープ、2営業日続落で25,083㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続伸=

【コンテナ・港湾物流】
◇EC拡大等で2031年に885億㌦規模に
=国際貨物仲介市場、10年間で1.7倍と=

◇華南/タイ/越航路「BTX」開始
=ASL、下旬から・SXTに協調配船=

◇印/黒海航路でジェベルアリに初寄港
=FESCO、2隻体制で隔週サービス=

◇輸入業者が条件付でFTZ商品保管可能に
=CBP、C-TPAT認定業者に新たな特典=

◇MCTとCORAPが合意、最高裁判決受け
=ジオイアタウロ、ターミナル区域拡張へ=

◇直接ポートペアの5~14%に強い競争圧力
=Sea-Intel、来年のアライアンスサービス網=

◇専用鉄道コンテナ投入、モーダルシフト加速へ
=三菱倉庫、東京~大阪間幹線輸送CO2を7割減=

◇福山物流センターにテント倉庫を新設
=神原ロジスティクス、保管能力増強=

◇「アジア発海上輸送需要、年内は堅調」と
=Maersk、アジア太平洋市場の最新状況=

【海事政策・労務】
◇紅海・黒海等の軍事行動/高危険指定、2ヵ月延長
=国際船員労使、11月19日まで・以降は再協議へ=

◇「気候変動・国際紛争・貨物集中」を懸念
=IUMI第150回年次総会、18日に閉幕=

◇船舶検査と実施ガイドライン等の理解推進へ
=比MARINA、海上安全FGDに160名が参加=

◇規制影響評価に対するMARINA職員の能力向上へ
=比MARINA、DAPとワークショップ開催=

◇「グリーン海運技術」と「デジタル化」研修
=IMO、韓国海運業界の女性リーダー集め実施=

◇セブ/タクロバン16年ぶり客船サービス
=フィリピン運輸省、利便性向上を期待=

◇計875回-3,995隻、一回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績8月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で119隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況8月=

◇確認商船738隻、民間等への情報提供6回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況8月=

◇水上隊516隻・航空隊724隻を確認
=防衛省、中東情報収集8月「特段異常なし」=

◇密輸・密航不法取引、セキュリティ対策で情報共有
=北太平洋海上保安フォーラムサミット、23日から=

◇新たなモーダルシフト等へ年内検討を
=斉藤国交相と物流連が意見交換会=

◇脱炭素化と調和した社会・経済実現、魅力向上へ
=都、進出企業等と「臨海副都心CN戦略」策定=

◇経済安保とシーレーン安全確保、SC強靭化へ
=運総研、日米海事官民ら10月18日にシンポ=

◇政府、モルディブ海岸嵩上に2,000万円無償協

◇政府、アデン港改善計に7.93億円の無償資金協

◇経産省、「GX推進グリーン鉄研」10月発足へ

【造船・舶用】
◇強化アンモニア燃料供給システム
=現代重工業とKR、共同開発でMOU=

◇9,300TEUアンモニア燃料コンテナ船
=KR、韓国サムスン重工に原則承認付与=

◇64,000DWT型「SORAL」竣工・引き渡し
=今治グループの岩城造船、ばら積み運搬船=

◇CO2回収装置に中型クラスの新モデル投入
=三菱重工、大規模CCUS展示会に出展=

◇低/中軌道の衛星通信アンテナ開発で協業
=シャープと古野、海上で高速大容量通信を=

◇1番艦は三菱重工・2番艦はJMUと
=防衛省、イージスS搭載艦の建造契約=

◇造船工場内に「水素エンジンR&Dセンター」
=常石グループ、研究開発拠点を開所=

【シッピング・フラッシュ】
◇川重、「EXPOスクールキャラバン」に協力

◇MSCクルーズ「エクスプローラII」命名式

◇日UAE、EPA交渉の開始を決定

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果17日分

◇経産省、製造工業生産能力指数等7月分

◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向の概説資料

◇佐川GL、発展形の物流診断・改善支援サービス

2024年9月19日

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DRIグレード鉄鉱石市場のファンダメンタルズ(出所:アングロ・アメリカン)

◇「グリーン鉄鋼」に向け高品位鉱石の需要増加
=ヴァーレら供給増図る、BHPは低品位鉱石重視=
=IEEFA、豪州産鉄鉱石の需要変化を指摘=

エネルギー経済・財務分析研究所(IEEFA)は12日、中国の鉄鋼需要が予想を上回るスピードで減少していることで豪州産鉄鉱石及び豪州経済の見通しが悪化している中、高炉に使用される低品位鉱石の需要が減少しており、代わりに低炭素製鉄に適した高品位鉱石の需要が増加していると指摘した。ヴァーレやアングロ・アメリカンは「グリーン鉄鋼」を製造可能な直接還元鉄(DRI)生産のために高品位鉄鉱石の供給増を図っており、フォーテスキューは「長期的にすべての鉄鉱石をグリーン・アイアン・メタルに転換する」方針を発表。リオ・ティントも追随しているが、BHPは現在の市場シェアが大きい高炉用の低品位鉱石を重視する等、対応が分かれている。

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【企業・経営】
◇オープン・コラボレーションの重要性を強調
=海事DX・GXやイノベーション投資等でパネルD=
=スマート・マリタイム・ネットワーク東京2024=

◇国際間大規模液化CO2輸送船の早期市場投入へ
=邦船3社・NSYら標準化へ低圧仕様を共同開発=
=NK・ABS、5万・2.3万㎥の2船型にAiP発行=

◇国内船舶リサイクル事業化へ共同検討で合意
=日本郵船・オオノ開發、国内唯一の乾ドックで=

◇船舶間アンモ燃料供給ブーム、実用化拡大へ
=日本郵船・TBG共同開発、NKからAiP取得=

◇Ship to Shipでメタノール模擬バンカリング
=横浜市/マースクら7社、実装へ連携・検討=

◇ヒンダ・ガルビCEO「ベストCEO」2位
=Bureau Veritas、Extelランキング入賞=

◇Hoegh Auto株10%を取得
=E.Grimaldi氏、第2位株主に=

【不定期船】
◇「グリーン鉄鋼」に向け高品位鉱石の需要増加
=ヴァーレら供給増図る、BHPは低品位鉱石重視=
=IEEFA、豪州産鉄鉱石の需要変化を指摘=

◇ケープ、再び下落で25,623㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続伸=

◇アンモニアの2船間移送トライアルに成功
=商船三井、GCMD/Yaraと豪州沖で=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数5019と前週比▲0.8%
=先週のFBX、北米西岸向け▲1%=

◇新たにアジア域内スポット運賃指数を公表
=Drewry、9月2週間で▲25%下落=

◇米政権は不介入「連邦法発動の考えなし」と
=ILAはスト準備、USMXは再交渉の用意あり=

◇中国南部/比で「SPS 1」開始
=Sinotrans、定曜日ウィークリー=

◇7,108億ドルと前月比0.1%・前年比2.1%増
=NRFら、8月の米小売売上高は増加=

◇シェア40%に、総船腹量1,240万TEUに
=Alphaliner、スクラバー搭載コンテナ船=

◇台風13号が上海直撃、遅延1週間とも
=上海港CT、スケジュールの混乱も=

◇自社初、大型定置用蓄電池の稼働を開始
=プロロジス、パワーエックス「Mega Power」=

【海事政策・労務】
◇紅海・アデン湾での船舶攻撃、67件に
=IMO、11日までの記録を公表=

◇紅海に関連する海上保険の影響など議論
=IUMIの第150回年次総会がドイツで開催=

◇「Sounion」、安全な場所に曳航完了
=アスピデス作戦、原油流出の懸念払しょく=

◇立地生かした国際海洋戦略をプレゼン
=AMP、外務省職員に向けて物流戦略強調=

◇インディアン川流域住民と交流
=ACP、住民の生活の質の向上目指す=

◇パナマ海域の物流・観光・漁業の安全確保へ
=パナマ海事局とSENANが協力強化=

◇砕氷船「ガリンコ号Ⅲ IMERU」体験乗船も
=船協ら、紋別市の小5・6生らに出前授業=

◇CT・LNG基地等「暮らし支える」実感も
=船協ら、新潟市の小6生対象に施設見学会=

◇利用実態に即した改訂へ、標準化検討委で検討
=国交省「物流情報標準ガイドライン」に意見募集=

◇▲6,953億円と前年同月比▲26.0%
=財務省統計8月、2カ月連続の貿易赤字=

◇海事局、あす交政審漁業最低賃金専門部会

【造船・舶用】
◇欧州初のCO2回収プラントが稼働開始
=三菱重工が技術供与、伊Eni社が運営=

◇炭素循環実現へコンソーシアムに参画
=住友重機械、日本総研らと共同推進=

◇「FEDERAL INFINITY」竣工・引き渡し
=今治造船、64,000DWT型ばら積み船=

◇CE158番船「THUNDER BIRD」命名・進水式
=ツネイシC&F、四国汽船向け旅客船=

◇Wi-Fi6規格対応の新モデルを販売
=古野電気、建設DX を推進=

【シッピング・フラッシュ】
◇東京都港湾局、管理運営評価結果を公表

◇横浜開港資料館、特別展「外国奉行と神奈川奉行」

◇新潟市水族館「ROVで迫る、日本海の深海」

◇観光庁、訪日外国人旅行者数8月

◇Hacobu、新サービス「MOVO X-Data」開始

◇笹川平和、ウ戦争下の露の国境政策

2024年9月18日

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(左から)立川政策局長、平岡国内局長、黒田弁護士、高宮関東地方支部長

◇海員組合「公正を欠いた司法判断、強い憤り」
=「白虎」事故、運輸安全委は早急に原因究明を=
=日本船員有罪・外国籍船長は不起訴、再発防止へ=

「海難事故に遭遇した船員の権利はもとより、海上輸送を担う船員に対する蔑視・軽視であり、このような公正を欠いた司法判断がなされたことに強い憤りを覚える」(全日本海員組合)。海員組合の平岡英彦国内局長らが17日、都内で記者会見し、2021年5月に来島海峡航路西口付近で内航貨物船と外国籍船ケミカルタンカーが衝突し、船員3人が犠牲となる海難事故が発生し、内航貨物船の航海士だけが一方的に起訴され、松山地裁が禁錮刑とする有罪判決を言い渡す(高裁への控訴、最高裁への上告いずれも棄却)一方、外国籍船の船長は不起訴となった事件に対し、強い憤りを示した。平岡局長らは同様の事案が発生しないよう、司法・検察当局等に対し、再発防止を強く訴えた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇フィリピン人技能実習生が三和ドック着任
=商船三井と協働採用、人材多様化に貢献=

◇船員目指す日比の学生が国際海事交流
=郵船が主宰、日本の女子学生が初参加=

◇商船三井、秋田・山形豪雨被災者支援で寄付

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり上昇で25,684㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、2510.95と前週比▲8%
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇総合指数1817.7と前週比▲10.2%
=先週のNCFI、4週連続の下落に=

◇10月上旬から極東/南米東岸「SX3」開始
=ONE、アジアと南米東岸の市場接続を強化=

◇ILAストで週55万TEUに影響も
=Linerlytica試算、実施のケースで=

◇フレキシブルタンクでの液体バルク輸送
=IUMI、最適方法のガイドライン作成=

◇「開放原則」再確認、CF再開も検討
=韓中海運会談、5年ぶりに開催=

◇南米各港、悪天候や工事で港湾混雑
=Maersk、中南米市場の最新状況=

◇総売上高6,330億円と前年度比3.1%増
=JILS、2023年度物流システム機器生産出荷=

◇国交省、ダブル連結トラックの対象路線を拡充

◇SGHD、Cold Logi船橋が畜産物輸出入検査場所に

【海事政策・労務】
◇海員組合「公正を欠いた司法判断、強い憤り」
=「白虎」事故、運輸安全委は早急に原因究明を=
=日本船員有罪・外国籍船長は不起訴、再発防止へ=

◇MEPC82を前に「CII評価」見直しを要請
=「小型船に不利」で「逆に排出量増の可能性」=
=INTERCARGO、実態に即した指標を強く要望=

◇23年の世界海上保険料「5.9%増389億米㌦」
=IUMI、すべての保険部門でプラスを報告=

◇「EU ETS」に関する新たな記載設け解説
=ICS、「GHG排出量削減ガイド」第2版発行=

◇ナミビアで港湾安全・コンプラ研修
=IMO、ウォルビスベイで開催=

◇「貿易制限が、海上保険料引き下げに」
=IUMI会長、海上保険の変化でコメント=

◇2026年5月14日到着分まで免除へ
=USTR、中国製G.クレーン関税25%=

◇800㌦以下の少額免税措置を廃止
=米政府、年末までに最終規則を=

◇初の解任命令、10月末までに改善措置報告を
=海事局、JR九州高速船に9項の安全確保命令=

◇「船がなくなったら日常生活どうなるか」説明
=船協・船長協、帝京大小6生ら対象に出前授業=

◇船荷証券等関係で海運業界実務への影響等
=船協、10月21日に商法等改正説明会=

◇物流革新・価格転嫁実現へ取組加速化
=斉藤国交相、あす物流連と意見交換会=

◇海洋立国懇、大島商船らと小中学生対象の体験航海

【造船・舶用】
◇再発防止へ品質管理体制見直し、国交省に提出
=日立造船、舶用エンジン不適正行為・中間報告=

◇日立造データ改ざん、抜本的な再発防止策を指示
=国交省、国の立合い試験で新製造に証書交付再開=

◇成果払い方式による船底防汚塗料
=丸紅、低摩擦塗料導入を支援=

◇今治の檜垣社長、機械学会で特別講演
=学生会員28名が造船現場を見学=

◇浮体式設備向け船舶補修工法、ABS型式承認
=東レ、少人数・短期間での施工が可能=

◇電子傾斜計機器など新たな項目等追加
=MEDの第8次実施規則、4日から発効=

◇64,000dwtバルクキャリア2隻の命名式
=EEDIフェーズ3適合船、BVが船級登録=

◇マレーシア初のハイブリッドFCB
=Sマリンがセンタスマリンと共同開発=

◇世界の風力タービン受注、23%増
=Wood Mackenzie調査、中国がけん引=

◇常石造船、「カムサマックス」命名・進水式

【シッピング・フラッシュ】
◇郵船/国交省/MARADら「海運業SC」パネル議論
=運総研、10月18日に経済安保シーレーンシンポ=

◇JOGMEC、低水準に下落する原油価格

◇J-POWER、新TVCM「Jパワーくん~安定~」篇

2024年9月17日

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品目別中国ドライバルク海上輸入量(出所:Signal Ocean)

◇海上ドライバルク輸入量、前年同期比6%増
=鉄鉱石在庫は歴史的高水準、今後は減少予測=
=BIMCO、1~8月の中国・市況のカギ握る=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は12日、今年1月~8月の中国の海上ドライバルク輸入量が前年同期比6%増となったことを発表した。中国の不動産危機と生産者物価デフレの影響を受け、在庫の積み増しとコモディティ固有の動向が組み合わさったことが、旺盛な輸入需要の一因となった。中国では鉄鉱石、石炭、穀物の在庫を増やしたことが需要促進要因となっており、中国港湾における鉄鉱石在庫は、年初の1億2,200万㌧から9月5日には1億5,400万㌧へと急増。石炭在庫は、エネルギー安全保障の改善と採掘量の減少を補うために増加し、大豆の安値は購入を促した。また、ボーキサイトの輸入は前年比14%増と成長を続けており、鉄鉱石以外の航跡輸入需要も増加している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初ウィンドチャレンジャー搭載LNG運搬船
=橋本社長「2050ゼロエミへ重要なマイルストーン」=
=商船三井、Chevronと2基搭載で合意、26年竣工=

◇マレーシア/サラワク沖CCS事業設計作業等を受託
=瀬戸内排出CO2を圧入貯留、設備・輸送等を検討=
=川崎汽船・JAPEXら計9社JOGMEC業務公募で=

◇TRL6達成「技術は導入環境に近い実証段階に」
=常温昇圧方式CO₂液化・貯蔵プロセス実証が成功=
=日本郵船/KNCC/JX石油、脱炭素化社会に貢献=

◇将来宇宙輸送システムへの出資決定
=MOL PLUS、小型ロケット開発・製造へ=

◇BCCボードメンバーに日本企業で初参画
=商船三井、国際物流の脱炭素化へ=

◇日本市場拡大・顧客支援強化、海洋エネ転換へ
=KPIオーシャンコネクト、東京に新オフィス=

◇「未来・安全性・手頃な価格・脱炭素化」
=LNG産消会議2024、10月6日に広島で=

◇「持続可能な海上輸送」に横山郵船執行役員ら
=経産省・NEDO、10月2日から「ICEF2024」=

◇プリンセスC、26年日本発着クルーズ販売開始

【不定期船】
◇海上ドライバルク輸入量、前年同期比6%増
=鉄鉱石在庫は歴史的高水準、今後は減少予測=
=BIMCO、1~8月の中国・市況のカギ握る=

◇ケープ、再び下落で26,750㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇宿利会長「日本港湾は2周回遅れ」と強い危機感
=産官学ら4人が講演、「オールジャパン」等提言=
=JMCセミナー、我が国の国際港湾の戦略と展開=

◇247万7,889TEUと前年同月比13.3%増
=Datamyne、アジア発米国向け荷動8月=

◇総合指数4,168ドル/FEUと前週比▲13%
=Drewry運賃指数、8週連続で下落も=

◇紅海諸港の寄港回数▲85%減に
=SeaIntel、危機影響を調査分析=

◇ルソン島バウアン港に28年までにLICT開発
=ICTSI、超大型船に対応・持続可能な港湾に=

◇前年同期比10.8%増・3,640万㌧
=ロシア全港、1~8月総コンテナ取扱量=

◇通関業務手数料規則を改正
=サウジ税関、10月6日から=

【海事政策・労務】
◇「緊急事態時」Lloyd’s Open Formに新条項
=ICS、新「LMA」利用促進と意思決定を迅速化=

◇11月末までに3隻の豪州籍船入札を開始
=ITF・MUA主導、「豪州戦略船隊プログラム」=

◇ヨット寄港促進へ港湾関係者と初会合
=AMP、海事プロセス合理化策等をプレゼン=

◇タグ「Wycliffe」に船員4人を置き去り
=ITF、「FOC利用」と運航社の対応を非難=

◇前年比▲51.5%減の1,047隻
=スエズ運河、通航船隻数7月=

◇「トラックから内航海運へのシフトの可能性」
=内航総連、10月にモーダルシフトセミナー=

◇教育機関・労使ら9団体に5論点ヒアリング
=海事局、第2回JMETS中期的あり方検討会=

◇実習生ら星港船協等訪問、学習意欲を向上
=JMETS練習船「銀河丸」7日に神戸帰港=

【造船・舶用】
◇常石グループ、揚子江船業と連携強化
=第三者割当増資を実施、脱炭素化に貢献=

◇「液化水素運搬船ガイドライン(3.0)」発行
=ClassNK、貨物格納設備の多様化に対応=

◇製鉄所の熱間圧延ラインを自動化
=三菱重工G、独でコイル初生産=

◇宮城沖で第405次研究航海
=海洋機構、探査船「ちきゅう」=

◇米国6件の太陽光発電融資調査が完了
=DNV、全PJで「SolarFarmer」採用へ=

◇アジアの大学生、大島造船所の現場見学

【シッピング・フラッシュ】
◇外航日本人確育スキーム10期生、出帆式とりやめ

◇都港湾局、お台場に新ランドマーク噴水整備へ

◇観光庁、主要旅行業者の取扱状況7月分

◇日本郵船、人事異動(10月1日付))

◇川崎汽船、人事異動(9月13日付)

◇国土交通省、人事異動(9月15日付)

2024年9月13日

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スクラップヤード

◇バングラデシュ、洪水影響でほぼ活動停止
=インド・パキスタンは中国鋼材輸入で打撃=
=GMS、9月第1週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、9月第1週のスクラップ買取価格はずべての主要市場で前週から値を下げた。インドでは6月上旬以来、減速が続いており、年内に上向く期待も薄れている。また、インドやパキスタンでは中国製の安価な鋼材輸入が続いており、現地鋼板価格の下落を引き起こしているため、インド亜大陸全体で暗い雰囲気になっている。一方、運賃市況は全体的に底堅く推移していることから、リサイクル船腹の飢餓感を助長しており、年内はほとんど売却が行われない見通しとなっている。そのため、2024年に売却を決定しているオーナーは、取引価格の下落を受け入れなければいけない状況にある。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バングラデシュ、洪水影響でほぼ活動停止
=インド・パキスタンは中国鋼材輸入で打撃=
=GMS、9月第1週のスクラップ買取価格=

◇商船三井、豪州の物流不動産事業に初参画
=阪急現法組成ファンド通じ11箇所の持分取得=

◇管理船11隻、継続的な海洋情報提供を評価
=商船三井、海保長官・管区本部長表彰を受賞=

◇液化CO2輸送船等を紹介、金森常務が講演も
=川崎汽船、SMART ENERGY WEEK【秋】出展=

◇木竹工芸家ら3名が飛鳥クルーズ賞を受賞
=郵船クルーズ、日本工芸会員賞・10月表彰式=

◇前月比▲3.49%、前年比58%増
=Wan Hai Lines、8月売上高=

◇商船三井池田会長、モーリシャス首相を表敬訪問

【不定期船】
◇ケープ、再び上昇で27,986㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

◇MACN「ナイジェリア港湾利用者調査2024」
=BIMCOが調査協力、回答期限は11月1日=

【コンテナ・港湾物流】
◇極東/アフリカ東岸で協調配船を開始
=ケニア・タンザニア向け2サービス=
=Evergreenと域内6船社、10月下旬から=

◇職員に「厳しい監視の目を注ぐ」等を指示
=FMC長官声明、Gemini Cooperation認可で=

◇2024年から33年まで年平均成長率4.3%
=Market Research、海上貨物輸送市場=

◇中国・米国東岸港で最大3日の遅延発生
=LinerLytica、東アジアは台風11号影響=

◇混雑が一定的に緩和も滞貨は継続
=チャットグラム港、政変と洪水等で=

◇トランプ氏の輸入関税提案で運賃急騰も
=Xeneta予測、「2018年の歴史繰り返す」=

◇欧州港湾は混雑悪化、独でスト懸念
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇モーダルシフト推進等、下期活動計画を承認
=物流連、経営効率化委・2024年問題の講演も=

【海事政策・労務】
◇訓練・TOSシステム脆弱性評価へ予算確保めざす
=稲田港湾局長、サイバー攻撃対策強化に注力=
=戦略港湾、東南アジア等からの広域集貨を促進=

◇「政情不安」「サーバー攻撃」「物理攻撃」懸念
=ICS、「海事指標レポート 2023-2024」発表=

◇ネシア、船員のメンタルヘルス教育義務化
=ITFとKPI、トレーナー訓練を実施=

◇通航船舶957隻、トランジットは平均10.0時間
=ACP・8月運用状況、通航隻数は前月比39隻増=

◇英国本部を20、21日に一般公開
=IMO、オープンハウス フェスティバル=

◇国境規制を強化、16日から最低6カ月間
=ドイツ政府「不法移民に対処、抜打検査も」=

◇官民、設備・手続基準・課題と対応策の検討開始
=国交省、25日「メタノール燃料供給拠点あり方検」=

◇幼稚園児対象は初、中学生は2年ぶり
=関東運、19・20日に海事産業出前講座=

◇操船/曳航/制圧訓練、ダメージ制御研修等
=海保MCT、PCG職員の能力向上支援=

◇産業革命以前比1.5℃上昇「知ってる」6割に
=電通、第14回カーボンニュートラル生活者調査=

◇海保、R6年水路記念日長官表彰・4名・17団体

◇斉藤国交相、14日に港湾業務艇等で留萌港を視察

【造船・舶用】
◇会員27社参加、活発なプレゼン展開
=日舶工、ハンブルク海事展を報告=

◇旭化成エンジニアリングの「V-MO」を認証
=ClassNK、舶用モータ向け状態監視サービス=

◇海事業界の自律運航技術の大規模商業化へ
=ロイズ船級協会とKRISOがV&V構築=

◇燃料電池とCCSの排出量削減を評価
=LR、ROTOBOOST・Amogyと提携=

◇香焼工場1番船の記録映像を公開
=大島造船所、記念すべき進水~出航=

◇災害に備え、危機対応訓練を実施
=ツネイシカムテックス、課題共有=

◇「統合報告書 2024」発行
=古野電気、GHG削減目標等=

◇高精度平坦度制御技術を発表
=三菱重工G、圧延業界向け=

◇メタノール二元燃料 “ECO ZEPHYER”
=Eastaway、1,250TEU型の引渡・命名式=

◇BV、FuelEU Maritimeの解説資料を作成

◇BV、「Gastech 2024」出展・プレゼンも

◇常石造船、最新動画を公開

【シッピング・フラッシュ】
◇豪籍クルーズ「コーラルジオ」17日に東京初入港

◇経産政務、印ラ州首相と本邦企業進出で会談

◇財団・環境省、21日「海ごみゼロ週間」開始イベ

2024年9月12日

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交通政策審議会・海事分科会・船員部会/全国内航鋼船運航業最低賃金専門部会

◇海員組合「陸上水準以上の大幅な引き上げを」
=内労協「賃金原資の運賃・用船料未だ上がらず」=
=交政審最賃部会、船員確保へ認識共有も継続協議=

「職住一体の海上という特殊な環境下で働く船員は、陸上水準以上に最低賃金を大幅に引き上げなければならない」(海員組合)。「今春闘の結果(満額回答)を踏まえた各社の(賃金原資となる)運賃・用船料も未だ上がっていない。今後の先行きがどうなるか不安もある」(内労協)。国土交通省海事局は10日、交通政策審議会・内航鋼船最低賃金専門部会の第1回会合を開催し、内航船員に適用する最低賃金見直しに向けた公労使議論を開始した。労使はともに、船員の確保・育成が喫緊の最重要課題との共通認識を形成し、最賃引上げの必要性については同一ベクトルを醸成。が、具体的な引上額・水準をめぐっては乖離があり、次回(11月18日)同部会で引き続き、継続審議することとなった。

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【企業・経営】
◇洋上風車のゲームチェンジ狙う次世代技術を開発
=「大型浮体式垂直軸型風車の実現性検証」を採択=
=NEDO、川汽・アルバトロスら5社の共同提案に=

◇2030年までに環境対応コンテナ船70隻新造
=155万TEU・130隻に、サービス網30航路に=
=HMM中長期戦略、総額23.5兆ウォン投資=

◇運航1年後の燃料節減効果、従来船比最大50%
=仏オーシャンウィングス「カノペ」、SMMで公表=

◇ニュースルーム「OPPORTUNITY」
=Hutchison Ports、完全デジタル化で開設=

【不定期船】
◇世界最大規模LNG船隊拡張計画の1・2番船誕生
=Qatar Energy Trading社向け長期定用契約に投入=
=商船三井、滬東造で命名式・橋本社長/カアビ相出席=

◇ケープ、4営業日ぶり下落で27,712㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、全船型で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇5062と前週比▲5.0%下落
=先週の欧州・地中海向けFBX=

◇CCFI ▲1.9%・SCFI▲11.5%
=中国輸出コンテナ輸送市場8月=

◇7月の過去最高から▲3%も前年比12.9%増
=Descartes、米国コンテナ輸入量8月=

◇最大340隻を投入、高品質サービス
=Gemini C、スエズ・喜望峰両航路併用=

◇中国/インド西岸で10月「CIW」開始
=Sinolines、アジア太平洋主要ゲートカバー=

◇最大船で夏季コンテナサービスへ
=Safetrans Line、中露間・北極海航路=

◇北極海航路最大型コンテナ船に
=”NewNew Star”・3,534TEU=

◇午前にコンテナ搬出入を集中、混雑回避
=東京港オフピーク搬出入モデル事業=

【海事政策・労務】
◇海員組合「陸上水準以上の大幅な引き上げを」
=内労協「給料原資の運賃用船料未だ上がらず」=
=内航船最賃部会、船員確育へ認識共有も継続協議=

◇「虐待や嫌がらせを排除、次世代人材獲得を」
=長時間労働回避/社会性強化等7項目を提言=
=GMF報告、「船員のための福利厚生の向上」=

◇SIDS 3カ国「信頼できるデータ収集が必須」
=IMO、GHG排出国家行動計画で情報交換=

◇安全管理プロセス・デジタル化・脱炭素課題
=KOSMA25日「韓国船舶管理セミナー東京=

◇プラ汚染対策・産学官連携の重要性を指摘
=外務政務、ブルーオーシャンフォーラムで=

◇教育機関・関係団体らに論点ヒアリング
=海事局あす第 2 回 JMETS 中期的あり方検=

◇海事局PSC処分船8月、11隻と前月比同数

【造船・舶用】
◇2024年度 8 月受注量は13 隻-44.5万GT
=輸組、手持工事量は652 隻-3,045万GTに=

◇車両搬送ロボット、基幹特許登録を完了
=三菱重工機械S、完成車自動搬送に効力=

◇5×35mローターセイル、DNVが形式設計承認
=英アネモイ、大型船の燃費・GHG排出削減へ=

◇水素の船舶燃料等利用に関するレポート
=米国船級協会がEMSA向けに提出=

【シッピング・フラッシュ】
◇ヤマト運ら、移動型宅配サービスの実証実験開始

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果9日分

◇フランダース貿投局、科学技術顧問等を募集

◇運総研、10月2日に日越観光・人的交流イベ

◇運総研、「DX」等で26日に第55回研究報告会

◇笹川平和、「定点観測アメリカ大統領選」等

◇日本郵船、人事異動(10月1日付)

2024年9月11日

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LR2目的地別トンマイル需要(出所:Vortexa)

◇VLCCのクリーントレード転換等でLR2運賃下落
=冬場にダーティー回帰、極東ナフサ需要も回復へ=
=米ポテン、欧州は米国調達増加でMRに切り替え=

2024年の上半期におけるクリーンアフラマックスの市況は、かなり不安定ではあるものの非常に堅調であったが、夏以降、LR2の市況が急落している。米ブローカー大手のポテンは6日に発表したレポートで、LR2市況が好調を維持していた理由と下落した理由、今後の見通しについて言及した。ウクライナ戦争及び中東紛争の影響によるトンマイル需要の増加が運賃を支えていたが、欧州が米国からの調達を増やしたことや極東でのナフサ需要の減少、VLCCのクリーントレード転換で大きく運賃が下落した。ただ、冬場には原油輸送需要の増加によりVLCCがダーティートレードに回帰し、アジアの石油化学需要も回復することで、再び長距離製品輸送の需要が押し上げられると予想している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇MTI主催の高校生向け総合的教育PGに協賛
=商船三井、Wチャレンジャー技術等の講義も=

◇537.59億台湾㌦と前年比115%増
=Evergreen、8月の売上高等=

◇257.6億台湾㌦と前年比110%増
=Yang Ming、8月の売上高等=

◇新規制に準拠、「FuelEU Maritime」発売
=ストームジオ社、GHG排出量管理=

【不定期船】
◇VLCCのクリーントレード転換等でLR2運賃下落
=冬場にダーティー回帰、極東ナフサ需要も回復へ=
=米ポテン、欧州は米国調達増加でMRに切り替え=

◇ケープ、3営業日続伸で28,232㌦
=航路平均用船料、パナは29営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、アフラマックス除き上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、 2726.58と前週比▲8%下落
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇9週連続下落、全般的に値下がり続き
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇OAに匹敵、欧州航路でMSCとの提携で
=来年2月以降のPremier Alliance便数=

◇MSC、5航路・34サービスを展開
=2025年2月からのサービス体制=

◇来年2月からMSCと3年間協調配船
=ZIM、アジア/北米東岸・ガルフ=

◇“Gemini Cooperation”を認可
=FMC、MaerskとHapag-Lloyd=

◇7月は232万TEUと過去最高を更新
=NRFら、米国小売輸入コンテナ予測=

【海事政策・労務】
◇商船三井・大島造船のW.チャレンジャー
=AMP、パナマ籍船で導入推進へ=

◇女性視点で安全上への懸念など協議
=IMO、アフリカ海事女性団体会合を後援=

◇船舶検査への準備対応等を網羅
=ICS、「船上検査の実用ガイド」=

◇「e-B/L」商法改正案を来年国会提出へ
=法務省、2027年度までに施行も=

◇港湾災害復旧に105.75億円、七尾・金沢等
=政府、能登地震復旧R6年度予備費を閣議決定=

◇「World cleanup Day2024」、片瀬東浜で開催
=海さくらと日本財団、海ごみゼロイベント=

◇伊海軍、北「瀬取り」に周辺海域で初の警戒監視

【造船・舶用】
◇SMMで船舶自律航行に関する表彰式
=ノルウェー船級協会、3企業と協力体制=

◇ドイツ54船社・308隻を表彰
=ABS、遭難者支援のAMVERシステム=

◇「Gomez ESGサイトランク2024」優秀企業に
=IHI コーポレートサイト、業種別・機械1位=

◇日本赤十字社支部長感謝状を受彰
=ツネイシカムテックス、献血協力=

◇「ClassNK 技術セミナー」プログラム詳細

【シッピング・フラッシュ】
◇新社長にナッシュ氏、経営陣の強化を推進
=MSCクルーズ新ブランド「EXジャーニー」=

◇JOGMEC、9月の海外石油天然ガス動向説明等

◇都産技研ら太陽光と海水でグリーン水素の光触媒

◇10月に第22回SMART ENERGY WEEK【秋】

◇Hacobu、国際物流総合展2024に出展

◇笹川平和、2025年度米国連邦議会フェローを募集

2024年9月10日

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フジャイラ港

◇香港は台風影響でバンカリング中断、影響懸念
=ネシア、パーム油廃棄物の輸出関税引き上げ検討=
=Integ8、9月第1週の燃料市場ニュース=

Integ8は6日、9月第1週の燃料市場ニュースを発表した。主要ニュースとしては▽台風の影響で香港でのバンカリング休止 ▽インドネシア政府がパーム油廃棄物の輸出課税引き上げを検討 ▽DNVの燃料需要予測更新 ▽フジャイラ港の8月の燃料油在庫は▲12%減―等となっている。香港でのバンカリングは4日夕より中断されており、6日にはとくに強風・大波被害が予測されることから、小型船舶には避難勧告が出される等、状況を注視している。香港でのバンカリング業務再開の見通しが立つまでは、深圳や広州、珠海、湛江、海口にも影響が及ぶと見られる。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界最大27,500TEU型LNG燃料コンテナ船
=DNVからAiP取得、中国船舶集団・SDARI開発=
=IMOのフェーズⅢ削減要件・CII評価基準充足=

◇YouTube出演の「北極調査隊キッズ」を募集
=商船三井、北極域研究船「みらいⅡ」盛り上げ=

◇ENEOS・JERA・川重/JSEら進捗状況を報告
=産構審GI部会エネWG、大規模水素SC構築PJ=

【不定期船】
◇香港は台風影響でバンカリング中断、影響懸念
=ネシア、パーム油廃棄物の輸出関税引き上げ検討=
=Integ8、9月第1週の燃料市場ニュース=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、全体的にほぼ横ばい=

【コンテナ・港湾物流】
◇主要な東西航路で「プレミア アライアンス」
=新アライアンス、ニクソンCEO「より緊密化」=
=ONE・Yang Ming・HMM、来年2月から=

◇スイスMSCとのスロット交換へ
=P.アライアンス、欧州・地中海航路拡充=

◇5.6%増、運賃指数は前年比57%上昇
=CTS、世界コンテナ荷動き量7月=

◇1912.46と▲3.1%・2726.58と▲8%
=先週はCCFI・SCFIともに下落=

◇2023.8と前週比▲7.9%下落
=先週のNCFI、3週連続の下落=

◇ブラジルは輸出入とも二桁増
=1~7月NVOコンテナ輸送量=

◇8月は中国9港が改善、前月比9.8%減
=SSE、世界主要20港の平均在港時間等=

◇国際クルーズ旅客80%増・コンテナ3%増
=台湾交通部、今年1~7月の貨物旅客取扱実績=

◇ドイツ港湾労使、新協約で暫定合意
=ver.di、組合員にZDS提案受諾を呼び掛け=

◇比国でLVMX Serviceを22日から開始
=CNC、ギア付きコンテナ船1,037TEU投入=

◇LA/LB港に海外4番目の物流センター
=韓国BPA、KJNB Logisitics開業式=

◇郡山市で物流拠点集積パーク、防災拠点にも
=プロロジス、フクダ&パートナーズと共同開発=

◇関西エリアでビジネス共創・地域共生を推進
=日本GLP、ALFALINK茨木街びらきイベント=

【海事政策・労務】
◇シンガポールで次世代の海事産業担う若手育成へ
=2024年MaritimeONE、63名に180万SGD等=
=MPA、海事分野を希望する学生向け奨学金授与式=

◇船舶の密閉区画事故情報提供呼びかけ
=ICS、業界一丸となっての対応求める=

◇包括的影響評価結果、GHG中期対策
=IMO、MEPC82等を前に専門家WS=

◇パナマ船員総局のISO 9001を更新
=BV監査、パナマ籍船のサービスを向上=

◇10~25日までガトゥン閘門で定期メンテ
=ACP、ネオパナマックス船に影響なし=

◇7,083万㌧と前年同期比15%増
=パナマ海事庁、1~7月港湾取扱量=

◇「危険物海上輸送の安全を確保」と
=WSC、MSAの輸送規制通達を評価=

◇連携を維持・発展、合同机上訓練へWG設置
=第20回アジア海保機関長官会合、共同声明=

◇現場業務に直結する搭載艇操船訓練等
=海保MCT、比PCGの能力向上を支援=

◇川汽船長ら「船員の仕事・船の種類」等講演
=海事広報協、豊橋市小5生らにウェブ出前授業=

◇船舶事故215隻と前年同期比▲36隻
=海保、7~8月の海難発生状況・速報値=

◇CNテーマに商船三井さんふらわあら等講演
=九州運輸振興C、10月11日に運輸コロキアム=

◇水素/アンモ/CCUS、現実的エネ移行促進
=日キルギス、エネ協力強化へ政府間覚書=

◇輸入差止件数18,153件と前年同期比16.2%増
=財務省、R6年上半期税関知財物品差止状況=

◇外務政務、中東情勢に果たすイランの役割に期待

◇国際収支7月、貿サ収支▲4,827億円赤字

【造船・舶用】
◇R6年度「若手・新入社員教育研修」実施
=日舶工、会員14社参加・2泊3日の合宿=

◇「2024 ClassNK 技術セミナー」開催
=10月8日~18日、全国5会場=

◇第27回「油圧・空気圧・水圧国際見本市」出展
=川重、18日~20日に東京ビッグサイト=

◇JR西日本と共創プロジェクト開始
=川重、行動分析技術を活用=

【シッピング・フラッシュ】
◇MSCクルーズ、エクスプローラIIの名付親決定

◇阪神内燃機、「SMMハンブルグ2024展示会」参加

◇IHIエアロスペース、JAXAから感謝状

◇横浜大さん橋国際客船T、10月12日にライブイベ

2024年9月9日

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川崎汽船「第18回船主安全対策連絡会」

◇綾専務「船主等と情報共有、協働で課題解決を」
=安全運航へICBT検船・VDR分析への意識を醸成=
=川崎汽船、年次会合「第18回船主安全対策連絡会」=

川崎汽船は4日、船主・船舶管理会社らと「第18回船主安全対策連絡会」を福山市内ホテルで開催し、「安全運航への取組み」や「船舶管理、環境・船舶技術全般」等に関する情報を交換・共有し、同社運航船の安全に関するレベルと意識を一段と向上・醸成した。綾清隆専務執行役員は「温暖化による環境対応ひとつを取り上げても一企業による対応は、限定的だ。それ故に、今次連絡会でも傭船船主らといかに情報を共有し、また諸々の課題に対し、いかに協働して解決に繋げていくかとの視点でヒントとなるような話題を選択した」等と述べ、事業の根幹となる「安全運航」体制の構築・確保に向け、船主らと情報を共有する必要性を強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇綾専務「船主等と情報共有、協働で課題解決を」
=安全運航へICBT検船・VDR分析への意識を醸成=
=川崎汽船年次会合「第18回船主安全対策連絡会」=

◇「コンプライアンスへの専門性」を最大の特徴に
=スコウCEO、透明性確保し船主の法令遵守を支援=
=ウィルヘルムセンSM、日本市場への更なる進出へ=

◇Katapult Ocean運営Deep Blue Fund 1号へ出資
=MOL PLUS、ブルーエコノミー特化ファンド=

◇エネルギー転換は「ビジネスチャンス」と賛同
=Navigator GasCEO、SMMで炭素税導入に=

【不定期船】
◇ケープ、再び上昇で27,247㌦
=航路平均用船料、パナは27営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

◇大型LPG「LIBERTY PATHFINDER」と命名
=日本郵船、アストモスエネルギー向け=

【コンテナ・港湾物流】
◇欧州・地中海向けが二桁大幅下落で
=Drewry運賃指数、7週連続下落=

◇アジア/米国東岸・Libertyを中旬開始
=MSC、寧波・コウセドに追加寄港=

◇印西岸/紅海・RG2を開始へ
=ONE、10月上旬からサービス=

◇エルパソに40万ft2の新物流拠点
=Maersk、米墨間の越境輸送で=

◇「TRANS-Account」、3種のJIIMA認証取得
=エイ・アイ・エス、海運・国際物流会計ソフト=

◇トヨタとLB港で排ガス回収・処理契約
=STAX、2025年からの規制拡大を控え=

◇オンネ港・WACTを近代化へ
=APMT、1.15億㌦改修計画=

◇先端技術導入や水平展開をタイムリーに
=NXHD、BIツール導入でDX案件可視化=

◇新型OPトップコンテナ穀物列車を運行
=中国の連雲港から穀物備蓄基地へ=

◇蘭のユリアナ運河閉鎖、浚渫に数ヵ月とも
=NorthStandard、港湾で荷役遅れの可能性も=

◇香港等の一部港湾が閉鎖
=台風11号が香港・華南に接近=

◇紅海情勢が長期化、SC混乱に備えを
=Maersk、北米市場の最新状況=

◇アライプロバンス、国際物流総合展2024に出展

◇物流連意見広告「Sorry Xmas!」が新聞広告賞に

【海事政策・労務】
◇新検船プログラムSIRE2.0
=OCIMF、移行完了と通知=

◇原油汚染被害の管理と損害賠償WS
=IMO- GI-SEAがタイで開催、45人が参加=

◇パナマ運河流域の環境と社会を守る取組を推進
=ACP、国内外のメディア集めツアー開催=

◇タグボートが沈没し1人死亡
=MPAが行方不明の乗組員を捜索=

◇星Sentek、18日から燃料油供給業務不可に
=シンガポール海事港湾庁、免許更新認めず=

◇PSC官の能力向上へ相互研修、更なる協力へ
=「第1回日豪海事安全環境課長級会議」=

◇グリーン・デジタル海運回廊、港湾インフラ協力
=堂故国交副大臣、シンガポール・ベトナム訪問=

◇海事局、内航鋼船最賃専門部会を10日に設置

◇海事局、27日に「めざせ海技者セミナー今治」

◇日ブルガリアエネ相、エネ移行で協力覚書

【造船・舶用】
◇“IS” I-STARシリーズ累計400隻受注達成
=今治造船グループの主力船型=

◇「HANDY TRADITION」竣工・引き渡し
=今治グループしまなみ造船、40,000載貨重量㌧型=

◇チェコTEDOM社の株式100%取得
=ヤンマーグループの一員に=

◇Emissions Connectをアップグレード
=DNV、FuelEU Maritimeに対応=

◇バイオ燃料使用に対する初のB100認証
=DNV、W・ヴィルヘルムセンに授与=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、メジャー5社第2Q決算

◇国交省、あす第1回グリーン社会小委合同会議

◇鉄道・運輸機構、小湊鉄道の早期復旧へ調査隊派遣

◇国交省、10月にPPP/PFI推進担当者向けセミナー

◇Hacobu、24日にMOVO Vistaセミナー

◇笹川平和、北朝鮮の核兵器と対処のあり方

◇古野電気サポート、第14回「海の甲子園」開催

◇日本郵船、人事異動(10月1日付)

◇ENEOSオーシャン、人事異動(11月1日付)

2024年9月6日

Top News トップニュース

(左から)赤島専務、山口社長、南会長、竹山副社長

◇受注好調、香焼工場の増産は2028年以降
=LNGタンク1基目は年度内に完成予定=
=大島造船所、山口新社長体制で初の会見=

大島造船所は5日、東京事務所において定例記者会見を行った。6月に山口眞・代表取締役社長が就任し、新体制となって初の会見となった。7月には香焼工場で第1船が引き渡され、2工場体制が本格化しており、今後さらなる効率的な建造体制への取り組みを進める。山口新社長は「当社はさらなる成長に向けたステージを歩き出し、今後の方向性を決める大事な局面を迎えている。とくに香焼工場は将来のカギを握っているため、これまでの布石を活かすべく実行計画へと落とし込んでいく。LNGタンクも1基目が年度内に完成予定で、浮体式洋上風力の検討も進めている。まずは実績を積み上げ、最適な建造体制を構築する」と強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「寒冷地で支障なく運航、酸化安定性に影響なし」
=B24を10ヵ月継続使用、実用化へ大きく前進=
=苫小牧港、船舶へのバイオ混合燃料供給実証試験=

◇日本郵船、船舶DX・アンモ燃料船の取組を紹介
=スウェーデン交通・通信委員長ら議員団が訪問=

◇極東出しアジア船社好調、コロナ禍水準に
=主要コンテナ9船社、2Q営業利益率=

◇北米の再生エネルギー部門の新拠点へ
=仏BV、米技術供給コンサル会社を買収=

◇西豪州P.ヘッドランドに6か所目新拠点
=ABS、同地への再エネ支援投資にも意欲=

◇欧州委最終承認へ、MSCのHHLA株式取得
=ハンブルク市議会、投資協定を承認=

◇「さんふらわあ ぴりか」、内海造船で命名・進水式
=商船三井グループ4隻目のLNG 燃料フェリー=

【不定期船】
◇西豪州の鉄鉱石輸送、湛江初寄港で記念式典
=郵船、宝武との合弁「BAO-NYK」初の所有船=

◇ケープ、3営業日ぶり下落で26,738㌦
=航路平均用船料、パナは26営業日続落=

◇㌧当たり689.5元で昨年8月来の安値水準
=大連商品取引所、鉄鉱石先物相場=

【コンテナ・港湾物流】
◇欧米・中東向け船腹過剰で下落
=8月のNCFI、前月比▲12.7%=

◇世界初、3種類の冷媒対応・冷凍冷蔵機
=MCI「Star Cool 1.1」、業界ベンチマークへ=

◇国際貿易コンプライアンス促進・SC構築等
=Maersk、官民協力へ貿易・通関フォーラム=

◇ILA、賃上げ要求へ討議進める
=9月末の協約期限切れを前に=

◇米東岸ヴァージニア州で大規模物流施設
=日系JV、500億円・5棟・22万m2超=

◇平均待ち時間が1日未満に
=MPA、7月のシンガポール港=

◇コンテナ物流の強靭化研究、10月11日に
=ONE・東大、社会連携講座開講でシンポ=

◇「AITRIOS™」活用、物流DXソリューション提案
=プロロジス、2024問題でSSSと協力契約=

◇日本GLP、国際物流総合展2024に出展

◇SGHD11社、国際物流総合展2024に共同出展

◇日本GLP、「コンシェルジュ・床マッチ」提供開始

【海事政策・労務】
◇ITF声明「船員の命には代えられない」
=紅海航行中止と警護強化を強く要求=

◇REN、2025年上半期に完全稼働へ
=AMP、パナマ船籍の競争力向上図る=

◇駐日マルタ大使「日本の海運産業と連携強化を」
=船協を表敬訪問、EU最大の船籍登録国と=

◇郵船機関長ら、機関士・陸勤内容等を紹介
=船協、東京海洋大1年生60名対象に講演会=

◇稲田港湾局長、防災/気候/人手不足を重点課題に
=国交省、第2回重要港湾管理者等主幹課長会議=

◇政府、ポンペイ港拡張に46億円の無償資金協力
=JICA、岸壁・エプロン舗装・道路・CY整備等=

◇海洋資料館、水路記念日に併せ歴史的世界地図展示

【造船・舶用】
◇受注好調、香焼工場の増産は2028年以降
=LNGタンク1基目は年度内に完成予定=
=大島造船所、山口新社長体制で初の会見=

◇ばら積み運搬船「BELGRACE」竣工・引き渡し
=今治造船グループの新笠戸ドックで建造=

◇最新鋭海洋研究船の建造指揮業務
=インド船級協会、NCPORと契約=

◇維新船型を採用、二元燃料仕様
=内海造船、「さんふらわあ ぴりか」の特長=

◇印JSP向け高炉ガス注入システムを受注
=三菱重工Gのプライメタルズ、CO2排出量削減=

◇Navarino社イノベーションエンドースメント認証
=ClassNK、サイバーセキュリティを評価=

◇航海計器「NavNet TZtouchXL」を国内販売
=古野電気、大中型プレジャーボートに最適=

【シッピング・フラッシュ】
◇日本郵船、人事異動(10月1日付)

2024年9月5日

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水素エンジンR&Dセンター(写真提供:日本財団・ジャパンハイドロ)

◇「水素エンジンR&Dセンター」、常石造に開所
=設計・試験・認証・水素充填を一気通貫で実現=
=日本財団・ゼロエミPJ、専焼エンジン開発拠点に=

日本財団は4日、ゼロエミッション船プロジェクトの一環として、常石造船の工場内でジャパンハイドロが運営する船舶の脱炭素化を推進する研究開発拠点「水素エンジンR&Dセンター」の完成披露式典を行った。水素エンジンの研究開発施設が造船所内に設置されるのは世界初。同センターは、水素燃料船の設計から水素エンジンの試験、認証取得、実船への水素充填を一気通貫で実現する施設。2025年1月頃には船舶用に特化した水素ステーションも完成予定で、今後、水素エンジン開発と水素ステーションを完備したR&Dセンターとして、施設を他団体にも開放することで、水素専焼エンジン開発の拠点となることを目指す。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「水素エンジンR&Dセンター」常石造に開所
=設計・試験・認証・水素充填を一気通貫で実現=
=日本財団・ゼロエミPJ、専焼エンジン開発拠点に=

◇英の統合物流会社Maritime Groupを買収
=MEDLOG、物流インフラ獲得・強化へ=

◇募集開始、事業者・受入港湾に応募呼びかけ
=外航客船協、クルーズオブザイヤー2024=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で27,774㌦
=航路平均用船料、パナは25営業日続落=

◇バンカー価格、ロッテ・星港は全種下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数5,326と前週比▲4.1%
=先週のFBX、地中海向け▲12%=

◇韓国/ロシア極東・KRV開始、2体制に
=Dong Young Shipping、シャトルサービス=

◇極東/南米東岸2サービス改編
=MSC、トランジットタイムを短縮=

◇仁川/越・華南、2隻を協調配船
=CK Line/Pan Ocean、「KCH」開始=

◇ハイフォン港からネシア向けEV1,000台以上
=VinFast、”Bangkok Highway”に船積み=

◇9月からEU向け貨物のICS2申告を
=ONE Japan、顧客にデータ送信を周知=

◇新ROROターミナル「Arendal 2」完成
=イエテボリ港、総面積14.4万㎡・稼働開始=

◇「Works」開始、初の国際物流事業者向け
=Shippio、コミュニケーション効率化PF=

◇先進施設・コンサル等、NJT・NECと共同も
=プロロジス、国際物流総合展2024に出展=

 

 

【海事政策・労務】
◇PPTの曳航コンテナバージ夜間航行が可能に
=MPA・PSA、ケッペル等に続き4日から許可=

◇ジェンダー多様化に向け大規模調査
=IMO、各国政府や企業に参加呼びかけ=

◇訓練・確保等船員スキルアップに3万㌦投資
=比国政府、IMOで総合技術協力PG推進を表明=

◇コロン港の接岸ランプを修復、港湾最適化へ
=AMP/TM社が契約、輸送サービスに影響なし=

◇「地元メディアと連携し国民パニック防ぐ」
=NR、原油流出事故後のMPAの対応を評価=

◇国際連携強化へ、捜索救助・海洋環境保全等
=第20回アジア海保機関長官会合、仁川で=

◇課題は後継者の探索・確保「計画性が重要」と
=九州運輸振興Cら、福岡で「事業承継セミナー」=

◇現地実証結果、ガイドライン骨子案を議論
=国交省、11日にクルーズ旅客受入高度化検=

【造船・舶用】
◇先進的CCS事業に係る設計作業を受託
=三菱重工等7社、CO2の分離回収・輸送・貯留=

◇国際協力銀行/トルコYılporty社と業務協力
=三井E&S、港湾CT運営事業で協定締結=

◇「代替燃料インサイト(Version 2.0)」公開
=ClassNK、需要見通しや最新動向を情報提供=

◇“物流2024年問題”解決へ新技術を紹介
=三菱重工、第16回国際物流総合展に出展=

◇8,400TEU型LNG燃料コンテナ船6+4隻発注
=ギリシャCapital Maritime、中国新時代造船に=

◇過去最高の140万TEUを記録
=LinerLytica、新造船発注量8月=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果2日分

◇海上技術安全研究所、研究員募集

◇ヤンマー、社員食堂に週末ランチ限定のレストラン

◇日本郵船人事異動(9月9日付、10月1日付)

2024年9月4日

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スクラップヤード

◇バングラデシュ・インドは中国製鋼材輸入が影響
=パキスタンは低調、トルコ同様の停滞に懸念=
=GMS、8月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、8月第4週のスクラップ買取価格は前週から動きがなく同水準を維持している。中東情勢やウクライナ戦争により、依然として世界的に船舶供給がひっ迫しており、運賃の高騰を招いている。バングラデシュではクーデターと洪水による社会的・政治的混乱が続いている。インドでは連立政権がインフラ・プロジェクトを優先していないことにシップリサイクル業者が不満を強めている。安価な中国製鋼材の輸入が増加していることに悩まされている。パキスタンは政府による通信速度制限政策がビジネスに影響を及ぼしており、ファンダメンタルズも低調で、市場が停滞したままのトルコと同じ運命をたどることになりそうだ。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バングラデシュ・インドは中国製鋼材輸入が影響
=パキスタンは低調、トルコ同様の停滞に懸念=
=GMS、8月第4週のスクラップ買取価格=

◇電気自動車海上輸送の追加火災安全対策を評価
=川崎汽船・自動車船にNKがノーテーション=

◇ゼロエミ達成寄与に期待、海運DX推進へ
=MOL PLUS、英Signolへの出資を決定=

◇フーシ派、コンテナ船を攻撃
=アデン湾航行中の「Groton」=

◇豪籍クルーズ「コーラルG」20日に東京初入港

【不定期船】
◇最新二元燃料エンジン、NOx3次規制クリア
=川汽、初の中国造船発注LNG燃料自動車船が竣工=

◇ケープ、再び上昇で26,935㌦
=航路平均用船料、パナは24営業日続落=

◇ばら積み貨物船計42隻の建造契約締結
=COSCO Shipping、2026~2027年引き渡し=

【コンテナ・港湾物流】
◇5月以来の3,000割れ・欧州向け下落
=SCFI、先週の中国輸出コンテナ運賃指数=

◇4,467と前週比▲1.39%、8週連続下落
=KOBC、釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇前年比約88%の増益、1Qの2倍に拡大
=コンテナ船業界2Q、営業利益102億㌦=

◇トゥアス港第1期最終部分をPSAから受注
=東亜建設工業、2026年後半にも完成へ=

◇香港のCargo Services買収手続が完了
=DP World、越境エンドツーエンド強化=

◇圏央道沿い物流施設の入居企業支援を拡大
=日本GLP、業界初の食堂無償化等を実施=

◇SGL、従業員「子供参観」に過去最多425人参加

【海事政策・労務】
◇加盟国へ情報とリソース共有を呼びかけ
=100万バレルの原油流出の懸念と対応策=
=DCoC/JA、フーシ派の “Sounion” 攻撃受け=

◇MPA、QRコードで有効性を容易に確認
=STCW条約改定準拠の船員電子証明書=

◇比MARINA、海上攻撃受けた船員支援へ
=紛争地域の航行回避を船社等に要望=

◇タンカー沈没事故の責任問題で2名を解雇
=比DOTr、東ミンドロ周辺海域の汚染受け=

◇S.ネイビスでMSWシステム構築を推進
=IMOが支援、東カリブ諸国でニーズ評価=

◇防衛省、海賊対処・中東情報収集の継続明記
=R7年度概算要求、PFI船舶6隻増509億円=

◇エネ庁、前年度比3.8%増の37.2%に
=R5年度石油・天然ガス自主開発比率=

◇日ヨルダン首脳会談、中東情勢で連携確認

◇国交省きょう第2回交通空白解消本部、海事局ら

【造船・舶用】
◇技術革新「マリンテックイノベ会合」上海で
=再生可能エネ・燃料にフォーカス、12月に=

◇国立がん研究センター等とBNCT治験で契約締結
=住友重機械、複数の胸部癌種を対象=

◇リチウムイオン電池等検知システムの実証実験
=IHI検査計測、燃やせないごみを検出=

◇スペインの浮体式風力タービンに採用
=ロクステック、洋上に耐える水密シール=

◇小学生が「実現したい海の未来」を描く
=古野電気、お仕事体験プログラム開催=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、アルゼンチンのエネ開発

◇経産省、鉱工業指数・製造工業生産予測指数

◇27日に海事振興勉強会、物流センター自動化

◇運総研、第2回日越観光・人的交流イベント

◇運総研、50年間の活動記録・バブル期まで

◇ミス日本「海の日」、8月の活動状況

◇笹川平和、フーシ派・日本商船保護の現状等

◇三菱重工機械システム、役員異動(10月1日付)

2024年9月3日

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欧州ディーゼル輸入元(出所:Vortexa, Poten & Partners)

◇欧州ディーゼル需要は減少もトンマイル増加
=対ロ制裁で米国・中東・アジアからの輸入頼み=
=米ポテン、2024年はパンデミック以下の水準に=

米ブローカー大手のポテンは8月30日に発表したレポートで、欧州のディーゼル需要が減少傾向にあるが、ウクライナ戦争や中東情勢の影響から、トンマイル需要はむしろ増加していると指摘した。欧州のディーゼル需要は1990年代半ばより上昇を続け、2017年にピークの650万バレルに達したが、パンデミックの影響で2020年には594バレルに減少。その後持ち直したものの、再び減少に転じ、国際エネルギー機関(IEA)は2024年には2020年水準を下回ると予測している。ただ、輸入の大部分を担っていたロシアへの制裁で、米国や中東等からの輸入に頼らざるを得ず、価格は高騰。輸送距離の伸びからトンマイルは増加しており、大量輸送のためにVLCCのクリーンアップを行う事業者も出てきている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇曽我社長「DX活用、余裕と魅力ある職場環境へ」
=日本郵船、2024年度社長・船機関長懇談会=

◇ディープテックに特化、東南アジアの課題解決へ
=MOL PLUS、UntroD 運営Gファンド2号に出資=

◇デビュー/ニューイヤーの寄港地観光ツアー等
=商船三井クルーズ「MITSUI OCEAN CRUISES」=

◇価値創造のストーリー/戦略/基盤等を示す
=NSU海運、総合報告書「REPORT 2024」=

【不定期船】
◇欧州ディーゼル需要は減少もトンマイル増加
=対ロ制裁で米国・中東・アジアからの輸入頼み=
=米ポテン、2024年はパンデミック以下の水準に=

◇ケープ、3営業日ぶり下落で25,700㌦
=航路平均用船料、パナは23営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフのみ全種上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

◇原油輸入量1,005万kLと前年同月比87.2%
=エネ庁、石油統計7月分・8ヵ月連続減=

【コンテナ・港湾物流】
◇中国諸港の取扱量好調で上昇
=世界コンテナ取扱量指数7月=

◇7月は月間新記録、14億4,000万㌧
=交通運輸部、中国港湾コンテナ取扱量=

◇2,196.7と前週比▲4.9%下落
=NCFI、2週連続で下落に=

◇▲2.2%と3週連続・前週比▲4.3%
=先週のCCFI・SCFIともに下落=

◇10月1日発効でETS Surcharg改定
=ONE、欧州向けドライ22㌦/TEU=

◇「労働者の権利侵害、職場復帰命令は違憲」
=カナダ鉄道労組、連邦控訴裁に異議申立て=

◇アクセス水路、10mまで浚渫工事を完了
=ICTSI傘下TecPlata、ラプラタ港で=

◇水位低下で割増料、ライン川の輸送貨物に
=独河川輸送業者、ケルンから南部で減水=

◇アマゾン川の水位低下が早期に到来
=North Standard、航行の混乱も=

◇接岸船へ陸電供給、試験運用開始へ
=APMT Mumbai・JNPAがMOU=

◇SGL、キューサイ物流現場に最新マテハン導入

 

 

【海事政策・労務】
◇GX供給網構築GX経済移行債から777億円充当
=洋上風発96億/次世代燃料84億/水素SC88億=
=経産省R7年度概算要求、GX・脱炭素に1.25兆円=

◇減耗控除制度の適用要件拡充・3年間延長要望
=経産省、R7年度税改・エネ/鉱物資源安定供給へ=

◇パナマ運河通航の最大記録樹立
=17,640TEU の “MSC Marie”=

◇IMO、原油流失に備え全国規模のWS
=ガイアナの海事関係者や軍隊が参加=

◇豪でコンテナ船と大型帆船が衝突
=乗組員2人負傷、帆船マスト倒壊=

◇輸送業者の労働環境・人権守るMoU
=英アパレル・ニュールックとITF=

◇マニラMRT7、来年末部分運用へ
=N・アベニュー駅からキリノ駅まで=

◇原油流出事故受けPCG拡充・近代化へ
=”Terranova” 廃棄物は120万㌧=

◇外航船員めざす東海大在校生インタビュー公開
=J-CREW、商船高専バーチャルコンテンツも=

◇9期生14名全員が外航船社に就職
=SECOJ、外航日本人船員確育スキーム=

◇マーシャル、保安計画遵守と保安職員責務遂行を

◇四国運、27日にめざせ海技者セミナー今治

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

【造船・舶用】
◇ネシア発電所でグリーンアンモニア燃焼検討
=IHIが技術担当、国営電力・肥料会社と覚書=

◇中性子線照射による藻類品種改良技術に貢献
=住重アテックスの装置活用、NTTが開発=

◇潜水艇「はくよう」等、既存船3隻認定
=日本船舶海洋工学会、第 8 回ふね遺産=

◇東日本造船技術研修センターで専門研修
=中小造工、アーク溶接等5コース=

◇7月以降30隻・47万TEUを新規発注
=Clarksons 、2ヵ月余で上半期の33%に=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇SECOJ、「リアル船内見学」に玉井ら動画提供

◇RCI、「ミレニアム」横浜発着を特別価格で

◇PUNIP cruises、10月に横浜で船の絵画展

◇日本郵船、10月1日付海陸人事異動

2024年9月2日

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原油タンカー及びプロダクトタンカーの需給予測(出所:BIMCO)

◇トンマイル需要鈍化へ、2025年需給は弱含み
=2024年は下半期に回復、前年より好調に推移=
=BIMCO、「タンカー市場概況と展望」発表=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は8月29日、「タンカー市場概況と展望(2024年8月)」を発表した。下半期に入り、低迷していた原油・プロダクトタンカー市場は回復に転じ、2023年よりも好調に推移すると予想している。喜望峰経由の航路変更に伴うトンマイル需要の伸びに対し、船隊供給量は鈍化することから需給バランスが大きく調整される。2025年までには中東情勢の安定化が図られることを予測の前提としているが、とくに原油タンカーでは大西洋と太平洋の不均衡の拡大に伴うトレード・ミックスの変化により、2025年の原油市場の需給バランスは若干弱まる程度と予想。プロダクトタンカーは新造船供給が急拡大するため、需給バランスは大幅に弱まると見ている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇EV火災の自主対策、NKが世界初「AFVC」認証
=商船三井、自動車船 “CERULEAN ACE” で=

◇「本牧埠頭流通センター」が営業開始
=ケイヒン、床面積23,827m2・うち77%が定温庫=

◇メタノール燃料14,000TEU型12隻発注
=COSCO、揚州中遠海運重工と建造契約=

◇二桁の減収減益も小型船の用船需要に期待
=MPC Container Ships、上半期業績=

◇増収減益、2Qも二桁の減益
=COSCO Ports上半期業績=

◇日本GLP、「止めない物流」へ防災取組を推進
=施設140棟で管理会社と一斉共同災害訓練=

【不定期船】
◇トンマイル需要鈍化へ、2025年需給は弱含み
=2024年は下半期に回復、前年より好調に推移=
=BIMCO、「タンカー市場概況と展望」発表=

◇ケープ、再び上昇に転じ23,908㌦
=航路平均用船料、パナは22営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇森山会長「国土強靭化・DX・GX推進に重点」
=稲田港湾局長「課題への対応、強力な支援を」
=自民党港湾議連総会、7年度予算確保へ機運醸成=

◇総合指数5,181㌦/FEUと前週比▲3%
=Drewry運賃指数、6週連続で下落=

◇52.1%と2.1p悪化、年初とほぼ同水準
=Sea-Intel、スケジュール順守率7月=

◇前年同期比15.3%増の1億1,640万㌧
=モロッコ港、上半期総貨物取扱量=

◇華中/印西岸・FIX2を再開へ
=SeaLead、9月中旬からサービス=

◇東アジア/中東航路で3サービス
=ONE、10下旬~11月上旬に開始へ=

◇9月にCME・11月にSMX、中東航路で
=TSL、7月の北米西岸強化に続き=

◇RTG12基に2,300 万㌦を投資
=コロンCT、カリブ海での競争力強化へ=

◇1,139,981TEUと前年同月比1.5%増
=国交省、主要6港の外貿コンテナ個数6月=

◇新産業創造拠点「MFIP海老名」27年頭開設へ
=三井不動産、新日本空調が新技術開発拠点設置=

【海事政策・労務】
◇パナマ船籍のイメージ向上戦略策定会議を実施
=AMP、パナマ海事法協会と意見交換=

◇ロケベール長官「世界クラスのクルーズの母港に」
=AMP、ロイヤル・カリビアン幹部と会談=

◇インフラ接続や教育促進等、包括強化に6つの戦略
=パナマ海事会議所、AMPに成長戦略を提言=

◇東京MOUのホワイトリスト維持へ、耐航性検査等
=ネシア海運総局、船舶安全検査官向けに技術指導=

◇11日間で90万L超の流出油を回収
=PCG、タンカー “Terranova” 沈没事故=

◇MLC規定の遵守確認で合同集中検査キャンペーン
=AMP、東京・パリMOU加盟国で11月30日まで=

◇影響や対策への理解増進、ディスカッションで
=国交省/米DHS、サイバー攻撃想定の机上訓練=

◇政府、物流2法軽自動車講習手続11月1日施行

【造船・舶用】
◇アンモニア燃料の漏えい頻度推定値を公表
=NK、産総研と連携・ベイズ更新用いた世界初推定=

◇コンプラ特別推進委・各事案の特別調査委を設置
=川崎重工、潜水艦修繕・舶用エンジン不正事案で=

◇水素・CO2エコシステムの実現等に100億円
=三菱重工、トランジションボンドの発行条件決定=

◇MarineSL・志野氏が「デジタルカルチャー」紹介
=17日に第16回IoS-OPオープンキャンパス=

◇COP29「ジャパン・パビリオン」に初出展
=日立造船、11月11~22日・環境省が採択=

◇空気潤滑システム18隻分を受注
=シルバーストリーム、270,000m3級LNG船向け=

【シッピング・フラッシュ】
◇固定・変動とも低下、適用利率は1.15%~3.05%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇JOGMEC、ネシアCCS社会実装への動き

◇日伊貿易政務、貿易/投資/経済安保で意見交換

◇国交省、航空輸送統計6月分

◇観光庁、宿泊旅行統計調査6月・7月

◇笹川平和、「カマラ・ハリスの外交課題」等

◇商船三井、人事異動(1日付)

◇川崎汽船、人事異動(10月1日・11月1日付)

◇IHI、人事異動(1日付)

◇日立造船、組織改正と人事異動(10月1日付)

2024年8月30日

Top News トップニュース

パナマ運河

◇2025年1月1日以降、250%の追徴制度を設定
=直前キャンセル防止へ、9月1日からLoSTA導入=
=パナマ運河庁、通航予約料金を2段階で改定=

パナマ運河庁(ACP)は28日、通航予約料金の2段階改定を発表した。1段階目は、9月1日付で改定され、長期スロット割当(LoTSA)枠の価格をオークションで決定。予約枠をキャンセルする場合は100%のキャンセル料が発生する。2段階目は、2025年1月1日付で、直前キャンセルや無断キャンセルの防止のために、予約日までの7日以内に船舶が到着しない場合、予約料金の250%の追加料金を課すこととし、従来のネオパナマックスLNG船のキャンセル追加料金制度を廃止する。これにより、通航の確実性と効率的な通航枠運用、待機時間削減につなげる。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バングラデシュは洪水影響で大打撃
=インド・パキスタンも鋼板価格下落で様子見=
=GMS、8月第3週のスクラップ買取価格=

◇名古屋銀行と外国人人材活用支援で業務提携
=商船三井、雇用・定着の促進で人手不足解消に貢献=

◇ラテンアメリカ地域を事業拠点に、経済効果に期待
=ロイヤル・カリビアン、「パナマは成功のカギ」=

◇OOCL、京セラやIKEAと低炭素輸送
=8月上旬に開始、GSBNが検証へ=

◇アートグループ、ヤマトHCを完全子会社化
=2025年1月1日付、配送・引越事業を高度化=

【不定期船】
◇ケープ、再び上昇に転じ23,908㌦
=航路平均用船料、パナは21営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇米国東岸向けFBX、9,698㌦/FEU
=総合指数5,550と前年同期比270%上昇=

◇世界的SCを共同構築、戦略的協力へ
=SITC・SIPG・Hisense、覚書に調印=

◇MXSOCAL、港湾の混乱は少なく
=LA/LB港コンテナ船、停泊隻数の増加も=

◇ZIMの平均船型、隻数減も前年比30.8%増
=AXS-Alphaliner、欧州は小型船中心=

【海事政策・労務】
◇2025年1月1日以降、250%の追徴制度を設定
=直前キャンセル防止へ、9月1日からLoSTA導入=
=パナマ運河庁、通航予約料金を2段階で改定=

◇学識・専門家・当該社らと評価会合、再発防止へ
=ユーザーへの影響を最小限に、現存船対策も重視=
=宮武海事局長、舶用エンジン不適切行為への対応=

◇港湾局は官民WG設置、施工手順・PF開発等検討
=海事局は洋上風力船舶確保検設置、25年度まとめ=
=浮体式洋上風発海上施工官民F、今後の取組方針=

◇「国際海運に対する容認できない攻撃」
=IMO事務局長、“Sounion” 攻撃で声明=

◇2025~2026年クルーズシーズンに向け包括的点検
=AMP、76件の母港利用・170件の寄港地利用=

◇9月1日より港湾船舶職員免許証をデジタル化
=星港MPA、物理カード発行は同日付で終了=

◇国民年金制度の大幅な引き上げへ
=インド鉄道労働組合、20年の交渉に幕=

◇届出制を登録制に、事業者向けウェブ説明会
=海事局、知床事故踏まえ10月に・各運輸局も=

◇関東運、小型旅客船安全対策ハード設備で説明会

【造船・舶用】
◇受注20隻-101.1万GT、竣工27隻-74.4万GT
=国交省、令和6年7月分造船統計速報を発表=

◇メンブレン型のLNG運搬船修繕工事も受入へ
=佐世保重工業、日本唯一のGTTライセンシーに=

◇「Nautical Systems–Web」、柔軟性と拡張性を提供
=ABS Wavesight、乗組員・給与計算モジュール発表=

【シッピング・フラッシュ】
◇ゼンリン/パイオニア、交通課題解決へ協業強化

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果26日分

◇神戸大海事博、「近代日本・貨客船の光彩」開催中

◇国交省、鉄道輸送統計5月分

◇Hacobu、MOVO Berth導入事例セミナー

2024年8月29日

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OPEC+と非OPECの原油生産量

◇非OPECの増産でOPEC+の減産撤回に陰り
=生産割当の超過国が課題、需要鈍化も懸念=
=米ポテン、原油価格は比較的安定して推移=

米ブローカー大手のポテンは23日に発表したレポートで、OPEC+の減産が続く中、非OPECである米国やカナダ、ガイアナ、ブラジルの増産で市場シェアが変動していると指摘した。OPEC+は、一部減産の緩和を検討しているが、状況次第ではその撤回も示している。OPEC+にとって悩みの種は、割当量を常時超過しているイラク、ロシア、カザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE)や、割当を受けないイランの存在だ。世界の石油需要が鈍化しており、とくに中国では予想以上に減速していることから、OPEC+は増産に及び腰になっている。来年にはさらに非OPECの増加が需要を上回る生産量となることが予測されており、OPECが減産を撤回したとしても非常に緩やかで小刻みなものになると予想される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇大型模型とバーチャルでウィンドハンター表現
=商船三井、「風と船が作る未来のエネルギー」=
=国際博覧協、「未来都市」パビリオン12者展示=

◇TCFDシナリオ分析を見直し、開示情報拡充へ
=川崎汽船、気候変動リスク等の財務インパクト試算=

◇営業利益21.6%増・当期純利12.8%増
=SITC上期業績、積み高は10%増加=

◇用船中の12,000TEU型2隻を購入
=Yang Ming、自社保有船を増強=

◇Ocean WingsがSMM Hamburgに出展
=9月3日にはCOOによる講演も=

【不定期船】
◇非OPECの増産でOPEC+の減産撤回に陰り
=生産割当の超過国が課題、需要鈍化も懸念=
=米ポテン、原油価格は比較的安定して推移=

◇ケープ、6営業日ぶり下落で22,846㌦
=航路平均用船料、パナは20営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇来年6月までに▲70%と下落予測
=LinerLytica、欧州向け先物運賃で=

◇21年初来の累計契約船1,000万TEU超
=BIMCO、コンテナ船の建造契約が急増=

◇韓・中/ハイフォン結ぶKCH
=CK Line、新サービスを開始=

◇インド港湾労組、全国ストを撤回
=港湾協と5年間の新労働協約に合意=

◇ドイツ主要港で再びスト懸念が高まる
=労組が使用者団体の最終提案を拒否=

◇インド近隣港にシフト、キャパ超で
=コロンボ港、紅海危機特需が終焉=

◇タワークレーン大手のSCGが名乗り
=米国でのガントリークレーン製作で=

◇業界初、「見える・見守る就労支援施設」開設
=日本GLP、テイケイワークス・リハスと提携=

◇行田市にBTS型物流施設、27年秋竣工へ
=プロロジス、東日本エリアの玄関口に立地=

【海事政策・労務】
◇DMLCを最初の証書更新検査日までに所持を
=リスカ、MLC2022年改正発効を前に喚起文書=

◇マーシャル海事局、「備えを」と注意喚起
=東京・パリMOUの集中検査を前に安全通知=

◇チリキ県バル地区に津波早期警報サイレン設置へ
=AMP、避難経路等の地域訓練やキャンペーン実施=

◇コロン島のドックでフェリー衝突による損傷事故
=AMP、強風が原因・港湾サービスへの影響なし=

◇国立ろう学校の生徒がバルボア港を訪問
=AMP、歴史等を学びクレーン荷役を見学=

◇「重要性無視すれば大惨事につながる恐れ」
=比MARINA、満載喫水線割り当てで研修=

◇巡視船・測量船各1隻「我が国海洋権益を保全」
=国交省、R7年度予算・公共事業新規採択時評価=

◇神戸に50名・横浜に59名の中学生等参加
=船協ら、商船高専5校合同進学ガイダンス=

◇熊本の小学校教員33名参加、JMU有明等
=船協、九運らと海事講座・海事施設見学会=

◇海事局「余裕航路あり、モーダルシフト活用を」
=中・長距離F/RORO船/内航コンテナ船の積載率=

◇Jブルークレジット企業のトークセッションも
=国交省ら9月28・29日「東京湾大感謝祭」=

◇「自衛隊拠点、地域の平和と紅海安全に重要」
=ジブチ外相が外務政務と会談、関係発展を確認=

◇日ソマリア外相、地域の平和と安定へ引き続き協力

◇中東情勢、上川外相がイラン外相に自制求める

◇政府、南シナ海の緊張高まりで深刻な懸念を表明

◇日モザン外務政務、LNG事業早期再開へ連携強化

◇日モーリシャス外相、海洋・ブルーエコ連携で一致

◇海保庁、情報通信課職員を選考採用

【造船・舶用】
◇商船三井テクノ、高揚力複合翼帆や小型風防等
=新製品開発助成事業6件・新燃料の講演2件=
=日舶工、「第32回舶用技術フォーラム」=

◇FuelEU Maritime対応でFAQ(第3版)発行
=NK、モニタリングプラン更新・バイオ燃料解説も=

◇10月に全5会場で「2024 ClassNK技術セミナー」
=NK、規則改正や研究開発の最新動向等=

◇Azaneのアンモニア放出緩和システム
=ノルウェーDNVから原則承認を取得=

◇CSBC、中国航運と最大4隻の建造契約締結
=210,000DWTtのニューカッスルマックス型=

◇Strategic Marineの高速クルーボート
=ADNOC L&S向けに2隻引き渡し=

◇英Anemoi、航海最適化ツールを提供
=NAPAと契約、最適航路選択をサポート=

【シッピング・フラッシュ】
◇神戸大海事博、「近代日本・貨客船の光彩」開催中

2024年8月28日

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LCO2船イメージ(出所:三菱造船)

◇液化CO2輸送船の標準仕様・船型確立で検討着手
=2028年以降の大規模輸送へ、新燃料船でも連携=
=邦船大手3社、三菱造船・今治・JMU・NSYと=

日本郵船、商船三井、川崎汽船の邦船大手3社は27日、三菱造船、今治造船、ジャパン マリンユナイテッド(JMU)及び日本シップヤード(NSY)と共に、2028年以降の国際間大規模液化CO2(LCO2)海上輸送の実現に向けて、LCO2輸送船の標準仕様・標準船型確立に向けた共同検討に着手したと発表した。同検討は、LCO2輸送船を対象に、国内の他造船所での建造も可能にすることを目指す。また、実用化が期待されるアンモニア燃料等の脱炭素技術を活用した新燃料船についても、連携枠組みの構築等を図るとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇液化CO2輸送船の標準仕様・船型確立で検討着手
=2028年以降の大規模輸送へ、新燃料船でも連携=
=邦船大手3社、三菱造船・今治・JMU・NSYと=

◇明珍社長「低脱炭素化を成長機会にサービス強化」
=川崎汽船、業界紙と夏季懇親会・村上前社長を追悼=

◇イメージ重視のイニシアティブ批判、透明性を強調
=Nautical Institute Singapore、グリーン化で議論=

◇CCUS、95%以上が貯蔵専用で利用は5%未満
=ウッドマッケンジー、経済性の不足が導入の障壁に=

◇WIND EXPO秋、事前来場申込の受付を開始

【不定期船】
◇電力不足背景、年産300万㌧LNGを15年間供給
=カタールエナジー、クウェート石油公社と長期契約=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは星港のみ上昇
=タンカー用船料、VLCC・アフラマックスは下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇19.1%増・10ヵ月連増、単月で過去最高
=海事センター、7月の北米往航荷動き=

◇51万TEUと1.0%増、2ヵ月連続増
=海事センター、5月の北米復航荷動き=

◇8%増・16ヵ月連増、関税発効前の駆込みも
=海事センター、アジア発欧州向け荷動6月=

◇前年同期比5.1%増・2,269万TEU
=海事センター、上半期アジア域内荷動=

◇上半期、往航1.1%増、復航0.3%増
=海事センター、日中コンテナ荷動き=

◇SCFI▲5.6%と今年最大の下げ幅
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇7週連続下落、欧米向け中心に
=KOBC、釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇805万7,302TEUと前年同期比2.97%増
=台湾主要4港、1~7月累計コンテナ=

◇ハクオウロボティクスと資本業務提携
=プロロジス、自動フォークリフト開発=

◇出展規模580社/3,242ブースと過去最大に
=JILSら5団体、9月「国際物流総合展2024」=

【海事政策・労務】
◇JMETS経費14%増74億円、予算の4分の3充当
=経済安保・船舶機器SC強靭化に2.2億円新規要求=
=海事局R7年度99.3億円を概算要求、20%増=

◇国際コンテナ戦略港湾強化、国費797億円26%増
=次世代高規格ULT・港湾サイバー保安等新規要求=
=港湾局R7年度概算要求、計3,142億円と19%増=

◇中小企業投資促進税制の2年間延長を要望
=国際戦略港湾等の荷さばき施設特例延長=
=国交省R7年度税改、民有護岸特例拡充も=

◇「物流革新」へ209億円と前年度比58%増
=モーダルシフト/GX・DX促進、商慣行見直し=
=国交省物流・自動車局、R7年度概算要求で=

◇尖閣領海警備等の能力強化1,532億円24.3%増
=海交安全確保等「業務基盤充実」に84.7億円計上=
=海保庁R7年度概算要求、計2,935億円と12%増=

◇フルコンテナ船の入札開始日、10月1日に延期
=長期スロット割当方式、LNG/LPG船は変更なし=
=パナマ運河庁、通航枠別に各2種類のパッケージ=

◇「海洋監視企画官」設置、定員325人
=海保庁、R7年度機構要求・定員要求=

◇係留施設の新耐震設計法・ブルーインフラ港湾
=国総研R7年度予算で新規要求、各1,000万円=

◇浮体式洋上風力発電の導入拡大へ取組方針等
=国交省あす第3回海上施工・官民フォーラム=

【造船・舶用】
◇成果取りまとめ、ISO/TC8/SC2に新規企画提案へ
=代替燃料や低速運航にも対応、普及活動を展開=
=海技研、「OCTARVIA」フェーズ2成果報告会=

◇グリーン造船業界のフロントランナー目指す
=HD KSOE子会社、水素燃料電池のConvion買収=

◇国際物流総合展に車両入退管理「FLOWVIS」出展
=古野電気、9月10日~13日に東京ビッグサイトで=

【シッピング・フラッシュ】
◇Hacobuあす「トラック法改正」セミナー

◇笹川平和、「処理水」放出開始から1年

2024年8月27日

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(左から)浅岡百々・燃料グループ燃料チーム長、植松将史・海務グループ機関チーム長、加藤淳・脱炭素グループ脱炭素推進チーム長、小泉卓也・脱炭素グループ長

◇「GHG5%削減にはB24ベースで約71万㌧」
=開示基準の不明瞭さ等課題、長期トライアル開始=
=日本郵船、脱炭素戦略とバイオ燃料の取り組み=

日本郵船は26日、同社グループの脱炭素戦略とバイオ燃料への取り組みに関する説明会を行った。同社では昨年11月に「NYK Group ESG Story 2023 / Decarbonization Story」を打ち出し、それまでの目標を引き上げた「2030年度にScope 1+2で2021年度比▲45%のGHG削減」「2050年度にScope 1+2+3でネットゼロ実現」を掲げており、2030年まではエネルギー効率の最大化を軸に、2030年代以降は代替燃料による加速を目指している。削減目標45%のうち、5%程度がバイオ燃料の活用によるものと見込んでいるが、国際海運では舶用バイオ燃料の基準が明確でないため、同社は段階的に利用を拡大し、長期利用の際の影響検証等に取り組んでいる。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「GHG5%削減にはB24ベースで約71万㌧」
=開示基準の不明瞭さ等課題、長期トライアル開始=
=日本郵船、脱炭素戦略とバイオ燃料の取り組み=

◇日本での浮体式洋上風発で協業検討、開発支援
=係留施工・エンジニアリングサポート等を提供=
=KWS、英Acteon Group OperationsとMoU=

◇コンテナ販売が前年同期比30.2%増
=CIMC、上半期業績・増収増益=

◇バンカリング中に油流出、除去に1ヵ月とも
=T.S.Lines運航船、香港葵青ターミナルで=

◇旅客・車両とも前年同月比5%増、乗用車は横ばい
=長距離フェリー協会、2024年7月輸送実績=

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続伸で23,645㌦
=航路平均用船料、パナは19営業日続落=

◇バンカー価格、ロッテルダムは全種大幅下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇2,310.2と前週比▲5.4%下落
=NCFI、欧州向けの下落が加速=

◇202.3万TEUと9.21%増
=韓中1~7月コンテナ輸送量=

◇浙江省・大麦嶼港から日本向け配船
=寧波遠洋運輸、CJKT1 Serviceに投入=

◇ドローン制御機能開発のSpiralに出資
=NXHD、機材輸配送や現地保管等を支援=

◇トラック・鉄道が停止、輸出入に影響
=バングラデシュ洪水、物流が混乱=

◇ポートクランを上回る大規模コンテナ港
=PKNS、マレーシア・キャリー島で開発=

◇CIRBの仲裁決定に法廷で異議申し立てへ
=カナダTCRC、CN組合員のスト撤回も=

◇「2032年までに取扱量12万TEUが必要」等と
=ポートランド港、コンテナサービス維持で報告書=

【海事政策・労務】
◇顧客ランキング計算方法、2025年末まで現状維持
=パナマ運河庁、一部顧客から定義明確化の要請受け=

◇船舶登録や造船・修繕開発法案の起草等で討議
=比MARINA、海事産業発展へ海事弁護士が集結=

◇比MARINA長官、「SHE to SEA」プログラム称賛
=マリナーズ・ポリテクニック卒業式で学生と交流=

◇月1回の日曜不稼働・機械化等体制合理化に反対
=全国港湾、24年度運動方針案・大会上程へ=

◇伊勢課長「全体の持続可能な輸送体制構築を」
=海事局・石油製品部会、荷主・内航連携強化へ=

◇全国一斉に船員の死傷災害・疾病防止活動
=海事局、9月を「船員労働安全衛生月間」に=

◇船員派遣事業、累積許可454・有効許可319者へ

◇尾崎政務官「第52回我ら海の子展」に出席

【造船・舶用】
◇アンモニア・水素燃料エンジンの最先端技術等紹介
=J-ENG、9月3日~6日「SMM2024」に出展=

◇ダブルハルオイルタンカー “ELGON” 引き渡し
=IRS、ウガンダで建造・ビクトリア湖で操業開始=

◇サウジの熱電供給設備向けにJAC形タービン受注
=三菱重工、現地工場で初の大型タービン組み立て=

◇原子力施設へのRoxtecシール標準使用を推奨
=Roxtec、IAEA資料を基に技術資料を取りまとめ=

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量24,399千㌧と前年同月比1.1%減
=国交省、内航船舶輸送統計月報5月分=

◇業界横断型「物流ビッグデータラボ」創設
=Hacobu、日本製紙らとデータで共同輸配送=

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇国交省、R5年度宅配・メール便取扱実績

◇国交省あす社資整・交政審分野横断技術政策WG

◇日本郵船、人事異動(9月1日付)

2024年8月26日

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◇船員職業の地位・魅力を向上、政策実現めざす
=情勢・環境いかなるものでも一致団結し邁進=
=海員組合、第80年度活動方針案・大会上程へ=

「本組合は、われわれを取り巻く情勢・環境がいかなるものであろうと、船員職業の地位向上、魅力の向上、政策実現を目指すとともに、海運・水産産業の将来を見据え、われわれに続く次世代の若者たちのため引き続き、海上労働運動、産業別労働運動に一致団結して邁進する」(第1号議案・はじめに)。
 全日本海員組合が第80年度(令和6年8月1日~同7年7月31日)活動方針案を策定した。同案は各地区での討議等を経て、第85回定期全国大会(10月30日~11月1日、於:ホテルマリナーズコート東京)に上程され、審議を経て、機関決定する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初・商用利用のアンモニア燃料タグ「魁」竣工
=新日本海洋社が運航、3ヵ月間の実証航海へ=
=日本郵船・IHI原動機、NKが安全性評価=

◇AZEC閣僚会合で脱炭素等の協業を紹介
=日本郵船、河野副社長がMoUセレモニーに参加=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続伸で23,608㌦
=航路平均用船料、パナは18営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOはロッテルダムが上昇
=タンカー用船料、VLCC・スエズマックスは下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数5,319㌦/FEU、5週連続下落も
=先週のDrewry運賃指数、前週比▲2%=

◇主要航路運賃は前月比▲10.3%下落
=Ti、Global Ocean Freight Indexが上昇=

◇ドライコンテナ生産は過去2番目の高水準に
=Drewry、40’型HCコンテナは前年の10倍超=

◇サントス港・パラナグア港で4~7日の遅延
=マースク、中南米の港湾混雑が深刻化=

◇10月下旬に極東~欧州航路「FE4」を改変
=THE Alliance、コロンボ港に寄港再開=

◇10月下旬から黒海航路で「BT2」開始
=ONE、イスタンブール~ポチ直航で2隻投入=

◇売上高2.3%増もEBITDAは▲18.6%減
=香港OOIL、上半期業績・燃料コストは13%増=

◇カナダ労働大臣の介入でロックアウト解除
=CN/CPKCスト、労組TCRCは運航再開拒否=

◇100%次世代バイオディーゼル燃料の走行試験
=西日本旅客鉄道、営業列車で国内初=

 

 

【海事政策・労務】
◇船員職業の地位・魅力を向上、政策実現めざす
=情勢・環境いかなるものでも一致団結し邁進=
=海員組合、第80年度活動方針案・大会上程へ=

◇外航日本人組合員2049人と前年比33人増
=海員組合7月末、非居住53,222人と▲430人=

◇交政審に「小委員会」設置し、適用適否を審議へ
=中型いか釣り船員等の最賃適用、海員組合要望受け=

◇ゼロエミ船燃料の需要集約と早期導入支援の意義
=GMF、2部構成のインサイト・ブリーフ発行=

◇ミサイル標的のタンカー乗組員23人を無事救助
=比DMW対応協議、外務省は航行拒否権行使勧奨=

◇パナマの雇用・食糧安全保障に貢献
=AMP、バカモンテ国際港が開港15周年=

◇「第191回海事フォーラム」で省庁間連携強化図る
=比MARINA、デジタル化や船籍・造船開発法案等=

◇ジェネラート経営情報システム部長が次世代部門賞
=比MARINA、「比版World CIO 200サミット」で=

◇みなと緑地PPPで賑わい空間を創出
=国交省、官民学の意見交換会を初開催=

◇輸出68万TEU・輸入75万TEU
=国土交通月例経済、5月の外貿コンテナ=

【造船・舶用】
◇液化水素バンカリングのガイドラインで報告書
=海洋技術フォーラム、IMO CCC10に提出・検討へ=

◇「安全な水素バンカリングのためのガイドライン」
=海洋技術フォーラム、9月24日にウェビナー=

◇夏の特別教室「サマー☆キッズラボ2024」開催
=IHI、近隣の小学生を対象に工作と実験=

【シッピング・フラッシュ】
◇日印商工政務、経済関係強化へ意見交換

◇笹川平和、米LNG輸出と気候変動対策の影響

◇Hacobu、きょう「新・改善基準告示のリスクと対処法」

2024年8月23日

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プロダクトタンカー受注量推移(出所:クラークソン・リサーチ)

◇プロダクトタンカー受注量、18年ぶり高水準
=1~7月で194隻-1,330万DWT、中国シェア72%=
=BIMCO、船隊急拡大・今後数年で需要上回る供給に=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は21日、今年1~7月の10,000DWT以上のプロダクトタンカーの受注量が、前年同期比17%増の194隻-1,330万DWTに達し、2006年以来18年ぶりの高水準となったことを明らかにした。同期間としては過去2番目の高水準となり、同じく過去3番目となった昨年の契約を合わせると、2023年には135%増、2024年はすでに45%増と急拡大している。とくに中国の造船所が最大の恩恵を受けており、受注量の72%を占めている。プロダクトタンカーは、昨年来、すべての貨物輸送部門の中で最も急速な伸びを示しており、船隊成長率は241%となっている。これに続き、原油タンカーが成長率151%となっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「海運センター発展指数」、11年連続で星港が首位
=アテネ・寧波が上昇、ハンブルクは9位に後退=
=バルチック海運取引所、世界43港・東京は12位=

◇子供含め28名参加、役職員と名刺交換も
=飯野海運グループ、家族の職場見学会=

◇Yang Ming、共同海損を宣言
=「YM Mobility」爆発事故で=

◇SGHD、MSCI日本株ESG SL指数構成銘柄に

【不定期船】
◇プロダクトタンカー受注量、18年ぶり高水準に
=1~7月・194隻-1,330万DWT、中国シェア72%=
=BIMCO、船隊急拡大・今後数年で需要上回る供給=

◇ケープ、3営業日続伸で23,122㌦
=航路平均用船料、パナは17営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、VLCC・パナマックスは下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇直航分12ヵ月連続増、海外T/S比率減
=5.6万TEUと14.3%増、4ヵ月連続増=
=Datamyne、日本発米国向け荷動き7月=

◇ジェダ港に最大規模の統合物流施設
=「Maersk Logistics Park」を開設=

◇「北米向け荷動き急増は輸入の前倒し」
=Sea-Intel、消費増でなく米小売業の在庫増=

◇近促協、1,732万TEUと前年比▲4.3%減
=2023年全国64港のコンテナ取扱個数=

◇賃金体系の改訂案を提示、早急受諾を要請
=インド港湾協、28日からの全国ストを控え=

◇B/L情報の事前提出を9月から義務化
=シンガポール税関、FTZ規則を強化=

◇バングラ政変・寧波事故も「サービス継続」
=Maersk、アジア太平洋市場の最新状況=

◇入出庫や荷積み・荷下ろし自動化の要素技術確立へ
=三菱重工、キリングループと今月から共同実証=

◇R7年2月に着工、R9年中に新倉庫稼働
=都、大井水産物ふ頭の冷蔵倉庫群が移転=

【海事政策・労務】
◇「全方位見張り」等リスク軽減策の保安警告
=マーシャル海事局、マシ海峡の海賊事案増で発出=

◇IALAが国際機関に移行、来2月本格始動
=海保庁、国際航路標識機関条約が発効=

◇国交省、海の次世代モビリティ利活用推進
=沿岸・離島地域の課題解決へ実証実験公募=

◇SOLAS規制外の漁船・内航フェリーの安全支援で
=IMO、コートジボワール国内WS・安全規制等=

◇30ft型ヨット “Sea Batical” 沈没事故に対処
=AMP、流出油吸着ブーム配備・事故原因究明へ=

◇2024年国際安全調査WS、釜山港視察等
=比MARINA、韓国海洋安全審判院から招待=

◇ギリシャ籍タンカーがホデイダ沖で被弾も
=UKMTOら「2隻の小型船が複数飛翔体」と=

◇政府、パプアNGに漁業調査監視船を供与
=7億円の無償資金協力、水産業振興に寄与=

◇多様な道筋ネットゼロ、脱炭素・エネ安保両立
=第2回アジアゼロエミ閣僚会合、共同声明=

【造船・舶用】
◇N181BC “LUCKY QUEEN” を引き渡し
=JMU有明、EEDI フェーズ3対応・同型6番船=

◇最新機種のM501JAC形ガスタービン1台を受注
=三菱重工、オンタリオ州ナパニー発電所向け=

◇レベル4自動運転へ、デジタルツインで安全性検証
=IHIら6社、千葉市から受託・自治体主導は全国初=

【シッピング・フラッシュ】
◇笹川/伊海軍27日セミナー「海洋・持続可能な利用」

◇Hacobu、9月4日「CLOの役割」セミナー

2024年8月22日

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FPSO Guanabara MV31(提供:三井海洋開発)

◇三井海洋開発を持分法適用関連会社に
=追加株式取得でオフショア事業競争力を強化=
=商船三井、出資割合15.00%で単独筆頭株主=

商船三井は、21日付で三井海洋開発(MODEC)の普通株式89,500株の市場での買い付けを完了し、昨年6月に取得済みの10,162,300株と併せて同社への出資割合を15.00%とした。これにより、同社はMODECの単独筆頭株主となる見込み。また、持分法適用関連会社とすることで両社の関係性をより強固にし、MODECが有する海象条件分析と浮体・係留の設計における世界トップレベルの技術と同社の海上ソリューションに対する長年のノウハウを合わせ、オフショア事業のさらなる発展を目指すとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇三井海洋開発を持分法適用関連会社に
=追加株式取得でオフショア事業競争力を強化=
=商船三井、出資割合15.00%で単独筆頭株主=

◇曽我社長「ここを起点に共に地域経済に貢献」
=日本郵船、北海道支店開設記念パーティー=

◇世界規模のドライバルク船隊の調達能力を強化
=プロキュアシップ、独オルデンドルフと提携=

◇日本の海事産業のデジタル変革への道筋をテーマ
=9月18日、海運クラブで「SMN東京」開催=

【不定期船】
◇九州向け20万㌧/年のグリーンアンモ輸送へ
=郵船、九電/双日/Sembcorpと協業へ基本合意=

◇ケープ、2営業日続伸で22,319㌦
=航路平均用船料、パナは16営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇北米西岸向け横ばい、東岸向け▲1%
=先週の欧米向けFBX、地中海向け▲2%=

◇1位は引き続き上海、前年同期比7.5%増
=世界のコンテナ港ランキング・上半期=

◇上海→サンクトでLCLサービス
=FESCO、「Balt Orient Line」開始=

◇JNPTストを2週間延期、当局等介入で
=印港湾、運送業者・港湾労組ら対立も=

◇アダムス会長「公正協約を求め連帯」
=ILWU、ILAへの支持を改めて表明=

◇7,650本超のコンテナが長期滞留
=ベトナム主要港、受荷主倒産等で=

◇GLP ALFALINK茨木、29日に顧客向け街びらき

【海事政策・労務】
◇9月23~26日、気象リスクの知識ギャップ解消へ
=IMO/WMO、「第2回海上異常気象シンポジウム」=

◇OPRCレベル3コース、対応計画の現状検討
=IMO、レバノンで油濁対応訓練・迅速性を強調=

◇若年運輸労働者の積極的支援を呼びかけ
=ITF、12日の国際青少年デーで声明=

◇比MARINA「船員の権利と尊厳守るため協力を」
=国連人権理事会での初の船員権利の決議採択を歓迎=

◇ホエールウォッチングの法的枠組みの普及へ
=AMP、鯨類保護で初の機関間ワークショップ=

◇川重に「基準遵守確認まで関連証書の交付せず」
=国交省、データ改ざんで事実調査と再発防止指示=

◇「基準不適合エンジンの技術的妥当性の確認を」
=国交省、IHIらのデータ改ざん追加報告受け指示=

◇バイオ燃料PKS調達の持続可能性を裏付け
=NITE、ガス検協を認証機関として国内初認定=

◇比国議会下院、海洋領域指定案を承認
=大統領府に送付、LEDAC優先事項受け=

◇旅客上屋の改修経費等を1/3補助、利便向上へ
=港湾局、国際クルーズ旅客受入高度化事業公募=

◇輸出入額とも7月では過去最大に
=▲6,218億円と2ヵ月ぶり貿易赤字=

◇あす交政審船員部会、漁業特定最賃拡大を審議

【造船・舶用】
◇舶用2ストロークエンジンの工場試運転で検査不正
=川崎重工、NOx規制対象エンジン673台が該当=

◇IHI原動機の不適切行為、調査報告書を提出
=IHI、特別調査委が再発防止策等を9月目途に提言=

◇「これまでの取り組みと将来ビジョン」テーマ
=MODE、10月10日に第3回シンポジウム=

◇グリーン・タグ・トランジション・プログラム開始
=インド政府、2027年末までに100億ルピー投資=

◇九州地方整備局から「国土交通行政功労表彰」受賞
=大島造船所、「工事成績優秀企業」認定も=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果19日分

◇国交省、トラックTGリフター支援団体に全ト協

◇観光庁、訪日外国人旅行者数7月

◇観光庁、消費動向調査4-6月期速報

◇笹川平和、比国に警戒管制レーダーを供与する意義

◇Hacobu、22日・27日にオンラインセミナー

2024年8月21日

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ローターセイルを搭載した “Camelia Dream”

◇世界初、ケープバルカーにローターセイル2基搭載
=航海最適化システム併用で6~10%の燃費等削減=
=商船三井、ヴァーレ向け鉄鉱石輸送従事の既存船で=

商船三井は20日、ヴァーレ・インターナショナルとの鉄鉱石輸送契約に従事している既存の200,000㌧級ばら積み船 “Camelia Dream” に、ノースパワー製の風力推進補助装置「ローターセイル」2基を搭載したと発表した。ローターセイルは高さ35m、直径5mで、ケープサイズへの搭載は世界初となる。ローターセイルと航海最適化システムを併用することで、1航海の平均で約6~10%の燃料消費量及びGHG排出量の削減が見込まれている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初、ケープバルカーにローターセイル2基搭載
=航海最適化システム併用で6~10%の燃費等削減=
=商船三井、ヴァーレ向け鉄鉱石輸送従事の既存船で=

◇10%の省エネ効果を確認、持続可能なシステムへ
=舶用発電機の省エネ技術「Hz Navi」の実証試験=
=郵船/MTI/大島造/寺島電/ダイハツDら連携協力=

◇「フェアトレード・ワークプレイスゴールド」取得
=日本郵船、コーヒー6万杯消費でインパクト創出=

◇EBITマージン5.6%、主要船社で最下位
=Maerskの2Q、3四半期連続で=

◇ZIM上半期業績、二桁の増収で黒字転換
=下期も好業績を予想、積み高・運賃増で=

◇「WIND EXPO秋~第14回[国際]風力発電展」
=RX Japan、10月2~4日・幕張メッセで=

◇RCI「アリュール・オブ」、1億㌦の全面改装

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり上昇で21,510㌦
=航路平均用船料、パナは15営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFOは全地域上昇
=タンカー用船料、パナマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇「自責度の高い人、主体的に問題解決できる人」
=八嶋会長、求められるグローバル人材の条件=
=商船三井ロジス、物流市場・人材でウェビナー=

◇GRI成果でSCFIは6週ぶりに上昇
=先週の中国輸出コンテナ運賃市場=

◇北米・欧州航路は上昇も6週連続で下落
=釜山発輸出コンテナ運賃指数▲0.3%=

◇ブラジル輸出入が2ケタ増、中・米向けで大幅増
=Datamar、上半期の南米東岸コンテナ取扱量=

◇今後2年間で最大20億㌦の投資、MoU締結へ
=マースク、パキスタンの港湾・物流インフラに=

◇極東/豪州・NZ航路「Wallaby」再開、10隻投入
=MSC、同航路「Capricorn」「Kiwi」は休止=

◇中国/ジェダで「Red Sea 1」開始
=CULines、FEM1のスロット利用=

◇極東/印/ジブチでFIDサービスに参画
=SeaLead、スロット借り受け9月から=

【海事政策・労務】
◇SARボランティア表彰やフェリー救難訓練等
=星港MPA、第11回海上安全週間が開幕=

◇業務効率改善へ予防・是正的メンテ計画を調整
=AMP、管轄下の72港湾・バース評価を実施=

◇内航小型船のライセンス・安全設備検査
=AMP、ボカス・デル・トロ県で実施=

◇12月19日まで内航船員免許発行全国ツアー
=AMP、遠隔地の海事オペレーターを支援=

◇「パナマは寄港地・母港の条件すべて備える」
=AMP、NCLが2025年クルーズの母港に選択=

◇船員証書の相互承認状況や海事教育・訓練政策紹介
=比MARINA、APEC SENワークショップ開催=

◇練習船「日本丸」が9年ぶりに三田尻中関港に入港
=JMETS、8月23日~27日に一般公開等寄港イベ=

◇「新たに知ったこと、子供たちに教えたい」
=船協、横浜・四日市で教員向け商船見学会=

◇航空各社、イスラエル便をキャンセル
=中東情勢の緊張高まり、2025年4月まで=

◇改正物効法の荷主・物流事等への規制的措置を検討
=国交/経産ら26日に交政審・産構審第2回合同会議=

◇経産政務、多様な道筋でエネ移行・イノベ促進を
=APECエネ相会合、水素社会・CCS事業法等紹介=

【造船・舶用】
◇神戸大学で前期に「海事産業技術概論」を実施
=日舶工、学生約90名受講・10月から東京海洋大で=

◇阪神内燃機工業が業界相談コーナーで会社説明等
=日舶工、神戸大学のオープンキャンパスに参加=

◇瀬戸内の潮流発電実現へパートナー募集開始
=常石商事、「HIROSHIMA GREEN OCEAN」参画=

◇受信機「GT100」の通信妨害耐性を実環境で検証
=古野電気、GNSS「ジャマーテスト2024」に参加=

◇藤本恵美子さんが第10回女性技術者育成功労賞
=日立造船、社内外でダイバーシティ推進=

◇脱炭素化ソリューションの提案や最新動向等紹介
=三菱重工マリンマシナリ、「SMM 2024」に出展=

◇「OceanWings®」を紹介、初日にCOOの講演も
=仏オーシャンウィングス、SMM2024に出展=

◇氷荷重監視システムに「Roxtec TBシール」を採用
=Roxtec、英海軍砕氷船「HMSプロテクター」で=

◇外務政務官、東ティモールの常石造船を視察

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、変動領域を切り下げる原油価格

◇横浜大さん橋マルシェ2024、11月9・10日に

◇プリンセスC、無制限サービス「プレミア」

◇Hacobu、26日「新・改善基準告示リスクと対処法」

2024年8月20日

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アランのスクラップヤード

◇社会・経済不安、中国の輸入鋼影響で厳しい夏に
=インドは下げ止まり、パキスタンは不均衡続く=
=GMS、8月第2週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、8月第2週のスクラップ買取価格は先週から動きがなかった。中東情勢の緊迫化、ウクライナのロシアへの反攻といった不安定な社会情勢に加え、インフレやファンダメンタルズの低下といった経済情勢の揺らぎ、主要シップリサイクル国の政情不安等も相まって、今夏はあらゆるレベルで災難が続くと予想している。中国の安価な鉄鋼輸入がインドとパキスタンで再び懸念を引き起こしており、状態の悪い極東建造・所有船舶が単位ライト㌧(LDT)当たり500米㌦未満で成約している。バングラデシュとインドは多少持ち直しの気配もあるが、パキスタンは低迷が続き、トルコも苦境が続いている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇社会・経済不安、中国の輸入鋼影響で厳しい夏に
=インドは下げ止まり、パキスタンは不均衡続く=
=GMS、8月第2週のスクラップ買取価格=

◇世界初、船級符号「MRS」をNKから取得へ
=26年11月竣工、世界最高水準の安全対策=
=郵船・NSY、アンモ燃料アンモニア輸送船=

◇家畜糞尿等からのバイオメタン製造と活用へ
=商船三井・北海道ガスら6組織、検討開始=

◇横山郵船執行役員「持続可能な海上輸送」参加
=経産省・NEDOら気候変動対策「ICEF2024」=

◇南アで悪天候、コンテナ99本流出
=LNG燃料 “CMA CGM Belem”=

◇川崎汽船・村上英三元社長、今月1日に逝去

◇商船三井、秋田・山形豪雨の被災者救援で寄付

◇ヤマト、自動運転ロボの中国「Yours」に追加出資

【不定期船】
◇ばら積船で初、メタノール二元燃料船を定期傭船
=NBP、神原汽船から・2025年春に竣工へ=

◇取引船舶の30%がドライバルク
=Drewry、EU-ETS導入の影響=

◇ケープ、2営業日続落で21,037㌦
=航路平均用船料、パナは14営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフは横ばい
=タンカー用船料、VLCC・スエズは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇コンテナ船5隻発注、滬東中華造船に
=PIL、13,000TEU型LNG二元燃料船=
=カストラップCEO「ゼロエミ達成へ」=

◇総合指数、2,440.9と前週比0.2%上昇
=先週のNCFI、北米航路が小幅上昇=

◇SCFIは6週ぶりに上昇
=CCFI は2週ぶりに下落=

◇31.2万TEUと前年同期比3.4%増
=韓中フェリーの1~7月コンテナ輸送=

◇海上輸出、欧米向けが二桁増
=KCS、韓国輸出入輸送費用7月=

◇中国主要港/バングラで新サービス
=Interasia/PIL/SeaLeadら月末から=

◇Scope3をカバー、排出量を一括管理
=PSA BDP荷主向け排出削減ダッシュボード=

◇2023年、K+Nが首位維持も取扱量は減
=世界のフォワーダー航空貨物ランキング=

◇国内港初、「Blue Visby Consortium」参画
=横浜市、入港時間の最適化でGHGを削減=

◇貿易PF活用補助金の第三次公募、19日開始
=港湾局、R6年度第2回サイバーポートセミナー=

◇国交省、23日にトラック多重下請構造検討会

【海事政策・労務】
◇来7月からオープンループスクラバー禁止
=スウェーデン、2029年以降は全面禁止へ=

◇リベリア船籍とレジストリ情報共有DB構築へ
=AMP、制裁逃れ船舶の登録抹消を推進=

◇流域範囲拡大で水需要増加、メンテにも注力
=パナマ運河開通110周年、コミットメント再確認=

◇比国海事分野における女性活躍推進の取り組み称賛
=MARINA、NTMA第13回入学式で女子第1期生=

◇荷主・内航連携強化へ構造的課題を共有
=海事局、26日に「R6年度石油製品部会」=

◇海事局、指定試験機関を10月18日まで公募
=安全統括管理者・運航管理者試験の事務円滑で=

◇「求む!海技のエキスパート」R7年度採用
=海事局、海技試験官を10月末まで公募=

【造船・舶用】
◇“CHARIOTEER” 竣工・引き渡し
=今治造船、40,000DWT型ばら積み船=

◇2032年度GHG削減目標がSBTi認証取得
=川崎重工、22年度比GEG排出30%~50.4%削減=

◇海軍参謀総長「インド海軍はIRSを支援する」
=IRS、創設50周年記念イベントを開催=

◇第12回一般研修用にデータベース「KR-CON」
=KR、東京MOUに50セット寄贈・10回目=

【シッピング・フラッシュ】
◇都港湾局、インスタ活用の晴海ふ頭フォトコン

◇Hacobu、21日「運送業DX」セミナー

◇日本郵船、人事異動(26日付)

2024年8月19日

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パナマ運河

◇予約枠上限を36隻に拡大、9月1日以降
=顧客ランキングの更新再開、1日2枠予約可能=
=パナマ運河庁、最大喫水15.24mに引き上げ=

パナマ運河庁(ACP)は15日、ガトゥン湖の現在の水位と今後数週間の予測水位に基づき、ネオパナマックス閘門を通過する船舶に許可される最大喫水を15.24m(50.0ft)とすることを発表した。また、9月1日以降の通航予約枠を、ネオパナマックス船10枠、スーパー船20枠、レギュラー船6枠の合計36枠に拡大する。パナマックス閘門では、9月1日以降のスーパー船の予約枠として、8月18日以降の第2予約期間に追加される。さらに11月16日以降、スーパー船の第2予約期間の1枠を第1予約期間に移す。また、顧客ランキングの更新を再開し、各顧客に付与される1日の予約枠数の制限を8月23日以降の予約日において、1日当たり2枠までとする。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇主要市場すべてで下落、深刻な「夏休み」に
=インドは3位後退、パキスタンは新規入港なし=
=GMS、8月第1週のスクラップ買取価格=

◇MSCI日本株女性活躍指数の構成銘柄に継続選定
=商船三井、基本原則中に「多様性 DE&I」掲げ=

◇次世代原子力コンテナ船の規制枠組み評価で
=LR・コアパワー、マースクらと共同研究に着手=

◇緊急事態への備えや船員の福利厚生等で議論
=Nautical Institute、年次会議の詳細発表=

◇燃油消費2024年、50万バレル/日増加も
=Trafigura、喜望峰経由のルート変更で=

【不定期船】
◇1~7月は前年比6%増、9月以降も増加予想
=BIMCO、米穀物輸出・中国向けは減少=

◇バンカー価格、全体的に横ばい推移
=タンカー用船料、VLCC・スエズは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数5,428㌦/FEU、4週連続下落も
=先週のDrewry運賃指数、前週比▲2%=

◇前年比10.5%増・7,680万台に
=ISL、2023年世界港湾自動車扱台数=

◇極東/印・中東2サービスを一時的改編
=Maersk・X-Press Feeders、星港混雑で=

◇MSC・Hapag-Lloydら単独サービス増加
=アライアンス再編を視野に準備に着手=

◇7,097億㌦と前年同月比2.7%増
=USCB・NRF、7月の米小売売上高=

◇加鉄道CN・CPKP、22日ロックアウトも
=労働相の労使交渉不介入の決定を受け=

◇「GLP ALFALINK 茨木」15日に街びらきイベ

【海事政策・労務】
◇予約枠上限を36隻に拡大、9月1日以降
=顧客ランキングの更新再開、1日2枠予約可能=
=パナマ運河庁、最大喫水15.24mに引き上げ=

◇港湾施設のセキュリティ計画の策定・更新に重点
=IMO、ソマリア・ベルベラ港で海上保安研修=

◇セントルシアでMSW設置ニーズ評価ミッション
=IMO、東カリブ諸国で展開・分析報告書を作成=

◇総額56.2億バルボア、国庫拠出は27,8億バルボア
=パナマ下院、2025年度の運河予算案を承認=

◇今年上半期の比国人船員の送金額、33億㌦に
=BSP、今年6月5.4億ドルと前年比2,000万㌦増=

◇不安障害・うつ病が最多、自殺は22年9件に
=NMP、比国人船員の精神疾患が増加=

◇原油流出の被害軽減へ比国支援、助言会合
=日米海保機関ら「テラノバ」沈没でPCGと=

◇関東運、輸送の安全確保等で6項の警告書
=4月の旅客船事故、安全管理規程等遵守を=

◇各国の取組を共有、カーボンマネ政策等で議論
=第4回アジアCCUSネットワークフォーラム=

【造船・舶用】
◇4サイクル民生舶用Dエンジン、コア業種に追加
=9月15日以降の外国投資家対内直接投資から適用=
=政府・外為法改正告示、経済安保法・SC保全へ=

◇世界最大の22,000m3型LCO2運搬船に着工
=HD現代尾浦、韓国初・2025年11月引き渡し=

◇沿岸警備隊向け修繕に着手、ばら積み船建造も
=印・ピパバブ造船、破産手続きから操業再開へ=

【シッピング・フラッシュ】
◇笹川/伊海軍27日に海洋の持続可能利用セミナー

◇笹川平和、トルコ外相記念講演会を中止

2024年8月16日

Top News トップニュース

◇排出60㌦/ t-CO2e・削減100㌦/t-CO2eで目標達成
=賦課金・feebate・基金創設で公正性と汚染者負担実現=
=ICS、バハマ・リベリアとIMOに中期措置の新提案=

国際海運会議所(ICS)は12日、2050年までの海運GHGネットゼロ・エミッションの達成に向け、バハマ及びリベリアとともに、国際海事機関(IMO)に対して包括的な新提案を行った。新提案では、ゼロエミッション燃料や船上炭素回収等の新技術の導入加速を奨励する「Feebate」メカニズムと組み合わせ、船舶からの排出量に基づくGHG排出賦課金を設定し、自動徴収メカニズムを構築。得た収入を、feebateプログラムの支援に充てられる収入の2割に相当する額を、新たに創設する「IMO 2 ネットゼロ海運基金(IMO 2 Net Zero Shipping Fund)」に積み立てるというもの。また、基金への充当割合は発効後5年以内に見直しを行うことで、公正な競争と「汚染者負担」の原則を守るとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇女性エンパワーメント支援、ジェンダー平等へ
=商船三井、日本企業初・WEPsに40,000㌦寄付=

◇小学生33名招待「船長の仕事の魅力は」質問も
=日本郵船「川崎港・外航船見学会」に協力=

◇前年同月比144%の大幅増収に
=Wan Hai、営業収益7月=

◇ウエルバ港に新事務所開設でプレゼンス強化
=GACスペイン、アルへシラスにも事務所開設=

◇2050年までにLFG-to-RNG生産量は7倍以上に
=ウッドマッケンジー、再生可能ガス生産の現状分析=

◇情報資産の完全性を保護、QMS/EMSに続き
=Bigyellowfish、「ISO27001:2002」認証を取得=

【不定期船】
◇新造船発注量、LR2は既存船隊の53.6%に
=ロシア制裁・紅海情勢でトンマイル需要増=
=米ポテン、アフラマックスとの運賃差が追い風=

◇ケープ、2営業日続伸で21,976㌦
=航路平均用船料、パナは12営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇グローバルCTオペ7社、世界全体の40%に
=7社計3.5億TEU、PSA6260万TEUと1位=
=Drewry、2023年コンテナ取扱量年次レビュー=

◇北米西岸向け、7月のピークから▲20%
=先週のFBX、5,050と前週比2.6%上昇も=

◇需要創出とグリーンロジ推進、持続可能な社会へ
=商船三井ロジ、JALのSAF program に参画=

◇最新マーケット・物流人材育成テーマ20日に
=商船三井ロジ、飯野慎哉さん迎えウェビナー=

◇中国/サウジ「Clanga」6隻投入
=MSC、8月末からサービス開始=

◇ILAのスト、1日74,000TEUが滞留も
=Sea-Intelが試算、20,000TEU/日に影響=

◇470万TEUと前年同期比18.2%増加
=パナマ港湾コンテナ荷動、今年上半期=

◇欧州港湾、遅延と労働力不足で混雑悪化
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇GLP ALFALINK相模原、サマーフェスタ24

【海事政策・労務】
◇排出60㌦/ t-CO2e・削減100㌦/t-CO2eで目標達成
=賦課金・feebate・基金で公正性と汚染者負担実現=
=ICS、バハマ・リベリアとIMOに中期措置新提案=

◇炭素会計の強化支援、「CERT」研修実施へ
=SSA等シンガポール海事4団体と協力=
=MPA、UNGC星港支部とMoU=

◇通航船舶918隻、トランジットは平均10.1時間
=ACP・7月運用状況、オークション枠48.31%に=

◇外国籍船の賠償責任基準を大幅引上げ
=米下院議会に船主責任制限法改正法案=

◇船協/国船協/海員組合ら「謝意」伝える
=第47次海賊対処水上隊、呉に無事帰国=

◇ハイファ・アシュドッド港等保安レベル3
=マーシャル海事局、中東・船舶保安通知書=

◇日本人クルーズ人口19.6万人と344%増
=海事局、2023年の本邦クルーズ等動向=

◇上川外相、中東情勢悪化への深刻な懸念表明
=日イラン外相会談「社会全体の利益にならず」=

◇米・エジプト・カタールの外交努力を支持
=日本政府、3ヵ国のガザ情勢への取組を評価=

◇関東運、6年ぶり内航貨物船の船内見学会
=水産高生対象に、旅客船インターンシップも=

◇政府方針との整合性・民間リスク補完等5項
=経産省、GX推進機構の金融支援業務基準=

◇外務省、ICAO事務局長に「北」弾道対処を要請

【造船・舶用】
◇2024年度7月受注量は19隻-116.6万GT
=輸組、手持工事量は654隻-3,062万GTに=

◇浮体式風車の不規則波中の水槽試験を公開
=海技研・9月17日、「動揺・変形を再現」=

◇エンジン不正で「ISO9001」認証を一部取消
=IHI・IHI原動機、BVジャパンが特別審査=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、製造工業生産能力指数等6月

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果5日分

◇海事振興連、26日「韓国海運経済事情」勉強会

◇JOGMEC、凍結された露政府資産活用と対抗措置

◇斉藤国交相が視察、「こども霞が関見学デー」

◇大阪港湾局、10月9日「セレブリティ」船内見学会

◇プリンセスC、メルマガ登録者にプレゼント企画

◇笹川平和、22日にトルコ外相来日記念講演会

◇イーソーコ、2024年度物流不動産奨励賞

◇イーソーコ、2024年度夏季インターンシップ

◇Hacobu、21日・27日・9月2日にウェビナー

2024年8月13日

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積み地別インドの原油輸入量の変化(出所:Oceanbolt)

◇平均船齢4年上昇、老齢船割合は13%に急拡大
=IEA「需要増も供給は頭打ち」、調達多様化を予想=
=BIMCO、インドのロシア産原油依存の影響=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は7日、2024年第2四半期におけるインドの海上原油輸入の40%がロシアからのもので、インドに入港する原油タンカーの平均航行距離も10%増加したと指摘した。トレードパターンの変化は船舶にも影響を与えており、とくにインドに入港する船舶の平均船齢が上昇し、20年以上の老齢船割合も拡大している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇JPX日経400の2024年度構成銘柄に初選定
=飯野海運、JPX日経中小型は2年連続で選定=

◇cargo-partnerグループ化で10.4%増収も
=NXHD上期業績、販売単価の下落で減益=

◇太平洋サービスでバイオ燃料試験に成功
=Swire Shipping、CO2排出量15%削減と=

◇2023年はテスラが躍進、市場シェア15%で首位に
=ウッドマッケンジー、BESSインテグレーター市場=

◇『海ココちゃんねる』で船旅・船員の魅力発信
=商船三井さんふらわあ、「C to Sea」PJに協力=

【不定期船】
◇平均船齢4年上昇、老齢船割合は13%に急拡大
=IEA「需要増も供給は頭打ち」、調達多様化を予想=
=BIMCO、インドのロシア産原油依存の影響=

◇ケープ、5営業日ぶり下落で20,396㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続落=

【コンテナ・港湾物流】
◇フォワーディング/通関/保管等ワンストップで
=食品物流強化、高質サービスを一貫して提供=
=商船三井ロジス/大東港運、戦略的提携に合意=

◇5,551㌦/FEUと前週比▲3%
=Drewry運賃指数、3週連続下落=

◇CCFI 19.1%、SCFIは4.7%上昇
=7月の中国輸出コンテナ船市場=

◇7月22.1%増・8月19.2%増と最高水準予測
=NRF、米国小売輸入コンテナ上半期15.0%増=

◇エンドツーエンドFCL新サービス開始
=cargo-partner、欧州発中国・アジア向け=

◇中→米コンテナ価格、8月上昇見込み
=Container xChange、変動予想も=

◇貨物到着前等の申告、17日から義務化
=CBP、少額輸入貨物を対象・ACE更新=

【海事政策・労務】
◇年間海上バルク輸送のシェア20%に到達
=豪鉱業・金属企業South32、海上貨物憲章に加盟=
=GMF、2050年のGHG排出ネットゼロ達成へ=

◇全手続きを完全デジタル化、無線免許の延長申請も
=AMP、デジタルPKIプラットフォームに新機能=

◇「海における多様性」でフォトコンテスト
=IMO、10月の黒人歴史月間記念・9月5日締切=

◇「攻撃の応酬を回避、事態沈静化が重要」
=日ヨルダン外相、中東情勢で電話会談=

◇水上隊548隻・航空隊748隻を確認
=中東情報収集7月「特段の異常なし」=

◇計875回-3,995隻、1回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績7月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で144隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況7月=

◇確認商船638隻、民間等への情報提供15回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況7月=

◇下関小学校教員21名、造船所等を見学
=船協・広報協・九運ら、海事産業見学会=

◇計150名参加、「船に興味が出た」等の感想も
=船協、北九・下関で「練習船大島丸」体験航海=

◇離任を前に、両国海運分野のさらなる協力へ
=ペレ駐日パナマ大使、複数海運会社と会談=

◇物品・サービス貿易の市場アクセス改善
=日・インドネシアEPA改正議定書に署名=

◇貿サ収支6月、1,805億円と黒字転化
=国際収支速報、上半期▲4兆3,629億円=

◇海事局PSC処分船7月、11隻と前月比1隻減

【造船・舶用】
◇奨学金の代理返還・進学に対する就業配慮等
=三井E&S、博士人材向け支援制度25年度導入=

◇UCバークレー校のデータガバナンス戦略導入支援
=ASBコンサルティング、「MaximoWorld」で表彰=

◇地域統括責任者に3名のSVPを任命
=BV、「Future Shipping Team」も加速=

◇「特定技能」外国人材の制度適正運用へ連携
=日・タジキスタン、基本的枠組覚書に署名=

◇水上オートバイの航行規制情報を反映
=マリン事業協、専用マップの試行開始へ=

◇BV、鋼船ルール改定内容の日本語版公開

【シッピング・フラッシュ】
◇BV、「Green passport」の船級ルール改定

◇JOGMEC、日本入着スポットLNG7月価格

◇古野電、宮崎地震で9日の高校生議論PGを延期

◇都港湾局、契約事務の特記仕様書に誤り

◇観光庁、主要旅行業者の取扱状況速報6月

◇笹川平和、混迷する中東情勢・地政学的影響

◇Hacobuセミナー「トラック予約受付S複数拠点」

2024年8月9日

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バングラデシュのスクラップヤード

◇全体的に低迷、パキスタンは船価堅調もトン数不足
=HKC船はインドが確保、バングラは不透明感続く=
=GMS、7月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、7月第4週のスクラップ買取価格は再びパキスタンとバングラデシュの順位が入れ替わった。中東情勢の影響で、今後数ヵ月に亘り、運賃が高騰することで世界のリサイクル市場は低迷が続くと予想している。主要リサイクル市場も芳しい状況ではなく、通貨下落が続いていることに加え、これから夏休みに入ることで、シップリサイクル市場は静かに推移しそうだ。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇全体的に低迷、パキスタンは船価堅調もトン数不足
=HKC船はインドが確保、バングラは不透明感続く=
=GMS、7月第4週のスクラップ買取価格=

◇JPX日経400/中小型株指数の構成銘柄に
=NSU海運、2024年度も引き続き選定=

◇2.1万TEU10隻、1.1万/1.2万TEUも
=MBS、MSCが中国でLNG燃料船建造=

◇売上高▲7.6%、EBIT▲71%
=Maersk上半期業績、減収減益=

◇GPSロールオーバーへの換装等対処法
=マーシャル海事局、船舶安全通知発出=

◇東京・阪神事務所メンバー含めた交流機会に
=神原ロジスティクス、ファミリーデー開催=

◇クリーンエネ研究リーダーら技術戦略と展望
=産総研、RD東京シンポ2024・10月11日=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続伸で20,509㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続落=

◇バンカー価格、MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇運賃指数26.6%上昇、3ヵ月ぶりアップ
=CTS、6月の世界コンテナ荷動10.6%増=

◇総合指数4924と前週比▲2.9%も
=アジア発FBX、太宗の航路が安定=

◇2030年迄に二元燃料船50~60隻/80万TEU
=Maersk、大規模コンテナ船隊更新計画=

◇MSC船腹シェア、過去最高19.8%に
=ZIMが躍進、Maerskは縮小が続く=

◇Hapag-Lloydコンテナ船30隻建造で
=韓国・中国の造船所、受注合戦を展開=

◇CONPAS®活用・9月から、青海4号でも開始
=都港湾局らR6年度コンテナ搬出入予約制事業=

◇米貨物鉄道用の貨車リペア企業を買収
=双日、事業ネット網を米南部にも拡大へ=

◇茨木・摂津市と水害時緊急避難場所協定も
=日本GLP「ALFALINK 茨木 1・2」竣工=

【海事政策・労務】
◇中国の海洋影響力増大に対抗し戦略策定を
=ケリー議員ら米上院議会に港湾報告法案=

◇「観光資源活性化で国内外のクルーズ旅客を誘致」
=AMP、RCIのカリブ海クルーズの母港決定を歓迎=

◇8月2日を「公式奉献日」に制定、記念ミサ実施
=AMP、ロケベール長官ら主要幹部が参列=

◇前年同期比47.8%減・6,875隻
=スエズ運河、上半期の通航船隻数=

◇2企画計約5万件の総リポスト、大盛況に
=船協、海の日「海運」Xキャンペーン結果=

◇飛島コンテナ埠頭の「荷役指示最適化」
=港湾局、R6年度技開課題1件を追加採択=

◇運航管理監査3,898件、うち行政指導36件
=海事局、R5年度海上輸送安全情報を公表=

◇練習船「こじま」で航海当直等、施設見学も
=海保、東南アジア5ヵ国海保機関職員に研修=

◇海保、PCGに流出油防除支援で助言会合
=マニラ湾周辺の緊急観測提供等の支援も=

◇船員賃金・雇用契約、MLC適合状況を確認
=東京MOU、9月から集中検査キャンペーン=

◇EV/FCVトラック充電最適化実証事業を補助
=国交省「新技術活用SC全体効率化」二次募集=

◇炭素市場構築へ活発議論、制度状況等で情報交換
=第2回アジアゼロエミ二国間クレジット国際会合=

◇海事局、R6年度1Q船員法等違反の船舶所有者

◇関東運、輸送の安全確保命令を発出

【造船・舶用】
◇営業利益は約3倍、大幅な増収増益
=名村造船所・1Q決算、8隻竣工・9隻受注=

◇舶用推進システムは好調、株式売却益を計上
=三井E&S、2025年3月期1Q決算は増収増益=

◇新中計「三井E&S Rolling Vision 2024」を策定
=三井E&S、23中計最終目標の前倒し達成で=

◇米国の港湾クレーン生産で政府支援金活用へ
=三井E&S、調達品の55%を米国製採用=

◇海保向け大型巡視船4隻目、「ごとう」と命名
=三菱重工MS、3,500㌧型・2025年度引き渡しへ=

◇27社ら、欧州船主らに脱炭素化機器等PRも
=日舶工、SMM Hamburg2024 展示会に出展=

◇実海域実船性能評価PJ phase2、商船三井ら
=海技研、27日に海事クラスター研究成果報告=

【シッピング・フラッシュ】
◇BV、横浜・神戸は13~16日に夏季休業

◇ヤマトHD、AI技術・衛星データのサグリに初出資

◇笹川平和、30日「80年後のインパールから」

2024年8月8日

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石油輸送における3つのチョークポイント(出所:ポテン)

◇3つのチョークポイント、2つが危機に
=中東情勢と石油・タンカー市場の歴史で比較=
=米ポテン、価格上昇も大混乱には至らず=

米ブローカー大手のポテンは2日に発表したレポートで、中東情勢はエスカレートする危険性をはらんでおり、フーシ派の商船に対する攻撃はホルムズ海峡、スエズ運河、バブ・エル・マンデブ海峡の3つの石油輸送におけるチョークポイントのうち2つを危険にさらしていると指摘した。ただ、中東の石油インフラへの攻撃やホルムズ海峡も攻撃対象になれば、石油・海運市場に大混乱をもたらすが、その可能性は依然として低いとの見方を示した。レポートでは過去の中東情勢とタンカー市場の関連性を振り返り、それと比較すると現在の石油市場及びタンカー市場の反応は、石油価格や運賃上昇はあるものの鈍いと指摘している。

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【企業・経営】
◇筒井執行役員が登壇、ジェンダー平等で意見交換
=郵船、UNGC「Forward Faster Now」に招へい=

◇船員不足解決・運航業務効率化への寄与を期待
=MOL PLUS、船舶管理PF「ザブーン」に出資=

◇3.9億円を資金調達、海外展開等を強化
=船舶管理PFザブーン、総額6億円に=

◇船舶管理競争力を共同で強化、新基準確立へ
=ワレムグループ/COSCO、戦略的協力協定=

◇低炭素・脱炭素投資促進で適格性評価を実施
=DNV、東京センチュリーの新規融資枠組みに=

◇売上高3%増・当期利益▲0.5%
=ギ船主Danaos Corp. 上半期業績=

【不定期船】
◇3つのチョークポイント、2つが危機に
=中東情勢と石油・タンカー市場の歴史で比較=
=米ポテン、価格上昇も大混乱には至らず=

◇ケープ、3営業日続伸で19,918㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、パナマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数2,732.5と前月比0.5%上昇
=7月のNCFI、前年比で301.9%上昇=

◇代替海洋燃料SC構築で1,760万㌦の投資契約締結
=蔚山港、貯蔵タンク増設・直接投資は初=

◇月間最高更新、603,219TEUと16.79%増
=印・J.ネール港の7月コンテナ取扱量=

◇鉄道コンテナ積替中央鉄道ヤード拡張完了
=バージニア州港湾局、ノーフォーク港NIT=

◇賛成多数で事業化調査を開始へ
=タイ運輸省、バンコク港の移転で=

◇UNCITRALモデル法を国内法制化
=フランス議会、貿易文書電子化法=

◇鉄道スト回避へ向け協議再開
=カナダ労働大臣、官労使3者で=

◇物流DX、ドライバー待機時間を平均45分/日削減
=三井倉庫ロジ、LOZIらとBC技術で物管シス稼働=

【海事政策・労務】
◇「インサイダーの脅威」対応ツールキットを発表
=IMO、セキュリティ対策強化でICAOと連携=

◇比MARINAと共催、危機管理計画の見直し等
=IMO、危険・有害物質の海洋流出対応WS開催=

◇ケープタウン協定実施の暫定ガイダンスを承認
=IMO/III 10、早期発効へMSC109で採択目指す=

◇海上保安強化へSOLAS遵守能力を向上
=IMO、コモロでPSCテーマに国内WS=

◇海事・港湾・物流分野の協力関係で意見交換
=AMP、インドネシア公使がDGGM局長と会談=

◇比国DMW、残りの比国人船員3人が無事帰国
=海洋法違反疑義「MSCアリエス」拿捕事案で=

◇船員のデジタル依存度高まる、平均5h/日費やす
=インマルサット報告、88%が仕事と余暇で使用=

◇中小企業投資促進税制・経営強化税制の延長を
=日港協、R7 年度税改要望を斉藤国交相に提出=

◇港湾局、釣り文化モデル港に志布志等5港を追加

【造船・舶用】
◇アンモニアバリューチェーン構築の初期検討
=三菱重工、台湾肥料とMoU締結・CN社会実現へ=

◇50万kWのGTCC受注、水素混焼30%対応
=三菱重工、マレーシア・サラワク州向け=

◇アル・シャヒーン油田の生産能力向上計画を支援
=ABS、リスク軽減サポートやパイプライン解析等=

◇多元燃料PCTC・Aurora級1番船
=Hoegh Autoliners、“Aurora” 竣工=

◇ディズニークルーズ「トレジャー」進水
=マイヤー・ヴェルフト建造、12月就航へ=

◇小学生30名対象に「ローイング体験会」
=今治造船ローイングチーム、競技の裾野拡大に貢献=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果5日分

◇国交省あすインフラ海外展開支援協・ネシア対象に

◇海さくら、17日に片瀬東浜で「どすこい」浜清掃

◇運総研9月26日「デジタル技活の内外先進事例」

◇運総研、20日「米航空業界の現状と今後の展望」

◇Hacobu、21日「人手不足とデジタル改革の具体策」

2024年8月7日

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船員幸福度指数(出所:Mission to Seafarers)

◇船員幸福度指数・総合6.99、安定的に推移
=船舶間格差や事務仕事の負担が課題に=
=Mission to Seafarers、2024年2Q調査結果=

海運産業従事者の宣教団体で、英国ロンドンに本部を置くMission to Sea-farers(MtS)が2024年第2四半期の『船員幸福度指数レポート(Seafarers Happi-ness Index)』をまとめた。10点満点で評価される複数の指標は、安定的に推移し、総合評価では前四半期の6.94から6.99にわずかに上昇した。ただし、通信や賃金といった労働条件においては船舶や企業によって格差が生じているとの指摘もあり、今後の課題となっている。また、デジタル化の遅れに伴う事務仕事の負担が大きく、十分な休息や健康維持、研修の時間が確保できないことも問題として指摘する声が多くあった。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇飯野海運、CO2吸収量6.4㌧-CO2/年
=「埼玉県森林CO2吸収量認証書」取得=

◇二桁増収増益、用船稼働率97.9%
=Global Ship Lease、上半期業績=

◇営業利益850百万円、国際物流が減益
=ケイヒン、2024年度第1四半期決算=

◇Cliff Pai副社長が社長に就任
=Yang Ming、社長交代8月1日付=

◇VLCCの半数がスクラバーを搭載
=Gibson、SOx規制導入後4年半で=

◇プロロジス、障害あるアーティスト国際展に協賛

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で19,499㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、VLFSOは米ガルフのみ上昇
=タンカー用船料、アフラ・パナが下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIは4週連続下落、前週比▲3.34%
=先週の中国輸出コンテナ運賃市場=

◇太宗の航路で下落、4週連続で下落
=釜山発輸出コンテナ運賃指数▲2.3%=

◇モロッコに新現地法人、9月1日付
=ONE、アフリカ強化策の一環で=

◇業務効率向上、デジタル変革加速
=WNS、星港PILと戦略的提携=

◇約80%の大幅賃上げ、闘争方針も検討
=ILA、9月初旬の会合で最終要求案=

◇前年比▲3.4%減・132.2億㌧
=Eurostat、2023年の欧州陸運貨物量=

◇トゥアス・サウス道路網の拡充を開始
=星港陸上交通庁、コンテナ港活動支援=

◇物流・インダストリアル不動産で協業推進
=三井不/伊藤忠が契約、両社投資法人合併で=

◇物流施設で全国初指定、一定指数超で施設開放
=日本GLP/小郡市、クーリングシェルター協定=

◇パナマ大統領、パナマ-ダビデ鉄道事業を推進

【海事政策・労務】
◇船員幸福度指数・総合6.99、安定的に推移
=船舶間格差や事務仕事の負担が課題に=
=Mission to Seafarers、2024年2Q調査結果=

◇通航船舶の最大喫水を49ftに引き上げ
=パナマ運河庁、ネオパナマックス閘門=

◇「緊張の高まりで利益得る国は存在せず」
=G7外相・中東情勢で声明、「深い懸念」=

◇ジャパンP&I、「年次報告書2024」発行

◇ソマリアでテロ事件、アル・シャバーブが犯行声明

◇ISA総会、日本は理事国再選・2028年まで

【造船・舶用】
◇売上1兆超・事業利益835億円、1Qでは過去最高
=堅調な立ち上がり、エナジーや防衛・宇宙がけん引=
=三菱重工1Q決算、通期予想・配当予想は据え置き=

◇受注微減も増収増益、1Q売上は過去最高
=通期見通しは防衛省向け受注で上方修正=
=川重1Q決算、船舶海洋はLPG船3隻受注=

◇民間向け航空エンジンがけん引、大幅な増収増益
=IHI・1Q決算、通期・配当予想は据え置き=

◇参加各社ブース、OSV船主らと意見交換
=日舶工、マレーシア舶用工業セミナー=

◇“WAN HAI 375” 引き渡し
=JMU津、3,055TEU型コンテナ船=

◇あす瀬戸田工場でコンテナ船進水式の一般公開
=内海造船、9月4日因島でカーフェリー進水式も=

◇マーシャル向け低炭素帆船 “SV Juren Ae” 竣工
=KR、独GIZ主導PJでCO2を約80%削減=

◇三菱重工、執行役員人事(10月1日付)

【シッピング・フラッシュ】
◇JMETSカレンダー2025、先行予約の受付開始

◇ヤマト運、A4サイズ「こねこ便420」開始へ

◇ミス日本「海の日」7月の活動状況

◇笹川平和、中国の核戦略

2024年8月6日

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◇ONE利益が大幅増で、各社とも増収増益
=NYK/MOLは100円増配、KLINEも還元検討=
=邦船大手3社、2024年度第1四半期決算=

邦船大手3社の2024年度第1四半期決算が5日、出揃った。Ocean Network Express(ONE)の税引き後利益は前年度比52%増となったことで、3社の持分法投資利益が大きく増加。不定期船部門においても市況が好調に推移し、いずれも増収増益で、通期予想も上方修正を行っている。紅海情勢は緊迫した状況が続いており、それに伴う船腹需給のひっ迫は今後も当面は続くものと予想されており、年内は好調が維持されると予想している。また為替の円安効果も大きくプラスに働いた。好調な業績により、日本郵船及び商船三井は年間計100円の増配を予定。川崎汽船は配当予想を据え置いたが、成長投資とのバランスを見ながら株主還元の方法について議論を重ねている。

Table Of Contents 目次

【決算】
◇ONE利益が大幅増で、各社とも増収増益
=NYK/MOLは100円増配、KLINEも還元検討=
=邦船大手3社、2024年度第1四半期決算=

◇経常1,257億円、前年比40.7%減
=通期予想は上方修正、配当は計100円増配へ=
=日本郵船、2024年度第1四半期決算=

◇売上710億円・経常利益40億円で増収増益
=JMU・2024年度1Q決算、通期予想も増益見込む=

◇新造船受注は1隻、内航船主は発注に消極的
=内海造船1Q決算、大口工事の反動で減収減益=

◇2024年度1Q決算は増収も最終赤字は拡大
=日立造船、受注は上方修正・通期予想は据え置き=

【企業・経営】
◇海運への理解深まる、「荷役」「船員」を間近に
=2日間計約850名訪船、「多くの自動車に驚き」=
=日本郵船、横浜うみ博で自動車船船内見学会=

◇「体験を通じて海運・船員への理解増進を」
=郵船航海士インタビュー、自動車船見学会=

◇男鹿市中学生を「飛鳥Ⅱ」船内見学会に招待
=日本郵船、「船の仕事」将来の選択肢拡大に=

◇中計進捗・1Q決算説明動画を公式サイトに掲載
=川崎汽船、グループ内外のステークホルダー向け=

◇代替燃料の開発・バンカリングで提携
=ONE・SIPG、上海港で協力強化へ=

◇ゴールデン・パスLNGプロジェクトが6ヵ月遅延
=ウッドマッケンジー、ガス市場への影響を分析=

【不定期船】
◇ケープ、11営業日ぶり上昇19,299㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇フェアウォーターHDを設立、自社船31隻
=クロウリー&シーコア、石油・ケミカル輸送で=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIは▲3.3%、ともに値下がり
=先週のCCFIは3,332.67と▲2.2%=

◇2,537.8と前週比▲2.0%下落
=先週のNCFI、船腹供給若干過剰=

◇コンテナ船社統合による競争への影響なし
=SeaIntel、HHI試算「集中度は通常範囲」=

◇カラダン川、複合輸送路計画が進捗
=印北東部・ミャンマー西部を結ぶ=

◇貿易PF活用補助金を利用した導入事例を紹介
=港湾局、19日に第2回サイバーポートセミナー=

◇JR貨物ら「食品物流の中距離帯鉄道輸送」等
=JILS、2024年度ロジ大賞特別賞4件を決定=

【海事政策・労務】
◇トルコ、独自の排出量取引制度を検討
=EU-ETSの積替港「抜け穴」防止も=

◇「比国海運業と船員の役割」テーマで取り組み紹介
=比MARINA、マラルアン長官がパネリスト登壇=

◇船員総局の局長・副局長がQMS導入研修に参加
=AMP、来年8月にSTCWのフォローアップ監査=

◇東京MOU、各国PSCの統一的実施と能力向上へ
=国交省が協力、20日から19ヵ国PSC官研修=

◇船員生活動画を配信、キャリア計画等説明
=船協、東京海洋大OPキャンパスに協力=

◇首脳声明にもとづき業務訓練に参加・見学
=日米比海保機関、洋上交流プログラム=

◇ジブチ沿岸警備隊の能力向上支援
=海保MCT派遣、船舶移乗訓練等で=

◇海外海保機関と連携強化・海の平和に貢献
=海保、JICA課題別研修・海上犯罪取締コース=

◇船舶事故84隻と▲28隻、死者不明者0と同
=海保「海の事故ゼロ」期間中の海難発生状況=

◇小中校で海洋環境保全教室を積極的に実施
=海保、海洋環境保全推進月間・活動結果=

◇港湾インフラ情報・データ構造化と連携方策
=国総研、コスト削減・利用高度化へ資料刊行=

◇国交省、R6年度海の次世代モビリティ事業公募へ

【造船・舶用】
◇セミサブ型浮体式基礎量産化コンセプト開発
=日立造、GI基金「洋上風発」水上接合工法も=

◇日舶工、アイデアソン/施設見学/AI研修等
=次世代海洋エンジニア会二期生第2回交流会=

◇新製品開発助成事業6件・新燃料現状と今後等
=日舶工、28日に第32回舶用技術フォーラム=

◇長崎総合科学大学で「舶用工業説明会」
=日舶工、会員企業3社が福利厚生等も含め紹介=

◇鳥取大学で「舶用工業説明会」
=日舶工、学生約60名・会員企業4社が参加=

◇西宮の高校生と海洋プラスチック課題を議論
=古野電気、大阪公大ら協力・フィールドWも=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

2024年8月5日

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パナマ運河

◇ネオパナマックス船に長期スロット割当方式導入
=9月2日より競売開始、最低入札金額200,000㌦=
=パナマ運河庁、2025年通航分から4枠/日・1年間=

パナマ運河庁(ACP)は1日、通航の確実性と柔軟性を高めるため、通航予約システムにネオパナマックス船の長期スロット割当(LoTSA)方式を導入すると発表した。北行・南行の双方向に対し、1日当たり4枠・週28枠をLoTSA方式による割当を暦年単位で行う。同方式の最初の割当は、2025年1月5日から2026年1月3日までの予約枠からとなり、今年9月2日より予約枠のオークションを行う。オークションでは、パッケージに含まれる各スロットに支払う最高額を提示し、最高金額を提示した顧客が落札となる。同額の入札があった場合は、システムの受付順で決まる。最低入札金額は200,000㌦。空き状況については、ACP公式Webサイトに掲載される「予約枠の空き状況予測」を通じて発表する。

Table Of Contents 目次

【決算】
◇経常58.6%増の748億円、大幅な増収増益
=自営事業は順調進捗、コンテナ船は大幅改善=
=川崎汽船、2024年度第1四半期決算=

◇営業利益182百万円、順調稼働で黒字に転換
=共栄タンカー、2024年第1四半期決算=

◇営業利益▲37.8%減、不動産は大幅減益に
=三井倉庫HD、2024年度第1四半期決算=

◇2Q監査前業績、EBITは7.56億㌦
=Maersk、通期業績を上方修正=

◇4四半期ぶり営業利益1,000億ウォン超
=Pan Ocean、二桁の増収増益に=

◇1Q売上高、5.15億㌦と過去最高に
=ギ船主Costamare、1~6月も過去最高=

【企業・経営】
◇世界初、ウインドチャレンジャー搭載LNG船
=商船三井がAiP取得、ハンファと開発・詳細設計=
=NK「鋼船規則/ガイドライン」要件適合を確認=

◇横山執行役員「普及にはコスト削減が最重要」
=日本郵船、国際・ネシアCCSフォーラム初参加=

◇安川電機の村上周二専務が社外取締役に就任
=海上パワーグリッド、電機運搬船・送電事業推進=

◇松吉穣氏「日本の顧客と長期協力関係を構築」
=Kuehne+Nagel、日本法人新社長に就任=

◇新議長にbpのクラウダトス海運担当上級副社長
=OCIMF、「SIRE2.0」の本格展開を支援=

◇LNGグループ・造船技術グループにチーム新設
=川崎汽船、組織変更(10月1日付)=

【不定期船】
◇ケープ、10営業日続落で18,986㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、VLFSO/HSFOは星港のみ下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇海上輸送の混乱が続く、底固く推移
=Drewry運賃指数、2週連続で下落=

◇日本産食材等の輸出拡大へ魅力発信
=農水省、UAEに輸出プラットフォーム=

◇4~6月全モード輸出入でマイナスも改善傾向
=NX総研短観、外貿コンテナ輸出12pt改善=

◇荷役に影響、政府が無償保管期間を延長
=チッタゴン港、コンテナ4万本滞留で=

◇「災害に強い岡山」に2.4万㎡の物流拠点
=日通、NX岡山南倉庫が13日に営業開始=

◇NX鳥栖ロジスティクスセンター稼働
=日通、半導体やEC関連需要に応え=

◇3辺サイズ可変製箱機「COMPOX」開発
=MHI-MS、9月より受注販売を開始=

【海事政策・労務】
◇ネオパナマックス船に長期スロット割当方式導入
=9月2日より競売開始、最低入札金額200,000㌦=
=パナマ運河庁、2025年通航分から4枠/日・1年間=

◇日韓EUがけん引、供給支援より需要刺激を
=ICS、『水素需要の現実化』テーマに報告書=

◇「海上安全・セキュリティ・脱炭素化の技術協力」
=比MARINA、仏海事専門家と共同セッション=

◇前年同期比▲17.5%減・2,835隻
=パナマ運河、2Qの通航船隻数=

◇第47次海賊対処水上隊、南シナ海で共同訓練
=日本への帰途で比海軍フリゲートと戦術運動等=

◇児童養護施設の子供達対象の講演会に参加
=SECOJ、「海の日」イベントの一環で=

◇石狩湾新港に9日入港、開港以来30年ぶり
=JMETS練習帆船「日本丸」、一般公開も=

◇SECOJ、外航日本人確育S、11期訓練生を選考

◇めざせ海技者セミナー、仙台36・小樽37者参加

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

【造船・舶用】
◇ばら積み貨物船 “CYMONA EAGLE” が出航
=大島・香焼工場1番船、社員ら600人見送る=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=岩城造船、“AQUADONNA” 竣工=

◇第3回トランジションボンド、5年100億円を発行
=三菱重工、グリーン・トランジションF枠組み改訂=

◇「FTSE Blossom Japan」2指数の構成銘柄に選定
=住友重機械工業、ESGパフォーマンスを評価=

【シッピング・フラッシュ】
◇殉職船員顕彰会、17日から戦時徴用船記録画展

◇川崎汽船、人事異動(9月・10月)

2024年8月2日

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スクラップヤード

◇パキスタンが首位、デモ影響でバングラは不振
=インドのインフラ関連予算、優先順位は低下=
=GMS、7月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、7月第4週のスクラップ買取価格はパキスタンが首位に躍り出た一方、インドは横ばい、バングラデシュが3位に後退した。とくにバングラデシュでは反政府デモの影響で通信環境が遮断された状況にあるため、シップリサイクル業者との連絡を取ることが非常に困難となっている。トルコは相変わらず停滞している。中東紛争の激化により、貨物市場は好調を維持し、シップリサイクルの流れが変わる可能性はほとんどない。インドでは予算案についてモディ政権で初の政治的対立が起こり、インフラ・プロジェクトへの支出の優先順位は最下位となってしまったため、今後の動きを注視する必要があると指摘した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇パキスタンが首位、デモ影響でバングラは不振
=インドのインフラ関連予算、優先順位は低下=
=GMS、7月第4週のスクラップ買取価格=

◇「MOL Sustainability Plan」2023年度実績公開
=商船三井、「BLUE ACTION 2035」に基づく開示=

◇能登ボランティア「#トモに能登の未来へ」に協力
=川崎汽船・仏関連企業、被災者と交流会=

【不定期船】
◇ケープ、3ヵ月ぶりに20,000㌦割れ
=航路平均用船料、パナは2営業日連続で下落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇スポット運賃は軟化、Global XSIは2.5%上昇
=Xeneta、海上コンテナ運賃は7月に転換点=

◇前年同月比▲9.8pt悪化、遅延日数も5.19日に
=6月のスケジュール順守率、パンデミック時上回る=

◇主要港のうち10港で平均7.4%の増加
=LinerLytica、2024年上半期のコンテナ取扱量=

◇CMA CGMを抜き欧州域内船社2位に浮上
=Unifeeder、投入船腹量が40隻でシェア15.1%=

◇羽田・新千歳・北九州空港間で貨物専用機
=ヤマト・JALらフレイターの運航開始=

◇自家消費余剰自己託送の第二弾を開始
=プロロジス、運営中の物流施設間で=

◇京阪を結ぶ物流適地のマルチテナント施設
=日本GLP、「枚方Ⅳ」を開発・8月着工=

◇計550名の学生が参加、業界への理解を深める
=物流連、R6年度「物流業界研究Webセミナー」=

◇ヤマト/HAC、道内特産品・名産品の実証輸送

◇SGHD、茨木 SRC開設・地震リスクヘッジ

 

 

【海事政策・労務】
◇紅海・ロシアリスク回避、海空代替輸送路を
=アジア/欧州「中央回廊」の利用可能性を検証=
=国交省、実証事業者・輸送ルート等を公募=

◇ナネット・ディノポール副長官が再任
=比MARINA、2030年6月までの6年間=

◇化石燃料への規制的手段、燃料転換を促進
=WSC、グリーン燃料普及へIMOに新提案=

◇1隻の未組織船とITF承認協約の締結に合意
=海員組合、第107次FOC査察キャンペーン=

◇初のILO条約「船員賃金・雇用契約」を査察対象に
=東京・パリMOU、9月から集中検査キャンペーン=

◇内航事業者「シャーシ導入・輸送ロット統一化」
=官民モーダルシフト分、海運倍増への課題等=

◇強い内航への変革、造船・舶用との連携を支援
=海事局、『NX補助金』対象事業の二次募集開始=

◇郵船港運・ホシザキ協議会ら船舶関係計5件
=国交省、R6年度モーダルシフト推進事業決定=

◇港湾施設の国の一部管理を1日に終了
=港湾局、R6年能登半島地震対応で=

◇濱口梧陵作文コンテ、募集期間延長
=港湾局、内外高校生に対象を広げ=

【造船・舶用】
◇地方創生推進・CN社会実現と人材確保等で
=大島造船所、西海市と連携協定を締結=

◇岸壁用クレーン5基・RTG 16機を受注
=三井E&S、ベトナム・フオックアン港向け=

◇「自動車運搬船火災への取組み」を特集
=NK技術研究所、『ClassNK技報』を発行=

◇「海底設置型フラップゲート式水門」が受賞
=日立造船、土木学会賞・国土技術開発賞等で=

◇造船・修繕開発法案の成立推進で投資を呼び込み
=比MARINA、造船業の近代化と拡大めざす=

【シッピング・フラッシュ】
◇運総研、第160回運輸政策コロキウム

◇笹川平和、イスラエルの安全保障の危機

2024年8月1日

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ONE CYGNUS

◇税引き後利益7.8億㌦、前年同期比52%増
=個人消費回復で消席率100%、大幅な増収増益=
=ONE、2024年度第1四半期決算=

Ocean Network Express(ONE)は7月31日、2024年度第1四半期決算を発表し、売上高は42億1,100万㌦(前年同期比12%増)、EBITDAは12億1,700万㌦(同58%増)、税引き後利益は7億7,900万㌦(同52%増)となった。依然として個人消費が旺盛な北米に加え、インフラ緩和で持ち直した欧州でも個人消費が回復し、北米・欧州の往航は消席率100%となった。運賃も上昇しており大幅な増収増益となったが、第2四半期以降の見通しは不透明であり、中東情勢の正常化には一定程度の時間を要すると見ている。

Table Of Contents 目次

【決算】
◇税引き後利益7.8億㌦、前年同期比52%増
=個人消費回復で消席率100%、大幅な増収増益=
=ONE、2024年度第1四半期決算=

◇ドライ除き増益、経常903億円・20.2%増
=通期予想を大幅上方修正、年間100円増配予定=
=商船三井、2024年度第1四半期決算=

◇経常69億円で増収減益、通期は上方修正
=NSU海運、2024年度第1四半期決算=

◇経常64億円で増収増益、通期は上方修正
=飯野海運、2024年度第1四半期決算=

◇為替差損等で▲12.7%減の経常1,745百万円
=明海グループ1Q決算、通期予想は据え置き=

【企業・経営】
◇世界初、アンモニア燃料供給ブームでAiP取得
=日本郵船、TBGと共同開発・人体安全を高める=
=NK「技術認証ガイドライン」要件適合を確認=

◇目指す姿・課題・打ち手「ありたい姿」再整理
=商船三井、統合報告書「MOLレポート2024」=

◇VLCC「富士山丸」でインド洋上のGHG観測へ
=飯野海運、国環研・出光タンカーと共同=

◇ムーディーズ格付、投資適格の「Baa3」に格上げ
=日本郵船、見通しは安定的・有利子負債削減に期待=

◇ムーディーズ格付け見通しは「ポジティブ」に
=商船三井、ポートフォリオ分散で堅実に成長=

◇電力オークションや炭素クレジット等で事業強化
=常石商事、ホールエナジーの株式90.01%取得=

【不定期船】
◇ケープ、8営業日続落で20,729㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、MGOは全地域下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

◇原油輸入量、993万klと前年同月比91.3%
=エネ庁石油統計6月、中東依存度▲0.9pt減=

【コンテナ・港湾物流】
◇すでにピークシーズンの最高値にも
=先週のFBX、欧米向けほぼ横ばい=

◇12%増の213万TEUと過去最高を更新
=韓国/アジアの上半期コンテナ荷動き=

◇前年同期比10%増の173万TEU
=YELSC、上半期・韓中コンテナ輸送量=

◇需要は改善傾向、賃貸面積等は拡大
=プロロジス、2024年度第2四半期決算=

◇越製20’ドライコンテナを2,000本購入
=Hapag-Lloyd、最大手鉄鋼Hoa Phatから=

◇外貿CTで搬出入トラック来場を午前にシフト
=都、東京港オフピーク搬出入モデル事業を公募=

【海事政策・労務】
◇AIを活用したイノベーション、グリーン改革促進
=星港MPA、マイクロソフトとの覚書を締結=

◇次期AMP長官・海事大臣にロケベール氏
=パナマ国民議会が承認、VTS導入へ=

◇海事脱炭素化へ専用ポータルを開設
=欧州委、金融・融資商品の検索可能に=

◇初のアラブ開催、5年間の共同戦略を策定
=ITF、マラケシュで10月に第46回世界大会=

◇新潟トランシス、除雪機械の性能試験で不適切行為
=国交省、事実調査と影響・再発防止策検討を要請=

【造船・舶用】
◇受注9隻-17.1万GT、竣工17隻-69.7万GT
=国交省、令和6年6月分造船統計速報を発表=

◇FuelEU Maritime機能追加、ユーザビリティ向上
=NK、“ClassNK ZETA” を大幅アップデート=

◇除雪車10機種・1,239台の性能試験で不適切行為
=IHI、新潟トランシスが除雪装置で部品取換=

【シッピング・フラッシュ】
◇固定・変動とも上昇、適用利率は1.15%~3.05%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇経産省、鉱工業指数6月分・予測指数7月調査

◇海事振興連ら、9日に香港条約で勉強会

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果7月29日分

◇JOGMECエネ移行下の海外LNGトレーディング

◇観光庁、宿泊旅行統計調査5月・6月

◇商船三井、人事異動(1日付)

◇川崎重工業、組織改正と人事異動(1日付)

2024年7月31日

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宮武宜史海事局長

◇㌧数税制、業界と擦り合わせ次期要望を形に
=R7年度税改、中促延長「絶対に確実を期す」=
=宮武海事局長、GHG対策「日本の強み伸ばす」=

「中促の延長だ。これはアイテムとして小さく映るかもしれないが、内航海運業界にとっては非常に大きなものだ。絶対に確実を期さなければならない」。国土交通省海事局の宮武宜史局長は30日、就任後初の記者会見に臨み、今年度末で適用期限切れを迎える中小企業投資促進税制の延長に全力を挙げる考えを示した。一方、現行計画(令和5年度~同9年度)の終了まで3ヵ年を残す㌧数標準税制の今後のあり方に関し、「今後どうすべきか、どうあるべきかを、次の要求まで勉強しなければいけない。時代の世相や経済状況であるべき姿は変わってくるが、それと海運業界の望むものをどう整合を図っていくかがポイントになる」等と述べ、次期要望に向け、海運業界と調整を図っていく考えを示した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇最適運航支援ツール「Wayfinder」を順次導入
=商船三井、気海象予測を活用した効率運航めざす=

◇一般貨物船 “Ultra Galaxy” のサルベージ難航
=SAMSA、南アフリカ西海岸沖で座礁=

◇名古屋市港区の物流不動産開発事業に参画
=ダイビル、商船三井Gでシナジー創出へ=

◇「CCUS WORLD」の来場事前登録開始
=RX Japan、10月2日~4日に幕張メッセで=

【不定期船】
◇ケープ、7営業日続落で21,411㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で上昇
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇6月は前年比14.8%増の181.1万TEU
=9ヵ月連続増、2024年上半期は15.8%増=
=海事センター、北米往航コンテナ荷動き=

◇前年比10%増の54.1万TEUに
=海事センター、北米復航荷動4月=

◇欧州往航5月、前年比4.9%増155.1万TEU
=15ヵ月連続増、1~5月累計は前期比6.4%増=
=海事センター、復航2.6%増の53.4万TEU=

◇日中航路往航5月、3.5%増の63.3万㌧
=海事センター、復航は6%増の184.9万㌧=

◇3.8%増、428.0万TEUと5ヵ月連続増
=海事センター、アジア域内航路荷動5月=

◇SCFIは3週連続で下落、主要航路で船腹増
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇前週比▲3.05%、3週連続下落
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇810万TEUと個数ベース6.4%増
=海洋水産部、韓国コンテナ取扱量2Q=

◇ハンブルク港で鉄道輸送に36時間の遅延
=HHLA、チェコMetlansに影響懸念=

【海事政策・労務】
◇㌧数税制、業界と擦り合わせ次期要望を形に
=R7年度税改、中促延長「絶対に確実を期す」=
=宮武海事局長、GHG対策「日本の強み伸ばす」=

◇自動認証システム「BEST」説明会、意義と目的で
=比MARINA、タクロバンで海事職業機関とMoU=

◇自動認証システム「BEST」、7月の完全導入へ
=比MARINA、カガヤン・デ・オロ市で説明会=

◇サルミエント海事次官、環境保護の重要性を強調
=比MARINA、「セブ・マリタイム・エキスポ」開催=

◇ヒアリ620個体、18都道府県・122事例目
=都ら、中央防波堤外側コンテナふ頭で確認=

◇フェリー利用、広域応援部隊輸送の合同図上訓練
=国交省ら5省庁、南海トラフ想定・情報集約等=

◇JMETS練習船「海王丸」、9日に敦賀入港
=H10年以来26年ぶり、一般公開等を実施=

◇加フリゲート、日本周辺で北「瀬取り」警戒監視

【造船・舶用】
◇造船サプライチェーン支援で各国投資を呼びかけ
=米政府、韓国・カナダ・フィンランド等が呼応=

◇「テクニカルレビューNo.16」をWebサイトで公開
=JMU、砕氷船の氷片挙動制御技術解説等4編=

◇8月8日、玉野本社工場で命名進水式
=三菱重工、R3年度補正大型巡視船=

【シッピング・フラッシュ】
◇国交省、鉄道輸送統計4月分

◇JSS、第50回海上美術展の作品募集

◇笹川平和、米国政策コミュニティ論考紹介

2024年7月30日

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インド向け原油輸出国のトンマイル需要(出所:Vortexa)

◇インド、価格重視でロシア産原油に依存
=ウクライナ侵攻前後で輸入量は20倍に=
=米ポテン、ダークフリート依存のリスク指摘=

米ブローカー大手のポテンは26日に発表したレポートで、2023年のインドによるロシア産原油の輸入量が、ウクライナ侵攻前と比べて20倍の日量176万バレルまで拡大しており、米欧の制裁圧力にも関わらず定期契約を行う事業者も現れてきているという。ウクライナ侵攻による制裁発動後、ブレント価格とウラル価格には1バレルあたり10~20㌦の差が生まれたことで、価格を重視するインドは、欧州での引き受けを失ったロシア産原油を買い取るようになった。プライスキャップ水準もあるため、インドとしてはダークフリートにも依存している。中東紛争もあるが、価格抑制のためにスエズ運河ルートを利用しており、リスクを負ったインドのロシア依存は現在も継続しているという。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇計3日間・142社590名以上が参加
=日本郵船、「NYKフリート安全推進会議」=

◇働きやすさ向上や女性管理職育成等に取り組み
=商船三井、厚労省「えるぼし認定」で3つ星取得=

◇戸田建設広島支店の安全衛生推進大会で講演
=商船三井、外国人労働力の現状と活用=

◇未だ鎮火せず、火災が10日間続く
=ICG、“MAERSK FRANKFURT”=

【不定期船】
◇インド、価格重視でロシア産原油に依存
=ウクライナ侵攻前後で輸入量は20倍に=
=米ポテン、ダークフリート依存のリスク指摘=

◇ケープ、6営業日続落で21,676㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFOは星港のみ上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇2,589.4と前週比▲3.3%下落
=先週のNCFI、欧州向け軟化で=

◇欧州諸港で減少もその他港湾増で補填
=世界コンテナ取扱量指数6月、横ばい=

◇船社は2024年のピークシーズンに自信
=Sea Intell、欠便率低く・輸送能力増強も=

◇2021年以降3年ぶり20万TEU超に
=蔚山港、上半期のコンテナ取扱量=

◇KVT Service、韓国/越/タイを結ぶ
=ONE、8月からアジア域内で開始=

◇カナダ西岸港湾ストの可能性高まる
=ILWU Canada、スト権投票へ=

◇干ばつで水位低下、船舶航行に重大な影響も
=Northstandard、ブラジル・アマゾン川流域=

◇国際コンテナ441.2万本と15.6%増
=米国のインターモーダル輸送・上半期=

◇新会長に蔡教授、物流・ロジ研究等に実績
=Yang Ming Marine、海上輸送の教育活動も=

【海事政策・労務】
◇8月~11月に北緯8度以北で10ノットの速度制限
=パナマ運河庁、クジラとの衝突リスク軽減で=

◇運河流域管理を通じた経済成長と環境保全目指す
=ACP、環境省らと第1回全国流域会議を開催=

◇遺棄船員16名の帰国支援を緊急要請
=ITF、イスラエルのホデイダ空爆で被害=

◇紅海の船舶攻撃を非難「船舶・船員を脅かす」
=日米豪印外相会合、海洋安保等で共同声明=

◇「配送遅延と価格上昇を引き起こしている」
=日米2+2、フーシ派の航路攻撃を非難=

◇内航海運・鉄道の取組状況等をフォローアップ
=国交省、あす第4回モーダルシフト推進分科会=

◇唐津の小5生、離島で船と海の仕事を学ぶ
=九運佐賀ら「神集島」で海岸清掃と海事教室=

◇貿易書類電子化や規制透明化で貿易円滑化を
=日豪らWTO電子商取引交渉議長国、共同声明=

◇国交省、補助率1/2で1事業最大600万円支援
=標準仕様パレット利用促進支援事業を追加公募=

◇国交省、補助率1/2・1事業最大1.5億円
=再配達率削減緊急対策事業、二次募集=

◇交通企業の経営幹部が女性参画の取組等を紹介
=国際交通F、「ジェンダーと交通」セミナー=

◇斉藤大臣、海保シ―ガーディアン等を視察

【造船・舶用】
◇水素30%混焼大型ガスエンジン実証設備で試運転
=川崎重工、燃焼制御を最適化・10月運用開始へ=

◇新断熱システムとULECの設計にAiP
=ABS、江南造船開発・極低温液化ガスに対応=

◇欧州経済領域での許認可プロセス合理化へ
=DNV、『CCS導入ガイダンス』の更新版発行=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGME、天然ガス・LNG週次価格動向

◇イーソーコ、物流不動産ビジネスチャンネル開設

2024年7月29日

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◇峰本所長「最先端技術に挑戦し、社会実装進める」
=GHG削減や自動運航等、分野横断の取り組み報告=
=海技研、第24回研究発表会をハイブリッド開催=

海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所は26日、第24回研究発表会をハイブリッド形式で開催した。同所は重点研究分野としている①海上輸送の安全の確保 ②海洋環境の保全 ③海洋の開発 ④海上輸送を支える基盤的技術開発―の4分野の下、デジタルトランスフォーメーション・プロジェクトチーム(PT)、GHG削減PT、洋上風力発電PT、自動運航船PT、次世代海洋無人機PT―の分野横断で課題に取り組んでいる。研究発表会ではこれら5つのPTの報告に加え、実海域実船性能評価(OCTARVIA)プロジェクト、海技研クラウドの2つのトピック報告、29件のポスターセッションを実施した。

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【企業・経営】
◇事業特化型サイト「商船三井 Solutions」開設
=商船三井、従前のサービスサイトをリニューアル=

◇CMA CGM・2Q業績、増収減益
=Bollore買収等で増収を維持=

◇清算人に英Richards Hogg Lindley任命
=”Maersk Frankfurt”火災事故、共同海損に=

◇前年比28%増の92GW、上位10社のシェア90%
=ウッドマッケンジー、太陽光発電トラッカー出荷量=

◇LNG燃料大型トラックの販売台数が急成長
=ウッドマッケンジー、「価格とグリーン政策が牽引」=

◇「夏休みで利用客増、一層の安全意識で運航を」
=備後商船、「ニューびんご」安全総点検を実施=

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続落で22,363㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCとパナマックスは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇大西洋航路上昇、太平洋航路は下落
=Drewry運賃指数、3カ月ぶり下落=

◇前年同期比8.5%増の1.6億TEU
=中国港湾コンテナ取扱量・上半期=

◇前年同期比3.21%増の約695万TEU
=台湾主要4港コンテナ取扱量・上半期=

◇前年同月比26.3%増・32.1万TEU
=シアトル/タコマ港コンテナ取扱量・上期=

◇アジア/オセアニア・Wallabyを再開
=MSC、島嶼国向けNoumea Express改編=

◇合弁開発・運営に出資参画、複合ハブに
=Medlog、ベルギー・リンブルク河川港で=

◇マレーシア向け輸出貨物、登録番号等を
=長錦商船、8月からE-Invoice導入で=

◇世界市場、2028年まで年平均3.3%成長
=フォワーディング、2024年は1.7%拡大=

◇英機関、総額1,310億ドルの貿易が中断に
=星港・マレーシア2港の混雑発生で=

◇1,123,112TEUと前年同月比2.6%増
=国交省、主要6港の外貿コンテナ個数5月=

【海事政策・労務】
◇港湾保安で初の卓上訓練、ISPSコード理解深める
=IMO、マダガスカルで地域ワークショップ等=

◇ジュロン島でのアンモニア・ソリューション提供
=星港MPA、2つのコンソーシアムを最終選考=

◇第47次海賊対処水上隊、8月9日に呉帰港
=護衛艦「さざなみ」、約半年の任務を終え=

◇教育系YouTuberブレイクスルー佐々木氏とコラボ
=J-CREWプロジェクト、外航船員等の紹介動画=

◇ネシア海上保安機構等の能力向上を支援
=海保MCTを派遣、犯罪捜査の講義等=

◇太平洋島嶼5か国の能力向上を支援
=海保、UNDOCと連携し立入検査訓練等=

◇MEGURI「DFFAS+」概要・前回の意見整理等
=海事局、第2回自動運航船検討会で事業者ヒア=

◇工業校生23名ら舶用D機関の運転操作等
=JMETS練習船「海技丸」船内・校内見学会=

◇金沢港湾・空港事務所、専属40人体制を構築
=政府が定員令を閣議決定、能登地震復旧加速へ=

◇「銀河丸」、8月9日に星港へ遠洋航海に出航

【造船・舶用】
◇峰本所長「最先端技術に挑戦し、社会実装進める」
=GHG削減や自動運航等、分野横断の取り組み報告=
=海技研、第24回研究発表会をハイブリッド開催=

◇自動車運搬船火災への取り組みを特集
=NK、『ClassNK 技報 No.9 2024 年(Ⅰ)』発行=

◇アンモニアバリューチェーン構築検討でMoU
=IHI、台湾肥料と物流最適化の共同検討に着手=

◇エネルギー供給型焼却炉の研究開発が終了
=日立造船、東京都下水道局が「実用化技術」と評価=

◇うみそら研のR5年度業務実績評価の意見聴取
=30日にR6年度第1回研究開発法人審議会=

【シッピング・フラッシュ】
◇Hacobu「改正トラック法」30日ウェビナー

◇IHI、人事異動(8月1日付)

2024年7月26日

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交通政策審議会海事分科会第173回船員部会

◇船員の教育訓練、国際ルール制定に先駆け策定
=アンモニア燃料船、IGFコード適用船と同様に=
=海事局が通達発出、「実際に臭いを体感」等も=

国土交通省海事局は、2028年早期の商業運航開始をめざすアンモニア燃料船に乗り組む船員に要する教育・訓練内容を、国際ルールの制定に先駆け、策定した。船長、機関長、機関士、燃料取扱責任者等に対し、IGFコード適用船に係る教育訓練(STCW条約5-3コードA)の実施を求めるほか、「毒性について実際に臭いを体感するもの」等、アンモニア特性に関する訓練実施を求める。船舶所有者が実施主体となり、アンモニア燃料船に船員を乗り組ませる前に、これら教育訓練を実施し、国土交通省による修了確認を受けることを求める。乗組員の雇入届出に際しては、訓練修了の確認書の提示を求める。同局が25日に開催した交通政策審議会海事分科会第173回船員部会で報告した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇インドは後退、パキスタンが回復基調
=バングラデシュのHKC適合ヤードは5ヵ所に=
=GMS、7月第3週のスクラップ買取価格=

◇磯焼け対策とブルーカーボン創出で協力
=日本郵船、ウニノミクスのウニ畜養事業に出資=

◇藻場サミットや藻場サイエンスラボを開催
=商船三井、イノカと「海洋教育プログラム」=

◇人事領域の社会性データ7項目でNK認証取得
=商船三井、邦船社で初・男女の賃金格差比率等=

◇製品物流で堅調な輸送需要、ONEの収支も好況で
=川崎汽船、2Q累計・通期連結業績予想を上方修正=

◇JFEスチール東日本製鉄所の扇島で土地を賃借
=日本水素エネルギー、液化水素SC商用化実証で=

◇旅客は前年同月比10%増、車両は同6%増
=長距離フェリー協会、2024年6月輸送実績=

◇「ウッドサイドが最大級のLNGサプライヤーに」
=ウッドマッケンジー、テルリアン買収で=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続落で23,246㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇ナフサ移送と修理手配を星港MPAと協議
=ハフニア、VLCCと衝突の “Hafnia Nile”=

【コンテナ・港湾物流】
◇6月は欧州・北米が低下、前月比▲0.5%
=世界コンテナ取扱量指数、5月0.4%上昇=

◇年初から40万TEU・63隻を新造船発注
=BIMCO上半期のコンテナ船腹量、過去最高=

◇MSC運航船、600万TEUを突破
=Alphaliner 、ZIM船隊は期中18%増=

◇欧米向けリース料が上昇も率は鈍化
=中国市場のコンテナ価格、7月安定=

◇義烏から温州を経由、東南アジアへ
=SITC、特別コンテナ列車・海鉄複合輸送=

◇幅広いeBLソリューション提供へ
=星港PIL、イスラエルWaveBLと提携=

◇リーファーコンテナ鉄道輸送増と脱炭素化で
=HMM、韓国鉄道公社と物流活性化業務協定=

◇Element Shippingを再編、各種手続き等に対応
=ONE、8月21日付でカンボジア法人を開設=

◇「物流専用空間、無人化・自動化の輸送手法」
=国交省、自動物流道路検討会・中間まとめ=

◇国交省、ダブル連結トラック拡充へパブコメ

【海事政策・労務】
◇船員の教育訓練、国際ルール制定に先駆け策定
=アンモニア燃料船、IGFコード適用船と同様で=
=海事局が通達発出、「実際に臭いを体感」等も=

◇船舶運航者に「安全管理マニュアル策定」求める
=海事局、国際ルール制定に先駆け機能要件を策定=
=アンモニア燃料船、全23項目「暫定安全基準」=

◇自動運航船、国際ルール主導・国内制度を検討
=物効法認定で大型コンテナ・シャーシ導入支援=
=第5回物流革新閣僚会議、進捗と今後の対応=

◇25年間に亘る功績に謝意、船員の権利に貢献
=ITF、テリー・スニーAIMPE元会長を追悼=

◇海事脱炭素化へ、商船三井・橋本社長ら講演
=海事センター、10月10日に苫小牧フォーラム=

◇海事功労者の功績に感謝、計2団体・56名
=九運ら北九州市で令和6年「海の日」表彰式=

◇船員特定最低賃金、専門部会を設置し審議へ
=交政審第173回船員部会、内航鋼船・旅客船等=

◇物流施設の災害対応能力強化へ公募開始
=国交省、R5年度補正予算で支援事業=

◇船員派遣、累積許可352者・有効許可319者へ

【造船・舶用】
◇「課題山積で一部事業者撤退も、潜在需要大きく」
=越・比・豪の洋上風力発電の開発状況と船舶需要=
=日舶工、2024年第4回最新海事情報セミナー=

◇内航海運のCNと「新3K」職場実現へ議論
=船技協・SRC、「内航技術勉強会」を発足=

◇IACS統一規則対応等、改正案25件すべて承認
=NK、2024年度第3回技術委員会を開催=

◇ミシュラ氏が代表理事、サフ氏が専務理事に就任
=インド船級協会、8月1日付理事会人事=

【シッピング・フラッシュ】
◇晴海ふ頭、来年6月よりクルーズ客船の受入再開
=都港湾局、寄港予約受付きょう開始・制度見直しも=

◇東京国際クルーズふ頭等の指定管理者公募を開始
=都港湾局、令和7年4月1日~同12年3月31日=

◇国際クルーズTに “Blue Dream Melody” 初入港
=都港湾局、中国・藍夢郵輪運航で29日に歓迎演奏=

◇JOGMEC、天然ガス・LNG月次レポート7月

◇ゼンリンら輸配送支援「NexusPrime-TMS」

◇Hacobu、国内最大級IT展示会に出展へ

◇笹川平和、総選挙後のインド情勢と日印関係

◇日本郵船、人事異動(8月1日付)

2024年7月25日

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プロダクトタンカー用船料の時系列推移(出所:ポテン&パートナーズ)

◇船腹供給は現状維持、MR船隊需要は増加傾向に
=汎用性に強み、需要回復と地政学的混乱が後押し=
=米ポテン、中古船価格は前年比20~25%上昇=

米ブローカー大手のポテンは19日に発表したレポートで、MRプロダクトタンカーの用船料が上昇を続けており、中古船価格も前年比で20~25%上昇していると指摘した。その要因として、多くの港に入港でき柔軟な運用が可能であることを活かし、パンデミック後の精製品需要の回復やウクライナ・中東での地政学的混乱に伴うトンマイル需要の増加が影響していると分析した。また、石油需要も増加傾向となる中、船価の上昇や環境規制対応等により新造船発注が弱含みとなっており、現在のオーダーブックでは2026年以降の竣工船がほとんどであることから、船隊供給も当面は現状維持が続き、長期的にもMR船隊の需要は増加傾向となるとの予測を示した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「TCFD提言に基づく開示」の内容更新
=商船三井、ガバナンス・戦略等に記載追加=

◇群馬県の社有林CO2吸収量算定に検証声明書
=川崎汽船、NKが森林に対する初の第三者認証=

◇高速ジェット船「セブンアイランド愛」で機関故障
=東海汽船、乗客116人・乗員5人を海保が救助=

◇メキシコの宅配Estafetaを買収
=UPSの2Q業績、減収減益=

【不定期船】
◇船腹供給は現状維持、MR船隊需要は増加傾向に
=汎用性に強み、需要回復と地政学的混乱が後押し=
=米ポテン、中古船価格は前年比20~25%上昇=

◇ケープ、3営業日続落で23,665㌦
=航路平均用船料、パナは再上昇=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCとパナマックスは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇2ヵ月半継続した上昇からは下落も
=先週の欧米向けFBX、高水準を維持=

◇星港・マレーからタイ・越・台湾に
=アジアの港湾混雑がシフト傾向=

◇MHTを開始・CPHを改編、8月から
=Evergreen、台湾/比で2サービス=

◇華北・華中/比航路でNCPを開始
=Sinotrans、8月下旬から新サービス=

◇179万TEUと8.5%増、過去最高
=仁川港、上半期コンテナ取扱量=

◇ルアーブル港からバージ・鉄道でパリ直結
=MEDLOG、ブリュイエール内陸ターミナル=

◇年率換算で2023年2月以来の上昇
=米トラックトン数指数6月、1.6%低下も=

◇鉄道貨物滞留時間が約2日間減少
=6月のLA/LB港、トラックは微増=

◇中→露の自動車・部品輸送量が3倍に
=FESCO・2024年上半期、KD供給増で=

◇データ連携システム開発、年度内に東名で実証実験
=NEDO、ヤマト運ら4社の自動運転支援を採択=

【海事政策・労務】
◇「海事ハブ」の価値創出等、アジェンダを共有
=AMPロケベール長官とズビエタ大統領顧問が会談=

◇最高裁の違憲判決受け、水資源保護を再協議
=パナマ運河流域機関間委員会、第1回会合=

◇ポレミス元理事長が死去、GHG賦課金提唱等
=ICS、プラッテン事務局長が追悼メッセージ=

◇職場の生物学的危険で国際労働基準を確立へ
=ITF、ILO年次総会で組合活動の正当性を主張=

◇パヴェル・クレンク元チェコ船員労組委員長が死去
=ITF、労組設立に尽力・コットン書記長らが追悼=

◇マニラ首都圏の豪雨でパスポート業務停止も
=PCGを派遣し救助活動、道路は閉鎖状態に=

◇省エネ船型のハード・運航支援等ソフト対策を補助
=海事局、内航運航効率化・非化石エネ転換事を公募=

◇全港湾は136分会が妥結、回答平均488,252円
=全国港湾、各単組の夏期一時金交渉の取組状況=

◇日本の産業界ら水素・アンモ等の最新取組を紹介
=第6回ASEANクリーンエネ未来官民フォーラム=

◇辻副大臣、エネ安定供給でカタール大使に謝意

【造船・舶用】
◇造船関係貸付は合計5件-20億9,240万円
=日本財団、2024年8月実行の貸付決定総額=

◇丸亀事業本部で5,800TEU型コンテナ船引き渡し
=今治造船、“MAERSK FREDERICIA”=

◇MTI鈴木社長が双方向ディスカッションを実施
=8月26日に第15回IoS-OPオープンキャンパス=

◇アブダビのゴミ焼却発電プラントのO&M受注
=日立造船、完成後30年間・電力販売も実施=

◇IoS-OP、過去のウェビナー動画をオンデマンド配信

【シッピング・フラッシュ】
◇25,462千㌧と前年同月比4.2%増
=国交省、内航船舶輸送統計4月分=

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果22日分

◇笹川平和、韓国海軍新型潜水艦が持つ技術的特性等

◇笹川平和、2025年度米連邦議会フェロー募集開始

2024年7月24日

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(奥から)今治造船 藤田均専務取締役、檜垣和幸・代表取締役専務取締役、檜垣幸人・代表取締役社長、檜垣清志・代表取締役専務取締役、長尾篤取締役

◇檜垣社長「長いトンネルをやっと抜けた」
=手持工事量3.7年分も船台・人員不足が課題=
=今治造船、舶用工業含む仕事量確保が使命=

今治造船は23日、都内で会見を開き、2023年度の回顧と2024年度の展望を述べた。檜垣幸人・代表取締役社長は「2023年度は日本シップヤードを通じた最初の共同設計船が竣工した年となった。手持工事量も3.7年分を確保し、売上高も為替の影響で4,000億円を超えるなど、長いトンネルをやっと抜けた感じだ。世界では2028年度の船台の取り合いが続いているが、人手不足による生産能力の限界も課題だ。新燃料対応や人手不足は業界共通課題であり、オールジャパンで取り組んでいく認識も共有している。環境規制への対応も必要だが、従来船を含む一定の建造量を確保することで、舶用メーカーを含めた仕事量確保も大事な使命だと考えている」とバランスを取る重要性を強調した。

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【企業・経営】
◇グループ初の風力推進アシスト装置搭載が完了
=ばら積み船“NBA MAGRITTE”に「VentoFoil」2基=
=日本郵船、カーギルが傭船・MTIと効果検証へ=

◇FTSE4Good Index Series、3年連続20回目
=川崎汽船、FTSE Japan・7年/3年連続選定=

◇ONEの収支良化、航空運送事業の統合延期等反映
=日本郵船、2Q累計・通期連結業績予想を修正=

◇大仙市のサケふ化場改築に100万円を寄付
=日本郵船、秋田県との包括協定の一環で=

◇「海運の脱炭素化に必要なのは技術よりも政策」
=ICS、BARテクノロジーズ会長にインタビュー=

◇22日現在は鎮火に至らず、船員らの安全確保へ
=“Maersk Frankfurt”、専門消防チームが消火も=

【不定期船】
◇ノルウェー船社ノルラット・シッピングを買収
=デンマーク船主ノルデン、北欧林業取引等強化へ=

◇バンカー価格、HSFOは全地域で下落
=タンカー用船料、全船種で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇10.7%増、上半期33万TEUと11.2%増
=米Datamyne、日本→米国荷動き6月=

◇SCFIは2週連続で下落、需給緩和で
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇前週比▲1.73%、2週連続下落
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇GS1、2ループ体制で寄港地を改編
=Hapag-Lloyd、北米ガルフ/南米東岸=

◇ExpressFeedersのスロット借り受け
=KMTC、インド/紅海でIRX2に参画=

◇アジア/欧州航路のスエズ利用14%と限定的
=LinerLytica、紅海のコンテナ市場への影響=

◇船社の不当なスペース提供拒否等で
=FMCが最終規則案、公示60日後発効=

◇インドのビジネス環境と機会、JETROら講演
=物流連、R6年度第1回海外物流戦略WT会合=

【海事政策・労務】
◇771隻-1,680万GT新規登録、世界の15%占める
=AMP、パナマ船籍の船隊更新・500万GT超抹消=

◇港湾インフラや物流ハブの管理方法等を視察
=AMP、コロンビアのビジネス使節団が往訪=

◇外国人のクルーズビザ免除を開始
=比DOT、「2024年ベスト寄港地賞」を受賞=

◇MEGURIプロジェクト事業者からヒア
=海事局、あす第2回自動運航船検討会=

◇貯留層の探査規定、R6年8月5日施行
=政府、CCS事業法関連政令を閣議決定=

◇学校・練習船を紹介、御船印・カレー販売も
=JMETS、横浜うみ博に関東運とブース出展=

◇国際海上貨物価額、輸出9.7%・輸入7.6%増
=国交月例経済、外貿コンテナ1.3%・4.9%増=

◇あす第173回船員部会、特定最賃改正等を審議

◇海保が航行警報、須美寿島付近で変色水

◇中国、日本製ステンレス製品へのAD課税撤廃

【造船・舶用】
◇檜垣社長「長いトンネルをやっと抜けた」
=手持工事量3.7年分も船台・人員不足が課題=
=今治造船、舶用工業含む仕事量確保が使命=

◇下水汚泥焼却炉の燃焼高温化、N2O排出量削減に
=日立造船、下水道新技術機構との共同研究を完了=

◇複数AUV隊列制御技術を新たに開発・実装
=海技研実装チーム、海事功労者大臣表彰受賞=

【シッピング・フラッシュ】
◇フューチャーら物流現場のAI活用事例でセミナー

◇都港湾局、27日にお台場プラージュ・知事出席

2024年7月23日

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新造船契約の推移(出所:Clarkson Shipping Intelligence)

◇ドライバルクは前年同期比▲34.2%減と低迷
=船台ひっ迫も影響、平均船齢は12.3年=
=BIMCO、2024年上半期の新造船契約=

ボルチック国際海運協議会(BIIMCO)は18日、2024年上半期のドライバルク部門における新造船契約が前年同期比▲34.2%減となったと発表した。船価が改善され、同比6.5%上昇したことが契約減少となった可能性もあるが、中古船市場では船価が同比15.2%上昇しているにもかかわらず、販売件数は同比11.7%増となっている。造船所がコンテナ船やLNG船を中心とした受注で船台が埋まっている状況に加え、燃料や需要の先行き不透明感が契約減少につながったと指摘している。ただ、ドライバルク船隊の平均船齢は12.3年と、タンカーやコンテナ部門より若く、20年以上の高船齢船は8.9%に留まっているため、大きなリスクにはならないと予想している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇飯野海運らマスティンバー建築でESGに配慮
=ダラスで最大規模の木造7階建てオフィス竣工=

◇“Maersk Frankfurt”、カルワール沖で火災事故
=ICG・MRCC、比国人船員1名が死亡とも=

◇ESG指数「FTSE」構成銘柄4年連続で選定
=SGHD、MSCI ESG格付・3年連続最上位獲得=

【不定期船】
◇ドライバルクは前年同期比▲34.2%減と低迷
=船台ひっ迫も影響、平均船齢は12.3年=
=BIMCO、2024年上半期の新造船契約=

◇ケープ、再び下落で24,652㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは星港のみ上昇
=タンカー用船料、スエズマックス以外上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数2,677.6と前週比▲4.6%
=先週のNCFI、余剰船腹感も=

◇先週のCCFI、3.3%上昇
=SCFIは3,542.44と▲3.6%=

◇2Qは2,845万TEU・6月は964万TEU
=COSCO Portsコンテナ取扱量、過去最高に=

◇ジオフェンシングデータの精度向上へ
=BICとSMDGが覚書、信頼性も向上=

◇自動通関システムで到着予定日入力を要求
=米税関、今年2月に通関申請期限を到着前に変更=

◇深圳でコンテナデポサービスを開始
=SITC、深圳発の無人ゲートを実現=

◇保有2隻・用船7隻で船隊容量は35,000TEUに
=独小売大手Lidl、自営コンテナ船社が2周年=

◇「国道5号線改修事業第3期」に約83億円
=JICA、カンボジア政府と円借款貸付契約に調印=

◇コベントリーで物流施設事業に参画、26年竣工
=三井不・英子会社、パナトニUKと共同事業契約=

 

 

【海事政策・労務】
◇船員の「キーワーカー」指定で入国制限免除へ
=パンデミックの教訓反映、移動の自由を確保=
=欧州理事会・欧州議会、シェンゲン協定を更新=

◇理事会文書と決定事項の配信公開等を決定
=IMO第132回理事会、近代化・透明化を推進=

◇予約システムに「通航日前倒しプロセス」導入
=パナマ運河庁、29日以降はアプリ申請のみに=

◇アデン湾でシンガポール籍コンテナ船襲撃
=死傷者なし・損傷度合確認中、攻撃者は不明=

◇タンカー2隻で船上火災が発生、乗組員は全員無事
=星港MPA、付近航行の海軍艦艇と補給船が救助=

◇コンテナ船で爆発火災、タンカーはフーシ派標的に
=AMP、紅海等航行のパナマ籍船に注意勧告=

◇72億㌦と前年度比▲23%、紅海影響で
=2023/24年度のスエズ運河通航料収入=

◇VR視聴等、「貿易量の99%以上」に驚きも
=船協「海の日プロジェクト」でブース出展=

◇学識者ら海運事業承継の課題・支援策等を講演
=九運振興Cら、8月28日に事業承継セミナー=

◇岸田総理、太平洋島嶼6か国に監視船供与等を伝達
=ミクロネシアにはポンペイ港の岸壁新設も伝える=

◇日加外交貿易相、LNG生産協力へ継続連携を確認

◇日本財団/愛媛県、宇和島で海洋ごみ約30㌧回収

【造船・舶用】
◇「シップ・オブ・ザ・イヤー2023」で3つの部門賞
=三菱造船、液化CO2輸送実証船「えくすくうる」等=

◇マレーシア「MMW24」で舶用工業セミナー
=日舶工、7月30日~8月1日・会員11社参加=

◇「採用ブランディング」テーマに事例紹介等
=日舶工、「人材養成検討ワークショップ」=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇都港湾局、8月2日に「優良工事等表彰式」

◇あすトラック予約受付「MOVO Berth」セミナー

2024年7月22日

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IBF軍事行動区域

◇「軍事行動区域・ハイリスクエリア」2ヵ月間延長
=紅海・アデン湾等の指定見直し期間も2ヵ月刻みに=
=国際船員労使が合意、9月19日まで・以降は再協議=

国際運輸労連(ITF)と国際船員雇用者・合同交渉団(JNG)ら国際船員中央労使は、紅海南部とアデン湾全域、北黒海地域、アゾフ海とケルチ海峡、ウクライナ全港の「IBF軍事行動区域(WOA)」指定と、黒海一部の「ハイリスクエリア(HRA)」指定を、7月19日から9月19日までの2ヵ月間、さらに延長することで合意した。当該海域の情勢を踏まえ、19日までに確認した。国際船員中央労使はこれまで、フーシ派による商船攻撃を背景とした紅海南部・アデン湾等のリスクエリア指定の見直しスパンを1ヵ月刻みとしていたが、事態の長期化等を踏まえ、黒海周辺海域のエリア指定の見直しスパンと同様、今回から2ヵ月刻みに変更した。以降の取り扱いは当該海域の情勢を踏まえ、あらためて労使協議する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇耐熱性素材利用の高効率エンジンの技術開発へ
=商船三井、ベンチャー企業カルノーに出資=

◇「FTSE4Good Index Series」に22年連続選定
=日本郵船、FTSE Blossom Japan 2指数にも選定=

◇循環型経済、利益の公正分配が根本的な課題と指摘
=ウッドマッケンジー、廃棄物インフラ投資の遅れで=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日ぶり上昇で24,941㌦
=航路平均用船料、パナも再び反転上昇=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは米ガルフのみ上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇ピークシーズンを通じて高止まりも
=先週のDrewry運賃指数、1%上昇=

◇FESCO、上期は前期比9%増加
=中国/ウラジオストクのFCXP=

◇輸入危険物の拠点登録、10月6日から
=カナダ運輸省、6項目の登録要件=

◇海運/物流/広報でAI活用、ソリューション開発
=CMA CGM・Google、戦略的パートナー協定=

◇域内港湾の遅延・混雑が深刻化
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇フィリピンで事業拡大、施設を2倍以上に拡張
=FedEx、ルソン国際プレミア空港開発と契約=

◇全国69港で埠頭用地等の事業費計777億円計上
=政府、R6年度特定港湾施設整備基本計を閣議決定=

【海事政策・労務】
◇「軍事行動区域・ハイリスクエリア」2ヵ月間延長
=紅海・アデン湾等の指定見直し期間も2ヵ月刻みに=
=国際船員労使が合意、9月19日まで以降は再協議=

◇人材獲得で学生と意見交換、認識のずれを確認
=IMO、「GreenVoyage2050」プロジェクトで=

◇プラッテン事務局長に「マン・オブ・ザ・イヤー」
=ICS、WISTA UKが50周年記念式典で授与=

◇代替検査技術導入や効果的な防汚塗料の使用等
=AMP、「ファウリング・フォーカス」フォーラム=

◇ダイゾー「次世代燃料タグ」等新たに3件
=海事局・事業基盤計画認定、計36G・54社に=

◇輸送力強化へ年内に外航船内転2隻・新造1隻
=国交省ら航空燃料不足問題、TFが行動計画=

◇商船高専在校生インタビューCM、放送エリア拡大
=JCREWプロジェクト、中部/瀬戸内版が7・9月に=

◇「CIQ体制強化」「寄港地観光の質向上」を
=全国クルーズ活性化会議、国・船社に要望書=

◇第2回公募分、松山港の「照明設備」等3事業
=国交省、R6年度国際クルーズ受入機能高度化事業=

◇計15事業「境港セミナー」「中部国際空港アクセス」
=国交省、R6年度クルーズ等訪日旅客受入促進事業=

◇持続可能な物流体系構築へ最大1,000万円の補助
=国交省、R6年度モーダルシフト推進事業二次募集=

◇▲3.23兆円の貿易赤字、6期連続
=R6年上半期、輸出額7期連続増=

◇水難救済会、斉藤大臣らに青い羽根募金の協力依頼

◇國場副大臣、第五管区海上保安本部管内を視察

◇国交政務官、うみそら研の再現水槽等を視察

◇PALM10、岸田総理「港湾の透明性ある管理」を

【造船・舶用】
◇外部データ・手入力データも活用、安定した解析を
=NSY中井課長が「Sea-Navi®2.0」の解析機能紹介=
=IoS-OPウェビナー「第14回オープンキャンパス」=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=南日本造船、“SSI DOMINATOR” 竣工=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=新笠戸ドック、“LOWLANDS BLOSSOM” 竣工=

◇建設現場向けリモートモニタリングシステム提供
=古野電気、安全性向上・業務効率化・省人化に貢献=

◇下水汚泥ガス化のフィールド試験実施へ
=日立造船・産総研、鹿児島県下水処理場で=

◇名村造船所、「SAGA2024」協賛で感謝状

◇駐比遠藤大使、セブの常石造船等を訪問

【シッピング・フラッシュ】
◇関東運、25・26日に横浜等で「海の日」表彰式

◇都港湾局「海の森公園」指定管理者を公募へ

◇都「海の森公園」キャラクター人気投票を実施

◇海保音楽隊、11月13日に第30回定期演奏会

◇観光庁、訪日外国人旅行者6月分

◇観光庁、24年4~6月期のインバウンド消費動向

◇Hacobu30日セミナー、国交省トラック法改正解説

◇笹川平和、中国外交官とペルソナ・ノン・グラータ

◇日本郵船、人事異動(8月1日付)

◇川崎汽船、人事異動(7月1日付)

2024年7月19日

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陸上支援センター(提供:日本財団)

◇古野電気社屋内に「陸上支援センター」完成
=世界初・複数船舶の遠隔航行支援、常時7~8名で=
=日本財団「MEGURI2040」、2025年から4隻で実証=

日本財団は18日、無人運航船の社会実装に向けた技術開発プログラム「MEGURI2040」において、世界初となる複数船舶の遠隔で航行支援する「陸上支援センター」を、兵庫県西宮市の古野電気社屋内に設置、内覧会を開催した。船舶と陸上支援センター間はLTE回線及び衛星回線で通信環境を構築。オペレーターによる遠隔監視に加え、海技士による個船航行支援、航海計画の策定や運航管理・保船管理等の機能も有し、常時7~8名が24時間365日体制で支援を行うとしている。今後、2025年~2026年にかけて離島航路船「おりんぴあどりーむせと」、コンテナ船「みかげ」、RORO船「第2ほくれん丸」及び新造コンテナ船の4隻で実証航行を行い、主導する自動運航船の国際ルール等にも反映させるとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇古野電気社屋内に「陸上支援センター」完成
=世界初・複数船舶の遠隔航行支援、常時7~8名で=
=日本財団「MEGURI2040」、25年から4隻で実証=

◇虎ノ門エンパワーメントセンター『SANGO』開所
=コミュニケーション・イノベーション創出の場に=
=商船三井、訓練シミュレータ配備で研修利用も=

◇投資拡大と協業戦略で持続可能な鉱業物流へ
=ASL、アフリカの急成長受け市場参入検討=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で24,379㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇MSC、単独サービスの船腹シェア拡大
=2M解散を視野に、紅海危機で取組加速も=

◇新サービスに1,100~1,200TEU5隻投入
=T.S.Lines、今週からJTK・JTK2を統合=

◇3Qのコンテナ輸送需要増で世界的船腹不足に
=MaerskのClerc CEO、事前対応を呼びかけ=

◇3Q極東出し、全航路で需給逼迫も
=Maersk、アジア太平洋市場最新状況=

【海事政策・労務】
◇針谷広報協会長「海事産業発展へさらに支援を」
=明珍船協会長「海上輸送継続、最大の責務果たす」=
=海事12団体主催「海の日」功労者祝賀会に220名=

◇斉藤大臣「今後も各分野リーダーとして活躍を」
=国交省、R6年「海の日」海事関係功労者表彰式=

◇「海洋プラスチックごみGIA」の加盟企業募集
=IMO、9月2日まで関心表明受付=

◇『船舶検査の実践ガイド』の第1版を刊行
=ICS、検査官の生の声やチェックリスト等掲載=

◇2025会計年度予算が閣議承認・国民議会で審議へ
=パナマ運河庁、国庫への貢献と取り組みを強調=

◇ウクライナ人船員の保護と将来の発展で議論
=ITF、ウクライナ海事フォーラムを後援=

◇「国際社会はロシアの戦争犯罪の責任を問うべき」
=ITF・ITUC、ウクライナ小児病院爆撃に非難声明=

◇前年同月比53.6%減・1,111隻
=スエズ運河、5月の通航船隻数=

◇公平な競争条件/環境持続可能性/経済安保等
=G7貿易大臣が声明、「強靭なSC構築」へ=

◇前年同月比+513.4%と3ヵ月ぶり貿易黒字
=貿易統計6月、輸出+5.4%・輸入+3.2%=

【造船・舶用】
◇アンモニア燃料船の商用化に向けた協議開始
=NEDO事業で代替設計承認プロセスを適用=
=NK・NSY・伊藤忠、星港MPAとMoU締結=

◇中国UEライセンシーのGDFが累計100台生産
=J-ENG、2年4ヵ月で達成・さらなる拡大図る=

◇「船舶の効率向上のためのデジタル化とAI活用」
=IRS、DMET-MERI同窓会組織とセミナー共催=

◇混紡繊維の熱分解ガス化へ共同実証と事業化検討
=日立造船・JEPLANが基本合意書、25年3月まで=

◇住友重機械工業、不正アクセスで個人情報漏洩

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果16日分

◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向7月

◇海事振興連勉強会8月9日、船舶リサイクル条約で

◇第4回日本・太平洋島嶼国経済F、人的網構築

◇都港湾局ら20日に晴海埠頭で防災・スポーツイベ

◇運総研、公共交通経営者・円卓会議2024

◇笹川平和、31日「テロの脱過激化と社会復帰」

◇Hacobu22日セミナー、川西倉庫がDX化等講演

2024年7月18日

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中国の石油製品需要(出所:Joint Organisations Data Initiative)

◇中国の石油需要鈍化も楽観見通しで継続成長予測
=過去4年で12Mb/d増、2030年までに2.5Mb/d増=
=米ポテン、EV増加で原料・産業用途需要がけん引=

米ブローカー大手のポテンは12日に発表したレポートで、世界の石油需要をけん引してきた中国に鈍化傾向が見られるが、見通しは概ね良好だと指摘した。国際エネルギー機関(IEA)のデータでは、中国の石油需要は2000年の日量460万バレルから2023年には1,660万バレルと急増。世界需要が6.0%から16.3%に伸びたうちの47%が中国の影響という。今後も原料需要やジェット燃料、産業用途での需要の伸びが期待され、主要機関では2030年までに約250万バレル増加すると予測している。また、製油所のメンテナンスによる低稼働で原油輸入が停滞しているものの、政府が原油購入量を増やすよう要請したこともあり、今後数年間は楽観的な見通しとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇横浜港で「A-Tug」に燃料アンモニアバンカリング
=日本郵船、Truck to Ship方式では世界初=

◇「ウインドチャレンジャー」の模型展示等も
=商船三井、「海の日」に自動車船見学会=

◇大阪万博「未来の都市」パビリオンで共通展示
=商船三井ら12社と「Society5.0」のストーリー体験=

◇フーシ派が対艦弾道ミサイル等で攻撃
=コンテナ船・タンカー等計3隻=

◇三井倉庫、ESG投資指数FTSE構成銘柄に選定

【不定期船】
◇中国の石油需要鈍化も楽観見通しで継続成長予測
=過去4年で12Mb/d増、2030年までに2.5Mb/d増=
=米ポテン、EV増加で原料・産業用途需要がけん引=

◇ケープ、2営業日続落で25,702㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇スポット運賃の高騰はピークとも
=Xeneta、7月初旬より小幅上昇に=

◇前週比3.2%上昇もピークの可能性も
=先週のFBX、Daily Rateは下落傾向=

◇輸出海上貨物は全向け地で増加
=KCS、6月の韓国輸出入貨物費用=

◇15日からATAカルネ制度を正式導入
=比国税関・商工会議所、税関覚書に署名=

◇ベトナム中部のダナンで港湾開発
=印Adani Group、当局が原則承認=

◇豪州でもトラック運転手不足が深刻化
=NatRoad「2.6万人確保を、SC混乱も」=

◇「9月30日まで労使交渉を再開する考えない」
=ILA会長、組合員非関与の自動ゲート判明等で=

◇労組BELT、3年間の新労使協約批准
=LA/LB港、鉄道サービス会社PHL=

◇持続可能な物流ネットワークを構築
=ASL、アフリカ大陸の鉱業部門全体で=

◇国交省あす第5回自動物流道路検、中間まとめ案

【海事政策・労務】
◇カリブ海小島嶼国等の海事脱炭素化を支援
=IMO、ベリーズで「グリーン・シッピング会議」=

◇「IMO勇敢賞」にミサイル直撃船のタンカー船長ら
=IMO、ハリケーン下で6人救助のタグボート船長も=

◇「漁師の日」に西パナマ州で内航船員免許発行ツアー
=AMP、2024年上半期は外国人含む2,970人に交付=

◇OTS職員対象に港湾警備の訓練を実施
=USCG、フィリピンでワークショップ開催=

◇EV火災調査に焦点、旗国のコミットメント示す
=比MARINA、国際海難事故調査WSに参加=

◇2030年までに石炭廃止、再エネ割合60%へ
=モーリシャス、初の再エネ国際会議を開催=

◇計875回-3,995隻、1回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績6月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で144隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況6月=

◇確認商船638隻、民間等への情報提供15回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況6月=

◇「船がない日常生活」例に海運の重要性等を説明
=船協ら、豊島区の中学1年生73名対象に出前授業=

◇NPO「海の日」イベに協力、海技者の魅力等
=船協、児童養護施設の児童・生徒ら対象に講演=

◇岸田総理、日本でADB協力案件の船舶建造中
=ツバルと首脳会談、輸送サービス向上に寄与=

◇上川外相「海運に依拠する我が国に重要」
=ジョイア・タウロ港をG7貿易相らと視察=

◇防衛省、8月上旬に海賊対処航空隊の要員交代

◇國場副大臣、苫小牧CCS実験実証センター等視察

◇日独首脳、水素/エネ等の戦略的連携進展を歓迎

◇日比外相、巡視船追加供与等の海洋協力を深化

◇日UNODC政策対話、「法の支配」等成果文書

【造船・舶用】
◇三浦工業の舶用IoTアプリ「i-MITEC」にIE認証
=NK、運転データからトラブル防止方法を提案=

◇LNG燃料自動車運搬船 “TURQUOISE ACE”
=多度津造船、商船三井「BLUE」シリーズ2隻目=

◇日立造船、特別調査委員会を設置
=舶用エンジン事業の不適切行為で=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、鉱工業指数等5月分

◇プリンセスC、世界最大のピザ会・ギネス記録に

◇笹川平和、『Ocean Shot』第2回公募等

2024年7月17日

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イベント会場となった東京国際クルーズターミナル

◇斉藤国交相「イベント通じ、海の仕事への理解を」
=「明治丸」竣工150年、多くの家族連れで賑わう=
=「海の日記念行事2024」オープニングセレモニー=

「今年は、『海の日』の由来となった、明治天皇の東北巡幸で帰り道に乗船された灯台巡視船『明治丸』の竣工150年となる節目の年だ。我々の生活に欠かすことのできない海や海の仕事について、様々なイベントを通じて理解と関心を深めてもらえるよう努める」。
 斉藤鉄夫・国土交通大臣は7月15日に東京国際クルーズターミナルで開催された「海の日記念行事2024」オープニングセレモニーで、海事教育の重要性を強調した。新型コロナウイルスの影響もあり、数年に亘り大々的なイベントは控えられ、昨年も乗船体験等は行われなかったが、今年は満を持しての開催となり、多くの家族連れで賑わった。

Table Of Contents 目次

【特集「海の日記念行事2024」】
◇斉藤国交相「イベント通じ、海の仕事への理解を」
=「明治丸」竣工150年、多くの家族連れで賑わう=
=「海の日記念行事2024」オープニングセレモニー=

◇「あすの我が国海運を背負う人材、共に頑張ろう」
=斉藤大臣が実習生ら激励、一般公開には約500名=
=JMETS「海の日」行事、練習船「青雲丸」で=

◇新造船 “TURQUOISE ACE” に約600名
=商船三井、「海の日」自動車船見学会=

【企業・経営】
◇北米西岸の減速航行プログラムでサファイア賞
=日本郵船、順守率85%以上達成・2年連続で最高位=

◇「世界海洋デー」を機に世界同時清掃活動実施
=川崎汽船、グループ有志11社・330名超が参加=

◇低摩擦塗料の推進でScope3のCO2排出削減に貢献
=丸紅、成果払い方式の導入補助サービスを紹介=

◇解撤とグリーンスチール生産、拠点構築へ
=Maerskとバーレーン工業省がMOU締結=

◇太平洋・欧州航路が好調、41.5億㌦
=OOIL上期売上高、前年同期比2.2%増=

【不定期船】
◇ケープ、大きく上昇も再下落で27,058㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続伸=

◇バンカー価格、シンガポールは上昇
=タンカー用船料、アフラとパナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI 3,674.86と前週比▲1.6%下落
=3ヵ月ぶりの下落、太宗航路で需給緩み=
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇アジア発米国向けコンテナ荷動6月、15.8%増
=Datamyne、上期16.3%増、2019年比20.9%増=

◇総合指数2,807.4と▲1.7%下落
=先週のNCFI、欧州航路を除き下落=

◇13週ぶり下落、5,133と▲0.04%
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇外貿コンテナ輸出2.7%増、輸入は0.6%増
=NX総研、2024年度貨物輸送の見通し改訂版=

◇船社がGRIに上限設定、新サービス等で
=LinerLytica、最近のコンテナ船腹投入も=

◇HMM、極東/墨西岸直航FLX・6隻で
=ONEと協調配船・定曜ウィークリー=

◇American Honda向けフェニックスに開設
=Maersk、150,000ft2の新倉庫・配送センター=

◇パナマZLCに1,200m2の部品流通センター
=広州汽車集団、サービス強化へ配送時間短縮=

◇「栗東湖南」を一時避難施設に、防災行事も
=日本GLP・湖南市、災害時施設で協力協定=

【海事政策・労務】
◇2030年に次世代船舶受注量の世界トップシェアへ
=デジタル技術を駆使・供給体制を確立・人材を確保=
=海事局、船舶産業変革のための実現検討会・報告書=

◇「私たちの海 私たちの義務 私たちの機会」
=IMO、2025年「世界海事デー」のテーマ決定=

◇8月3日~4日、ミラフローレス東でメンテナンス
=パナマ運河、スーパー・レギュラー船の予約枠削減=

◇問い合わせ専用アドレス開設、専門家が対応
=AMP、デジタルイノベーションの第一歩=

◇デンマークがトップ、日本は7位、パナマ55位
=パリMOU、ホワイト/グレー/ブラックリスト=

◇第47次海賊対処水上隊、セーシェルと親善訓練
=護衛艦「さざなみ」日本への帰途にビクトリアで=

◇水上隊584隻・航空隊682隻を確認
=中東情報収集6月「特段の異常なし」=

◇東京海洋大海洋工学部2年生を対象に講演会
=船協人材確保TF「学生時代にやるべきこと」等=

◇ステージPGにも参加、出港する旅客船等を紹介
=関東運、「海洋都市横浜うみ博2024」にブース展示=

◇国交省、物流情報オープンPF事業を補助
=物流標準化促進事業費補助金を追加公募=

◇7ヵ国9名参加、水路測量国際B級資格付与
=JICA課題別研修・海図作製技術コース開講=

◇全国で海難防止活動を強化、自己救命策を推進
=海保、8月末まで「夏季安全推進活動期間」に=

◇今月末まで全国で海難防止啓発活動を推進
=海保ら、「海の事故ゼロキャンペーン」=

◇第三者認定機関の認定セミナー等の今後の取組等
=国交省、24日に第13回運輸安全マネジ普及啓発協=

◇外務省、ソマリア武器禁輸違反者3個人を追加

【造船・舶用】
◇8月27日~30日に「条約基礎パッケージ」
=NKアカデミー、オンライン開催・8月5日〆切=

◇“CRIMSON SAPPHIRE” 竣工・引き渡し
=今治造船、40,000DWT型ばら積み船=

◇広島工場で5,800TEU型コンテナ船引き渡し
=今治造船、“OOCL CHENNAI”=

◇“NORSE INNOSHIMA” 竣工・引き渡し
=しまなみ造船、40,000DWT型ばら積み船=

◇「ビジネス英語初級講座」に過去最多50名
=日舶工、会員19社・講座回数を2回に増加=

◇脱炭素化を中心に取組内容等で知見共有
=KR、ロンドンで第19回KR欧州委員会を開催=

◇新船舶管理スマートハブ「MOVE」をリリース
=BV、「VeriSTAR Info」は2024年末で終了=

◇舶用品検査立会申請の日本語版ユーザーガイド発行
=BV、「VERISTAR EQUIPEMENT」で=

◇大島造船所、香焼工場1番船の進水映像を公開

【シッピング・フラッシュ】
◇R6年版MaaS支援事業に八重山のバス・内航乗継

◇国交省あす分野横断技政WG、インフラ整備等

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向等

2024年7月16日

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国連人権理事会第56回会合(出所:フィリピン外務省)

◇不当な扱いを撲滅、適正な労働条件・保護を確保
=史上初、「船員の権利保護の促進」へ決議採択=
=国連人権理事会第56回会合、比国政府が主導=

国連人権理事会(HRC)は11日、スイス・ジュネーブで開催された第56回会合で、フィリピンが提出した船員の権利に関する史上初の決議を採択した。同決議では、船員に対するあらゆる形態の差別や不当労働行為を撲滅し、「安全で安心できる職場、公正な雇用条件、船上での適正な労働・生活条件、健康保護、医療、福祉措置、その他の社会的保護を確保する」ため、海上労働条約(MLC)の実施を強化するよう求めた。フィリピン外務省のエンリケ・マナロ大臣は「船員は時に危険な状況下でも職務を遂行している。今回の決議は、世界中のフィリピン人船員を含む船員を保護するための画期的なものだ。HRCの選択を心より歓迎する」と声明を発出した。

Table Of Contents 目次

【「海の日」メッセージ】
◇「産学官の英知を結集、海洋立国の実現めざす」
=海洋安保/持続可能な海洋/人材の育成・確保へ=
=岸田総理、令和6年「海の日」迎えメッセージ=

◇安全で安定的な海上輸送継続、責務果たし続ける
=地政学的リスク/環境規制対応/人材確保等を課題に=
=船協・明珍会長、令和6年「海の日」メッセージ=

◇日本人船員の確保・育成「国は実効性ある政策を」
=海の日固定化へ海事振興連盟ら関係団体等と連携=
=海員組合・松浦組合長、「海の日」メッセージ=

◇「海には無限の可能性、未知のフロンティア開拓」
=洋上風力発電等に貢献、海の日固定化も強調=
=日造工・金花会長、令和6年「海の日」メッセージ=

◇「人材不足が深刻、DX推進・市場拡大等で団結」
=中造工・田中会長、令和6年「海の日」メッセージ=

◇「経済安全保障上重要な産業と改めて認識」
=日舶工・木下会長、令和6年「海の日」メッセージ=

◇「造船技能者集団として、役割を的確に果たす」
=日造協・小久保会長、R6年「海の日」メッセージ=

【企業・経営】
◇船内見学や体験乗船、操船シミュレータ体験等
=日本郵船、8月3~4日「うみ博2024」に参加=

◇飯野海運、ESG投資指標の構成銘柄に・A評価
=「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」で=

◇バングラデシュのシップリサイクルへの金融支援等
=IMO、SENRECプロジェクトでサミット=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で28,911㌦
=航路平均用船料、パナは13営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、全船種で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇5,901㌦/FEUと前週比1%上昇
=先週Drewry運賃指数、13週連続上昇=

◇北東アジア/墨西岸・「ALX4」
=ONE、8月中旬からサービス開始=

◇北東アジア/東南アジア、新JTVS開始
=CNC、今月上旬から開始=

◇南ア沖でコンテナ44本を流失
=CMA CGM、アジア発欧州へ航海中=

◇中国/アルハンゲリスクで新航路を開設
=中国NewNew、北極海経由コンテナ配船=

◇荷主・製造業ら団体、FMCに延期反対意見
=コンテナ船社らのD&D新規則の延期申請に=

◇宇徳、プラント関連事業に参入へ
=インド現法「UTOC India」を設立=

◇上半期の取扱量140万TEU超
=上海港、空コン配送センター=

◇搬出作業効率化でコンテナデバンニング装置導入
=神原ロジスティクス、福山物流センターに=

◇東京港大井埠頭でヒアリ120個体を確認
=都港湾局、18都道府県・計119事例目=

◇小西医療器大阪ソリューションセンターを見学
=物流連、R6年度物流低・脱炭素化情報交換会=

 

 

【海事政策・労務】
◇不当な扱いを撲滅、適正な労働条件・保護を確保
=史上初、「船員の権利保護の促進」へ決議採択=
=国連人権理事会第56回会合、比国政府が主導=

◇通航船舶871隻、トランジットは平均9.8時間
=ACP・6月運用状況、オークション枠55.56%に=

◇パナマ海事会議所新理事就任式
=AMPからロケベール長官が出席=

◇シップリサイクル業界で女性雇用拡大へ
=IMO、バングラデシュで女性向けキャリアフェア=

◇イラク主要港に海上シングルウィンドウ導入へ
=IMO、専門家チーム派遣で支援実施=

◇60件と前年同期比5件減も凶悪化傾向に
=IMB、2024年上期の海賊発生件数=

◇「取組を弱めた場合、状況は容易に逆転する」
=R6年版防衛白書、海賊対処行動の継続意義=

◇明珍会長「業界発展へ引き続き理解と協力を」
=ペレ駐日パナマ大使、離任を前に船協を表敬=

◇田村元海技研センター長ら4名・1団体
=第17回海洋立国推進功労者総理大臣賞=

◇巻頭に「海事産業を支える人材確保に向け」
=海事局、「海事レポート2024」を発行=

◇ガイドライン実効性確保へ周知徹底・着実実施を
=関東運、22日に第10回国際海コン陸送安全会議=

◇ベトナム物流産業を担う物流人材を育成・支援
=国交省、ホーチミン市交通大学生188名らに=

◇25日~29日に、一般公開・イルミ点灯も
=JMETS練習船「日本丸」宮古港に入港へ=

◇大田市の温泉津港岸壁等8月10日に新規登録
=港湾局「みなとオアシス」、162箇所目に=

◇脱炭素化/気候変動/エネ/SC強靭化等で議論
=第5回日本・アラブ経済フォーラム/閣僚会合=

◇堂故副大臣、七尾等石川県の被災港湾を視察

【造船・舶用】
◇サイバーレジリエンスのガイドライン発行
=NK、「IACS UR E26/27」要件等を解説=

◇64,000DWT型ばら積み貨物船で命名式
=大島造船所、香焼工場建造の1番船=

◇4隻目の鳥羽市定期船「はばたき」と命名
=ツネイシC&F、ポケモンラッピング=

◇1,050GT型旅客船兼自動車渡船を進水
=内海瀬戸田、「結 Line こしき」と命名=

◇「FTSE Blossom Japan」2指標の構成銘柄に
=三菱重工業、サステナビリティの取り組みに注力=

◇「FTSE Blossom Japan Index」に初選定
=IHI、「Sector Relative Index」は3年連続選定=

◇ヴィジャイ・アローラ会長の退任を発表
=IRS、34年にわたる功績を称え送別会開催=

【シッピング・フラッシュ】
◇国交省、R6年度民間提案型官民モデリング事業

◇経産省ら、あす第4回日本太平洋島嶼国経済F

◇RXjapan、17日からEC・店舗 Week名古屋

◇観光庁、旅行取扱状況速報5月分

◇笹川平和、CNとエネ安保を両立させる方策を考察

◇商船三井、人事異動(15日付)

2024年7月12日

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スクラップヤード

◇全地域で停滞、買取価格は5週連続変動なし
=インド亜大陸は様子見、トルコは休眠状態=
=GMS、7月第1週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、7月第1週のスクラップ買取価格は5週連続で動きがなく停滞した。完全に停滞しているトルコのほか、インド亜大陸のシップリサイクル業者もモンスーン時期を迎えて市場動向を見守るスタンスで、一進一退の状況が続いている。バングラデシュは取引はあるものの、状態の悪い小型船舶ばかりで採算はよくない状態が続いており、インドは選挙結果を受けた先行き不透明感から入札を控えている。パキスタンも停滞が続いており、来週にも停泊ゼロになるというトン数不足が目立っている。紅海危機の影響でリサイクル船の供給が低迷しているが、7月末~8月上旬にかけて取引が増加することも期待されている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇全地域で停滞、買取価格は5週連続変動なし
=インド亜大陸は様子見、トルコは休眠状態=
=GMS、7月第1週のスクラップ買取価格=

◇アカウミガメ28頭を海上輸送、太平洋上で放流
=商船三井、名古屋港水族館の回遊経路調査に協力=

◇ハンブルク市議会、第1読会で承認
=MSCのHHLA株式取得で=

◇需要増・運賃上昇、EBIT8億ユーロに
=Hapag-Lloyd、上期業績予想を上方修正=

【不定期船】
◇ケープ、6営業日ぶり上昇で26,666㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、ロッテルダムは上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇1,594万TEUと前年同月比5.8%増
=CTS、5月の世界コンテナ荷動き=

◇前月比▲2.1%減、229万7,979TEUと好調も
=米国コンテナ輸入量6月、前年比10.4%増=

◇京浜港から地方港向け内航転送サービス
=ONE Japan、輸入貨物「GREEN BELT」=

◇前年同期比2.5%増の26.7万TEU
=韓中フェリー、上期コンテナ輸送量=

◇バルト海・北欧航路・GFXを開始
=X-Press Feeders、メタノール燃料船投入=

◇EU・トルコ・英国など広域をカバー
=cargo-partner、複合輸送サービス開始=

◇星港の沖待ちが最大2日に短縮
=PSA、バース増などで混雑緩和=

◇国内新規開発8物件、累計投資額1.2兆円に拡大
=三井不動産、ロジスティクス事業戦略発表=

【海事政策・労務】
◇イアン・フィンリー常駐代表に国際海事賞
=IMO理事会、30年に亘り安全・環境法案等に貢献=

◇汚染物質流出の疑いで調査、海への流出はなし
=AMP、フアンディアス川のマングローブ湿地帯=

◇縫製工場から20Lの重油流出で関係省庁と連携
=モーリシャス環境省、「状況はコントロール下」=

◇18日8時から乗組員募集メール送信アドレス変更
=星港MPA、PDF添付なし・アプリ経由で確認要請=

◇「海は大切」も「海を守る行動」につながらず
=日本財団「海と日本人」調査、「若年層に光明」=

◇海運9名/船舶12名/船員21名等、18日に表彰式
=国交省、R6年度海の日海事功労者大臣受賞者=

◇海上輸送で災害廃棄物を広域処理
=港湾局が開始、R6年能登地震で=

◇キゴマ港改修計、貨物倉庫建設・旅客埠頭改修
=政府、タンザニアへの無償資金協を5億円増額=

◇斉藤国交相「海の日記念行事2024」に出席
=JMETS練習船「青雲丸」実習生ら激励も=

◇「国際コンテナ港湾の戦略と展開を考える」
=海事センター、9月13日に第11回セミナー=

◇CNへのイノベ、「持続可能な海上輸送等」
=経産省/NEDO、10月「第11回ICEF2024」=

◇国交省R6年度MaaS実証PJ、奥尻航路活性化等

◇国交省ら16日に第3回航空燃料供給官民タスクF

◇笹川平和「太平洋島嶼国ウィークス」が開幕

【造船・舶用】
◇バングラ向けに初の港湾荷役クレーン9基受注
=三井E&S、マタバリ向けでチッタゴンの混雑緩和=

◇純国産技術で船上炭素回収システムの設置に成功
=KR、HMM・サムスン重工らと共同でリスク評価=

◇船級符号「CYBER RESILIENT」付与等
=BV、IACS UR E26/27対応でNR659改定=

◇日本等は東南アジア・大洋州と統合で「APA」に
=BV、船級部門の管轄地域を3つに再編=

◇8月6日にお仕事体験プログラム開催
=古野電気、小学生5・6年生が対象=

◇14~15日、「マリンカーニバル神戸2024」に出展
=古野電気、舶用電子機器の展示や塗り絵コーナー=

◇杉原義之氏が執行役員船級部門長補佐に就任
=BVジャパン、山下常務は9月末で退任=

【シッピング・フラッシュ】
◇BV、鋼船ルール等の一部メインルールを改定

◇BV、船級ルールとガイダンスノートを改定

◇プリンセス・クルーズ、世界的ピザ職人とコラボ

◇Hacobu18日と23日にセミナー、港湾企業等対象

2024年7月11日

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国際海事6団体

◇CII評価制度の欠陥指摘、MEPC82で見直しを
=「不正確な評価で各船舶ビジネスに悪影響」懸念=
=ICS・BIMCOら国際海事6団体が共同声明=

国際海運会議所(ICS)ら国際海事6団体は9日、2050GHGゼロ実現に向け、「現行燃費実績格付制度(CII評価制度)の欠陥がGHG排出削減に向けた海運業界の努力に逆行するものだ」等とする共同声明を発出した。9月に行われるIMO第82回海洋環境保護委員会(MEPC82)で見直しを求める。現行指標では、バラスト船が最良の評価を受ける一方、港湾の効率や混雑等に左右される寄港時間によりペナルティが課される状況となっており、効率的に運航している貨物積載船の評価が低くなることを問題視している。3月に開催されたMEPC81でも現行制度が不十分であることは確認されており、CIIの見直しプロセスで、これらの懸念を十分に考慮し、対処することとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇ウインドチャレンジャー搭載船2隻目が竣工
=大島建造、64型ウルトラマックス “Green Winds”=
=商船三井、クレーン搭載船では世界初導入=

◇ESG評価指数の構成銘柄に3年連続選出
=飯野海運、「FTSE Blossom Japan」2指標で=

◇上海港の長期代替燃料供給で協力覚書
=SIPGとONE、エネ変革と持続可能な発展へ=

◇「Voyage Optimization」等2製品を搭載へ
=NAPA、星港UMMSの管理船55隻に=

◇ヤマトHD、MSCI ESG構成銘柄に2年連続選定

◇MSCベリッシマ済州2024アジア最優秀クルーズ

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続落で25,869㌦
=航路平均用船料、パナは16営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、ロッテルダムのみ下落
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇欧米向けさらに上昇、東岸向け9,300㌦
=先週のFBX、前週比11.4%上昇=

◇6月のCCFI、前月比30.2%上昇
=中国交通部、SCFI前月比30.1%上昇=

◇運賃高騰で非アライアンス船社が再参入
=Sea Intel、北米西岸航路で船腹シェア30%も=

◇2024年小売り売上高、前年比2.5~3.5%増予測
=NRF、5月の米国小売輸入コンテナ前年比7.5%増=

◇寧波とジェベルアリ/UAEの2港に寄港
=寧波遠洋運輸、中国/中東航路に初進出=

◇ver.di、ドイツ主要2港でスト
=11~12日の労使交渉を視野に=

◇前年同期比33.9%増・936億台湾㌦
=Yang Ming、上期の売上高が二桁増収=

◇前年同月比29.2%増の7.74万TEU
=NXHD、2024年6月の国際海上輸送取扱量=

◇量子コンピューティング活用へ
=CMA CGM、Pasqalと戦略提携=

【海事政策・労務】
◇CII評価制度の欠陥指摘、MEPC82で見直しを
=「不正確な評価で各船舶ビジネスに悪影響」懸念=
=ICS・BIMCOら国際海事6団体が共同声明=

◇GHG削減の行動計画策定支援でEOI募集
=IMO、開発途上国対象・9月6日締切=

◇「比国人船員の権利・利益保証は国家の主要任務」
=比DOTr、「船員デー」記念行事で79人が宣誓=

◇年内のFAL条約批准へ、3政府機関が準備
=比DOTr、MSW義務化で手続き簡素化=

◇インディオ川流域に新貯水池建設へ
=パナマ運河、1日当たり36隻の通航枠確保へ=

◇8~12日にリスク評価や洗浄技術等の見学・WS等
=AMP、「ファウリング・フォーカス」発足式に参加=

◇IMO3委共同WG議論等を紹介、船長等の役割で
=JMC海事振興セミナー、「自動運航船」テーマに=

◇物流革新DX6件/GX1件、洋上風発関連船舶2件
=国交省、強い内航に変革「NX補助金」9件初採択=

◇コンテナ・荷役機器・シャーシ等を1/2以内で補助
=国交省、モーダルシフト加速化緊急事業を追加公募=

◇R5年度、東洋埠頭の大井倉庫等3件採択
=国交省、物流拠点機能強化支援補助事業=

【造船・舶用】
◇2024年度6月受注量は54隻-214.8万GT
=輸組、手持工事量は659隻-3,025万GTに=

◇フェーズ2開始、データプラットフォーム構築へ
=船技協、第1回ダイナミックマップ研究会=

◇揚子江造船所に1隻・大島造船所に4隻
=Danaos、コンテナ船5隻を追加建造=

◇「Ocean 5.0」特設サイトを公開
=古野電気、2050年の未来社会に向けて=

◇初の港湾施設保安内部監査員研修プログラム
=IRClassアカデミー、麻薬の識別・取締り等=

【シッピング・フラッシュ】
◇港湾局、サイバーポートセミナー第7弾を公開

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果8日分

◇国交省、データ活用・オープンデータ化PJ開始

2024年7月10日

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◇海陸交互勤務が一般化「陸勤時の処遇改善を検討」
=賃金・年間臨手等の統一要求基準、引き続き検討=
=海員組合・中執、R7年度外航春闘方針・中間答申=

「海陸交互勤務が一般化しているため、陸上勤務時における処遇改善について、あらためて検討していく必要がある」(中間答申)。
 全日本海員組合・中央執行委員会は9日、令和7年度海員・外航部門の労働協約改定交渉(外航春闘)に向け、組織内専門委員会(外航労働協約改定専門委員会)が策定した中間答申を了承した。各社個別要求となっている賃金の指針となる統一要求基準の扱い、諸手当、その他の項目、年間臨時手当の統一要求基準・算定基準額や交渉時期─等については引き続き検討する。具体的な要求内容は今秋の定期全国大会での審議を経て、12月には最終答申を策定。年明けには大衆討議に付して、来年2月の外航部委員会で機関決定する。

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【企業・経営】
◇アンモニア燃料や各種バイオ燃料の利用促進で
=人材育成トレーニングでも協業を模索=
=日本郵船、星港MPAとMOU締結=

◇FTSEのESG投資3指標に継続採用
=商船三井、「FTSE4Good Index」は22年連続=

◇66日間の「GRAND ASIA CRUISE」等
=商船三井クルーズ、「FUJI」2025年4~7月=

◇2033年までに太陽光&風力発電で5.4TW導入予測
=ウッドマッケンジー、エネルギー貯蔵が急成長=

◇石油需要の将来予測シナリオを専門家が解説
=ウッドマッケンジー、脱炭素化進展も石油需要増加=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続落で27,171㌦
=航路平均用船料、パナは15営業日続落=

◇15,000DWT型タンカー1隻を金陵船舶に発注
=テルンタンク、メタノール対応でオプション行使=

◇バージバルクの鉱石運搬船にローターセイル搭載
=アネモイ、ブラジルに航海・最大8%のCO2削減=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFI、前週比0.5%上昇と小幅アップ
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇5,135と前週比7.47%上昇、12週連続
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇“CA Osaka” を投入、CPM開始
=ASL、中国/マレーシアで=

◇カナダ西岸の港湾スト、当面回避へ
=CIRB、ILWUのスト通告取消し命令=

◇前年同月比91%の大幅増収
=Evergreenの6月売上高=

◇2年連続1位、Ultra Freezerコンテナで
=HMM、韓国向け加州産オレンジ輸送=

◇複合輸送サービス「Arctic Express No1」開設
=中ロ、北極海航路のコンテナ航路網拡張へ=

◇カスピ海経由のコンテナ輸送量4倍目標
=中国政府、中央班列活用で年末までに250便運行=

◇「動静情報自動取得・更新機能」を連携リリース
=トレードワルツ、コンテナ追跡のMonCargoと=

【海事政策・労務】
◇海陸交互勤務が一般化「陸勤時の処遇改善を検討」
=賃金・年間臨手等の統一要求基準、引き続き検討=
=海員組合中執、R7年度外航春闘方針・中間答申=

◇「後継者の確保・育成に繋がる職場環境整備を」
=基本給・諸手当改善、定年延長等を引き続き検討=
=海員組合中執、R7年度内航等春闘方針・中間答申=

◇「GloLitter」が2025年12月まで延長決定
=IMO、主要ドナーのノルウェー開発庁が承認=

◇UNCLOSやIMO文書の義務・コンプラ等で研修
=IMO、エチオピアで海上保安WS・25名参加=

◇ロケット打上時のゴミ、海洋環境に悪影響と指摘
=IMO、第67回国連宇宙空間平和利用委員会に参加=

◇EUと1,530万ユーロの無償資金協力で調印
=インド洋委員会、SSAプログラムの進展で=

◇「官民学一体で若年船員確保育成」重要性を確認
=船協/九州船対協、教育機関と人材・確保育成懇=

◇SC強靭化へグローバルサウスと連携強化を
=政府、「令和6年版通商白書」を閣議配布=

◇国交副大臣、香港運輸長官と意見交換

◇堂故副大臣、伏木富山港クルーズ受入環境等を視察

◇国交省、運輸審議会会長代理に元JR東の白石氏

【造船・舶用】
◇64型ばら積み船 “LOWLANDS WEALTH”
=川重NACKS、FJ LINESに引き渡し=

◇“WAN HAI 376” 引き渡し
=JMU有明、3,055TEU型コンテナ船=

◇浮体式洋上風力発電の小型模型で公開水槽実験
=海技研、8月9日に小学生と保護者対象=

◇古野電気創業者、古野清賢・名誉相談役が死去
=9月30日に神戸ポートピアホテルでお別れの会=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産相、UNIDOと協力共同宣言に署名

◇JOGMEC、日本入着スポットLNG6月次価格

◇Hacobuきょう物流統括管理者「中計」ウェビナー

◇笹川平和、太平洋島嶼国事業の歩み

2024年7月9日

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(左から)鹿島専務、曽我社長、樋口常務。後列は入学予定の女子学生

◇「優秀な船員としての気質、新技術対応にも期待」
=「女子学生も近い将来倍増、慎重に検討進める」=
=日本郵船・曽我社長、NTMAインタビュー=

「フィリピン人船員は真面目で明るく勉強熱心で、優秀な船員としての気質を備えている。今後、代替燃料等の新技術にも、その気質でもって向き合い、対応してくれるものと期待している」
 日本郵船の曽我貴也・代表取締役社長は5日、フィリピンでトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同運営する自営商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)」の女子寮落成式及び卒業式に出席。その後記者インタビューに応じ、同社人材獲得におけるNTMAの重要性や、2024年度に新たに女子学生15名が入学すること等を受けた女性船員の雇用、NTMAの今後について語った。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「優秀な船員としての気質、新技術対応にも期待」
=「女子学生も近い将来倍増、慎重に検討進める」=
=日本郵船・曽我社長、NTMAインタビュー=

◇60名収容、第1期生は15名が入学
=日本郵船、比NTMAに女子学生寮を新設=

◇「次に続く女性陣のために自分を磨きたい」
=比NTMA、初の女子学生インタビュー=

◇曽我社長「最も貴重な財産である船員に投資継続」
=日本郵船、船員配乗会社NYK-FIL創立35周年=

◇日本郵船、ENEOSオーシャン新会社を子会社化
=LPG船/ケミカル/プロダクト/ドライ事業を取得=
=計49隻・在星船管16社も、25年4月1日目途=

◇DPシミュレータ使用オフショア船訓練コース開講
=商船三井/MOLMEC、洋上風発特殊船の安全に貢献=

◇釜山港で初のバイオ燃料バンカリング
=陽明海運、B30 HSFO使用でGHG25%削減=

◇優秀船社に長錦商船と高麗海運を選出
=蔚山港湾公社、船舶低速運航プログラムで=

◇神原ロジスティクス、20日より阪神事務所移転

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で27,692㌦
=航路平均用船料、パナは14営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、全船種で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇先週のCCFI、前週比4.6%上昇
=SCFI、3,733.80と0.5%上昇=

◇2,855.8と前週比▲1.7%下落
=先週のNCFI、欧州航路は上昇=

◇約900万TEU、パンデミック時の水準に
=Clarksons、世界的な港湾混雑の影響=

◇2,303隻と66%増、遅延発生は44%増加
=FourKites、5月のシンガポール入港船=

◇Evergreenが勝訴、D&Dめぐる係争で
=連邦控訴裁「FMCの決定は短絡的」=

◇BALから新造14,000TEU型2隻を取得
=MSC・1億3,330万㌦で、7・9月引渡し=

◇越北部ラクフェン港No.3~4バース運営
=VIMC、MSC子会社のTILと合弁会社=

◇再開のSeaLeadの北米西岸サービスに参画
=T.S.Lines、輸送需要の増加等を背景に=

◇196万510台と前年同月比7.8%増加
=米国のインターモーダル鉄道輸送6月=

◇ILWU Local 514が72時間スト
=カナダBC州、8日からと通告=

【海事政策・労務】
◇「IMO能力開発戦略」改訂案を最終決定
=IMO/TC74、RPO開所の進捗確認等=

◇リオ・インディオPJ除く貯水池PJは実施不要
=ACP、パナマ運河の流域境界画定で通告=

◇ロシア産LNGの域内持ち込み防止へ初規則
=欧州理事会、対ロ制裁第14弾パッケージ=

◇8月28日から統一「航路入航予定7日前10AM」
=東京マーチス、航路通報等の受付期間・時刻を変更=

◇既存ストック/民間リソース活用ハード/ソフト推進
=交政審「能登地震踏まえた港湾の防・減災」を答申=

◇経常収支16ヵ月連続黒字、5月で過去最大
=財務省速報5月、貿サ収支▲1.1兆円赤字=

◇海事局PSC処分船6月、12隻と前月比同数

◇防衛省、派遣海賊対処支援隊の要員交代

◇堂故副大臣、あす能登地震被災の七尾港等視察

◇岸田総理、UAEに原油市場安定化と増産を要請

◇日ペルーエネ相、鉱物資源協力強化を確認

◇日スペイン経済相、エネ分野協力を促進

◇国交省公共交通バリアF基準検、旅客船協ら参加

【造船・舶用】
◇漂流船舶等の航跡予測ツールの開発へ
=IRS、インド工科大ボンベイ校と覚書に調印=

◇25社参加「自・他社製品一体で船に、使命感得た」
=日舶工、神戸大練習船「海神丸」で乗船研修=

◇第1回「和歌山次世代エアモビリティワーキング」
=IHI、8月9日に和歌山県・南海電気鉄道らと=

◇防衛省、潜水艦修理契約の信頼確保で防衛相指示

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、18日に海外石油天然ガス動向説明

◇プリンセスC、オリジナルバッグ抽選プレゼント

◇運総研8月20日「米航空産業の現状と展望」シンポ

2024年7月8日

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卒業生によるハットトス

◇曽我社長「周囲に刺激与え、変化を起こして」
=NTMA13期生95名、航49・機46が卒業=
=郵船、寮新設で女子学生15名が今夏初入学へ=

日本郵船は5日、フィリピン・マニラ近郊のカランバ市で同国財閥のトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同運営する自営商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY(NTMA)」13期生95名の卒業式を執り行った。曽我貴也・代表取締役社長は「ここで学んだことを胸に刻み、スキルを磨き、周囲の人々に刺激を与え、変化を起こしてほしい。世界は前向きな変化を志す人材を必要としている。当社は、環境にやさしい船舶や技術開発を通じて、環境負荷の低減に向けた大胆な取り組みを行っている。私たちと一緒に、より良い未来を創ろう」と卒業生を激励した。また、卒業式に先立ち、女子寮の落成式も執り行われた。来期となる今夏には同大初となる女子学生15名が入学する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇曽我社長「周囲に刺激与え、変化を起こして」
=NTMA13期生95名、航49・機46が卒業=
=郵船、寮新設で女子学生15名が今夏初入学へ=

◇最新風力推進技術「ウインドチャレンジャー」等
=商船三井、東大研博「海の人類史」に協賛・出展=

◇大洗藻場サミット「大洗の海の未来を語り尽くす」
=商船三井/イノカ、19日にトークセッション=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で28,911㌦
=航路平均用船料、パナは13営業日続落=

◇Seacon、セール&リースバック契約で6,340万㌦
=常石建造42,200DWT型ばら積み船の資金調達で=

【コンテナ・港湾物流】
◇12週連続アップ、前年同期298%上回る
=先週のDrewry運賃指数、10%上昇=

◇前月比3.8pt改善も北米西岸・東岸差が拡大
=Sea-Intelligence、スケジュール順守率5月=

◇華南/海峡地/インド東岸で
=PIL、今月2日にCCSを開始=

◇韓/中/海峡地・KCS2/KCS/NFSに
=KMTCが参画、仁川・青島に追加寄港=

◇北米ガルフ・墨/南米東岸で
=ONE、7月下旬からAN2開始=

◇MSCの運航船腹、月内に600万TEU超へ
=Gemini Cooperationと同等シェアに=

◇ベトナム南北鉄道でデイリー運行を開始
=NXベトナム、ハノイ~ホーチミン48時間で=

◇国交省あす第24回物流小委今後の道路物流あり方

【海事政策・労務】
◇2015年7月からオープンループ式で
=2019年1月には全スクラバー対象に=
=スウェーデン、領海内の使用を禁止=

◇ドミンゲスIMO事務局長が出席、視点を共有
=GMF、10月15日~17日に東京で年次総会=

◇「バラスト水管理及び遵守の監視と執行入門」
=IMO、E ラーニング PF で無料公開・一般も対象=

◇「IMOレベル0油流出対応訓練プログラム」実施
=モーリシャス政府、8月1日に新環境法を施行=

◇運河の地理的領域定める法律の解釈が確定
=パナマ運河庁、2006年法律第20号は違憲認定=

◇世界海事デー、「未来の航海:安全第一!」テーマ
=IMO、9月26日・海上気象シンポジウム等実施=

◇コットン書記長「真に包括的で、安全な場を」
=ITF、LGBT+労働者対象の調査報告書=

◇通航船隻数1~5月、前年同期比▲27%
=パナマ運河庁、通航料収入▲14.5%=

◇石油・天然ガスに加えエネ移行に協力拡大
=日UAEエネ閣僚ら会談、共同備蓄覚書も=

◇ウクライナ港湾の復旧・復興へ意見交換
=国交省/国土インフラ発展省ら第1回分科会=

◇日UNODC政策対話、戦略的目標等に署名
=上川外相らと会談、対アフガン資金協署名も=

◇国総研/うみそら研、20日に一般公開「船の教室」等

◇国総研/港湾技研ら、官民PJ若手技術者意見交換会

◇政府、東部ミクロネ海底ケーブル事業に追加贈与

◇10日に日アラブ官民経済カンファ

【造船・舶用】
◇99年9月以降計1,364台で不適切なデータ書換え
=子会社2社、陸上運転記録に記載の燃費消費率で=
=日立造船、外部識者「特別調査委」で原因究明=

◇事実調査・再発防止策検討を、8月末報告を指示
=国交省、日立造データ改ざん・きょう立入検査も=

◇三井E&S、「BB+」から「BBB-」へ
=JCR格付け、「ポジティブ」に1ノッチ引上げ=

◇仏LDAと27m級CTV 2隻の新造契約
=ストラテジック・マリン、2025年引き渡し=

◇MHI-MME、東京支社を18日から移転

【シッピング・フラッシュ】
◇JDRONE、物資輸送ドローン運用を開始

◇海さくら、15日に片瀬東浜で「ごみ拾い2024」

◇SGHDら、ソフトボールイベントを初開催

◇Hacobuあす動態管理「MOVO Fleet」セミナー

◇笹川平和、きょうから太平洋島嶼国ウィークス

◇笹川平和、ベトナムの内政と外交

2024年7月5日

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VLFSOの地域別価格推移(出所:IBIA)

◇需要増でリードタイム短縮・価格低減が課題
=船舶運航者と供給事業者の協力強化がカギ=
=IBIA、アフリカでのバンカー活動報告書=

国際バンカー産業協会(IBIA)は、アフリカにおけるバンカー活動報告書(2024年6月版)を発行した。同レポートは、バンカー販売の変化、これらの変化を定量化する能力、供給の課題、将来の需要予測に焦点を当て、様々な主体からのフィードバックを総合したもの。紅海危機の影響を受け、アフリカ周辺はバンカー需要が高まる一方、東地中海では需要が減少している。また、ニューヨークやシンガポールも需要を伸ばし、とくに主要バンカリング港であるシンガポールは、紅海危機による需要増の40%を吸収している。需要パターンの変化により、価格への影響も出ているが、サプライヤーは当面はこの状況が継続するものと見て、必要な短中期的調整を行っている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇需要増でリードタイム短縮・価格低減が課題
=船舶運航者と供給事業者の協力強化がカギ=
=IBIA、アフリカでのバンカー活動報告書=

◇国内初のメタノール燃料船「第一めた丸」に
=商船三井内航ら、カナサシ重工で命名・進水式=

◇“ENEOS OCEAN” 運用・設備ともに評価
=水先人会連「ベストクオリティーシップ」受賞=

◇買収のBollore Logistics、ブランド統合へ
=「CEVA Logistics」に吸収、年末までに=

【不定期船】
◇ケープ、6営業日ぶり下落で29,688㌦
=航路平均用船料、パナは12営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、全船種で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇eBL法制化へ2025年度中の法案提出を視野に
=サイバーポート、26年度以降に全国水平展開へ=
=経産省ら貿易手続デジタル化アクションプラン=

◇初の3,000万TEU超え、2Qが竣工ピークに
=LinerLytica、世界のコンテナ船隊6月現在=

◇2025年の需給緩和を予測、輸送需要▲5%と
=BIMCOレポート、24年は需給タイト継続も=

◇コンテナ船の9割、スケジュールに乱れ
=星港運輸相、下期の状況悪化も予測=

◇韓国2社の荷役機器導入、27年6月までに
=BPA、釜山新港西埠頭2~6段階=

【海事政策・労務】
◇「努力の重複は地域メカニズムを弱体化させる」
=西インド洋等のイニシアティブ、地域主導を強調=
=DCoC/RMIFC/RCOCが海上安全保障で共同声明=

◇イカサ・クレメント運河担当大臣と初会合
=ACP、新政権発足でロヨ大臣の後任に=

◇世界初「太平洋横断グリーン海運航路」計画
=次世代燃料・技術を活用しCN実現めざす=
=韓国政府、グローバルグリーン海運航路戦略=

◇「条約実施、皆さんのプロ意識と専門意識が頼り」
=IMLI、38ヵ国-69名卒業・IMO事務局長が祝辞=

◇ケープタウン協定加盟プロセスを支援
=IMO、インドネシアを協議訪問=

◇20以上の技術協力プロジェクトへの参加方法等
=IMO/TC74、加盟国向け非公式WSで詳細説明=

◇英海軍、日本周辺で北「瀬取り」の海上監視活動

【造船・舶用】
◇神戸修繕部と潜水艦の架空取引、特別調査委で調査
=川崎重工、税務調査指摘事項・追加費用発生はなし=

◇衛星VDESの紹介やロケットサービスへの参画等
=IHI、「SPACETIDE2024」にパネリスト参加=

◇「碧南火力発電所の燃料アンモニア転換への挑戦」
=IHI、NEDO助成でJERAと共同実証・動画公開=

◇「超音波式板厚モニタリングシステム」を受注
=三菱重工、JFEスチール向けに高精度計測=

【シッピング・フラッシュ】
◇港区立みなと科学館「みんなのロボット展」に出展
=川崎重工、7月10日~9月23日・医薬ロボット等=

◇ミス日本「海の日」、6月の活動状況

◇海事広報協「うみのフォトコン」8月末に応募締切

◇横浜大さん橋客船T、8月に「クジラキャンプ」

◇住友ゴム、ロジスティードとトラック稼働率実験

◇「Japan IT Week名古屋」、17日~19日に

2024年7月4日

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2024年上半期のVLCCスポット用船者トップ10(出所:ポテン&パートナーズ)

◇2024年上半期総契約数は前年比3.5%増の3,847隻
=スポット用船、VLCCはユニペックがシェアトップ=
=米ポテン、スエズ・アフラはシェブロンが首位に=

米ブローカー大手のポテンは6月28日に発表したレポートで、2024年上半期における石油タンカー市場の動向を取りまとめた。同期間の用船契約総数は前年同期比3.5%増の3,847隻-638,355MTとなり、シェアの15.5%を占めるユニペックが422隻-99,205MTでトップだった。2位はシェブロンの166隻-22,729MTで3.6%、3位がシェルの159隻-22,057MTで3.5%、4位がエクソンモービルの127隻-19,110MTで3.0%、5位がトタルの132隻-18,025MTで2.8%だった。船種別にみると、VLCCではユニペックが344隻と圧倒的な首位で、スエズマックス及びアフラマックスはシェブロンがそれぞれ51隻、74隻で首位となった。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇9月2日より『SIRE2.0』を本格稼働
=OCIMF、標準的な電子タンカー検査ツールに=

◇海運規制遵守へ、「オーシャンオプト」設立
=シュルテ・グループ、データ管理・PFサービス等=

◇水素・アンモニア・メタノールの課題と影響
=米ポテン、17日に代替燃料ウェビナー=

◇CONCORの持ち株5~7%売却を検討
=インド政府、小分け売却に修正とも=

◇トンマイルで前年比3.2兆㌧・5.1%増
=Clarksons、2024年の海上輸送活動=

【不定期船】
◇2024年上半期総契約数は前年比3.5%増3,847隻
=スポット用船、VLCCはユニペックがシェアトップ=
=米ポテン、スエズ・アフラはシェブロンが首位に=

◇ケープ、5営業日続伸で32,248㌦
=航路平均用船料、パナは11営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、スエズ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇戦略港湾シェア59.7%と2018年比2pt増加
=国際フィーダー利用割合54.2%と23.6pt大幅増=
=全国輸出入コンテナ貨物調査/国際海コン動向=

◇年初来の最高値、ピークシーズンさらに上昇
=アジア発FBX、4,505と前年同期比247.6%=

◇前年比297.1%大幅上昇、前月比34.6%上昇
=6月のNCFI、総合指数は2,719.9=

◇来年以降も紅海危機が継続、二桁上昇に
=先週の中国→欧州のコンテナ先物運賃=

◇先月末からSH3を開始、4隻を投入
=Maersk、中国/海峡地/バングラ=

◇広州~ワルシャワ間で新路線
=広物国際物流、中欧班列が運行開始=

◇ウクライナ鉄道、デュイスブルク港を結ぶ
=今夏から定期コンテナ列車を開始=

◇アジア最優秀鉄道物流サービス・プロバイダーに
=CPKC、AFLAS荷主投票で4年連続受賞=

◇2036年までに年率15.3%成長、1.05兆㌦規模に
=SDKI Ana、世界のコールドチェーン物流市場=

◇25%の関税撤回をUSTRに要望
=米国港湾局協会、中国製Gクレーン=

◇紅海情勢不安定化、更なるコスト増予測
=Maersk、北米市場の最新状況=

【海事政策・労務】
◇“TRANSWORLD NAVIGATOR” 全乗組員が帰国
=比DMW、フーシ派襲撃で複数機関が船員を援助=

◇「能力開発戦略は一歩前進、技術協力環境も醸成」
=IMO/TC74、ドミンゲス事務局長が閉会挨拶=

◇バイオファウリングのリスク評価と検査方法等
=IMO、8日~12日にパナマで専門研修=

◇第48次海賊対処水上隊、バーレーンと親善訓練
=護衛艦「さみだれ」ミナサルマン寄港・近接運動=

◇上川外相「海洋分野の協力を一層強化」
=スリランカ外相、インド洋の安定に貢献=

◇物流施設効率化、認定事に鉄道・運輸機構の出融資
=国交省ら第1回フィジカルIネット実現会議=

◇斉藤大臣「一致団結を」石垣海保/航空基地を視察

◇尾崎政務官、南本牧ふ頭CT設備や整備状況を視察

◇モザンビークに2.42億円の資金協、政経人材育成

【造船・舶用】
◇「IACS UR26/27」準拠で2社3製品に使用承認
=NK、サイバーレジリエンス対策機器で初証書発行=

◇398隻-計419件の拘留等報告
=NK、PSC年次報告書を発行=

◇全役員・従業員対象に馬場崎海岸で海ごみ研修
=ツネイシHD、「2040年海ごみゼロ」へ=

◇三井E&S、コーポレート・ガバナンス報告書更新

【シッピング・フラッシュ】
◇経産相、世界経済F会長と国際貿易秩序で議論

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果1日分

◇日ネシア商工相、エネ・AZEC構想へ連携強化

◇Hacobu、物流統括管理者・中長期計画セミナー

2024年7月3日

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ウクライナ・ヘルソン港(出所:ウクライナ復興庁)

◇ウクライナ、ロシア占領下の一部港湾閉鎖で警告
=外国船入港は違法、穀物密輸船舶のリスト公開=
=「AIS切断は条約違反」、IMOが通信文書を回付=

国際海事機関(IMO)は先月、ウクライナ政府が発行した通信文書を回付した。ウクライナ政府はこの中で、現在、ロシアの一時的占領下にあるクリミア自治領、セヴァストポリ、ドネツク、ヘルソン、ルハンスク、ザポリツィア地域の一部がウクライナ領土であり、同地域の港湾を閉鎖していることを強調し、これらの港湾への外国船舶の入港は国連総会決議ならびにウクライナの国内法に違反することを警告した。また、ロシアの占領下にある地域から略奪されたウクライナの穀物がクリミア自治領等を経由して輸出される密輸活動を特に問題視しており、これらの関連船舶はクリミア沿岸で自動識別システム(AIS)を切断している等、SOLAS条約にも違反しているとして、当該船舶のリストを公開した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇本邦初のサステナビリティ・リンク・リース契約
=MOLCT、東京センチュリーと “BONITA ANA” で=

◇「中計は期待以上、『IINO MODEL』で好循環」
=飯野海運、創業125周年で大谷社長が挨拶=

◇NY停泊中の「飛鳥Ⅱ」で日本文化発信イベント
=郵船クルーズ、人間国宝との鼎談等=

◇新ブランド「Hanseatic Global Terminals」
=Hapag-Lloyd、ターミナル・インフラ部門で=

◇DB Schenkerの買収競争から撤退へ
=Maersk、海上輸送・港湾強化に注力=

◇川崎汽船、業務執行体制(6月21日付)

◇NSU海運、業務執行体制(6月26日付)

◇旅客フェリー苫小牧で乗揚、乗客全員無事に下船

【不定期船】
◇ケープ、3月下旬以来の30,000㌦超え
=航路平均用船料、パナは4月以来の15,000㌦割れ=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCC・スエズマックス上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇欧米向け好調、SCFI 3,714.32と6.9%上昇
=先週の中国輸出コンテナ運賃市場=

◇11週連続上昇、西アフリカ航路を除き
=釜山発輸出コンテナ運賃指数、4.51%上昇=

◇CMA CGM、上位13船社で最高値57.1%に
=5月のスケジュール順守率、今年最高に=

◇ブッキング受付休止船を自社サイトに掲載
=ONE Japan、コンテナ・スペース不足で=

◇地中海/北米東岸で2サービスを統合
=MSC「Med Canada Service」7月開始=

◇韓国初のOCCS搭載、GHG削減量等点検
=HMM、コンテナ船で実証実験開始=

◇港湾混雑やや緩和、東南ア諸港が23%
=LinerLytica、星港は最大4~5日待ち=

◇HMMを国営船社リストに追加
=FMC、米韓条約で義務規定は免除も=

◇カナダ鉄道スト懸念、投票でスト再承認
=TCRC、7月中旬から物流混乱の可能性も=

【海事政策・労務】
◇ウクライナ、ロシア占領下の一部港湾閉鎖で警告
=外国船入港は違法、穀物密輸船舶のリスト公開=
=「AIS切断は条約違反」、IMOが通信文書を回付=

◇紅海・アデン湾攻撃は累計53件、インド洋1件
=IMO、紅海地域の最新情報を更新・6月は6隻=

◇COVID-19等の教訓に事業の継続性確保へ
=ICS、『世界保健緊急事態ガイド』発刊=

◇ジュプCEO「海上SAR能力向上で主導的役割」
=IMRF創立100周年、コミュニティの相互学習推進=

◇今村特使、「安全・安定的な利用環境確保を」
=パナマ運河庁長官「機能強化に尽力」と=

◇日本提案「航路標識の要員人材育成PJ」新設へ
=日ASEAN交通次官会合、11月の大臣会合で承認=

◇知名度向上・利用者ニーズ高い機能の取り込み等
=国交政策評価会「みなとオアシス」今後の方向性=

◇堂故副大臣が伏木富山港視察、クルーズ受入環境等

◇日フェロー諸島政務、北極協力へ緊密な意思疎通

◇あす社資整・交政審WG、分野横断的技術政策で

【造船・舶用】
◇代替燃料対応バンカリング船導入推進でMoU
=NKら4社、7,999DWT型タンカー4隻で=

◇脱炭素化の中核的役割、GX推進機構に出資
=川崎重工、2050年CN実現に貢献=

◇「生物多様性のための30by30アライアンス」参画
=IHI、地球環境保全に向け地域連携・事業活動推進=

◇地域シナジーで欧州アフターサービス事業を強化
=HZI、デンマークBWRSを子会社化=

◇大阪・関西万博の入場券約2万枚を子どもに配布
=三菱重工、拠点所在地の約20市町村・教育委通じ=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、鉱工業指数5月・生産予測指数6月

◇日印経済次官級会合、ビジネス環境改善を推進

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇JSS、東京と福岡で「第39回日本の海洋画展」

◇運総研後援、25日に公共交通経営者円卓会議

◇観光庁、宿泊統計調査2023年確定値・5月速報

◇Hacobu未契約企業向けMOVO Berthセミナー

2024年7月2日

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スクラップヤード

◇パキスタンで活性化、価格水準の向上に期待
=バングラデシュ・インドは停滞続く=
=GMS、6月第4週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、6月第4週のスクラップ買取価格は前週から動きがなく停滞した。モンスーン時期のインド亜大陸のシップリサイクル市場は、船価は単位ライト㌧あたり20~25㌦下落しており、7月前半にはさらなる下落が予想されている。現地鋼板価格も低迷し、主要仕向地で通貨も暴落していることから、予想以上に景気が後退している。そうした中、パキスタンはインドで下船できない特定国籍の乗組員を乗せた船舶を引き取ることに成功し、それを契機に市場が動き出し、経済的に低迷しているバングラデシュ、与党が単独過半数を割り込み混乱が続くインドを追う展開となった。価格水準には開きがあるため、その改善が期待される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇パキスタンで活性化、価格水準の向上に期待
=バングラデシュ・インドは停滞続く=
=GMS、6月第4週のスクラップ買取価格=

◇「Best Practices Award」で計6名を表彰
=三井倉庫HD、「MSP部門」創設=

◇ENEOSオーシャン、役員体制(6月20日付)

◇共栄タンカー、支配株主等に関する適時開示

◇都/東芝エネ、次世代型ソーラーセル有効性検証へ

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続伸で28,557㌦
=航路平均用船料、パナは9営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフのみ上昇
=タンカー用船料、スエズマックス以外下落=

◇原油輸入量1,040万kLと前年同月比86.2%
=エネ庁・石油統計5月、中東依存度▲1.7PT=

【コンテナ・港湾物流】
◇先週のCCFIは全航路で上昇
=SCFIは3,714.32と6.9%上昇=

◇前週比7.4%上昇、総合指数2,905.2
=先週のNCFI、欧米向け上昇で再上昇=

◇全国計1億3,280万TEUと8.8%増
=中国交通部、1~5月コンテナ取扱量=

◇アジア域内IA11・アジア/中東FM1再開
=Maersk、7月1日・6月29日から=

◇北米西岸/墨・中米西岸CCEアップグレード
=Hapag-Lloyd、アカフトラ抜港・6日から=

◇PanStar、釜山港で日韓コンテナ航路出港式
=日本総代理店はサンスターライン=

◇韓中/海峡地のKCサービス強化
=PIL、青島・仁川に追加寄港=

◇ジェノア空港の持ち株15%を取得提案
=MSCがADRから、ジェノア市は同意=

◇海上貨物、1.6Hと6年前比▲0.5H
=財務省、輸入通関手続の所要時間調査=

◇真貝会長「モーダルコンビネーションの最適解を」
=物流連総会、片野坂ANA会長ら4人の新副会長=

◇担い手不足「一過性でなく日本の構造的課題」
=真貝物流連会長、社会全体で継続的取組みを=

◇上屋/荷役機械/用地等に合計776億7,700万円
=交政審、R6年度特定港湾整備基本計画を了承=

◇住友倉庫、FCFLを2ヵ月使用・導入効果を検証へ
=都、燃料電池フォークリフトの試行利用者に選定

◇交政審、石垣/横須賀/船川の港湾計画改訂を了承

◇トラック標準的運賃「荷主の一定理解」約53%

◇日港協、港運紹介動画の本編を公開

【海事政策・労務】
◇10月1日以降、QRコードなし書類は無効に
=比MARINA、自動化へ「MARINA-BEST」導入=

◇コットン書記長「海事産業にとって大きな損失」
=ITF、ニコラス・セローナSIU副組合長を追悼=

◇日本の輸送需要減退が海運市場に大きく影響
=ICS、石炭の段階的廃止が海上輸送支える=

◇ケニアでSOLAS条約に基づく海上保安研修
=IMO、海事関係者15名が知識・技術を習得=

◇「海洋の再生」、モーリシャスの海洋保護賞で優勝
=「海洋と気候のための触媒行動」をテーマに=

◇海事産業強化へ事業基盤・特定船舶導入計等
=政府、「R6年版国土交通白書」を閣議配布=

◇3会場に計65名の船員志望者と海運32社参集
=外航日本人船員確育スキーム、R6年度合同面談会=

◇船員教育者養成事業で計11名の教育者を招聘
=国交省ら比・越・ネシアと2024年度ODA協定書=

◇東海商船の小林社長が会長に新任
=外航オーナーズ協、第66回定時総会=

◇ミスマッチ防止へ情報交換・共有の継続が重要
=船協内航WG・JMETS海技短大ら情報交換会=

◇「海運クイズ」「“推し船”No.1決定戦」
=船協、海の日「海運」Xキャンペーン=

◇護衛艦「さみだれ」スリランカ海軍と合同訓練
=第48次海賊対処水上隊、コロンボ沖で戦術等=

◇タンカー・貨物船衝突を想定、捜索・油防除等
=日比ネシア海保機関、バコロド沖で合同訓練=

◇各会場に290名来場、JMETS乗船実習生ら
=めざせ海技者セミナー、東京・福岡で開催=

◇林理事長「免許取得の目標を達成し活躍を」
=SECOJ、関門海技協で4・5級海技士研修=

◇対象港湾から飯田を除外、輪島のみに変更
=石川県内港湾施設の国管理、1ヵ月再延長=

◇7月中に取組方針案、横断的/個別課題等を整理
=国交省、第2回浮体式洋上風発海上施工官民F=

◇国際海上貨物4月、輸出6.2兆円・輸入6.9兆円
=外貿コンテナ3月、輸出74万・輸入79万TEU=

◇港湾局、NKKK・博多港管理等28者が新規で
=第8回みなとSDGsパートナー登録制次回募集も=

◇15日~31日、さくら湯で「海から届ける写真展」
=全日本内航船員の会、「内航船員の日」記念=

◇IRI、鉄板倒れ事故防止へ船舶安全通知書

◇海事局、全国一斉「海フェスタ」計36催事が連携

◇国交省、7月「海の月間」に全国で各種イベント

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

【造船・舶用】
◇近内上席研究員、TRANSSC技術専門家G議長に
=海技研、IAEAの輸送規制等で議論主導・全会一致=

◇設計・検査事項や船級符号付記等を規定
=NK、『人員移動設備に関するガイドライン』=

◇26日の研究発表会「PJの進捗と今後の展開」
=海技研が参加登録開始、3施設で公開実験も=

◇審査プロセス等の意見交換で業界交流
=IRS、係留システムの分析・評価セミナー=

◇管理職人事、職能管理制度から役割等級制度へ
=日立造船、3職群・5等級で行動評定も評価に=

【シッピング・フラッシュ】
◇国交省、鉄道輸送統計月報3月分

◇国交省、航空輸送統計・R5年報/4月分

◇船主協会、「海運統計要覧2023」を発行

◇国交省、所管独法等の役職員のR5年給与水準

◇国交省、技術系社会人経験者・職員採用試験

◇国土交通省、人事異動(1日付)

◇共栄タンカー、人事異動(7月1日・8月1日付)

◇三井E&S、人事異動(1日付)

2024年7月1日

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日本船主協会 明珍会長会見

◇「非道な行為を断固非難、早期解放・事態収拾を」
=EU地域規制は二重負担、国際場裡での解決図る=
=明珍船協会長、「海の月間」に海運PRイベント=

「紅海におけるフーシ派の攻撃は継続・拡大しており、商船乗組員が犠牲となる事案も発生している。こうした非道な行為を断固非難すると共に、拘束されている船員・船舶の早期解放と事態の収拾を望む」。
 日本船主協会の明珍幸一会長は6月28日に記者会見し、引き続き航行の自由と安全を確保するため、中東地域の安定化を訴えると共に、再び増加している海賊行為についても警戒し、政府の協力を求めた。また、EU-ETSやFuelEU Maritimeといった地域規制の導入については二重負担との認識を示し、国際場裡での協議を図るとしている。このほか海事広報・人材確保の一環として、「海の月間」を中心に様々なイベントを企画していることを紹介した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇川崎汽船参画・マレーシアサラワク沖CCS事業等
=9案件合計で年間約2,000万㌧のCO2貯留目標に=
=エネ庁/JOGMEC、R6年度先進的CCS事業を選定=

◇LPG運搬船 “GAS AMETHYST” 命名式
=日本郵船、川崎重工建造・アストモスと共同保有=

◇台湾洋上風力発電向け、3隻目のSOV建造契約
=商船三井、大三商航運とダーメンに発注=

◇デリー近郊のオフィスビル開発プロジェクトに参画
=ダイビル、初のインド事業で約123.5百万㌦出資=

◇7月22・27日に「飛鳥Ⅱ」観覧ランチクルーズ
=ザ・クルーズクラブ東京、「レディ クリスタル」で=

◇海運集会所、新会長に明珍幸一川崎汽船社長

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で27,954㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続落=

◇バンカー価格、シンガポールは下落
=タンカー用船料、VLCCのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇5,318㌦/FEUと前週比4%上昇
=Drewry運賃指数、11週連続で上昇=

◇欧州北部諸港はプラスに転換、中国諸港は低下
=世界コンテナ取扱量指数、5月小幅上昇=

◇往復航合計、前年同期比2.4%増の634,178TEU
=KNFC、韓日航路1~5月累計コンテナ輸送=

◇諾Gram Car Carriers株式93.5%以上を取得
=MSC、4QまでにTOB・自動車船市場に本格参入=

◇3日より華中/北米西岸航路で「ZX2」開始
=ZIM、「ZEX」はカイメップに追加寄港=

◇“MSC Manzanillo” “MSC Sarah V” が標的に
=フーシ派がドローン攻撃発表も被害なし=

◇マレーシア~重慶を9日間、物流コスト20%削減
=国際貨物列車「Asean Express」が運行開始=

◇リーファーコンテナ監視機器「ソリトン」開発
=米ORBCOMM、DCSAの貨物追跡標準仕様に準拠=

◇費用分担「売主と買主間の売買契約等に明記」
=国交省、パレット標準化分科会・最終まとめ=

◇機能概要・NACCS連携のデモ等実施
=港湾局、「Cyber Port」第7弾ウェビナー=

【海事政策・労務】
◇「非道な行為を断固非難、早期解放・事態収拾を」
=EU地域規制は二重負担、国際場裡での解決図る=
=明珍船協会長、「海の月間」に海運PRイベント=

◇明珍会長「わが国海運業の健全な発展に寄与」
=特償/買換/㌧数税制「次期要望へ準備進める」=
=船協77回総会、環境対応等8項の主要課題=

◇啓蒙ムービー『Life After Sea』を制作
=ICS、海事関連職の紹介で船員不足に対処=

◇海事分野の女性対象にSMART-Cオンライン研修
=IMO、韓国とASEAN及び太平洋SIDSに提供=

◇コートジボワールでニーズ評価ミッション
=IMO、アビジャン港へのMSW導入で基盤整備=

◇油流出対応強化のための国家行動計画策定
=IMO、コモロで集中ワークショップ=

◇能登地震被災港湾の復旧へ国費185.3億円
=政府がR6年度予備費使用を閣議決定=

◇「青海・有明で遊ぼう」青雲丸一般公開等
=海と日本PJ、「海の日」に記念行事2024=

◇改正物効法、2025年初目途に政省令公布も
=国交/経産/農水、物流関係第1回合同会議=

◇「非市場的政策・慣行が市場歪める」共通懸念
=日米欧韓経済閣僚会合、意思疎通継続を確認=

◇JMETS「日本丸」開港60周年で大井川に初入港へ

◇日米経済閣僚、非市場的政策・慣行に深い懸念

【造船・舶用】
◇初のソフトウェアセキュリティ認証で証書発行
=NK、ソルバーマインズの「MACK」アプリ3件に=

◇低引火点燃料船やサイバーレジリエンス等
=NK、鋼船規則等の一部改正を公表=

◇「Rule Viewer」及び規則改正関連情報を一元化
=NK、技術規則ポータルサイトを新設=

◇アンモニア分解水素の活用・導入でFS完了
=三菱造船、米アモジーと技術融合を検討=

◇加スタートアップのイージンクに共同出資
=三菱重工、亜鉛空気電池の商用化めざす=

◇エネルギートランジション国際展示会に出展
=川崎重工、1~3日・中型液化水素運搬船の模型等=

◇J82BC “STAR EARENDEL” を引き渡し
=JMU横浜、EEDIフェーズ2を満足=

◇EEDIフェーズ3対応、“BASIC STAR” 竣工
=新来島サノヤス、サノヤスパナマックス20番船=

◇継続就業・管理職比率等4項目で認定基準充足
=古野電気、厚労省「えるぼし認定」で2つ星=

◇大島造船所、2026卒向けインターン予約開始

【シッピング・フラッシュ】
◇固定・変動とも低下、適用利率は1.05%~2.95%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇笹川平和、停戦へのイスラエルの包括的新提案

◇運輸安全委員会、人事異動(1日付)

◇日本船主協会、人事異動(6月・7月付)

◇商船三井、人事異動(6月25日・7月1日付)

◇川崎汽船、人事異動(1日付)

◇川崎近海汽船、人事異動(1日付)

◇IHI、組織改正と人事異動(1日付)

2024年6月28日

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アモジー ウーCEO

◇「規制・インフラ整備進む海運業界で商業化を」
=アンモニア分解技術活用で海事脱炭素化に貢献=
=アモジー、ソンフン・ウーCEO来日記者会見=

アンモニア分解の技術開発を手掛けるアモジーは27日、都内でソンフン・ウー会長兼CEO兼共同創業者の来日記者会見を行った。同社は2020年に創業し、アンモニア分解技術を用いて生成した純度の高い水素を水素燃料電池に供給する推進システムを構築。ドローンやトラック等での実証を進めており、今夏にはタグボートでの実証を行う。商船三井やヤンマー、三菱重工業、三菱商事等の日本企業からも出資を受けており、とくに燃料としてのアンモニア利用に期待が集まっており、かつ規制やインフラも整備が進んでいる海運業界での早期商業化を目指すとしている。ウーCEOは「混焼ではないため、100%のCO2削減が可能でコスト優位性もある。多くのパートナーの協業を期待する」と語った。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「規制・インフラ整備進む海運業界で商業化を」
=アンモニア分解技術活用で海事脱炭素化に貢献=
=アモジー、ソンフン・ウーCEO来日記者会見=

◇サブサハラアフリカで高品質な越境物流サービス
=商船三井、アリスターGに25%の資本参加=

◇LNG船「ENERGY NAVIGATOR」が受賞
=商船三井、水先人会「ベストクオリティーシップ」=

◇自動車船・ばら積船と2隻受賞、安全・環境評価
=川崎汽船、水先人会「ベストクオリティーシップ」=

◇PSA、MCH輸送の共同試験を開始
=水素SC構築へ南洋理工大・千代田化工と=

◇資金調達と健康増進で「第4回ターミナル・ラン」
=ONE、ポーランド・グディニャで約1,300人超参加=

◇南アフリカのノラビーズ・リチウムPJで10年間
=ムーンバウンド、物流請負事業者にASLを指名=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日ぶり上昇で26,082㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域上昇
=タンカー用船料、全船種で下落・MRのみ上昇=

◇5月は▲0.9%、中古車輸出13万台
=iATA 、20ヵ月ぶり前年比減に=

【コンテナ・港湾物流】
◇日/韓・新コンテナサービス、月末開始へ
=PanStar、釜山/神戸・京浜・名古屋直航=

◇7月から中国まで延航、Bengal Service
=MSC、5隻で定曜ウィークリー=

◇FourKitesの物流Pフォーム導入
=ホンダ、物流合理化へ二輪車等で=

◇運賃急騰、船社の市場操作はみられず
=Sea Intel、「船腹追加投入は不可能」=

◇チャールストン港新CT、3年ぶり再稼働
=SC Ports/ILA、人員配置問題で合意=

◇1,176,560TEUと前年同月比 3.5%増
=国交省、主要6港外貿コンテナ個数4月分=

【海事政策・労務】
◇ネオパナマックス予約枠1枠追加、計35枠に
=8月5日通航分・7月22日の第2予約期間から=
=パナマ運河庁、最大許容喫水も2段階引き上げ=

◇25,000隻以上が通航、貢献はGDPの4.5%に
=干ばつ対応等で地域住民・顧客の信頼性確保=
=パナマ運河庁、新閘門開通から8周年=

◇GX移行債・国際船舶等「予算・税制で一定成果」
=人材確保へ各種検討会設置「課題解決へ舵切りを」=
=海谷海事局長が任期総括、宮武次期局長にエール=

◇大阪湾水先区の山田会長が副会長に新任
=水先人会連・総会、安全等6項の行動方針=

◇「船員は世界経済と日常生活の維持に貢献」
=モーリシャス船員福祉基金、「船員デー」記念ミサ=

◇海谷局長「安全確保が大前提」、制度構築開始
=海事局、産官学らと「自動運航船検討会」発足=

◇SC強靭化・クリーンエネルギー連携強化へ
=初の日米韓商務・産業大臣会合、共同声明=

◇国交政務、第三管区海上保安本部管内を視察

◇国交省、7月1日から「海岸愛護月間」

【造船・舶用】
◇欧州のクリーン水素導入に数十億の補助金
=「水素エネルギーとネットゼロ」テーマ=
=NK、第9回カーボントラスト共催ウェビナー=

◇受注10隻-27.2万GT、竣工22隻-74万GT
=国交省、令和6年5月分造船統計速報を発表=

◇西宮市立瓦木小学校で環境学習イベント初開催
=古野電気、「海」をテーマ・児童の要望から実現=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、微生物起源ガス田を対象とした探鉱

◇鈴与シンワート、運転日報オプションに追加機能

◇国土交通省、人事異動(28日付)

◇日立造船、人事異動(7月1日付)

2024年6月27日

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国際船員労務協会・第41回定時総会

◇「将来の外航を支える日比海事人材育成に貢献」
=「KGO」交流継続、次期IBF交渉「慎重に対応」=
=国船協・総会、井上会長の4年目重任を決める=

「将来の外航海運を支える日比双方の海事人材育成に少しでも貢献できるよう、2024年度以降も練習船KGO号を利用した教育・訓練で、日本人学生との異文化交流を継続したい」。国際船員労務協会は26日、第41回定時総会を開催し、井上登志仁会長の4年目重任を決めたほか、2024年度活動方針を採択した。活動方針の柱は(1)IBF労働協約改定交渉 (2)教育訓練-の2本。特に教育訓練については、今年3月に実施した、在比アジア太平洋海事大学(MAAP)練習船「KGO」号を利用した日比学生間の異文化交流を今年度も継続していく意思を強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇ネシアに船舶管理会社設立、LCO2・LNG輸送で
=事業性評価や実現性検証等、船員養成にも貢献=
=日本郵船、プルタミナ子会社のPISと覚書締結=

◇計152万円を日本赤十字社にマッチング寄付
=商船三井、台湾東部沖地震支援で役職員募金=

◇サイバーセキュリティ包括的対策で白書発行
=インマルサット・マリタイム、新IACS規制に準拠=

◇OECD職員が日本の外国人材活用制度を分析
=商船三井、経団連の外国人政策部会に参加=

◇日舶工会員向けに外国人人材事業等を紹介
=商船三井、舶用工業分野のマーケット開拓へ=

◇早期輸送完了の支払補償、和解に45,000米㌦
=ITIC、ブローカーと船主の意思疎通の必要性を強調=

◇商船三井ドライバルク、役員人事(26日付)

◇インマルサット、きょうまで船員デーキャンペーン

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で24,794㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇11億8,000万㌦相当の重油・天然ガス輸入へ
=エジプト政府、猛暑による電力不足で=

【コンテナ・港湾物流】
◇PSS・GRI等で今後も運賃高騰予想
=先週のFBX、4,446と前週比7.8%上昇=

◇9.5%増で10ヵ月連続増、香港・星港は低調
=韓国・アジア域内航路、5月荷動き量=

◇コンテナ取扱量は前年同月比9.9%増
=仁川港、5月実績で初の300,000TEU超え=

◇ジャワ島・プロボリンゴ港後背地に新施設竣工
=釜山港、韓国KOTRAの共同物流センター指定=

◇9月期限の港湾労働協約改定交渉再開に介入要請
=米業界団体ら158者、バイデン大統領に書簡=

◇デジタルプラットフォームにeBL機能導入
=HMM、CargoXと戦略的提携でデジタル化推進=

◇内陸コンテナデポに初の低GHG排出倉庫
=マースク、水素燃料ステーションの設置計画も=

◇海上貨物は0.5時間短縮、AEO貨物は0.0時間
=財務省、第13回輸入通関手続き所要時間調査=

◇大橋会長「物流統括管理者連携推進会議」を設置
=JILS総会、改正法の情報共有・理事5名増員=

◇「ドライポート政府令」を7月11日に発効
=ラオス、8ha以上・インフラ・重機要件等=

【海事政策・労務】
◇「将来の外航を支える日比海事人材育成に貢献」
=「KGO」交流継続、次期IBF交渉「慎重に対応」=
=国船協・総会、井上会長の4年目重任を決める=

◇流出油の回収ほぼ完了、清掃活動に重点
=星港MPA、ジョホール沖でも油膜確認=

◇きょう「技術協力ワークショップ・展示会」開催
=IMO、各技術協力プロジェクトがパネル展示等=

◇村山座長「デジタル技活で高付加価値産業へ」
=第5回船舶産業変革検、ロードマップ体制等=

◇「みなとオアシス土肥」を新規登録
=港湾局、7月12日に・163ヵ所目に=

◇船員派遣、累積許可450件・有効許可317件へ

◇国交相、津松坂港完了式「堤防等が生命と財産守る」

◇堂故副大臣、伏木富山港再編式「競争力強化を確信」

【造船・舶用】
◇211,000DWT型撒積船 “BERGE HA-LEAKALA”
=今治造船、西条工場で竣工・引き渡し=

◇“WAN HAI 373” 引き渡し
=JMU津、3,055TEU型コンテナ船=

◇住友重機械工業、構成銘柄に3年連続で選定
=SOMPOサステナビリティ・インデックス2024=

◇川崎重工業、組織改正(7月1日付)

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果24日分

◇JOGMEC、天然ガス・LNG月次レポート6月号

◇川崎重工業、人事異動(抜粋・7月1日付)

2024年6月26日

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船員デー「#SafetyTipsAtSea」

◇「船員の仕事に敬意を表し、安全支援を」
=「#SafetyTipsAtSea」でSNSキャンペーン=
=IMO、「船員デー」迎え犠牲船員を追悼=

国際海事機関(IMO)は25日、国連が定める記念日である「船員デー」を迎え、紅海における商船襲撃で犠牲となった、“TRUE CONFIDENCE” の乗組員3名及び “TUTOR” の乗組員1名に対し、敬意と追悼を捧げた。アルセニオ・ドミンゲス事務局長は、犠牲船員を含む、世界市場を機能させ、サプライチェーンを維持している200万人の船員に敬意を示し、「海賊行為や紛争等、大きな脅威にさらされている。船員なくして海運業は成り立たない。彼らの献身と犠牲を看過してはならない」と強調した。また、アントニオ・グテーレス国連事務総長は「船員は不可欠な存在だ。その仕事に敬意を表し、安全を支援しよう」と呼び掛けた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇橋本社長「着実な成果、安定利益確保目指す」
=商船三井・株主総会、紅海情勢や人材等で質疑=

◇ギアバルク株式の72%取得、連結子会社化へ
=商船三井、事業再編で2025年1月目途に=

◇お取り寄せグルメサービス「mitaseru」本格事業化
=三井不動産、「株式会社mitaseru JAPAN」を設立=

◇太平洋汽船・太平洋沿海、役員選任(20日付)

【不定期船】
◇米シェールオイル輸出、港湾喫水がカギ
=VLCCへの洋上積み替えはコスト高に=
=米ポテン、1~5月は日量500万バレル輸出=

◇ケープ、3営業日ぶり下落で25,650㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、米ガルフは全種上昇
=タンカー用船料、スエズマックスは横ばい=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIは前週比2.9%上昇、12週連続上昇
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇中国航路除き上昇、4,572と10週連続上昇
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇新造コンテナ船は162万TEUも船腹不足
=LinerLytica、星港の混雑がマレーシアにも波及=

◇ノーフォーク港に回航、乗組員10人に帰国許可
=ボルチモア港、衝突事故船舶 “Dali” が出港=

◇Bengal・kaguyaを改編、Saolaを新設
=MSC、7月にアジア域内3サービスで=

◇北欧州~アジア~北米西岸で振子サービス
=MSC、SwanとSentosaを統合=

◇蘇CFO「3Qのコンテナ船市況も予断許さず」
=陽明海運、2Q会社説明会をオンライン開催=

◇定時運行を開始、往復便各週1回で
=中欧班列、武漢~デュイスブルク往復=

◇物流連、「高齢者活躍推進」調査報告書

【海事政策・労務】
◇「船員の仕事に敬意を表し、安全支援を」
=「#SafetyTipsAtSea」でSNSキャンペーン=
=IMO、「船員デー」迎え犠牲船員を追悼=

◇「利益のために船員の命を危険に晒してはならない」
=ITF、紅海での船員の安全確保へ即時行動を要求=

◇商船への乗船拒否船員、3月以降で78人に
=比DMW、船主に乗船拒否権の適切な履行を指示=

◇セキュリティ・関税・円滑化等で知見共有
=IMO、HAROPAと「港湾管理女性セミナー」=

◇クルーズ観光促進でビザ自由化を推進
=比DOT、クルーズ専用港湾の建設計画も=

◇内航船の書類搭載要件遵守を通達
=比MARINA、船種別に一覧化=

◇宮武海事局長/舟本次長/長井・堀審議官
=国交省7月1日付、次官に旧建の吉岡技監=

◇STU48、貨物を安全に届ける使命感・船員は格好いい
=斉藤国交相にフェリー乗船体験レポ、「C to Sea」で=

◇海上支援網形成の防災拠点・関係機関等との連携
=防災部会が答申案、能登地震・港湾防災のあり方=

◇石垣等の港湾計改訂・特定施設整備基本計審議
=国交省、28日に交政審第93回港湾分科会=

◇くまもと「みなとオアシス」新規登録
=港湾局、7月15日に・161箇所目に=

◇海との接点を拡げる「マリンフェス」等
=関東運、「海の月間」に参加型イベント展開=

◇経産省人事、新設「脱炭素審議官」に龍崎氏

◇国交省ら27日「第5回持続可能なSAF導入官民協」

【造船・舶用】
◇A種優先株式を7月10日付で全株取得・消却
=三井E&S、事業再生完遂で株主還元強化へ=

◇メタノール対応7,900TEU型コンテナ船2+2隻
=HJ重工、ナビオス・マリタイムと新造契約=

◇10月1日付で「Kanadevia Inova AG」に商号変更
=日立造船、連結子会社のHZIにグループブランド=

◇名村造船所、新役員体制(25日付)

【シッピング・フラッシュ】
◇屋上芝生に約30mの歓迎メッセージを設置
=横浜港大さん橋、6月29日~7月21日=

◇小池都知事、きょう中央防波堤外側CTを視察

◇海さくら・財団、7月1日「ビーチクリーン」

◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向報告

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇日加鉄道当局が覚書、鉄道整備・脱炭素化で協力強化

◇国交省、今夏「こども霞が関見学デー」

◇笹川平和ら28日「比CARD MRIとWELgee実践」

◇国土交通省、人事異動(26日付)

2024年6月25日

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◇22年ぶり、最低賃金の各職5%引き上げに合意
=「後継者確保の重要性」、危機感への認識を共有=
=外航中央労使、最低賃金協議会・4月1日遡及適用=

外航中央労使が、22年ぶりに外航日本人船員の「これ以下はない」とする最低労働条件・セーフティネットとなる「最低賃金」を、船長以下、各職それぞれ5%引き上げることで合意した。全日本海員組合と日本船主協会・外航労務部会が21日、東京・平河町の海運ビル内で外航中央労使協議「最低賃金に関する協議会」を初開催し、労使が締結している労働協約第111条(最低賃金)について協議し、船長以下、各職の最低賃金を、平成14年(2002年)2月の「外航労使関係協議会」で当初額の設定に合意して以来、初めてそれぞれ5%引き上げることで合意した。令和6年4月1日から遡及適用する。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇飛行ルート生成アプリ「ドローンスナップ」発売
=三井E&S、ゼンリンデータコムと共同開発=

◇液体炭化水素合成の試験、年内開始へ
=IHI、星港ISCEとSAF合成技術開発=

◇旅客は前年同月比1%増、車両は同3%増
=長距離フェリー協会、2024年5月輸送実績=

◇1,500TEU型新造コンテナ船を購入、初の保有船
=中国・信義玻璃、運賃上昇で輸送コスト抑制へ=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で26,059㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、シンガポールは全種上昇
=タンカー用船料、全船種で微減=

【コンテナ・港湾物流】
◇先週のCCFI、前週比5.5%上昇
=SCFIは2.9%、全航路で軒並み上昇=

◇北米輸送需要は旺盛、欧州もスペースタイト
=先週のNCFI、2,706.2と前週比▲0.2%下落=

◇53,271TEUと前年同月比16.6%増
=Datamyne、日本発米国向け荷動き5月=

◇世界の小売物流市場、2032年までに8,097億㌦に
=米Allied Market、アジア太平洋地域がけん引=

◇積み替え機能中心の港湾開発やスマート技術等
=釜山港、インドネシア・バタム港とMoU=

◇極東/南米西岸航路で「AC1」サービス開始
=マースク、週3便体制に強化・「AC3」を改編=

◇CMA CGM、地中海域内航路を改編
=EURONAF、TMX2等4ループで=

◇7月下旬に東アジア/インド東岸の新サービス
=MSC、上海~ヴィシャカパトナム=

◇30日から台湾~フィリピン航路で新サービス
=ONE、高雄~セブで所要3日のシャトルサービス=

◇予算委が投資協定を承認、港湾労組等は反対
=独ハンブルク市議会、MSCのHHLA株式取得で=

◇「一般原産地証明書」のオンラインサービス開始
=トレードワルツ、輸出者用に日本商工会議所と連携=

◇コントローラントと戦略的パートナーシップ
=NXHD、医薬品等の輸送モニタリングサービス提供=

【海事政策・労務】
◇22年ぶり、最低賃金の各職5%引き上げに合意
=「後継者確保の重要性」、危機感への認識を共有=
=外航中央労使、最低賃金協議会・4月1日遡及適用=

◇インド人船舶料理士、重複の同等認定講習免除へ
=外国人全乗・日本籍船で、国交省が今夏制度化=
=日本人混乗船では日本・中華料理の実技履修を=

◇海賊対処でCGIMAの独自TF設置に懸念表明
=基金枯渇、さらなる資金調達へ具体的な報告=
=DCoC/JA署名国ら、11月にハイレベル会合=

◇FOC制度の歴史や船員遺棄事例等を解説
=ITF職員がWMUで特別講義=

◇モラレス長官「水危機継続、『何もしない』は危険」
=パナマ運河庁、コクレ県で広報イベント=

◇データ転送量削減等、Web利用のCO2排出も削減
=GMF、新ウェブサイト開設・検索性等を向上=

◇海員組合「命に関わること、安全・訓練に万全を」
=船員部会、海事局がIGCコード改正案承認等説明=

◇検討成果をR8年度概算要求・次期中計に反映
=海事局「JMETSあり方検」、財政基盤等5論点=

◇栗林内航総連会長「最重要課題は船員の確保育成」
=第59回総会、魅力ある職場環境へ11項の事業計=

◇安全基準・検査方法等を検討、制度作り開始
=海事局、27日に「自動運航船検討会」発足=

【造船・舶用】
◇作業員4名を搬送、協力会社従業員1名が死亡
=常石造船、修繕船への乗船タラップ落下事故=

◇「事故調査分析」「内部監査」の2コース
=NK、8月6~9日に神戸で「船舶管理パッケージ」=

◇3,900㌧型護衛艦「なとり」を命名・進水
=三菱重工、防衛省向け・令和8年度に引き渡し=

◇新社長に寺尾常務、原社長は取締役相談役に
=内海造船、役員新体制(21日付)=

◇今治造船、役員人事(22日付)

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量25,590千㌧と前年同月比7.5%減
=国交省、内航船舶輸送統計月報3月分=

◇都港湾局、港湾審の「都民委員」を募集

◇日尼工業相、産業・人材共創へエネ協力強化

◇JOGMEC、バイオ・低炭素合成燃料の役割

◇SGHD給報読取サービス23年度実績が前年度比倍

◇Hacobu、MOVO Vistaにプロセス可視化機能

◇国土交通省、人事異動(25日付)

◇日本郵船、人事異動(7月1日付)

2024年6月24日

Top News トップニュース

中造工・総会懇親会

◇田中新会長「DX推進、信頼性作り上げる」
=新規事業で小型旅客船の安全設備導入支援等=
=中造工、第65回定時総会・懇親会に約100名=

日本中小型造船工業会は20日、第65回定時総会・臨時理事会を都内ホテルで開催し、活動報告・予算等を原案通り承認した。任期満了で退任した越智勝彦会長の後任として、福岡造船の田中敬二・代表取締役会長が新会長に就任した。総会後の会見で田中新会長は「新技術の開発、グリーン化、人手不足等、さまざまな課題があるが、国や他団体とも一致団結して、この難局を乗り越えていきたい。35年間お世話になってきた身として、この務めを果たし、この任期中に信頼性を作り上げていきたい」と抱負を語った。手持工事量が回復しつつある一方、人手不足は深刻な問題で、DX推進はそれを補う重要課題と認識し積極的に検討していく方針を掲げた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇洋上風力産業を人材育成で支援、企業と学生を繋ぐ
=ECOWIND発足、商船・海洋含め賛同企業を募集=
=海産研、丸紅・三菱・東電・JERAら9者と覚書=

◇企業、教育・研究機関と協力、学生を橋渡し
=エネ庁、洋上風力人材育成推進協と連携・支援=

◇明珍社長「最適資本構成と積極的な株主還元を」
=川崎汽船・株主総会、5ヵ年中計は順調に進捗=

◇新社長に浦上宏一氏、小笠原和夫氏は退任
=三菱鉱石輸送・役員人事、27日株総で決定=

◇新社長に篠崎専務、酒井前社長は相談役に
=八馬汽船、新役員体制(21日付)=

◇ヘンリック・ヒルダーン氏がグループCEOに就任
=マルキュラ・グループ、技術力強化に注力=

◇合成燃料がエネルギー転換の長期的解決策に
=ウッドマッケンジー、早期参入の必要性を指摘=

【不定期船】
◇ケープ、再び上昇に転じ25,533㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇前年比8.5%増の167.1万TEUと8ヵ月連続増
=航運賃指数は前年比136.7%増5,158㌦/40ft=
=海事センター、北米往航コンテナ荷動5月=

◇前年比▲2.5%、53.8万TEUと3ヵ月連続減
=海事センター、北米復航コンテナ荷動3月=

◇往航150.8万TEUと4.4%増、14ヵ月連続増
=復航は前年比▲3.4%と2ヵ月連続マイナス=
=海事センター、欧州航路コンテナ荷動4月=

◇往航は2.3%増と3ヵ月ぶり増、復航7.9%増
=海事センター、日中コンテナ貨物荷動き4月=

◇前年比9.7%増374.2万TEUと4ヵ月連続増
=海事センター、アジア域内航路荷動き4月=

◇5,117㌦/FEUと前週比7%上昇
=Drewry運賃指数、9週連続で上昇=

◇2023年3Q比で待機時間は43%増
=紅海危機でハブ港の混雑が深刻化=

◇8月3日より “Dhalia” サービス開始
=MSC、アジア~メキシコ間で6番目=

◇ノボローシスク~インド航路で輸送能力24%増
=FESCO、“Askold” 投入・“Ekaterina” は継続運航=

◇EU-ETS強化で日米中以外の貿易に縮小リスク
=みずほ銀行、EU域外物流網への影響を分析=

【海事政策・労務】
◇舶用機関4サイクル民生ディーゼルエンジン追加
=外為法関連告示改正案「特定重要物資/コア業種」に=
=政府がパブコメ、外国投資家の株取得に一定制限=

◇ロシア等の特定団体への輸出禁止措置を導入
=政府、外為法・輸出貿易管理改正政令を閣議決定=

◇「産業の中心である船員に光を当て続ける」
=ICS、エマニュエル・グリマルディ会長が再選=

◇「船員の仕事の魅力」あす斉藤国交相に報告
=「C to Sea」大使のSTU48、洋上生活レポ=

◇浮体式洋上風力発電の海上施工、官民連携へ
=国交省あす第2回技術課題官民フォーラム=

◇JICA課題別研修「海上犯罪取締りコース」
=海保が24日から、17ヵ国・21名が参加=

◇改正物効法の荷主・物流事への規制措置検討
=国交/経産/農水省、28日に物流関係合同会議=

◇環境負荷低減・生産性向上、功績事業者を表彰
=国交省らR6年度物流パートナー優良事業者公募=

◇国交省ら26日にフィジカルIネット実現会議

【造船・舶用】
◇田中新会長「DX推進、信頼性作り上げる」
=新規事業で小型旅客船の安全設備導入支援等=
=中造工、第65回定時総会・懇親会に約100名=

◇野村證券が三井海洋開発株式の追加取得権行使
=三井E&S、関係株式売却益約230億円計上へ=

◇サイバーセキュリティ・AI等サービス提供
=IRS子会社、ムンバイにデジタルセンターを開設=

◇三井E&S、決算短信の一部記載訂正も影響はなし

◇日立造、10月「カナデビア」商号変更を株総で承認

◇「バリシップ2025」、出展社を募集へ

【シッピング・フラッシュ】
◇日タイ経済政務「エネ産業対話」早期設置へ協力

◇国交省、4月の宅配便の再配達率は約10.4%

◇国土交通省、人事異動(24日付)

2024年6月21日

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日造工・金花会長

◇金花会長「GX経済移行債活用で魅力ある産業に」
=次世代燃料船の開発は日本が一歩リード=
=日造工・定例会見、手持工事量は約2年に回復=

日本造船工業会の金花芳則会長(川崎重工業 取締役会長)は20日、定例会見を開き、日本造船業の現況と今後の展望について説明した。金花会長は「手持工事量は2年程度まで回復したが、資材価格の高騰や慢性的な人手不足で依然として不安定な経営環境にある。今後、国際海事機関(IMO)のGHG削減戦略に沿って、現存船の代替に向けて建造需要は大幅に増加するだろう。アンモニア燃料船と水素燃料船の開発が進められており、日本は研究開発で一歩リードしている。GX経済移行債も活用しつつ、生産性を飛躍的に向上させ、魅力ある産業として復活する」と強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇低摩擦塗料の成果払い方式による販売開始
=丸紅、専用サイト開設で追加投資抑制を支援=

◇コア・パワー、「原子力なくしてネットゼロなし」
=過去最大規模の「海事向け新原子力サミット」=

【不定期船】
◇バルト海のダークフリート撲滅キャンペーン展開
=デンマークら北欧諸国が協力、ロシアは反論=

◇「アフリカの鉱業部門は黄金時代を迎えている」
=ASL・サストリーCEO、ドバイ・DRYCONで=

◇ケープ、再び下落に転じ24,278㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

【コンテナ・港湾物流】
◇戦略港湾加速、CMA/住友の本牧Dと夢洲CT
=国交省、CTゲート高度化補助事業2件を初採択=

◇トラック2.47日と横ばい、鉄道6.44日と増
=PMSA、5月のLA/LB港の滞留時間=

◇LA/LB港近傍に物流センターを開設
=BPA、官民共同で4Qから運営へ=

◇日本/カンボジア直航、1,000TEU4隻投入
=SITC、7月上旬からVTX6を開始=

◇ホーチミンCat Lai向け危険品、外部デポに
=KMTCが注意喚起、7月からの引き渡しで=

◇2040年には2,320万TEU処理めざす
=インド政府、ムンバイ北西に巨大新港湾=

◇Russell G、輸出入貿易に60億㌦の損失
=独主要5港スト、17~18日の労使交渉不調=

◇加西岸港湾労組、使用者側の最終案を否決
=港湾業務は通常通りも事前通告でスト可能に=

◇ネットワーク拡充、中東欧に輸送サービス
=三井倉庫欧州現法、スロバキアに支店開設=

◇大賞は味の素冷/F-LINE「持続可能な幹線輸送」
=物流連、第25回物流環境大賞・表彰式28日=

◇入居企業/行政/自治会/地域住民/学校と連携
=日本GLP、防災訓練・交通安全教室等=

【海事政策・労務】
◇「罪のない船員への攻撃は断じて容認できず」
=紅海の船員死傷、「船員デー」前に緊急行動要請=
=ICS・ASA・IMECら国際海事15団体が共同声明=

◇一般大卒者ら転職希望者の資格取得ルート拡充を
=教育給付制等の支援制度周知、船員職安制度見直し=
=第3回海技人材確保検、今後の検討の方向性案=

◇一部ビーチは清掃完了、回収ブームは3,400m展開
=星港MPA、油流出事故対応の最新状況=

◇危険物インベントリ作成ガイドラインの参照推奨
=比MARINA、品目・標準書式・試験方法等を概説=

◇栗林会長「共有建造を更に利用し易い制度へ尽力」
=船整協総会/創立60年、事業計に共有条件弾力化等=

◇加藤新会長「最大かつ最優先の使命は安全確保」
=旅客船協総会、R6年度事業計「Mシフト促進」=

◇現状と課題を議論、予算逓減等の課題に直面で
=海事局「JMETS中期的なあり方検」24日発足=

◇報告書まとめ、変革ロードマップ実施体制
=海事局、26日に第5回船舶産業変革実現検=

◇能登地震踏まえた防・減災のあり方で答申案
=交政審港湾分、25日の第3回防災部会で議論=

◇24日に第172回船員部会、船員求職・求人状況等

◇国交相、あす津松阪港海岸保全施設事業完了式典に

【造船・舶用】
◇金花会長「GX経済移行債活用で魅力ある産業に」
=次世代燃料船の開発は日本が一歩リード=
=日造工・定例会見、手持工事量は約2年に回復=

◇「人手不足やグリーン化等、一致団結で乗り切る」
=中造工、新会長に田中敬二・福岡造船会長を選任=

◇三菱造船、内航初のメタノール燃料RORO船受注
=トヨフジ海運・福寿船舶向け、2027年度引き渡し=

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、海外石油天然ガス動向6月

◇笹川平和、第11回若手戦略家フォーラム参加募集

◇笹川平和、2024年台湾総統選挙とアメリカ

2024年6月20日

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2023~2030年における全精製品の地域別バランス(出所:国際エネルギー機関)

◇OPEC加盟国の動きで製品タンカーシフトも
=IEA石油需要予測「2029年にピークアウト」=
=米ポテン、EV普及や電力エネルギーシフトで=

米ブローカー大手のポテンは14日、国際エネルギー(IEA)の最新レポートにおいて、電気自動車(EV)の普及と電力部門のエネルギーシフトを背景に、世界の石油需要が2029年にピークアウトすると予測したことを受け、タンカー市場の見通しも影響を受けることになると指摘した。ポテンは「世界の石油需要が横ばいになれば原油タンカーの需要も落ち込み、現在の発注分は代替船腹となる可能性が高い。また、原油よりも石油精製品の輸出量が多いクウェートに倣うOPEC加盟国が増えれば、オイルタンカーからプロダクトタンカーへのシフトが起こり得る」と予想しつつも、地政学的リスク等の不確実性も高いため、船主のタンカー部門への投資リスク算定が難しくなっているとコメントした。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇曽我社長「自社株取得で株式価値向上図る」
=日本郵船・株主総会、中計遂行と遵法徹底へ=

◇徳島県美波町の藻場再生プロジェクトを支援
=川崎汽船、企業版ふるさと納税を活用=

◇水素エンジン搭載タンカーの設計でNKからAiP
=上野トランスら、「代替燃料船GL-D部」を初適用=

◇ONE、取締役人事(19日付)

【不定期船】
◇OPEC加盟国の動きで製品タンカーシフトも
=IEA石油需要予測「2029年にピークアウト」=
=米ポテン、EV普及や電力エネルギーシフトで=

◇ケープ、3営業日ぶり上昇で24,596㌦
=航路平均用船料、パナは10営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、全船種で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇9.47億TEUと前年比4.7%増、過去最高も
=LinerLytica、2024年世界コンテナ取扱量予測=

◇PSS値上げで上昇、前週比1.6%上昇
=先週のアジア発欧米向け運賃は安定も=

◇米東岸向け輸出海上貨物は前月比5%増
=KCS、5月の韓国輸出入貨物費用=

◇米商務省、7,031億㌦と前年比02.3%増
=5月の米国小売り売上高は増加=

◇三菱電機ロジ子会社化「Team Green Logistics」
=セイノーHD、エレクトロニクス領域で知見=

◇FMC、OCEMAら船社の調査実施へ
=シャシープール排除命令の順守可否=

◇国交省、あす第4回自動物流道路検討会

◇国交省ら、あす第5回紙加工品物流研究会

【海事政策・労務】
◇グリマルディ会長「保護主義の影響で貿易が武器化」
=カナダ海運商業会議所と「海運の未来サミット」=
=ICS、船員ビデオ第2弾「Life after Sea」も公開=

◇紅海南部・アデン湾全域「軍事行動区域」1ヵ月延長
=国際船員労使が合意、7月19日まで以降は再協議=

◇油流出事故、新たに回収装置7台配備等
=星港MPA、ネシア・マレーシア当局とも協力=

◇海運の役割・重要性、海技者の魅力等を伝える
=船協、神戸大海科学生200名対象に講演会=

◇参加者ら「99.6%が海運担う、非常に驚き」
=船協、新潟の中学生と教員対象にCT見学会=

◇入谷新会長「業界一丸、安全・効率輸送を提供」
=長距離F協・総会、24問題機にMシフト促進=

◇船員教育機関と内航業界が意見交換、双方要望等
=船協内航委・九州船員対策連、7月5日に懇談会=

◇水先人乗下船装置の追加安全対策を策定
=海事局、IMO・NCSR11の審議結果概要=

◇貿易赤字▲1.22兆円と縮小も2ヵ月連続赤字
=財務省統計5月、石油製品・原油等の輸入増=

【造船・舶用】
◇2024年度5月受注量は35隻-170.1万GT
=輸組、手持工事量は621隻-2,888万GTに=

◇「Posidonia」に出展、セミナーのライブ配信も
=輸組、日舶工・NKとナショナル・スタンド形成=

◇横浜国立大学で初の舶用工業説明会を実施
=日舶工、会員企業4社・3年生約20名参加=

◇神戸大学で過去最大規模の「舶用工業説明会」
=日舶工、会員企業42社・学生約200名が参加=

◇バイオマスペレット製造・燃焼試験で検討
=IHI、日タイ覚書で国営電力会社EGATと共同=

◇夜間等対応の河川監視カメラ「FCW」を参考出展
=古野電気、26~28日・「地域防災EXPO」で=

◇コンテナ船20隻・総額35億㌦規模
=CMA CGM、HD現代重工と建造商談=

◇新造13,000TEU型7番船の命名式
=HMM、ハンファオーシャン玉浦で=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果17日分

◇鈴与シンワート、物流DX化推進ウェビナー

◇JOGMEC、CCS・水素等の各地域別情報

◇自然エネ財団、シンポ「脱炭素エネ転換シナリオ」

◇国交省、テールゲートリフト支援執行団体公募

◇観光庁、訪日外国人旅行者数5月

◇笹川平和、7月5日「混迷する中東情勢と米国」

2024年6月19日

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リスカジャパンセミナー

◇「各国当局と積極的に意思疎通、支援体制整備」
=PSCの現況やIMO規制・条約動向への対応=
=LISCRジャパン、4年ぶり「セミナー2024」=

リベリア船籍の登録業務等を手掛ける「LISCR(リスカ)ジャパン」は18日、都内で4年ぶりにセミナーを開催した。2023年のGTベースで世界トップシェアとなったリベリア船籍は、日本でもパナマ船籍に次ぐ第2位のポジションで、そのシェアを徐々に拡大。セミナーでは前半、ポートステートコントロール(PSC)の現況と、それに対するLISCRの取り組み等を紹介。後半にはSOLAS条約をはじめとする国際海事機関(IMO)に関連した議論の動向と、LISCRの対応について紹介した。LISCRのロデリック・アキSVP(船隊PSCオペレーション担当)は「リベリア船籍では、各地のPSC当局とも積極的にコミュニケーションを取り、必要な支援体制を整えている」と、高評価を得ている理由を強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「各国当局と積極的に意思疎通、支援体制整備」
=PSCの現況やIMO規制・条約動向への対応=
=LISCRジャパン、4年ぶり「セミナー2024」=

◇商船三井、フェリー・クルーズ事業を紹介
=「香港国際旅行博」に出展・向井常務が講演=

◇“MITSUI OCEAN FUJI” の船内施設名称等発表
=商船三井クルーズ、船内ツアー動画も公開=

◇紅海情勢終局「2025年前半」が60%と最多
=Drewry、荷主対象のアンケート調査で=

◇ネットワーキングセッション「人の繋がり深化」
=浮体式洋上風力技研組合、あす国際フォーラム=

◇ハパグクルーズ「スピリット」21日に東京初入港

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続落で24,363㌦
=航路平均用船料、パナは9営業日続伸=

◇バンカー価格、米ガルフのみ上昇・他地域は下落
=タンカー用船料、VLCCとパナマックスが上昇=

◇風力発電用パワートレイン、全輸送行程で
=MPL、再エネVestasと重量物輸送契約=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIは前週比6%上昇、11週連続上昇
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇全航路上昇、4,306と9週連続上昇
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇前年同期比1.5%増、22.2万TEUに
=韓中CF、1~5月コンテナ貨物輸送量=

◇インド亜大陸/米東岸、8,500TEU11隻投入
=CMA CGM、8月中旬にINDAMEX改編=

◇インド亜大陸/北欧州、今月中旬から
=Hapag-Lloyd、IOSを改編=

◇特別補償サービス「拡大保護」開始
=MSC、輸送中の貨物損失補償で=

◇前年比8.1%増、547億4,700万㌧
=中国2023年商業貨物輸送量=

◇中南米から米国向け、高需要で混雑
=Maersk、南米市場の最新状況=

【海事政策・労務】
◇水先人移送手配のSOLAS規則改正案等で合意
=NAVDAT・AIS性能基準やサービス提供基準改定=
=IMO/NCSR11、VDES導入ガイドライン案を検討=

◇アンモ燃料船26年実証・28年早期に商業運航
=日本人船員養成「両用から航機専科移行を検討」=
=政府、令和6年度「交通政策白書」を閣議決定=

◇パナマ運河庁、新たな政府訴訟2件に全面協力
=GUPCSAによる仲裁申立は5件中4件で棄却=

◇首都圏港湾「基幹航路維持へ競争力強化を」
=政府、令和6年版首都圏白書を閣議決定=

◇旅客船安全を強調、クルーズ受入環境整備
=政府、令和6年版観光白書を閣議決定=

◇来島海峡航路西側海域の緊急確保航路を変更
=港湾法改正施行令を閣議決定、7月1日施行=

◇NDC達成へ相互協力強化で合意、3WG設置
=第1回日韓水素アンモニア等協力対話=

◇洋上風力・CCSのGX連携促進で協力
=日ノルウェー経済・外交政務、海洋政策で=

◇今後の検討の方向性提示、業界ヒアまとめ
=海事局あす第3回海技人材確保あり方検討会=

◇海保・USCGが意見交換、11管区表敬
=SAPPHIREの一環で、施設見学も=

◇通信訓練・PHOTOEX等を実施
=海保・海自がパラオ沖で共同訓練=

◇船員雇用マッチング、海運事37社・38社参加
=海事局、仙台と小樽で「めざせ海技者セミナー」=

【造船・舶用】
◇買収防衛の独立委員会委員に安酸庸祐氏
=名村造船所、退任に伴う交代人事・総会承認へ=

◇12月12~13日、上海で新エネルギー・燃料テーマ
=マリンテック・イノベーション・カンファレンス=

◇高専・大学・院生対象に工場実習型PGに参加
=三井E&S、夏季インターンシップ・参加者募集=

◇12,800TEU型2番船、メタノールReady採用
=JMU呉、「マースクエルバンコ」を引渡し=

【シッピング・フラッシュ】
◇JSS、7月~9月に第35回マリナーズ・アイ展

◇運総研、7月25日に公共交通経営者円卓会議

◇国交省、標準仕様パレット利促事業公募期間変更

◇プリンセス「プレミアム・リカーズ」コレクション

◇Hacobuきょう配車業務のデジタル化セミナー

◇名村造船所、人事異動(25日付)

2024年6月18日

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日本舶用工業会第59回定時総会・懇親会

◇木下会長「人の命を預かる製品製造の意識を」
=会長表彰で20社22名を顕彰、計442名に=
=日舶工・総会、受勲・受章・大臣表彰は9名=

日本舶用工業会は14日、都内ホテルにおいて第59回定時総会を開催し、令和5年度事業報告ならびに同6年度の事業計画、同5年度決算報告等を承認した。また、退職等に伴う役員等の辞任を受け、新たに理事5名、常任諮問委員3名、諮問委員2名を選任した。総会終了後には、第17回同会会長表彰式を実施し、会員企業20社22名を表彰。木下茂樹会長は「品質問題が多く取り上げられているが、人の命を預かる製品を作っていることをしっかりと振り返り、これまでの知識と経験を品質に活かしていただきたい」と激励した。その後、昨年から今春にかけての叙勲、褒章、海の日国土交通大臣表彰受賞者9名の祝賀会を兼ねた懇親会を開催し、来賓含む220名超が出席した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇蘭NPO「Smart Freight Centre」に加盟
=商船三井、国際物流のGHG排出量削減へ=

◇QPLの船舶代理店事業を買収、NZ全土で直接管理
=GAC、APAC地域でのプレゼンスを強化=

◇在来船が被弾し炎上、フーシ派攻撃
=紅海情勢、2例目の船員死亡事例=

◇代替燃料の流出事故をカバーする統一枠組みを
=IUMI、既存規制は不十分・不確実性でコスト増に=

◇工数3割改善、「ASTERIA Warp」を連携ツールに
=トレードワルツ、アステリアとDX拡大で協業=

【不定期船】
◇ケープ、再び下落に転じ24,525㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、パナマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇先週のCCFI、前週比8.8%上昇
=SCFIは6.1%、ともに上昇を維持=

◇欧米向け引続き上昇、東アフリカ航路▲15.5%
=先週のNCFI、2,710.5と前週比6.0%上昇=

◇上昇鈍化も「市況は依然上昇」
=Xeneta、欧米向けスポット運賃=

◇マレーシア初、AI活用の新CT建設へ
=4億2,500万米㌦投資、ポートディクソン=

◇9,000TEU型臨時船3隻を緊急投入
=韓国政府、船腹不足で輸出支援計画=

◇東京港青海ふ頭内でヒアリ100個体を確認
=都は防除実施、18都道府県・114事例目=

◇「みんなでつくる交通安全マップ」作成
=日本GLP、入居企業と共創・物流2024対応=

【海事政策・労務】
◇油流出事故で封じ込め、航行・停泊に影響なし
=ターミナル内で浚渫船がバンカー船に衝突=
=星港MPA、ボランティアに1,500人超が志願=

◇船協「GHGゼロへGX経済移行債による支援を」
=海員組合「船員の確保育成へ諸施策の早期立案を」=
=海事振興連盟・酒田会合「競争力強化」等を決議=

◇「自動運航船2030年頃までの実現を目指す」
=浮体式洋上風力の社会実装早期実現へ支援を=
=経済財政諮問会議、「骨太の方針2024」原案=

◇「国際海運への攻撃非難、船員に最大限の支援を」
=IMO、ドミンゲス事務局長が紅海襲撃で声明=

◇通航料割引を年末まで延長・対象船拡大
=スエズ運河通航料収入5月、前年比▲64%=

◇中国入港船舶に電気機械設備の特別自主点検要請
=中国海事局、不具合無報告は厳正対処・10月末まで=

◇利益2%相当の企業気候責任賦課金の導入を発表
=モーリシャス、気候・持続可能性基金を設立=

◇福田会長「喫緊の課題、船員の確保育成」
=内航大型船輸送組合・総会、事業計画採択=

◇トヨフジ/メタノール燃料内航RORO船運航事業
=海事局、R6年度海事分野脱炭素化促進事業採択=

◇リチウム資源開発協力、官民会議を定例化
=日チリ鉱物資源相、協力覚書改訂に署名=

◇国交省、7月25日「ジェンダーと交通セミナー」

【造船・舶用】
◇木下会長「人の命を預かる製品製造の意識を」
=会長表彰で20社22名を顕彰、計442名に=
=日舶工・総会、受勲・受章・大臣表彰は9名=

◇「FuelEU Maritime対応FAQ」第2版を発行
=NK、責任主体や規制対応タイムライン解説等追加=

◇木質専焼の八代バイオマス発電所が運転開始
=IHI、20年間のO&M・発電出力75,000kW=

◇「世界に一つだけのおさかなクイズ図鑑」作成
=古野電気、8月にオンラインサマースクール=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産副大臣、ウクライナのエネ分野協力を深化

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向等

◇海さくら・財団、ブルーサンタ全国一斉ごみ拾い

◇Hacobu、倉庫業等のMOVO Berth事例セミナー

◇笹川平和、日本と中国の漢字を楽しもう

◇日本船主協会、人事異動(6月30日・7月1日付)

◇日本郵船、人事異動(7月1日付)

◇商船三井、人事異動(4日・15日付)

2024年6月17日

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新造船受注残と新造船価格(出所:BIMCO / Clarksons Research)

◇新造船価格、2008年以来の高水準に回復
=生産能力過剰解消、2020年後半から53%上昇=
=BIMCO、受注も2012年初頭以来の1.3億CGT=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は12日、新造船価格が年初から3%上昇し、2008年以来の高水準になったと発表した。直近で最も船価が低迷した2020年後半と比較すると53%の上昇となっている。また、受注残高も72%増加し、世界受注量は1億3,300万CGTで、2012年初頭以来の高水準となった。2020年後半と比べて5,600万CGT増加しており、増加分のうちLNG船が35%、コンテナ船が30%を占めている。とくに今年に入ってからはタンカー及びLNG船が受注増のけん引役となっており、LPG船、客船、ケミカルタンカー、RORO船のオーダーブックも2ケタの伸びを示している。一方、コンテナ船は2023年第1四半期以降は減少が続き、年初からは▲16%の受注減となっている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇船陸通信速度改善へ船上DXの取組みを紹介
=郵船、ネットサミット「Interop Tokyo」登壇=

◇グローバルな人財管理、国内外へ順次拡大
=商船三井、「SAP SuccessFactors®」導入=

◇ギリシャ船主・リベリア籍バルカーが被弾
=紅海情勢、フーシ派が水上ドローン攻撃=

◇複雑なクレーム処理への戦略的アプローチ
=IUMI、単一請求を分割交渉切替で短期解決=

◇「CO2排出量見える化」のアスエネに出資
=NXHD、顧客のサステナ経営をサポート=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日ぶり上昇で24,752㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続伸=

◇バンカー価格、MGOは全地域で上昇
=タンカー用船料、アフラ・パナは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇4,801㌦/FEUと前週比2%上昇
=Drewry運賃指数、8週連続で上昇=

◇166.9万TEUと前年同月比13.5%増
=アジア発米国向け荷動5月、日本発28.9増=

◇上海→ジェノア等20,000㌦超/FEUも予測
=Sea Intel、欧州往航スポット運賃=

◇アジア/欧州・地中海でFrench Peak Service
=CMA CGM、輸送需要増で7隻を追加投入=

◇コモンキャリア維持「最低1隻の船舶運航を」
=FMC通達、「1隻も運航なしNVOと見做す」=

【海事政策・労務】
◇「同一港湾内の特定エリアで保税運送手続省略を」
=利便性向上/利活用促進/厳格な水際取締を基本方針=
=財務省「国際物流動向踏まえた保税制度のあり方」=

◇ブロックチェーン自動認証システム展開へ
=比MARINA、オンライン手続きで真正性確認等

◇コンピテンシー・レビュアー・ポータルを更新
=比MARINA、復習機能の強化等で試験準備を支援=

◇JICAと643億8,000万円相当の融資で調印
=比DOTr、PCG向け多目的船5隻建造へ=

◇新造モーターボート/バンカの登録手続き要請
=比MARINA、計画段階から全プロセス遵守義務=

◇2050年までに包括的な物流ネット構築へ
=欧州議会、横断高速鉄道実現へ新規制を採択=

◇計875回-3,995隻、1回平均4.5隻
=海事局、海賊対処法護衛活動実績5月末=

◇直接護衛0回、ゾーン防御で80隻確認
=防衛省、海賊対処・水上部隊活動状況5月=

◇確認商船384隻、民間等への情報提供27回
=防衛省、海賊対処P-3C哨戒機の活動状況5月=

◇水上隊370隻・航空隊は529隻を確認
=中東情報収集5月「特段の異常なし」=

◇実習生ら帆走訓練等で技能とチームワーク習得
=JMETS練習帆船「海王丸」星港から東京帰港=

◇国交省あす航空燃料供給不足TF、海事官民参加

【造船・舶用】
◇新造船価格、2008年以来の高水準に回復
=生産能力過剰解消、2020年後半から53%上昇=
=BIMCO、受注も2012年初頭以来の1.3億CGT=

◇「品質不正」でコンプラ徹底・信頼回復図る
=片山会長が退任、廣瀬副会長が新会長に就任=
=品管、第12回定時総会・懇親会に約100名=

◇最新鋭のSupa-Swath船6隻+オプション6隻
=ストラテジックマリン、英メインプライズとMoU=

◇「IRIS」「s@tGate」にサイバーセキュリティ認証
=BV、「IACS UR E27 rev.1」に準拠=

◇R4年度計画護衛艦命名式等24日に三菱長崎で

◇護衛艦「あがの」引渡式等、20日に三菱長崎で

【シッピング・フラッシュ】
◇キャッシュレス導入の鹿児島市船舶局等
=国交省、MaaS実装基盤整備19事業採択=

◇経産省、鉱工業指数4月分

◇総合カタログ「国総研レポート2024」公開

◇観光庁、主要旅行業者の取扱状況4月

2024年6月14日

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スクラップヤード

◇バングラデシュやインドで減速懸念
=パキスタンも閑散、紅海危機で苦境続く=
=GMS、6月第1週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、6月第1週のスクラップ買取価格は前週から動きがなく停滞した。首位のバングラデシュでは2024~2025年度予算が承認されたが、インフレの影響もあり保守的なものとなっており、再び信用状(L/C)承認が制限されることが懸念される。インドではモディ首相が3選を果たしたものの連立政権となったことで、インフラ・プロジェクトに関する公約も推進スピードの減退も考えられる。パキスタンは手持工事が尽きかけているが、モンスーン等を背景に操業を落として対応しており、新規の獲得はできていない。トルコは全くの変動なしで依然として不況が続いている。紅海危機等の継続によりトン数不足が当面続き、シップリサイクル市場は停滞すると予測している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バングラデシュやインドで減速懸念
=パキスタンも閑散、紅海危機で苦境続く=
=GMS、6月第1週のスクラップ買取価格=

◇社会実装へのルール作りや産官学の共創を提唱
=日本郵船、東北大らNP拠点事業開始シンポ参加=

◇自営倉庫事業開始、高付加価値の物流サービス提供
=商船三井、ドバイ倉庫事業大手INDUと合弁=

◇児童用学習机と椅子の無償輸送に協力
=川崎汽船G、チリ・サンチャゴ日本人学校へ=

◇フーシ派が商船3隻を攻撃と発表
=紅海情勢、バルカー・コンテナ等=

◇コンテナ火災等、共同WGフォローアップ
=IUMI、IACSと脱炭素・デジタル化等で協調=

◇インマル、船員向けフリートホットスポット割引

◇NXHD、13年連続SOMPOサステナ構成銘柄に

◇旭海運、新役員体制(13日付)

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続落で22,608㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・全地域で上昇
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇前年比▲10.4%の3,347億㌦
=JETRO、2023年日中貿易額=

◇ボルチモア港、大型商船の通航再開
=統合司令部、連邦主水路が完全復旧=

◇MSCのHHLA株取得承認を延期
=ハンブルク市議会、港湾労組ら反対=

◇IDC、Maerskとの紛争でILAを支持
=労働協約労使交渉をキャンセル=

◇星港でコンテナ価格、8ヵ月で26%上昇
=xChange、到着船増・リース料2倍=

◇運賃高騰と米東岸・ガルフ諸港に混乱懸念
=米輸入業者、ILAのストライキ等を背景に=

◇物流業界の次世代リーダー育成めざし
=プロロジス、東京・大阪でアカデミー開講=

【海事政策・労務】
◇石油等の不正輸送関与でタンカー船長らに制裁
=米財務省、フーシ派やガイアナの汚職問題等で=

◇「新燃料・気候対応への船員訓練等、科学投資を」
=ICS、ロイザガ比環境天然資源大臣インタビュー=

◇安全文化への意識向上、ベストプラクティス共有
=MARINA、SPCとトレーニング・セッション等=

◇海上安全等に貢献「ティモネル・アワード」
=比MARINA長官、設立50周年のハイライト=

◇1,124隻と前年同月比▲51.1%減
=スエズ運河、通航船隻数4月=

◇「与野党・自治体の境を超え社会課題の解決を」
=瀬戸内4県を中心に瀬戸内フォーラム発足=

◇伊勢課長「運賃・用船料、荷主協力が不可欠」
=国交省、R6年度第1回内航安定・効率輸送協=

◇国交省、現状報告と今後の取組み等を議論
=第3回サイバーポート進捗WG「港湾物流」=

◇国交省らR6年度トラック省エネ支援事業を公募へ

【造船・舶用】
◇省エネデバイス「硬翼帆」2027年に商品化へ
=常石造船、三井E&S造船・昭島研究所と共同=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=今治造船、“AFRICAN LORIKEET” 竣工=

◇香港条約発効やPFOS消火剤の使用禁止等
=BV、2025~2026年適用開始のIMO要件まとめ=

◇日本展はギ船主らで終始賑わう、32,527名来場
=日舶工、「Posidonia 2024展示会」参加報告=

◇古野電、無印良品らと7月西宮でイラストパネル展

【シッピング・フラッシュ】
◇「脱炭素化に向けたボトムアップアプローチ」
=BVジャパン、「BV MAGAZINE」を発行=

◇JOGMEC、天然ガス・LNG最新動向

◇ヤマト運、「B2クラウドAPI」を公開

◇国交省、7月に公共・民間向けPPP/PFI研修

◇笹川平和、アフリカ「選挙イヤー」の動向と行方

◇笹川平和、7月2日「総選挙後の日印関係展望」等

◇Hacobu「MOVO」利用事業所20,000ヵ所突破

2024年6月13日

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石油精製・オフショア原油生産におけるハリケーン影響(出所:米国エネルギー情報局)

◇タンカー市況は需給混乱でボラティリティ上昇懸念
=米NOAA、2024年大型ハリケーンは4~7回を予測=
=米ポテン、過去に生産・精製停止等で大きな被害=

米ブローカー大手のポテンは7日、米国海洋大気庁(NOAA)が先月、「2024年の大西洋ハリケーン見通しは85%の確率で平年を上回り、大型ハリケーンは4~7回発生する恐れがある」と発表したことを受け、タンカー市場への影響を予測した。2005年に発生したハリケーン「カトリーナ」をはじめ、大型ハリケーンは米国メキシコ湾の石油生産・石油精製設備に大きな被害をもたらしており、2021年の「アイダ」ではオフショア石油生産の96%、日量170万バレルの精製能力を停止させている。今年も大型ハリケーンが多数発生すれば、タンカー市況も需給の混乱でボラティリティが上昇し、運賃の変動が激しくなることが予想される。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇相馬地区のアンモニア供給拠点構築でFSへ
=商船三井ら5社、水素等供給基盤整備事業に採択=

◇グリーンエネ企業TESとe-メタンの包括的検討
=川崎汽船、技術提携や関連制度の研究を予定=

◇7月開始、秋田県南部沖に15MW超を2基
=NEDO、JMUらGI「洋上風発低コスト化」採択=

◇ISWAN提供「船員ヘルプライン」の活用を推奨
=ナビゲート「軍事行動域」通航の精神的負荷軽減へ=

◇「自らの立場を正確に把握した上で情報発信を」
=ナビゲートR、危機コミュニケーションで強調=

◇マスタークラス「貨物保険」の受付開始
=IUMI、10月15~18日にロンドンで開催=

【不定期船】
◇タンカー市況は需給混乱でボラティリティ上昇懸念
=米NOAA、2024年大型ハリケーン4~7回予測=
=米ポテン、過去に生産・精製停止等で大きな被害=

◇ケープ、2営業日続落で23,089㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続伸=

◇バンカー価格、HSFOは全地域上昇
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇久保会長「戦略港湾、アジア広域集貨に一層本腰を」
=364日24時間オープン「労使が高く掲げた旗印」=
=日港協ら港運団体合同懇親会、政官民ら約600人=

◇安定・効率化への支援、国際競争力強化への諸施策
=日港協・第62回総会、24年度事業計画等を承認=

◇北米西岸向け17%・東岸向け12%上昇
=先週のFBX、北欧21%・地中海24%上昇=

◇234.6万TEUと前月比6.2%増
=Descartes、米国輸入コンテナ量5月=

◇新造24,188TEU型コンテナ船2隻
=OOCL、アジア/欧州・LL1に投入=

◇アジア/欧州・地中海、月末から9月上旬まで
=CMACGM、臨時7便運航・船腹25%増強=

◇鉄道貨物輸送にHVO燃料採用でCO2排出削減
=ONE UK、フレイトライナーと新たに5年契約=

◇独ver.di、ハンブルク港でスト
=ドイツ主要2港で港湾労使紛争=

◇HMMのD&D 96,000件「海事法違反」
=米国サムスン、FMCに苦情・賠償請求=

◇カナダ税関職員の労使交渉が暫定合意に
=スト回避へ、米/加国境輸送の混乱も回避=

【海事政策・労務】
◇「MLC改正等で女性環境前進も改善余地あり」
=ICS、ペトラキWISTA会長インタビュー=

◇可搬・貯蔵性を活かし船舶で活用、利促へ意思表明
=e-fuelに着目した世界初の閣僚対話、ベルリン宣言=

◇「みんなで創る内航」推進運動をスタート
=海事局、「働き方改革」等を『見える化』=

◇海洋教育の取組みで県・市教育委と意見交換
=海洋教育推進PJ第28回、15日に酒田市で=

◇新技術活用SC全体効率化・非化石エネ転換事業
=国交省ら対象事業の募集開始、補助率1/2以内=

◇海難救助5団体、洋上救急1団体等表彰
=水難救済会、R6年度名誉総裁表彰式典=

◇ジャパンP&I、比船員雇用前健診提携医ダバオ追加

【造船・舶用】
◇造船関係貸付は合計64件-213億5,110万円
=日本財団、2024年7月実行の貸付決定総額=

◇独で液化水素SC構築と輸送網構築へ
=川崎重工、ダイムラー・トラックと協力覚書=

◇圧力容器・熱交換器・化学産業等で新規事業開発へ
=IRS子会社、AITGとEPC技術協力でMoU=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果10日分

◇関東運、JR貨物東京Tで物流親子学習会

◇国交省、17日から地方整備局選考採用試験受付

2024年6月12日

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パナマ運河(提供:パナマ運河庁)

◇7月11日から現行32隻→33隻、22日から34隻に
=ネオパナ閘門の最大喫水、15日以降46ftに引き上げ=
=パナマ運河庁、雨季突入でガトゥン湖の水位回復=

パナマ運河庁(ACP)は10日、7月11日から第1.A予約期間のネオパナマックス閘門の追加予約枠を1枠、拡大すると発表した。ガトゥン湖の現在の水位と予測水位に基づき、増枠する。また、運河流域が雨季に突入したことから、水位予測に基づき、6月15日からネオパナマックス閘門を通航する船舶の最大許可喫水を14.02m(46.0ft)に引き上げる。さらに、7月22日以降通航分の第2予約期間(7月8日開始)には、パナマックス閘門のスーパー予約枠を追加し、ネオパナマックス閘門、パナマックス閘門の1日の通航回数を合計34回に増加する。

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【企業・経営】
◇秋田南部沖、丸紅/JMU/東北電/JFEら9社
=田原市・豊橋市沖、商船三井/日立造ら5社=
=NEDOら「洋上風発低コスト化」実証事業者=

◇浮体式洋上風力実証事業7月始動、技術力を融合
=商船三井ら、NEDO洋上風発低コストPJ採択=

◇3年連続・9回目「信頼されるパートナーに」
=川崎汽船、SOMPOサステナ構成銘柄に選定=

◇気象庁「観測通報で気象業務の発展に寄与」
=郵船自動車船、海上気象観測で長官表彰=

◇GEP 前年比+4.5%・投資収益5%増、クレーム良好
=ロンドンP&I、2023年度決算・3,630万米㌦黒字=

◇25日に「フィリピン人船員憲章:未来の用船」
=MARINO WORLD、船員デー記念ウェビナー=

◇IKEAと提携、1.15万㌧/年のCO2e削減
=HMM、Green Sailing Service利用で=

◇太陽光発電モジュール、中国企業が上位を独占
=ウッドマッケンジー、10社が100%以上の成長=

◇郵船、NCAとANAHDの株式交換時期を再変更

◇SGHD、6年連続でSOMPOサステナ構成銘柄選定

◇第一中央汽船、役員業務分担(27日付)

◇第一中央汽船、グループ役員人事(一部変更)

【不定期船】
◇ケープ、5営業日続伸で24,759㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、全船種で上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇SCFIが3,184.87、昨年12月の3倍に高騰
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場4.6%上昇=

◇4,043と前週比8.01%上昇、8週連続
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇メタノール二元燃料船6隻、CSSCに発注
=Evergreen、新造コンテナ5万本も発注=

◇今後7ヵ月200万TEU超え続く予測
=4月の米国小売輸入コンテナ4.6%増=

◇抜港・寄港遅延等、7月まで延長の可能性も
=フランス港湾労組らスト・就労拒否等で=

◇USMXとの基本協約労使交渉を中止
=ILA、モービル港の自動化を問題視=

◇マレー半島横断鉄道利用で完成車等輸送
=MRLがプルサハンと覚書、27年1月から=

◇東京港大井ふ頭内でヒアリ10個体を確認
=都は調査・防除、18都道府県・113事例目=

◇全体最適へ荷主・卸・物流会社が2024年問題に
=第4回GLPコンシェルジュマッチング・サロン=

【海事政策・労務】
◇7月11日から現行32隻→33隻、22日から34隻に
=ネオパナ閘門の最大喫水、15日以降46ftに引上げ=
=パナマ運河庁、雨季突入でガトゥン湖の水位回復=

◇通航船舶805隻、トランジットは平均10.7時間
=ACP・5月運用状況、オークション枠69.31%に=

◇パナマ運河代替陸路「ドライキャナル」で意見交換
=ホンジュラス鉄道委員長、国交相・外務政務ら表敬=

◇洋上風力・養殖・観光等の持続可能な管理めざす
=モーリシャス政府、海洋空間計画の技術WS=

◇JICA/比財務省、PCG能力強化へ円借款
=遠藤駐比大使「秩序維持に一層貢献」=

◇海保大学校で潜水合同訓練、協力強化へ
=海保/インド沿警隊、大学校長表敬も=

◇蘭海軍、日本周辺海域で初の北「瀬取り」警戒監視
=護衛艦「あけぼの」と九州西方で初の共同訓練も=

◇国交相、インフラ海外展開行動計画の策定を指示

◇海保、珠洲市北方沖海底が最大約4m隆起

【造船・舶用】
◇苫小牧でアンモニア供給大規模拠点のFS実施
=IHI、北電・丸紅ら6社と2030年度事業開始へ=

◇アンモニア供給拠点整備の事業性調査事業に採択
=IHI、三井物産・三井化学と大阪堺・泉北地域で=

◇ヴェンタス・マリン向けに27m型CTV 4隻建造
=ストラテジック・マリン、年内に引き渡し=

◇NSY中井課長が「造船所の解析ノウハウ」紹介
=7月19日に第14回IoS-OPオープンキャンパス=

◇IoS-OP、過去のウェビナー動画をオンデマンド配信

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC、5月の日本入着スポットLNG価格

◇HacobuあすMOVO Fleet事例紹介セミナー

◇川崎汽船、人事異動(5月1日付)

◇第一中央汽船、人事異動(11日・27日付)

2024年6月11日

Top News トップニュース

サイバー攻撃による船舶防御演習の様子(出所:広島商船高等専門学校)

◇広島商船高専・岸准教授「情報系の人材確保に貢献」
=学生対象に「広島丸」でサイバー攻撃の防御演習=
=IoS-OPウェビナー「第13回オープンキャンパス」=

シップデータセンターが事務局を務めるIoS-OPコンソーシアムは10日、マンスリーウェビナー「第13回IoS-OPオープンキャンパス」を開催した。広島商船高等専門学校 商船学科の岸拓真准教授・博士(工学)が登壇し、「日本初の実運航船を用いたサイバー攻撃への船舶防御演習と本年の取り組み」と題して講演を行った。岸准教授は「サイバー攻撃が無人運航への脅威となりつつある中、サイバーセキュリティの規格面では日本が国際イニシアティブを維持しているものの、対応できる人材は少なく、人材育成の議論も少ないことから、産学連携で演習を実施した。情報系学生と商船系学生が演習を通じて課題意識を持ち、海事サイバーセキュリティに関する知識と関心を高めることができた」と強調した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇スタンフォード大でサステナビリティプログラム
=商船三井・米法人、LA/LB港で自動車船の訪船等=

◇最優秀賞1件・優秀賞4件・功労賞2件を選定
=川崎汽船、「グループ環境アワード」表彰式=

◇今後10年間で1,000隻の外航船隊を確保
=インド政府、外貨獲得で新海運会社設立へ=

◇5月の売上高、322億台湾㌦と40.3%増
=Evergreen、1~5月累計は36.2%増=

◇「にっぽん丸」計14航海、「島々」複数設定
=商船三井C、10月~2月の新クルーズ発表=

【不定期船】
◇ケープ、4営業日続伸で24,867㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、ロッテルダムは横ばい
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇1,477万3,378TEUと前年比6.3%増
=CTS、世界コンテナ荷動き4月=

◇総合指数2,557.6と前週比3.6%上昇
=先週のNCFI、需給逼迫が継続=

◇CCFI 前週比6.5%上昇、SCFI4.6%上昇
=SSE、先週は日本航路を除き上昇=

◇太平洋航路で「SEA3/PSX」を開始
=COSCO/OOCL、下旬から新サービス=

◇欧州域内の利便性向上、ビルバオに追加寄港
=CMA CGM、NWUK/SCUKを下旬に改編=

◇MSC、極東/北欧州Britannia
=南米東岸向Carioca、7月開始=

◇中国/メキシコのCMXサービス再開
=中国船社BAL、約1年半ぶり再参入=

◇前年同期比7.7%増の1,690万TEUに到達
=星港MPA、2024年1~5月のコンテナ取扱量=

◇港湾の86%が3つ以上の気候変動危機等に直面
=ICS、自然災害で年間670億米㌦相当の貿易被害=

◇二村座長「すべての労働者が働きやすい環境を」
=物流連・高齢者活躍WT最終会合、報告書承認=

◇鈴与が「環境負荷低減の取組」テーマに講演
=物流連、物流分野の低/脱炭素化推進情報交換会=

◇国交省ら低炭素型ディーゼルトラックの導入支援

【海事政策・労務】
◇ペドロミゲル閘門、通航枠維持も所要時間増
=パナマ運河庁、7月9日~19日に定期メンテ=

◇技術職フェアに約1,500人、半数が必要能力を充足
=パナマ運河庁、電気技師・クレーンオペレーター等=

◇外国籍船の国内水域での操業特別許可を延長
=比MARINA、政府承認プロジェクトの従事船対象=

◇モドゥ海運相、海洋の保全・保護行動を呼びかけ
=モーリシャス政府、「世界海洋デー」記念イベント=

◇政労使や国家間、世代間の協力の重要性を強調
=GMF、小論文コンクールに112件の応募=

◇明珍会長「気候変動対策、IMOルールへ両国協力を」
=ノルウェー海洋相ら船協表敬、人材確保へ認識共有=

◇全国34区+業務港、設備と運用状況をチェック
=水先人会、7月1日から乗下船安全キャンペーン=

◇災害時の港湾施設の緊急的な応急対策業務で
=国総研/港湾空港技研/民間協力者ら4者が協定=

◇大学生・教材会社ら対象に川崎港CT見学会
=船協・東洋埠頭協力、Gクレーン等を間近に=

◇内航行動計画フォロー、内航・荷主の連携強化へ
=海事局、13日にR6年度第1回安定・効率輸送協=

◇日本・米国・韓国、『初』の合同捜索救助訓練
=USCG・KCGら舞鶴入港、八管本部表敬も=

◇「みなとオアシス」活用の賑わい創出の推進
=国交省政策評価会、R6年度政策レビュー対象に=

◇財務省、経常収支2兆円と4月で過去最高
=貿サ収支は▲1.38兆円と赤字幅が拡大=

【造船・舶用】
◇広島商船高専・岸准教授「情報系人材確保に貢献」
=学生対象に「広島丸」でサイバー攻撃の防御演習=
=IoS-OPウェビナー「第13回オープンキャンパス」=

◇メタノール燃料14,000TEU型2隻を受注
=外高橋造、T.S. Lines向け7,000TEU型2隻も=
=7,000TEU “TS Dubai” の命名・引渡式も併催=

◇育休取得者の同僚らに一時金支給で理解増進
=常石商事、「育児休業サポーター支援金」導入=

◇4気筒テストエンジンでCN-LNGの実証試験
=日立造船マリンエンジン、CO2排出量約98%削減=

◇内海瀬戸田、7月11日にカーフェリーの進水式

【シッピング・フラッシュ】
◇JOGMEC20日に海外石油天然ガス動向報告

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇関東運・5月の管内PSC、出港差止は1隻

◇横浜港大さん橋国際客船TでFishing Chal-lenge24

◇京都舞鶴港4年10ヵ月ぶり外国クルーズ船寄港へ

◇Hacobu、25日にMOVO Berthリアル操作体験会

◇日本郵船、人事異動(17日付)

2024年6月10日

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日造協・第12回定時総会懇親会

◇小久保新会長「技能者の確保が喫緊の課題」
=造船特化VR「フォークリフト編」追加を予定=
=日造協、第12回定時総会・懇親会に約230名=

日本造船協力事業者団体連合会(日造協)は6日、第12回定時総会・懇親会を都内ホテルで開催した。2024年度事業計画では、引き続き①安全の確保 ②安心の確保 ③経営基盤の強化 ④技術・品質の向上―に取り組み、とくにVRを活用した安全教育事業では、造船業に特化したVRコンテンツ「フォークリフト編」の追加を予定している。また、任期満了に伴い河西良二会長が退任し、小久保和文副会長(ジャパン マリンユナイテッド 津事業所協力会)が第10代会長に選任された。河西会長は相談役となる。総会後の懇親会では小久保新会長が「受注は回復傾向も競争環境は依然として厳しい。とくに現場では技能者の確保が喫緊の課題となっている。一層の支援を賜りたい」と挨拶した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇「つながり創る場」スペース倍増・通信環境増強
=商船三井、社食「ライン虎ノ門」リニューアル=

◇ギャラガー社長「質の高いコミュニティに感謝」
=マーシャル船籍、ピレウス事務所開設50周年=

◇サイバーリスク認識と分散ネットワーク導入を推奨
=ナビゲートR、音声フィッシング等に注意喚起=

◇ABS・LRから基本設計承認を獲得
=Maersk脱炭素化機関、アンモ燃料船で=

◇MSCI ESG Ratingsで「AA」評価を獲得
=三井倉庫HD「物流を支え新たな価値創造」=

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続伸で24,689㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続伸=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇チャーター船主のコンテナ船隊シェア40%に
=2002年以来の低水準、今後も減少続く=
=BIMCO、短期傭船減少で柔軟性が低下=

◇総合指数4,716㌦と前週比12%上昇
=先週のDrewry運賃指数、7週連続上昇=

◇CCFIは14.3%・SCFI46.6%と二桁上昇
=交運部、中国輸出コンテナ輸送市場5月=

◇日/韓で新コンテナサービス開始
=PanStar、幅広い顧客ニーズを受け=

◇中国/北米西岸「AWC」サービス
=SeaLead、6月から自社配船を再開=

◇全コンテナ船の売却完了、市場から撤退
=英Lomar、バルカー・タンカーに注力=

◇全国計1,933万832TEUと前年比13.1%増
=VPA、ベトナム2023年コンテナ取扱量=

◇北極海航路の通年コンテナ輸送に向け
=Rosatom、中国船社と合弁設立に合意=

◇トルコ/サウジでTREサービス
=Hapag-Lloyd、今月中旬から開始へ=

◇比保有コンテナ船、パナマ運河を初通航
=“Iris Miko” が5月下旬に、大西洋側から=

◇喜望峰経由比でLT短縮・GHG削減
=郵船ロジ、欧州向け国際鉄道輸送を開始=

◇主要ハブ港のコンテナ滞留が悪化
=Maersk、欧州市場の最新状況=

◇国内最大級の冷凍・冷蔵複数企業型物流施設
=日本GLP「川崎Ⅱ」、2027年8月末竣工へ=

【海事政策・労務】
◇MARINA、ノルウェー船の比船員25,000人増期待
=ノルウェー海事庁とSTCW証明書の承認でMOA=

◇当局の知識・技能の習得へプレゼン・演習等
=IMO、ペルーでバラスト水管理条約国内WS=

◇IMO、潜在コスト軽減等へ脱炭素化の影響議論
=アンティグアBで国連第4回SIDS会議併催イベ=

◇GHG・自動運航船ルール、協力深化で一致
=國場国交副大臣、ノルウェー海洋相と会談=

◇海保、「油防除技術研修」の評価等
=スリランカ沿岸警備庁の能力向上支援=

◇日本水素ファンドに「IPEFウィンドウ」設置
=IPEF閣僚会合・クリーン経済投資家フォーラム=

◇LNG・クリーンエネ分野等の協力深化で一致
=日豪貿易相会談、AZEC・重要鉱物で協力も=

◇海事局PSC処分船5月、12隻と前月比7隻増

◇遠藤大使、比DMWとOFW保護政策等意見交換

◇東部ミクロネ海底ケーブル事業、1.24億円追加贈与

【造船・舶用】
◇小久保新会長「技能者の確保が喫緊の課題」
=造船特化VR「フォークリフト編」追加を予定=
=日造協、第12回定時総会・懇親会に約230名=

◇“TRANS HARMONY GREEN” と命名
=三菱造船、トヨフジ海運向けRORO船の1番船=

◇アンモニア改質・燃料電池システムの適用で
=KR、ハンファ・オーシャンら3社とMOU=

◇プロジェクト進捗と今後の展開、7件発表
=海技研、7月26日に第24回研究発表会=

【シッピング・フラッシュ】
◇「MITSUI OCEAN FUJI」7月11日に販売開始

2024年6月7日

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代替燃料のSMS強化ガイドラインを公表(出所:BIMCO)

◇導入初期のリスク認識、訓練等の重要性を強調
=『代替燃料使用に係るSMS強化ガイドライン』=
=BIMCO、海事技術フォーラムと共同で作成=

ボルチック国際海運協議会(BIMCO)は5日、海事技術フォーラム(MTF)と共同で作成した『海事産業における代替燃料使用のための安全管理システム(SMS)強化のためのガイドライン』を発表した。同ガイドラインは、国際安全管理(ISM)コードのパートAに基づくもので、化石燃料に比べて代替燃料の高い運航リスクと環境リスクを管理するため、各社に使用を推奨している。とくに代替燃料を使用する機器に対する経験・データ不足は、初期段階に存在するギャップであると指摘。安全運航のためには人的要素が重要であり、訓練と習熟が不可欠であることを強調している。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇導入初期のリスク認識、訓練等の重要性を強調
=『代替燃料使用に係るSMS強化ガイドライン』=
=BIMCO、海事技術フォーラムと共同で作成=

◇EUグリーンウォッシング禁止法で海運にも影響
=ナビゲートR、LNG燃料は「環境に優しくない」=

◇シンガポール・ウォン首相に学ぶSNS戦略
=ナビゲートR、デジタル時代のリーダーシップ=

【不定期船】
◇Ice Class耐氷性能有す世界唯一LPG二元燃料船
=石化プラント向け原料輸送、27年1~3月竣工=
=飯野海運とBorealis、VLGC長期定期用船契約=

◇郵船グループ初、グリーン鋼材のみ使用船舶
=竣工時には世界初の船級符号「a-EA(GRS)」も=
=NBP近海新造船「BRIGHT QUEEN」命名式=

◇ケープ、2営業日続伸で24,424㌦
=航路平均用船料、パナは8営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、全種・全地域で下落
=タンカー用船料、スエズ・アフラは上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇中国のコンテナ価格急騰、欧米は安定
=xChange、市場調整・下半期に終息も=

◇ZIM保有コンテナの搬入を拒否
=マレーシア、対イスラエル制裁で=

◇瓦礫を撤去、主水路8~10日にも復旧へ
=ボルチモア港、事故発生から10週経て=

◇海運コスト上昇で輸出への影響を懸念
=タイ荷協、政府に価格上限設定を勧告=

◇ライン川の水位上昇で航行を制限
=独南部の大雨で地域全体に洪水発生=

◇コスト増への荷主理解を求める
=Maersk、米国市場の最新状況=

◇26年1月竣工へ、東北縦横の結節点に立地
=プロロジス、「パーク北上金ケ崎」起工=

【海事政策・労務】
◇韓国自国造船支援「WTO補助金協定に違反」
=中国造船補助金「市場歪曲、他国にも悪影響」=
=経産省、「2024版不公正貿易報告書」を公表=

◇「補助対象外の造船所アンケート等で成果把握を」
=短期指標『before/after』『with/without』比較も=
=国交省、「デジタル改革DX造船所」事業レビュー=

◇英MCAとSTCW船員証明書の承認でMOU
=比MARINA、英王室領・海外英領も対象=

◇IMO「ホワイトリスト」への継続掲載を決定
=比MARINA、主要船員供給国の立場を維持=

◇麻薬密売の海上取締強化へ協力強化を提言
=DCoC/JA、USCGアカデミーの研究論文紹介=

◇海事分野の女性の機会均等・地位向上を強調
=比MARINA、「国際海事女性デー」記念座談会=

◇ROPAX・旅客船の安全向上で自己評価研修
=比MARINA、仏海事専門家と協力=

◇國場副大臣、ポシドニアで船舶技術トップセールス
=日ギ海事政策対話、脱炭素化・紅海等で連携確認=

◇三菱重工/ EGATの水素混焼技術MOU等を歓迎
=第6回日タイエネ政策対話、AZEC協力を確認=

◇ウズベクとクリーンエネ・物流・交通インフラ協力
=外務政務、中央アジア訪問し各国閣僚らと会談=

◇斉藤国交相、あす清水港新興津地区CT等を視察

【造船・舶用】
◇水素混焼技術の導入で調査・検討、混焼率20%へ
=三菱重工、タイ国電力公社とMOU締結=

◇水素SC構築への取り組み、液化水素技術等を紹介
=川崎重工、11~12日・米国際水素展示会に出展=

◇SAF製造プラント向け往復動圧縮機2台受注
=三井E&S、廃食用油原料でタイ初・100万L/日=

◇工具・モデルシップ展示やペーパークラフト等
=名村造船所、「SAGAものスゴフェスタ10」出展=

◇サムスン重工の超大型アンモニア船にAiP
=KR、アンモニア燃料コンテナ船開発でMOUも=

◇日立造船「バイオエタノールSAF可能性調査」
=都、一般廃棄物原料SAF製造FS調査に採択=

【シッピング・フラッシュ】
◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果3日分

◇26日に海事振興勉強会「海賊対策と海上警備」

◇JILS、26日に第14回定時総会等

◇ミス日本「海の日」、5月の活動状況

 

 

2024年6月6日

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船種別OPEC+からの原油輸出量(出所:Vortexa)

◇価格と数量の均衡維持、割当量不正等で困難に
=船種増・ダークフリート増も市場予測性に影響=
=米ポテン、「OPEC+」の直面する課題を指摘=

米ブローカー大手のポテンは5月31日、2日に開催される産油国グループ(OPEC+)の会議を前に、OPECが直面する複雑な問題と、それが今後のタンカー市場にどのような影響を与えるかを論じたウィークリーレポートを発表した。OPECは世界の均衡を保つ生産者として、価格と数量の難しいバランスを取ることが求められている。しかし、OPEC+の中では割当量を守らない国や制裁を受ける国もあり、一筋縄ではいかない。さらに以前はVLCCが輸送の中心であったが、ロシア等はアフラマックス、スエズマックスを活用しており、ダークフリートの増加と合わせ、タンカー市場の予測を一層難解にしていると指摘した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇船上SNS利用、危機管理の重要性を強調
=ナビゲートR、スターリンクの導入進展で=

◇新たにXizhou Zhou氏をEVPに任命
=ウッドマッケンジー、電力・再エネ事業責任者=

◇飯野海運、採用サイトをリニューアル

◇愛媛県内30社がコンソ設立、洋上風発産業参入へ

◇中国クルーズ船「Vエデン」9日に東京初入港

【不定期船】
◇価格と数量の均衡維持、割当量不正等で困難に
=船種増・ダークフリート増も市場予測性に影響=
=米ポテン、「OPEC+」の直面する課題を指摘=

◇ケープ、再び上昇で23,545㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域で下落
=タンカー用船料、全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇欠便・空コン不足等で前年同月比187.5%上昇
=5月のNCFI、2021.3と前月比54.9%上昇=

◇スポット運賃、長期契約運賃を数千㌦上回り
=FBXは横ばいも荷主は年間契約への信頼喪失=

◇Ti Insight、2024年は4.2%成長を予測
=世界のコントラクトロジスティクス市場=

◇洋山港1位、横浜15位から9位へ上位10入り
=WBら2023年コンテナ港パフォーマンス指数=

◇7月発効、150㌦/20’・300㌦/40′
=Evergreen、東南アジア向け運賃修復=

◇バイオ燃料トラックで内陸輸送を実施
=ONE、仏トランスマニュットと提携=

◇CSIの正式実施、対象を拡大へ
=財務省関税局、米国CBPと覚書=

◇コンテナデポ・リーファー補完機能等を備える
=マースク、コロンビアに新コンテナ物流センター=

◇タイ港湾庁、中国のCHECが落札
=レムチャバン港第3期拡張工事=

◇トレードレーン規制・通関要件を検索可能に
=DHL・MyGTSに新機能、AI通関情報サイト=

◇作業進捗管理・本船動静トラッキングを可視化
=日新、デジタルFW「Forward ONE」に新機能=

◇レンタル費用負担、契約に明記「必ず推進」
=国交省、官民パレット標準化最終案でパブコメ=

◇都で初、物流施設併設のドローン実証実験場
=三井不・日鉄興和、「板橋DF」に名称決定=

【海事政策・労務】
◇中期対策や各種ガイドラインの策定等を紹介
=2050年の海運脱炭素化への進捗と計画概要=
=IMO、UNFCCC/SUBSTA60に文書提出=

◇カメルーンでSTCW条約国内研修
=IMO、職員31人参加・ジェンダー問題も=

◇「国家ブルーカーボン・タスクフォース」発足
=モ政府、海草生態系の保全・再生等で豪州と協力=

◇明石海峡航路付近のシラス漁で入航時間調整
=内海水先区、邦外船団体に航行安全で協力要請=

◇米比尼越ら4ヵ国と二者会談、連携協力を確認
=海保がアジア安保会議初参加、米比と3ヵ国会談も=

◇技術課題・全体の最適化方法・コスト低減策等
=国交省、第2回浮体式洋上風発施工Fに意見公募=

◇予備率3%を確保、「節電要請せず」
=エネ庁、2024年度夏季の電力需給対策=

◇ナイジェリア、3日から全国規模のスト
=外務省、連邦政府と労組の交渉が決裂=

◇日パラオ首脳、海保能力向上支援で連携強化

◇海事局、R6年度・海技試験官を追加募集

◇ジャパンP&I、海事腐敗防止「MACN」に加盟

◇海保、マリンレジャー海難防止指導官養成研修

【造船・舶用】
◇能登半島地震の被災漁船・造船所で緊急点検
=中造工、エンジンに重点で7社・300隻以上対象=

◇FGSS/LNG燃料タンク2基を追加受注
=三菱造船、今治造船向けに計20基納入へ=

◇メインプライズ・オフショアにCTV 2隻を引渡し
=ストラテジック・マリン、洋上風力分野で地位強化=

◇次世代スマートシップ・ソリューションの実証へ
=KR、「Posidonia 2024」でHD現代と協業MoU=

◇現代重工の次世代アンモニア燃料PCTCにAiP
=KR、メンブレン型AICON燃料格納システム搭載=

【シッピング・フラッシュ】
◇日セルビア経済相、環境・脱炭素化で協力

◇10日に国交・国際政策推進本部、インフラ海外展開

2024年6月5日

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共同研究報告書『データ駆動型状態基準保全』

◇データ駆動型状態基準保全手法導入でOPEX改善等
=保守点検リスト精度や危険基準等4つの課題を指摘=
=ロイド船級・日本郵船・MTIが共同研究報告書=

日本郵船、MTI及びロイド船級協会(LR)は4日、3社の共同研究において、データ駆動型状態基準保全(DCBM)の採用により、船舶の運航における効率性と信頼性を向上させることが可能とした調査報告書を公表した。同報告書では▽保守・点検チェックリストの精度の欠如 ▽予定された保守・点検からの逸脱 ▽危険な運転状態を特定する際の基準の曖昧さや未定義 ▽システム故障に直面した際の効果的な戦略的対応の確保―の4つの課題を挙げ、これらを克服することで、機器の稼働率の向上、ダウンタイムの短縮、総メンテナンスコストの削減により安全基準の改善と投資収益率の向上、運用経費(OPEX)の大幅削減が見込まれるとしている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇データ駆動型状態基準保全手法導入でOPEX改善
=保守点検リスト精度や危険基準等4つの課題を指摘=
=ロイド船級・日本郵船・MTIが共同研究報告書=

◇ギネス認定省エネPBCF、「未来へ続く先達の功績」
=商船三井テクノ、マリンエンジニア学会「航跡」認定=

◇「TEXAS HIGHWAY」国交大臣表彰を受賞
=川汽船管の自動車船、気象業務の発展に寄与=

◇V Groupのシュプロッテ元CEOを招へい
=BSM、最高人材持続可能性責任者に就任=

◇船陸間通信の進展に伴うビジネスモデルの変化
=インマルサット、調査レポート『デジタルの波』=

◇ヤマト、人工衛星推進機の東大発新設社に追加出資

【不定期船】
◇ケープ、4営業日ぶりに下落で23,357㌦
=航路平均用船料、パナは6営業日続落=

◇バンカー価格、全地域で下落
=タンカー用船料、全船種が下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇ウグラ会長「協力通じ、世界に多くの価値提供」
=西山CEO「災害時も社会インフラの役割果たす」=
=A.P.モラー・マースク、横浜港寄港開始100周年=

◇港湾混雑で運賃上昇予測、営業利益は黒字化見通し
=マースク、2024年度の通期業績見通しを上方修正=

◇総合指数21ヵ月ぶり3,000台と高値
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇11.17%上昇、全航路で3週連続上昇
=釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇港湾混雑、星港からマレーシアに
=東南アジア、中国主要港でも発生=

◇2026年発効の紛失コンテナ報告義務を歓迎
=WSC、IMO・SOLAS条約改正に声明=

◇40’ HCリーファーコン7,000本に監視システム
=エバーグリーン、キャリア・トランジコールド向け=

【海事政策・労務】
◇紅海情勢挙げ「エネセキュリティ確保」重要
=GX・DX進展背景に日本の電力需要増を予測=
=政府、「エネルギー白書2024」を閣議決定=

◇「新貯水池建設で11回分の通航容量確保を検討」
=モラレスACP長官、世界エネルギー会議に参加=

◇129隻1,983人と過去最多、2023年の船員遺棄
=ITF、未払賃金5,716万1,779㌦を回収=

◇紅海危機による喜望峰迂回への南アフリカの対応
=DCoC、ラレフェンヤ運営委員会議長インタビュー=

◇第48次海賊対処水上隊「さみだれ」呉出港
=船協/国船協/海員組合ら、出国行事で見送り=

◇田島理事長「水先人育成、本邦海運の発展に寄与」
=海大・水先教育センター、開所10周年記念式典=

◇水素協力へ政策対話・共同工程表作成に合意
=日EU水素ビジネスフォーラム、共同声明=

◇大阪港湾局、名門大洋らと7月に大阪湾クルーズ

【造船・舶用】
◇国内向けでNOx放出量基準非適合は確認されず
=国交省、当分の間は確認試験に立会・証書交付再開=
=IHI原動機、燃料消費率データ改ざん・中間報告=

◇ポートサイド造船所の外国修理システム開発等で
=M&Yマリンサービスとコンサル・マーケ契約締結=
=スエズ運河庁、浮体式ドックの容量拡大へ=

◇N181BC “FIRST DELPHINUS” を引き渡し
=JMU有明、EEDI フェーズ3対応・同型5番船=

◇ウッタル・プラデーシュ州に内陸水路局設立へ
=インド船級、州運輸局とMoU・輸送効率向上=

◇水素発生装置1基納入、生産プラント向けで初
=日立造船、薄膜抵抗器メーカー・進工業向け=

【シッピング・フラッシュ】
◇広報協ら7月12日から羽田で船と港のあれこれ展

◇広報協ら「海の日」ポスタークリアファイル作成

◇笹川平和、サイバー攻撃で狙われる金融サービス

2024年6月4日

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バングラデシュのリサイクルヤード

◇モンスーン期突入で各地とも様子見モード
=紅海危機等で船腹タイト、6月も堅調推移予想=
=GMS、5月最終週のスクラップ買取価格=

キャッシュバイヤーのGMSによると、5月最終週のスクラップ買取価格はモンスーンの時期に突入したことから堅調に推移しており、パキスタンやバングラデシュのヤードは様子見モードへと移行している。インドのアラン・ヤードでは例年、モンスーン期間にはヤード労働者が地元に帰るため、部分的な操業停止状態が復活し、コスト上昇圧力の緩和が期待されている。運賃は、6月中は堅調に推移することが予想されている。中東・紅海航路の情勢不安が継続することで、船腹供給のひっ迫が当面続くと予想され、5月同様に6月も全体的に活気は出づらい状況とみている。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇モンスーン期突入で各地とも様子見モード
=紅海危機等で船腹タイト、6月も堅調推移予想=
=GMS、5月最終週のスクラップ買取価格=

◇企業向け環境配慮型の小口輸送サービス
=日通、NXカーボン「mini」販売開始=

◇事故等の政治利用を回避する4つの重要行動
=ナビゲートR、「選挙イヤー」の乗り越え方=

◇2024年度クルーズコンサルタント試験を実施
=外航客船協、今年度からオンライン研修必須に=

◇JOPAら、クルーズコンサルタント更新試験要領

【不定期船】
◇ケープ、3営業日続伸で23,389㌦
=航路平均用船料、パナは5営業日続落=

◇バンカー価格、MGOはロッテルダムのみ上昇
=タンカー用船料、アフラマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数2,469.3と前週比12.9%上昇
=先週のNCFI、船腹不足で二桁上昇=

◇先週のCCFIは1,495.98と7.7%上昇
=SCFIは1年9カ月ぶり3,000突破=

◇信頼性90%維持、生産性高いハブ港で
=Gemini Cooperationのネットワーク=

◇52.1%と前月比2.5pt・前年比12.1pt悪化
=Sea Intel、スケジュール順守率4月=

◇アドリア海/東地中海ADX、ピレウス寄港
=Hapag、今月上旬からサービス改編=

◇12日からCPX開始、6隻投入
=COSCO/OOCL、PNW航路で=

◇7月1日からBAF・LSS等を統合
=Maersk、「Fossil Fuel Fee」徴収=

◇月100万GT超増加、累計10.4億GTに到達
=星港MPA、1~4月の入港船舶数が大幅増=

◇CT2の30年間の使用権を獲得
=APSEZ、ダルエスサラーム港で=

◇カナダ国境警備員、スト可能性が浮上
=米→加のSC混乱も加→米影響は限定的=

◇B/L発行・DOレス・運賃等の対応を変更
=ONE Japan、7月から受渡部門の組織改編=

◇マースク専用EVトラック用充電デポを立上げ
=プロロジス・LA/LB港近傍で、米物流大手と=

◇阪神港ふ頭群の運営計画を変更・認可取得
=阪神国際港湾、コンテナ取扱量558万TEUへ=

◇苫小牧港利促協10日に総会、前港湾局長講演も

◇ゼンリンら「Society5.0」へ3つの物流新サービス

【海事政策・労務】
◇大規模導入に向けた各フェーズの課題を検討
=低炭素GIA、第1回風力推進技術円卓会議=

◇急成長するECの課題、税関の役割の重要性強調
=WCO、モーリシャスで電子商取引ワークショップ=

◇20MWの系統規模蓄電池システム落成式を挙行
=モーリシャス、2030年までの再エネ60%普及へ=

◇「デジタル改革によるDX造船所の実現」検証
=国交省6日に行政事業レビュー・公開プロセス=

◇船長・航海士・港運・舶用工業・倉庫等
=九運、「フネージョ」第2弾動画を配信=

◇日比、比国周辺海域の安保で認識を深化

◇国交省、R6年度「海技者セミナー」は4ヵ所

◇国交相、グリーン社会本部で環境政策深化を指示

◇SECOJ、現在募集中の技能訓練等

【造船・舶用】
◇丸亀工場で5,800TEU型コンテナ船引き渡し
=今治造船、“MAERSK FRANKFURT”=

◇「ドライドック作業」に焦点、革新的解決策へ
=モーリシャス、IMOとバイオファウリング研修=

◇三菱重工業、取締役・執行役員人事(19日付)

◇三井E&S、組織改正と役員人事(7月1日付)

【シッピング・フラッシュ】
◇固定・変動とも上昇、適用利率は1.15%~2.95%
=鉄道・運輸機構、共有船舶使用料の基準利率改定=

◇JOGMEC、OPECプラス産油国ら減産措置

◇国交省、R6年度官民連携基盤整備調査第3回募集

◇運総研7月22日に物流シンポ「カギはデジタル」

◇日モロッコ閣僚、グリーン分野連携等を確認

◇ヤマトHD、全国6都市でファミコン音楽宅急便

◇三井E&S、人事異動(7月1日付)

2024年6月3日

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パナマ運河

◇最大喫水45ftに引き上げ、5月30日から
=雨季到来で前倒し、通航隻数上限/日が32隻に=
=パナマ運河庁、ガトゥン湖の1年ぶり水位上昇予測=

パナマ運河庁(ACP)は5月30日、同日付で最大喫水を13.71m(45ft)に引き上げると発表した。運河流域に雨季が到来し、水源となるガトゥン湖の水位が今後数週間のうちに上昇すると判断した。ACPは4月15日に6月15日からの最大喫水の引き上げを発表していたが、実施日を前倒しすることにした。通航制限を行っていたパナマックス閘門では、1日の通航隻数を5月16日付で17隻から24隻に、ネオパナマックス閘門では6月1日付で7隻から8隻に増加。これにより、6月1日以降、1日あたりの通航隻数上限は32隻となる。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇山中社長「プラチナリレーションの構築を」
=NSユナイテッド海運、プレス懇親会を開催=

◇自動車船の船内見学会、次世代担う子供達に
=商船三井、東京国際クルーズTで「海の日」に=

◇PSCで欠陥指摘、停船等で数百万㌦の損害も
=ITIC、船舶管理前調査の重要性を強調=

◇タグボートに “MULTRATUG 35” と命名
=Multraship、蘭ダーメンに3隻を発注済=

【不定期船】
◇ケープ、2営業日続伸で22,808㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日続落=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは米ガルフのみ上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

◇原油輸入量1,251万kLと前年同月比91.4%
=エネ庁・石油統計4月分、中東依存0.4pt増=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数4,226㌦/FEUと前週比4%上昇
=先週のDrewry運賃指数、6週連続アップ=

◇中国諸港は大幅上昇、欧州諸港が低下も
=世界コンテナ取扱量指数、4月小幅上昇=

◇スポット運賃さらに上昇、6月1日のGRIで
=Xeneta、パンデミック以来の高水準を予想=

◇待機時間2~3日に、旧ヤード等も再稼働で対応
=星港MPA、コンテナ船は上流SC混乱で港湾混雑=

◇Type86への一部通関業者のアクセス停止
=CBP、中国発チャーター便の停止も=

◇コロナ/紛争リスクで米在庫量増、米向け輸出減
=国総研、アジア-米国間コンテナ貨物流動分析=

◇国交省「再配達率削減緊急対策事業」募集開始

 

 

【海事政策・労務】
◇最大喫水45ftに引き上げ、5月30日から
=雨季到来で前倒し、通航隻数上限/日が32隻に=
=パナマ運河庁、ガトゥン湖の1年ぶり水位上昇予測=

◇「グリーン」「次世代港湾」等4分野14テーマで
=星港MPA、NUS Enterpriseと「SPC 2024」開始=

◇「接舷・照明」夜間給油条件を追加、防災体制も
=海事局、LNGバンカリングガイドライン改訂=

◇来年5月1日から地中海をECAに追加
=政府、海防法施行令一部改正を閣議決定=

◇石川県港湾施設の一部国管理期間を1ヵ月延長
=国交省・能登地震、輪島・飯田を7月1日まで=

◇日比、環境・天然資源分野の発展へ協力

【造船・舶用】
◇『代替燃料船ガイドライン(第3.0版)』発行
=NK、水素燃料船の安全性要件追加=

◇4日にセミナー「日本の挑戦」をライブ配信
=輸組、3日~7日「Posidonia 2024」に参加=

◇夏季WS・インターンの参加者募集開始
=三菱重工、学部3年生以上の大学生・院生向け=

◇山口副社長が社長に昇任、平賀社長は退任
=大島造船所、役員体制・6月28日付=

【シッピング・フラッシュ】
◇経産省、鉱工業・製造工業生産予測指数

◇JOGMEC、メジャー5社の1Q決算

◇観光庁、R5年度主要旅行業者の取扱状況

◇観光庁、宿泊旅行統計3月・4月

◇国土交通省、人事異動(1日付)

◇商船三井、人事異動(1日付)

◇川崎汽船、人事異動(7日付)

◇NSU海運、人事異動(6月26日・7月1日付)

◇IHI、人事異動(1日付)

2024年5月31日

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◇デジタル化加速へ、100以上のデータ項目追加
=「Noon Report」標準化船舶データセット Ver.1.0=
=スマートマリタイム評議会、BIMCO/IMOと共同=

スマートマリタイムネットワーク(SMN)を運営するスマートマリタイム評議会は28日、「Noon Report」のための標準化船舶データセット(SVD)のバージョン1.0を発表した。昨年2月にβ版を発表しているが、バージョン1.0は正式版発表に先立ち、広く業界からのフィードバックを求めることとしている。ボルチック国際海運協議会(BIMCO)及び国際海事機関(IMO)のデータ調和化専門家グループ(EGDH)との協力により、IMOコンペンディウムに、新たに100以上の共通データフィールドを追加し、多数の更新・改良を行った。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇デジタル化加速へ、100以上のデータ項目追加
=「Noon Report」標準化船舶データセット Ver.1.0=
=スマートマリタイム評議会、BIMCO/IMOと共同=

◇香港に6社目のLNG船の船舶管理会社設立
=日本郵船、CMES/CNOOCの子会社と共同=

◇アンモニア活用等で意見交換
=日本郵船、独国会議員らと会談=

◇鯨類保護に向けた船員訓練で英ORCAと提携
=BIMCO、会員にオンライン研修コースの割引提供=

◇30億元の融資契約、コンテナ製造変革で
=COSCO・Standard Chartered Bank=

◇GHG排出▲84%削減、バイオ燃料添加で
=PSA・PIL、シンガポール/重慶で複合輸送=

【不定期船】
◇ばら積船自社初LNG二元燃料ディーゼル機関搭載
=川崎汽船、JFEスチール向 “CAPE HAYATE” 竣工=
=JMU建造、脱炭素化へメタン低減・自動カイト搭載=

◇ケープ、再び上昇で22,178㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFO/HSFOは全地域上昇
=タンカー用船料、VLCCとパナマックスは下落=

◇1~4月パナマ運河通航量は前年同期比▲74%減
=BIMCO貨物量減少も航行距離増でトンマイル維持=

◇14.2万台と10.8%増、19ヵ月連続増
=iATA、4月の中古車輸出台数=

【コンテナ・港湾物流】
◇前週比で北米向け13~18%増
=FBX、需要増も早期にピーク予想=

◇計230万㌦で示談協定を締結
=FMCがCMA CGMなど3社と=

◇海陸複合輸送ルート構築、香港/北部湾港連携
=Hutchison・広西北部湾国際港務集団MOU=

◇約51万TEUと前年同期比2.2%増
=KNFC、日韓コンテナ荷動量1~4月=

◇中国発北欧州向け単発サービス2便運航
=Ellerman City Liners、6~7月に=

◇186隻・400万TEU超、4月末現在
=世界のメガマックスコンテナ船=

◇輸出入貨物に5月20日から新料金
=ケニア、マニフェスト1件80㌦=

◇前年比▲7.5%の5,712.6万㌧、通期は3年ぶり減少
=JIFFA、2023年度下期の複合輸送貨物取扱実績=

◇米FourKite、SSCに新規参加
=スケジューリング情報を共有=

◇3Qの繁忙期の好転に楽観的な見方
=Evergreenの呉総経理が株主総会で演説=

◇2026年からの新運営者を募集
=イエテボリ港、自動車ターミナルで=

◇福岡中央ロジセンター、ハラール認証取得
=日本通運、九州牛の輸出需要増を受け=

【海事政策・労務】
◇アタランタ作戦が支援、法的対応や海賊対処等
=ジブチ行動指針、ケニアで実践的合同訓練=

◇脱炭素化取り組み強調、SIDS等焦点にパネルも
=IMO、初開催のグローバルSCフォーラムで講演=

◇2025年発効のSOx ECAの要件周知等
=IMO、マルタREMPECで地域WS=

◇「脱炭素化の達成、IMOグローバル規制を」
=ASA総会、土屋副会長がISFパネルで登壇=

◇海谷海事局長「高まる期待と注目、積極的に支援」
=R5年度海運モーダルシフト大賞・優良者表彰式=

◇技術・知見を共有、通信・救助訓練等を実施
=第1回日米海保機関合同訓練「SAPPHIRE」=

◇グリーン化議論、ウクライナ交通復興支援も
=国際交通フォーラム、交通大臣会合2024=

◇福島駐パナマ大使、次期外相と海運等で意見交換

◇海自、ミクロネシア海警と初の親善訓練

◇SIDS会議、日本は海保機材供与等の協力方針

◇日EU水素ビジネスフォーラム、6月3日に

【造船・舶用】
◇2025年1月1日付で住重特機サービスの事業承継
=住友重機械工業、防衛装備品関連事業を一貫で=

◇「性能」「構造」「艤装」「環境」「DX」で15テーマ
=常石造船、広島大学と共同研究成果報告会=

◇DX銘柄2024で「DXグランプリ」を初受賞
=三菱重工、燃料転換や「ΣSynx」等の取組評価=

◇デュアルナビ自律航行システムの実証に成功
=インド船級協会、MDLと共同で認証を取得=

【シッピング・フラッシュ】
◇神戸市の神戸ビーフディナークルーズ等
=観光庁、インバウンド推進事業244件決定=

◇国交省、鉄道輸送統計2月分

◇国交省、航空輸送統計速報3月分

◇国交省、R6年度第1回総合職・技術系選考試験

◇国交省、民間提案型官民連携モデリング事業

◇笹川平和、国際女性デー「デジタルとジェンダー」

◇国土交通省、人事異動(31日付)

2024年5月30日

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MAAP・2024年度第1期卒業式 恒例のハットトス

◇日本商船隊クラス45名、世界の海へと船出へ
=JSU/IMMAJ/AMOSUPら日欧比労使が参列=
=MAAP・2024年第1期卒業式、航機計157名=

フィリピンの優秀な新人船舶職員45名が今年もまた、新たに日本商船隊に乗り組み、世界の海へと船出する。
 日比の国際船員労使4者(全日本海員組合/JSU、国際船員労務協会/IMMAJ、比国船舶職員部員組合/AMOSUP、日比船員配乗代理店協会/PJMCC)および欧州等を中心とした船員雇用者の団体である国際海事雇用者評議会(IMEC)等、日欧比等の国際船員労使らをボードメンバーに、各国船主団体等が協力し、AMOSUP が運営主体となる『アジア太平洋海事大学(MAAP)』が23日、比国バターン州マリベレス市/カマヤ・ポイントの現地で、2024年度第1期生卒業式を挙行した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇留学生対象に日本語力向上と志望動機の伝え方等
=商船三井、東川日本語学校で就活セミナー=

◇ケニア人技能実習生受入の現地事務所担当者が来日
=商船三井、企業視察やケニア大使館訪問等=

◇人事評価・リスク管理枠組みがNK認証を取得
=Bigyellowfish、船員の福利厚生向上へ=

【不定期船】
◇ケープ、再び下落に転じ21,633㌦
=航路平均用船料、パナは2営業日続落=

◇バンカー価格、VLSFOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇金子代行「物流効率化に倉庫が果たす役割大きい」
=「DX/GX予算・税改確保、外国人材活用」等盛る=
=自民党物流倉庫推進議連・総会、緊急決議を採択=

◇15%増で9ヵ月連続増、運賃も高騰
=韓国・アジア域内航路、4月荷動き量=

◇待機コンテナ船57隻-139,984TEUで低水準
=AXS-Alphaliner、ピークシーズンの早期到来で=

◇前年同期比9.0%増の1億403万TEUに
=中国交通運輸部、1~4月累計コンテナ取扱量=

◇シンガポールの港湾混雑が危機的水準に
=LinerLytica、最大7日・450,000TEUが待機=

◇齋藤経産相が「GLP ALFALINK流山」を視察
=日本GLP、庫内オペレーションや共用施設等=

◇自民党物流調査会が「GLP ALFALINK流山」視察
=日本GLP、物流「2024年問題」の課題解決へ=

◇「BCAOアワード」事業継続部門で優秀実践賞
=日本GLP、不動産デベロッパーで初=

【海事政策・労務】
◇日本商船隊クラス45名、世界の海へと船出へ
=JSU/IMMAJ/AMOSUPら日欧比労使ら参列=
=MAAP・2024年第1期卒業式、航機計157名=

◇グリーン化へ、持続可能な慣行・協力を模索
=「共に環境に優しく」新技術・燃料等の重要課題で=
=ASA、官民トップ「2024年国際海運フォーラム」=

◇「問題意識に大きな齟齬なし、ある程度共有」
=海谷海事局長、海技人材あり方検・各委員間に=
=養成機関等の応募者増へ「多角的アプローチを」=

◇11月の香港海事週間でハイレベル・サミット開催
=ICS、香港政府と協力・対話促進で合意=

◇メタノール給油とカーゴの同時オペレーションに成功
=星港MPA、X-press Feeders・GET・PSAの3社共同=

◇港湾局「日本港湾は保安対策を高レベル保持」
=USCGがIPSPで東京港・釧路港等を現地調査=

◇「阪神~北海道:上り下り」等が70%未満
=海事局、中長距離F等トラック積載率動向1Q=

◇日米連携、PCGの能力向上を支援
=海保MCTら制圧訓練等で指導=

◇東京6月9日/大阪6月15日/広島6月16日
=外航日本人船員確育スキーム、合同面談会=

◇RORO旅客船の火災安全対策やSTCW-F改正等
=海事局、IMO/MSC108の審議概要報告=

◇職員2名が出席、STCW-F改正等の議論を主導
=JMETS、IMO/MSC108の審議に貢献=

◇第2回日中輸出管理対話、関心事項を議論

【造船・舶用】
◇受注4隻-9.9万GT、竣工22隻-73.7万GT
=国交省、令和6年4月分造船統計速報を発表=

◇三井E&S、次世代燃料技術・製品等紹介
=6月3日~7日「Posidonia 2024」出展=

◇6気筒500kWクラス水素専焼エンジンを開発
=MHIET、水素供給設備完成で実証試験開始=

◇東邦ガス向け商用第1号「メタネーション標準機」
=IHI、国内初・e-メタンを都市ガス原料に利用=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=新笠戸ドック、“BLUE NEPTUNE” 竣工=

◇ポストパナマックスバルカー「蒼龍丸」引き渡し
=新来島サノヤス、載貨重量88,000MT=

【シッピング・フラッシュ】
◇「IACS規則の改正」プログラム
=スターマリンPR、シンガポールセミナー=

◇ゆりかもめ、8月から全線・再エネ100%電力で運行
=FIT非化石証書活用・年間約9,040㌧のCO2削減=

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果27日分

◇JOGMEC、天然ガス・LNG月次レポート5月

◇都港湾局、実証中事故のバスの運行再開

◇川崎重工、組織改正と人事異動(6月1日付)

2024年5月29日

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日本唯一のCTV操船シミュレータ(於「風と海の学校 あきた」)

◇曽我社長「訓練に加え地域の魅力発信でも人流を」
=佐竹知事「先進産業の体験で生徒に希望もたせる」=
=日本郵船、「風と海の学校 あきた」開所式=

日本郵船は28日、日本海洋事業と秋田県男鹿市に設立した洋上風力発電総合訓練センター「風と海の学校 あきた」の開所式を執り行った。曽我貴也・代表取締役社長は「4月1日にスタートしてからすでに数十名を受け入れ、好評を得ている。訓練だけでなく、秋田県の魅力を絶賛する声も多い」と述べ、単なる訓練施設にとどまらず、地域の魅力発信を通じた人流創出、地方創生にも貢献できる施設だと強調した。また、佐竹敬久・秋田県知事は「男鹿には就職先が少ないのが現状だが、洋上風力という先進産業に触れる機会を作ることで、生徒たちも地元の未来に希望を持てるようになるのではないか」と期待を述べた。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇曽我社長「訓練に加え地域の魅力発信でも人流を」
=佐竹知事「先進産業の体験で生徒に希望もたせる」=
=日本郵船、「風と海の学校 あきた」開所式=

◇デジタル技術を用いてビジネスモデルを抜本変革
=日本郵船、経産省「DX銘柄2024」に6度目選定=

◇「FOCUS」安全運航/「PLUS」業務創出を評価
=商船三井、経産省ら「DX注目企業2024」に選定=

◇ポータブル水再生・水循環型手洗スタンドを寄附
=MOL PLUS、7自治体にWOTAシステム現物で=

◇能登地震罹災者等に運賃割引、被災地復旧に貢献
=商船三井さんふらわあ、海事局長が功労者表彰=

◇「飛鳥Ⅲ」船内装飾の日本画約30点の展示会
=郵船クルーズ、湯河原美術館で6月28日から=

◇「10年間で500億円のDX推進予算確保」等
=三菱倉庫、「DX銘柄2024」昨年に続き選定=

◇ネット網構造改革・低環境負荷SC構築等評価
=ヤマトHD、経産省ら「DX注目企業」に選定=

◇サービス強化/業務効率化/基盤進化等を評価
=SGHD、経産省「DX銘柄2024」に3度目選定=

◇従業員 130 名超、関東と関西で植樹活動等
=プロロジス、一斉ボランティア“IMPACT Day”=

◇「IACS規則:船舶の安全・セキュリティ向上」
=スターマリンPR、6月20日に星港セミナー=

【不定期船】
◇「今後の予測不可能」、不安定な状況への備えを
=地中海のアフラマックス・トレードを分析=
=米ポテン、2018年以降の運賃変動激しく=

◇カリブ海油濁事故の関係船舶、別件拿捕が判明
=トリニダード・トバゴ、アンゴラ政府と連携=

【コンテナ・港湾物流】
◇158万1,499TEU と前年比4.6%増
=7ヵ月連続増、1~4月累計16%増=
=海事センター、北米往航荷動4月=

◇47.5万TEU▲5.4%、2ヵ月連続減
=海事センター、北米復航荷動2月=

◇1.4%増の144万1,952TEUと13カ月連続増
=第1Qは前年同期比7.7%増の409.5万TEU=
=海事センター、アジア発欧州向け荷動3月=

◇3月は前年比8増、1Qは9%増に
=海事センター、アジア域内荷動き=

◇3月は往航▲1.8%・復航▲16.2%
=海事センター、日中コンテナ荷動き=

◇SCFI前週比7.2%、4週間で52%急騰
=先週の中国輸出コンテナ輸送市場=

◇全航路で上昇、アフリカ航路は急騰
=先週の釜山発輸出コンテナ運賃指数=

◇前年同期比2.5%増の約452万TEU
=台湾主要4港、1~4月コンテナ取扱量=

◇Gram Car Carriers株式公開買付開始
=MSC、総額7.28億㌦・年内には完了=

◇各種貿易PFとの連携の最新動向と活用方法
=港湾局、6月28日「Cyber Portセミナー」=

◇DC部門が「TKW1」2棟目キャンパス起工
=日本GLP、需要増で事業拡大・26年6月竣工=

【海事政策・労務】
◇紅海危機・船員の権利保護・持続可能性等で議論
=ASEAN船協ハートト会長を次期ASA会長に選出=
=ASA総会、クック諸島が加入も豪MIALが脱退=

◇「#SafetyTipsAtSea」で安全確保への取り組み紹介
=IMO、6月25日「船員デー」で写真投稿キャンペーン=

◇6月24日~28日に「安全乗船週間」
=パナマ運河庁、全船舶で乗船設備の検査=

◇「タンボボ湾の浚渫は港湾運営に不可欠」
=比、東ネグロス~ミンダナオのRORO船利用へ=

◇松浦造『M-ship』ベースの省エネ高性能船舶開発
=海事局が事業基盤強化計認定、計33G・51社に=

◇紅海現状とBIMCO戦争危険条項等プレゼン
=ジャパンP&I、INTERCARGO半期総会で=

【造船・舶用】
◇非常用曳航設備の搭載義務化でSOLAS改正等
=5つの条約・規則改正採択、統一解釈の承認等=
=NK、IMO/MSC108審議速報を発表=

◇伸長事業にリソース集中、防衛は3割増員
=2026年度売上5.7兆円へ、投資は1.2兆円予定=
=三菱重工業、「2024事業計画」で事業遂行力強化=

◇新燃料対応過給機等を出展、プレゼンも2件
=MHI-MME、6月3~7日「Posidonia 2024」=

【シッピング・フラッシュ】
◇日EU/EPA議定書データ流通規定7月1日発効

◇国交省、R6年度共創・MaaS実証PJ事務者公募

2024年5月28日

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国際海事機関・第108回海上安全委員会(IMO MSC108)

◇フーシ派の船舶攻撃『違法かつ不当』と停止要求
=“Galaxy Leader” 拿捕以降で初の機関的非難決議=
=IMO/MSC108、全加盟国に武器等の供給防止義務=

国際海事機関 (IMO)は15日~24日、「第108回海上安全委員会(MSC108)」を英国ロンドン本部で開催した。23日に採択した決議の中では、紅海危機を大きな課題として議論の中心に据え、フーシ派に対し、船舶への攻撃は『違法かつ不当』として、紅海とアデン湾を通峡する船舶・船員に対する攻撃を直ちに停止するよう要求。IMO加盟全176ヵ国に対しては、国連の武器禁輸措置に基づき、フーシ派への武器・関連物資の直接的または間接的な供給を防止する義務があることを強調した。今回の非難決議は、昨年11月に自動車船 “Galaxy Leader” が拿捕されて以来、IMOが機関的に採択した初の決議となる。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇バイオ燃料長期使用試験航海、VLCCで初実施
=日本郵船、3ヵ月間で安全性・安定調達等を検証=

◇ネステ精製のSAF、シンガポールで初船積み
=NYK Bulkship (Asia)、北米空港に納入予定=

◇風力推進補助装置、新たに7隻に搭載へ
=商船三井、大島造船所と建造契約締結=

◇川崎汽船、船内生活・キャリアパス等を解説
=「国際海事女性デー」に女子海技学生セミナー=

◇旅客は前年同月比10%増、車両は同6%増
=長距離フェリー協会、2024年4月輸送実績=

◇2019年~2023年で再生可能製品輸出は35%成長
=ウッドマッケンジー、中国が総需要の65%以上供給=

◇ばら積み船60隻等、120隻の建造計画
=中国COSCOグループ、45億㌦投資で=

【不定期船】
◇自然エネルギー発電が急増、石炭需要にも影響
=BIMCO、中国電力網の貯蔵拡大がカギ=

◇ケープ、2営業日続伸で21,674㌦
=航路平均用船料、パナは4営業日ぶり下落=

◇バンカー価格、HSFOは全地域下落
=タンカー用船料、LR除く全船型で下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇SSE、東西・南北航路の大半で上昇
=CCFIは5.9%、SCFIは9.2%の大幅上昇=

◇総合指数2,187.5と前週比7.4%上昇
=先週のNCFI、欧州・北米はタイト継続=

◇111万1,598TEUと前年同期比6.6%増
=YSLSC、韓中コンテナ荷動き1~4月=

◇停止中の中~独「CGX」を6月再開
=ハパックロイド、西アフリカの途中寄港追加=

◇マニラ湾横断橋プロジェクトに11.4億㌦の融資
=AIIB、5時間の陸路を30~40分に短縮=

◇モロッコ、欧州燃料供給拠点となる可能性
=NPOのT&E、コンテナ船の水素燃料化で=

◇6月からCVM2、MIM Service開始
=SITC、ベトナム/マレーシアに2隻投入=

◇平澤物流センターに第3ターミナル開設へ
=KWE韓国、冷蔵・冷凍・定温庫も整備=

◇「eBL導入における法的・規制的障壁の克服」
=DCSAが報告書、ベストプラクティス等を提言=

◇1,170,780TEUと前年同月比▲4.9%減
=国交省、主要6港の外貿コンテナ個数3月分=

【海事政策・労務】
◇フーシ派の船舶攻撃『違法かつ不当』と停止要求
=“Galaxy Leader” 拿捕以降で初の機関的非難決議=
=IMO/MSC108、全加盟国に武器等の供給防止義務=

◇船協、新三級対象拡充など資格取得過程の多様化を
=海員組合、新燃料・技術「安全一義、資格要件を」=
=海事局・第2回海技人材検、海運4団体の意見ヒア=

◇プロマンらと協力・訓練等入念に、技術基準策定へ
=星港MPA、Ship to Shipで混合メタノール供給=

◇港湾当局とIMO/EUの規制動向等で意見交換
=マーシャル諸島品質協議会、キプロスで春季会合=

◇「海軍の管轄権・人権侵害への恐れが足かせに」
=DCoC/JA、EU・セーシェルの麻薬密売防止協定で=

◇鉄道・運輸機構「出資」業務追加6月1日施行
=政府、物流2024年対応法関連政令を閣議決定=

◇船舶緊急避難円滑化へ回頭能力の検証と船速等
=国総研、資料1276~1281号・研究75号を刊行=

◇IRI、紅海・ホルムズ等の最新情報改定版を発行

◇第33回日韓税関協力会議、対ロ/北制裁の実効性等

【造船・舶用】
◇「Top 100 グローバル・イノベーター」を受賞
=川崎重工、影響力・希少性評価で8度目の選出=

◇6月7日、LNG燃料RORO船の命名・進水式
=三菱造船、トヨフジ海運向け2025年1月末竣工へ=

◇7月8日~12日に「船級検査基礎パッケージ」
=NKアカデミー、今治支部で対面・6月17日〆切=

◇住友重機械工業、『技術年鑑』を発行

【シッピング・フラッシュ】
◇運総研「デジタル技術」で7月22日に物流シンポ

◇ロジテック、運輸安全・物流 DX EXPO 2024 出展

◇JOGMEC、天然ガス・LNG週次価格動向

◇Hacobu、きょう物流関連2法の説明セミナー

◇日本郵船、人事異動(6月1日付)

2024年5月27日

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自民党港湾議連総会 森山会長

◇森山会長「予算確保へ港湾の将来に責任を持つ」
=国際競争力強化・SC強靭化等6本の決議を採択=
=自民党港湾議連総会、きょう財務省に緊急要望=

自由民主党は24日、東京・永田町の党本部で港湾議員連盟の総会を開催し、決議「経済と国民生活を支える港湾整備・振興に関する緊急要望」を採択した。物流革新、デジタル化、脱炭素社会の構築、自然災害の激甚化対応─等、港湾を取り巻く諸課題を挙げた上で、港湾の整備・振興に要する予算規模の確保を政府に強く求めた。冒頭挨拶に立った森山裕会長は、港湾は物流に果たす公共インフラであることを指摘した上で、「港湾予算は思い切った対応をしないと大きな影響が出てくる。今年はさらに頑張っていきたいという強い気持ちを持っている。来年度予算(の確保)、港湾の将来に責任を持っていく」等と述べ、令和6年度港湾関連予算の確保に、議連として全力を挙げる考えを示した。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇世界初、既存船へのウインドチャレンジャー搭載へ
=電源開発の石炭輸送船「黒滝山丸Ⅲ」に=
=商船三井、2025年後半予定・30年までに25隻=

◇海上気象観測通報優良船として気象庁長官表彰
=商船三井、“ESSHU MARU” と “SUZU-KASAN”=

◇2025年、「飛鳥Ⅱ」最後の世界一周クルーズ実施
=郵船クルーズ、横浜・神戸発着で103日間=

◇6月3日に「飛鳥Ⅱ」船内で日本文化発信イベント
=郵船クルーズ、元文化庁長官が人間国宝2名と鼎談=

◇完全管理型接続サービス「NexusWave」を提供開始
=インマルサット、複数の高速ネットワークを統合=

【不定期船】
◇ケープ、反転上昇もほぼ横ばいで21,429㌦
=航路平均用船料、パナは3営業日続伸=

◇バンカー価格、VLSFO/MGOは全地域下落
=タンカー用船料、VLCCのみ下落=

【コンテナ・港湾物流】
◇総合指数4,072㌦/FEUと5週連続上昇
=先週のDrewry運賃指数、前週比16%上昇=

◇首位MSC、マースクとCMA CGMは逆転可能性
=Alphaliner、コンテナ船腹量世界トップ100=

◇中古40’ HCコンテナが2ヵ月で88%の高騰
=Container xChange、中国コンテナ市場調査=

◇2023年の船舶喪失数26隻、前年比3割超減
=独アリアンツ、大型船事故分析レポートを発行=

◇前年同期比18.2%増の295万TEU
=メキシコ港湾コンテナ取扱量1~4月累計=

◇Fort Mcahenry制限水路の終日通航を許可
=ボルチモア港、コンテナ船 “Dali” 撤去完了で=

◇需給ひっ迫でピークシーズン前倒しを予測
=Wan Hai Lines、余剰船腹は19万TEU=

◇ベトナム~ウラジオストクで50,000TEU超輸送
=FESCO、FVDL運営の2年間・3隻が就航=

◇加州南部に全米最大EVステーション
=Maersk・プロロジス、共同開設=

◇国立大・公共事業省で約100名にコールド物流等
=国交省、佐川から講師招きラオスで物流集中講義=

◇東北圏初の同社物流施設事業、防災力向上
=三井不動産「MFLP仙台名取Ⅰ」竣工=

【海事政策・労務】
◇森山会長「予算確保へ港湾の将来に責任を持つ」
=国際競争力強化・SC強靭化等6本の決議を採択=
=自民党港湾議連総会、きょう財務省に緊急要望=

◇海事局、JMETS入試に「第2志望制度」導入へ
=第171回船員部会、海員組合の「定員割れ」指摘に=

◇複数回の是正指導「事業者名の公表」検討も
=船員部会、海員組合が船員派遣監査で問題意識=

◇「京浜・阪神港の集貨強化、港湾整備体制強化も」
=稲田港湾局長、R6年度重要港湾管理者主幹会議=

◇安全管理システムの内部監査で新章を追加等
=ICS、『ISMコード適用ガイドライン』第6版=

◇有害廃棄物の海洋投棄保護へ、マダガスカルで
=IMO、ロンドン議定書の完全実施へ国内WS=

◇15のイノベーション創出機会を紹介
=星港MPA、30日に「SPC 2024」発表会=

◇DCoC/JA事務局、海上安全保障の協力強化で会談
=EUNAVFOR、UNITAR、USCGが表敬訪問=

◇海事調整グループを招集、日本はボートを寄贈
=駐ケニアEU代表部、DCoC/JAの活動の一環で=

◇船員派遣事業、累積447者・有効許可315者に

◇7月10日に第10回JMCセミナー、自動運航船

【造船・舶用】
◇流体設計分野を増強、造船以外の領域参入も視野
=三井E&S造船、昭島研究所の全株式を取得=

◇次世代海洋エンジニア会二期生の第1回交流会
=日舶工、アイデアソンや船内見学等に44社57名=

◇高速道路逆走・誤侵入検知警告システムを社会実装
=IHI、名古屋高速で運用開始・交通管制室と連携=

◇大島造船所、長崎県と造船関連産業振興で連携協定

【シッピング・フラッシュ】
◇総輸送量24,309千㌧と前年同月比5.4%減
=国交省、内航船舶輸送統計月報2月分=

◇海さくら、6月1日に第200回海ごみ拾い

◇笹川平和、第3回現代中東若手研究会

2024年5月24日

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2024港湾春闘・第5回団交が行われた東京港芝浦サービスセンター

◇2024港湾春闘妥結、26日の24時間スト解除
=「月1回の日曜不稼働」、中央労使で継続協議=
=地区では「個人希望日の月1回日曜休日」試行=

2024年港湾春闘が23日、妥結した。全国港湾労働組合連合会、全日本港湾運輸労働組合同盟と日本港運協会が同日、第5回中央団交を開催し、仮協定書に調印した。港湾労組は同日、26日(日曜日)の始業時から実施すると業側に通告していた24時間ストライキの解除を各地区に通知した。今次港湾春闘で最大の争点となっていた港湾労組要求の「月1回の日曜日不稼働」については、港運中央労使による専門委員会(賃金・労働時間問題専門委)で継続協議していくことを確認。他方、中央協議と並行し、各地区では、地区労使による専門委員会を設け、同委への実施状況報告等を前提に、港湾労働者個々人の希望に応じて、月1回の日曜休日を指定する取組みを試行していく。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇インドのセンチメント向上、パキスタンと逆転
=バングラデシュはコスト上昇に懸念=
=GMS、5月第3週のスクラップ買取価格=

◇各職能力要件を定義、要件達成へ訓練・評価指針
=川汽船管3社、船員能力管理システムをNK認証=

◇アンモニア燃料船、LRのAiP取得
=Seaspan、次世代フィーダー船設計で=

【不定期船】
◇バンカー価格、HSFOはロッテルダムで98㌦下落
=タンカー用船料、VLCC・スエズマックスは上昇=

◇Pタンカーがニューオーリング近海に油廃棄
=米司法省、船主・運航会社・船長に罰金200万㌦等=

【コンテナ・港湾物流】
◇2024港湾春闘妥結、26日の24時間スト解除
=「月1回の日曜不稼働」、中央労使で継続協議=
=地区では「個人希望日の月1回日曜休日」試行=

◇63,171TEUと前年同月比17.7%増
= Datamyne、日本発米国向け荷動き4月=

◇アジア/地中海のT.T.平均39%増加
=紅海危機による喜望峰経由への変更で=

◇外船コンテナ3社に初の共同トップセールス
=国交省/YKIP/阪神国際港湾、戦略港湾政策推進へ=

◇港湾ターミナル取扱量増、「安定・上昇」
=COSCO市場見通し、2024年コンテナ市況=

◇海上輸出、EU・米東岸を除き増加
=KCS、4月の韓国輸出入貨物費用=

◇NXディーラーサポートサービス開始
=日本通運、パーツ配送と特定信書便=

◇ロイヤリティプログラムSEA REWARD拡大
=CMA CGM、米州全域・北・西アフリカに=

【海事政策・労務】
◇海事教育訓練の学術ワークショップ実施盛り込む
=アンディーク大学視察で専門家が評価と助言=
=比MARINA、国際海事大学連合と覚書を更新=

◇ガボン・エスワティニをFOCリストに追加
=ITF、トンガ削除で総数43に=

◇グリマルディ会長、名誉賞を受賞
=ICS、ESGシッピング・アワードで=

◇IMO加盟国監査スキームで省庁間技術作業部会
=比MARINA、根本原因分析と是正措置計画を検討=

◇STCW証書の認定促進、海事教育等の協力強化へ
=比MARINA、サウジアラビア代表団と会談=

◇船員証明書の相互承認で2006年協定を改定
=比MARINA、カタール運輸省とMOU=

◇紅海危機・海賊行為への介入で協調的努力
=DCoC/JA、国連安保理決議の採択を歓迎=

◇日・米・韓『初』の海保合同捜索救助訓練
=6月6日に丹後半島北方海域で、連携強化へ=

◇海自と連携、救助資機材を活用し漂流者救助訓練
=海保MCT、マーシャル海保職員の能力向上支援=

◇「ダイキン/下関三井化/活材ケミ」69.2%排出削減
=海事局、R5年度海運モーダルシフト大賞=

◇海運64社・1独法参加、企業説明会でマッチング
=国交省、6月10日「めざせ海技者セミナー東京」=

◇6月1日に「コスプレ de 海ごみゼロ大作戦 2024」
=日本財団/環境省「春の海ごみゼロウィーク」で=

◇経産相、尼・越閣僚とAZECエネ移行協力で一致

【造船・舶用】
◇“WAN HAI 371” 引き渡し
=JMU津、3,055TEU型コンテナ船=

◇64,000DWT型ばら積み船を引き渡し
=南日本造船、“AMIS YOUTH” 竣工=

◇経常3,000億円・純利170億円・配当12円を予想
=三井E&S、三井海洋開発株式の引受価額決定で=

◇2周波対応で堅牢性強化、時刻同期用GNSS等
=古野電気、日本最大級の無線通信展「WTP」出展=

【シッピング・フラッシュ】
◇生分解性プラの海洋分解微生物20株の提供開始
=NITEバイオTC、海洋プラゴミ深刻化を背景に=

◇国交省、27日に第6回グリーン社会実現本部

◇都港湾局、実証走行中のバスで接触事故

◇ゆりかもめ全駅でタッチ決済、24年度導入へ

◇飯野海運、人事異動(6月26日・8月1日付)

2024年5月23日

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デジタルツインプロジェクト

◇海運へのデジタルツイン導入、2025年運用開始へ
=船社・造船所間のデータ共有、多くの有効性確認=
=NAPA、MTI・MOL・今治造船・JMUらと共同=

NAPAは22日、日本の造船会社、海運会社間の安全なデータ共有フレームワークを構築し、船舶のライフサイクル全体を見通したデジタルツインの利用推進を目的とした業界横断型プロジェクトでフィージビリティスタディ(FS)を実施し、多くのユースケースとその有効性を確認したと発表した。同プロジェクトには、海運会社としてMTI、商船三井、丸紅の3社、造船会社として今治造船、ジャパン マリンユナイテッド(JMU)、臼杵造船所の3社、船級協会として日本海事協会(NK)が参加。今後、新たなプラットフォーム開発とともに、商業利用を念頭に、実践に向けた新たなビジネスモデルを開発し、海運へのデジタルツインの2025年導入・運用開始をめざす。

Table Of Contents 目次

【企業・経営】
◇海運へのデジタルツイン導入、2025年運用開始へ
=船社・造船所間のデータ共有、多くの有効性確認=
=NAPA、MTI・MOL・今治造船・JMUらと共同=

◇郵船・小泉脱炭素G長、脱炭素戦略を講演
=ADB「アジア太平洋輸送フォーラム」初参加=

◇秩父・長瀞町で少花粉杉の苗500本を植林
=飯野海運、東京都の水源保全・大栄不動産と合同=

◇利益還元機会充実へ、9月に中間配当基準日新設
=共栄タンカー、1株20円の剰余金配当を決議=

◇売上高14%増・当期利益9,200万㌦
=ZIMの1Q業績、増収で黒字転換=

◇サウジ最大規模の風発案件、本邦企業の参画初
=丸紅・SPPC、風力発電事業売電契約に署名=

◇共栄タンカー、役員人事(6月27日付)

◇NSユナイテッド海運、期末配当150円を決議

【不定期船】
◇JERA向け新造LNG船7隻目の長期定期用船契約
=商船三井、サムスン重工建造・2026年竣工予定=

◇ケープ、3営業日ぶり下落で22,015㌦
=航路平均用船料、パナは7営業日ぶり上昇=

◇バンカー価格、HSFO/MGOは全地域上昇
=タンカー用船料、スエズマックスのみ上昇=

【コンテナ・港湾物流】
◇北米向け40%・欧州向け50%上昇
=FBX、需要増で船腹逼迫・4月末比=

◇Maersk、NZのKotahiとの長期契約を更新
=2034年12月まで、NZ海上輸出で協力=

◇145万6,241台と前年同月比12.0%増
=米国内インターモーダル輸送量4月=

◇すべての港湾・内陸デポが稼働停止に
=SC Ports、システムトラブルの復旧遅延=

◇輸入品の事前技術検証/電子請求システムを導入
=比大統領が命令に署名、輸出国で認証会社が検査=

◇インフラ整備補助金を含む法案が成立
=バイデン大統領、空港貨物の混雑解消へ=

 

【海事政策・労務】
◇国際油流出会議に参加、FSO “SAFER” 事例を紹介
=IMO、南米代表に参加資金援助・研修コースを推奨=

◇「Safe Horizons:海上安全の未来を形作る女性たち」
=IMO、「国際海事女性デー」記念シンポジウム=

◇モーリシャスのシャムロル海運開発部長らが祝意
=DCoC/JA署名国、国際海事女性デーで主導=

◇紅海危機への対応協議、DCoC信託基金への支援も
=IMOドミンゲス事務局長、DCoC/JA署名国と会談=

◇「船員に必要な能力が根本的に変わる転換期」
=海事局、第1回海技人材の確保検討会・議事概要=

◇海運業界・有識者ヒア、今後のスケジュール等
=海事局、あす第2回海技人材の確保あり方検討会=

◇水素アンモ/クリーンエネグローバルSC構築へ協力
=日サウジ首脳会談、増産含め原油市場安定化主導を=

◇国際海上貨価額3月、輸出6.6・輸入6.5兆円
=国交月例、外貿コンテナ輸出2月は前年比▲3.6%=

◇気候変動に対する港湾の効率的な施設整備等
=国総研R6年度研究、相対的重要性を把握=

◇2ヵ月ぶり貿易赤字、▲4,625億円
=輸出入額とも4月として過去最高額=

◇経済安保・GX実現の観点から原子力活用を推進
=日米閣僚級、技術・人材育成面等で協力深化も=

◇交政審あす第171回船員部会、船員派遣フォロー等

【造船・舶用】
◇日本ガイシと膜分離脱水システムの共同開発へ
=三菱重工、バイオエタノール・e-メタノール製造=

◇回答状況89.9%に、造船業は78.9%
=基幹労連、AP24春季取り組み回答状況=

◇『極低温断熱材熱特性選定ガイド』発行
=KR、液化水素運搬船の断熱システム等紹介=

【シッピング・フラッシュ】
◇ツネイシHR、「しまなみビレッジ」Webサイト公開

◇エネ庁、燃料油価格激変緩和効果20日分

◇日ハンガリー、原子力協力強化で覚書

◇笹川平和、6月17日「多文化共生社会・多様な教育」

◇笹川平和、日中佐官級交流・相互理解と信頼醸成

2024年5月22日

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北拓北九州支店の敷地内に設置された訓練施設

◇国内初、O&M特化の実践的な訓練設備竣工
=トランジションピース使用で特有リスク想定=
=商船三井・北拓、洋上風力発電の人材育成へ=

商船三井及び北拓は21日、北拓北九州支店の敷地内に建設した洋上風力発電の運用及びメンテナンス(O&M)に特化した訓練設備の竣工式を執り行った。これまで、風力発電に関する訓練設備では、安全訓練を主